ドラマ・時代劇

2017/06/19

おんな城主直虎第24回-「直虎の覚醒?そしてあの『御大』もついに初登場!!」

案の定と言うか、SMAPは裏切り者とされている「あの人」以外の4人の内、中居氏以外は新事務所を立ち上げた飯島三智氏についていくらしいですが、独立後2年はテレビに出れない暗黙のルールがあるらしい。このおんな城主直虎の主役、柴咲コウ氏も結局スターダストに戻った様だし、同じく女性大河の主役を務めた井上真央氏も結局岸部一徳氏らと同じ事務所所属となったらしいけど・・・・・・・・・SMAPメンバーも決して不祥事とも無縁でもなく、色々良くない話も聞いていますが、4人ともこれからも頑張ってほしいです。

それはともあれ、第24回です。正社員登用を断った龍雲丸は今後もピンポイントで直虎らに絡む事になるのでしょうが、何で彼ももっと早くこういう面も前面に押し出さなかったのですかね。祖母が病気がちになってやっと本気モードになった氏真、武田領への塩止めは方久が上手く利用した等いつも通りしたたかに立ち回っていた様ですが、婚姻政策で領国支配の引き締めを図った様です。

井伊谷からその婚姻者として選ばれたのは新野親ノリ(変換できず)の三女、桜でしたが、婚姻をどの様に利用するか?政次とも過去のわだかまりもすっかり乗り越えて話し合っていたけど、女戦国大名として知略もめぐらす様になったと言うか、成長が感じられた話でもありましたね。で、その桜の結婚相手はゴーカイブルーでもある庵原朝昌で、話は先走るけど、氏真が国を失った後は家康をいじめた事もあった孕石元泰(主水、しかし、鷹による害等どうやら彼に一方的に非があったわけでもなかった様である)同様武田氏に仕えた・・・・・・・という事は一時直虎らとは敵味方に別れてしまっていたんですね。その後転職を繰り返して、一時は直政の側近にもなったらしいですが、前述通りの事情では袂を分かったのも無理なかったか。結局また直政の元に戻ったらしいですが、何だか藤堂高虎を彷彿とさせられる様な生き様でしたね。で、大坂夏の陣でも活躍して、給料も倍増してもらって、子孫は代々家老として仕え、自身も島原の乱まで見届けるほど長生きした等波乱万丈ながらも勝ち組となった様ですが、この頃の彼には直虎の器量を見抜いた等人を見る目はあっても、そんな後年の立ち回りを予感させられる様なものは感じられない、実直な若武者・・・・・・と言うか、1556年(弘治2)生まれという事は、この頃まだ12、3歳で現代なら小学校6年生ぐらいだよね?

まあ毛利元就でも、大内義興が死んだ時点でまだ7歳だった陶隆房(後の晴賢)も子役使わないでいきなり陣内孝則氏を登場させた事がありましたが、どうやら藤原秀郷裔説を採った様である朝昌はまたあの太原雪斎とは一族でもある等氏真の本気っぷりが改めて伝わります。その一方で満足に働けなくなったとの理由で引退しようとしたたけを直虎が自ら追いかけて引き留めた事もありましたが、中年女性が一人で歩けるか?山林の中を。龍雲丸一味は別として、盗賊らに襲われたらどうするんだ?こういう時にこそ直之とか誰か護衛についてやれよとも突っ込みそうになったけど、結局は姪の梅が代わりに仕える事になって、容姿も良く似ていたから違和感とかとは無縁でした。

そして直虎らとの対比付けとして家康&瀬名の動向も久々に描かれていて、さらに・・・・・・だったのも今回のポイントでした。何とか三河一向一揆のピンチも乗り越えて次は武田と独自の婚姻関係を結んで、同盟相手の信長に対する自らの発言力を強めようとした家康でしたが・・・・・・・・

ロッキード事件も自分らよりも先に中国と正式に国交を結んでしまった、アメリカによる田中角栄潰しな説もあるらしいですが、建前は同盟関係でも実質後者が前者に従属していた信長と家康の関係は戦後の日米関係と重なり合うものも感じられましたね。桶狭間で初登場かと思いきや、まだお預けで今回漸く初登場した信長ですが、要するに「お前は黙って従って、俺の思う通りに動いていればいい!!そうすればおこぼれに苦労しなくても与かれるのだから余計な事はしなくていいのだ!!」と釘を刺した様で、家康のビビりぶりは配役が阿部サダヲ氏だけになおさら滑稽に感じられましたね。(笑)

人間勝手なもので、現在の嫌な所と過去の良い所を比べたがる
もので、今川に従属していた頃を懐かしんでもいた様ですが、前述の元泰との件も家康にも落ち度があった様だし、実際また話は先走るけど、晩年は駿府に住んでいた。嫌な思い出ばかりなら確かにそんな事しないよねですが、一皮むけていった直虎と比べるとこちらはまだ気苦労を感じていて、現代の中間管理職の悲哀も彷彿とさせられる様でしたね。まあ残酷な面も多々あったけど、実際本宮ひろ志先生の「夢幻のごとく」でも直接対決した事もあった、同時代の支配者でもあるイワン雷帝(なんせスターリンも自分のお手本にしたほどだったし)に比べれば信長なんてまだ羊でしょうでもあり、信康と五徳の結婚も描かれていましたが、瀬名&信康の後の悲劇もまあ一般に良く知られている、五徳のチクリで発覚した武田勝頼との内通説を採るのでしょうね。この説は既に桑田忠親氏(晩年には集英社刊世界の伝記「徳川家康」でも解説を担当している)らにも否定されていますが、どうなるのかな?


今回はまあ良かった方だったと思います。海老蔵氏も、まあ今回の信長は所詮脇役で、有名戦国武将なら家康や晴信(信玄)&勝頼親子の方が直虎らに絡んでくると思われるけど、思ったよりは演技上手かったし。本業の歌舞伎もあまり上手くはないらしいですが、大河主役経験者でもあるし、そうした経験も活かして少ない出番でも信長らしい魅力とか見せ場を作ってほしいものです。視聴率はここ数話12%台な様ですが・・・・・・・・・・

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2017/06/12

おんな城主直虎第23回-「龍雲丸はうざいクレーマーも撃退して正社員登用実現か?」

今度のフジ月9は篠原涼子氏が主演らしいですが、高校中退の中年女性が市議会議員を目指して頑張る政治ものの話で、共にジブリアニメでの声優経験もある高橋一生氏も石田ゆり子氏と並ぶ2番手として出演予定らしい。同じ月9で、個人的に現時点ではこの枠最後の良作であるいつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(高橋氏もあの嫌な先輩役で普通に良かったけど、個人的に最優秀助演賞をあげたいのは西島隆弘氏である)では4・5番手だったのがホント出世したよねだけど、頑張る女性主人公政治家のライバル格な役柄なのもこの直虎と似てますよね。貴族探偵よりは面白そうだけど、何度も指摘してきた通り近年世界のいくつかの国で女性政治家のダメっぷりが目立つ中で・・・・・だから皮肉でもあるし、放送中に衆議院総選挙の可能性も指摘されるだけにどうかなあでもありますね。

それはともあれ第23回ですが、手下達共々林業開発担当員として入社した龍雲丸、あくまで臨時有期社員としての入社でまだ正社員ではなかった様ですが、正社員登用の為の試練だったのでしょう。近藤康用が御本尊盗難の件でクレーム付けてきて、直虎らに対する態度も尊大とロケット団風に言えばまさに「やな感じーーーーーーー!!」でしたが、まあもう前回の予告の時点でどうなるかは大筋は読めました。南渓和尚と政次の立ち回り(龍雲丸も前者と連携していた)で康用に一泡吹かせて、それなり以上にはカタルシスはあったのですが・・・・・・・・・後者はまだまだ直虎に対して恋心も捨てきれずにいたのか意味深な表情を浮かべたシーンも今回も見られましたが、「佞臣に見えて実は誰よりも家の未来を考えていた良い人」に描くのはまあ良いにしても、実際の末路についてどう解釈するつもりなのですかね?これだと家康が悪者になっちゃうぞ?風邪をひいて咳込んだシーンも見られたけど、これも何か後々重要な伏線になるのでしょうか?

康用も康用で、子孫は旗本としてそのまま地元に領地を得たらしいけど、wikiによればこの頃歩行すら困難になっていたとか?本作でのイメージとは随分違うよねでもあるけど、どうせうざいクレーマーポジも作るのなら、直政とは実際仲悪かったらしい息子の秀用の方がしっくり来るかも?ですね。でもそれじゃあ直之とキャラ被ってしまうかもでもありますか。その直之も、龍雲丸と一定以上打ち解けていた様子も見せた等直情径行な印象も強いながらもいくらか丸くなっても来たかも?龍雲丸が終盤選んだ選択もまあいかにも彼らしいとも言えるけど、今回の一番のポイントはどうなるか大体読めたクレーマー撃退策などではなく、部分的に明かされた彼の過去だったでしょう。

そう言えばまた、同じ森下佳子氏脚本の包帯クラブでも柳楽優弥氏出ていて、主役の柴咲コウ氏と同じスターダストタレントである事(これは市原隼人氏もそうだけど)以外にもこういう過去の出演も今回の起用と無関係ではないのでしょうが、普段の言動からはあまり感じられない(武士に対する不信・嫌悪もあらわにしていた姿も見られはしたが)重い過去を抱えていて、今後こうした過去もどの様に脚色されるかです。そして次回予告ではいよいよ信長(と秀吉)が登場?正月を迎えたばかりながらも寿桂尼はまだ死んでない様だから、現時点で1568年(永禄11)1~4月の間頃なのでしょうが、もうすぐで折り返し地点に入りますね。

まだまだ有能な家臣達等の補佐が必要な直虎でしたが、一方で龍雲丸一味の無罪を信じて疑わず、龍雲丸にもそれは確かに伝わってお互いの信頼を深めた等少しずつながらも求心力を得てきている様にも見えます。大きな「山」の襲来ももうすぐですが、果たして・・・・・・・・・・・・

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2017/06/05

おんな城主直虎第22回-「龍は虎の愛しの人の代わり?酒と喧嘩と男と女」

某ニュースを目にしていたら、全日本野球協会も初めて女性理事を登用するとの話を聞きました。女子野球の普及等に寄与できれば勿論それにこした事は無く、マツコ・デラックス氏もこの件に関しては正論述べてましたが、何故能力とか一番大事なポイントを無視して割合とか人数ありきで話を進めているのか理解に苦しみます。こんな事欧州やイスラエルで言ってしまったら袋たたきにあって、堂々と表を歩けなくなるでしょうし、決してナチズムを賛美しているわけではないですが、某伍長総統閣下の「女性に優しい女性優遇国家は成長しないどころか衰退する」とか決して全くの的外れだとは思えません。

実際ドイツは既にアデナウアー政権期から芽生えてきていた様ですが、移民が増えすぎて他の欧州各国同様テロの脅威にも直面する様になったし、中国は西太后・江青がのさばってきて、それぞれ半植民地化、文化大革命でボロボロ(後者については、政治とは関係ない私怨で標的にされた人も何人もいたし)になってしまったし、アルゼンチンもエヴァとイザベルも動員したペロン主義なんか余計バラマキとかもやって階層間の対立煽って、軍事政権まで誘発しちゃって母を訪ねて三千里でもマルコの母さんの出稼ぎ先にもなっていた筈が今や中進国レベルまで没落しちゃったじゃん。(現在も副大統領が女性らしいけど、その正当性が無かったのに国政介入ってチェ・スンシルと何が違うの?早死にして過大評価されている悪例じゃんなエヴァの人気も依然根強い様では、その壁も超えられず、永久中進国であり続けると思う。これからも)

アメリカも、クリントン娘はアメリカ版小泉次男(親、または自身の所属政党が野党転落した直後に注目され始めたのも似ているけど、彼も、別に農林水産とか現在の担当業務以外の事には口出すなとは言わないけど、石破氏同様自分の都合の良い時に出てきて、尤もらしい事をどや顔で語っているから必ずしも信用できない。しかし、日本にも彼に「彼女いるんですか?」なんて芸能人との区別もついていない様な愚問した人もいるのだからやはり前述の国々の事も笑えない)なのか?ですが、日本にももう何人もそんなダメな見本いるじゃん。政治家以外にもお家騒動の大塚家具とかSMAP解散のジャニーズとかもそうじゃん。(その代表格である某都知事もホントは自分から自民離党するつもりなんてなかったのだろうけど、ますます焦っているのでしょうね。とうとう櫻井よしこ氏にまで批判されてしまいましたが、もう言えば言うほど自分の株を下げても上がる事なんてないのにどうして分からないのかね?)こういう女性逆差別を推進している連中って一体何を見ているのですか?女性達や女性だからイケメンだから有名人だからと言って特別視する連中にも問題があるとか考えないのですか?ですが、近年、それも2006年以降の大河ドラマ(功名が辻での某主演女優の旦那さんも不倫バレちゃったらしいが)もそうした現実を無視した「無理押し」という本質はこの女性幹部登用キャンペーンと全く同じです。そう言えばまた、フランスにも過去に日本を侮辱した発言した女性首相いたらしく、マクロン氏はたとえ今度の議会選手で所属政党が過半数議席取れても、それはマーガリン的フィーバーに過ぎず、文在寅氏共々期待外れに終わると軽く断言しますが、適任レベルを下げてまで女性を起用しなかったのは賢明だったでしょう。

勿論有能ならば性別にかかわらず何人でも何十人でも何百人でも起用すればいい。女性蔑視しているわけではない。しかし、そもそも身体のつくりからして違うのに平等(それも女性に都合の良い)も意識しすぎて、個人的な能力とか含む長期的な実利とか現実を無視して特別視して起用とかしたって、その尊厳とか却って女性を貶めて余計社会の不協和音とか産むだけで本末転倒、百害あって一利なしでしょで、この話については最近も突っ込んで触れたからもうこれぐらいにしときますが、直虎第22回ですね。すれ違いはありながらも漸く龍雲丸を林業開発担当員として手下達共々中途採用した井伊株式会社社長代行の直虎でしたが、最近またタカ派の軍事担当取締役な直之が嚙み付いてばかりいますね。(苦笑)これじゃあやはり女性が代表な某野党よりはいくらかマシな程度だよ下手すれば・・・・・でもありましたが、経済・商業担当顧問な方久はここでも的確なアドバイスを出した。直情的な直之よりしたたかな商売人の彼の方が普通に有能ですね。(苦笑)

この直虎について肯定的でも、「それはあくまで大河ドラマという範疇を外れた意味での面白さ」とか言っていた人を最近目にした事もありましたが、実際です。直虎は社長代行だからと言って机にふんぞり返ったりは全然せず、部下や領民達と一緒に率先して仕事頑張っていたのは良い所なのですが、28歳で無念の死を遂げた直親という欠けてきた大きなパズルの代わりを見つけた様な龍雲丸とのペア作業や、まだ彼女への恋心を捨てきれていなかった様ですがその直虎×龍雲丸が仲良くなっていった姿を見て、意味深な表情を浮かべながら目立たぬ様退散した、政治・外交担当取締役の政次の葛藤等「新・三角関係」の様相を呈していましたね。(奇しくも三浦氏と柳楽氏って誕生日も僅か10日違いな同じ平成2年生まれでもあるけど)

いくら中途採用されたからと言っても、戦いに勝って降伏とかさせたわけでもなかったし、ここまでの経緯見ても分かる通り龍雲丸は色々トラブルの種も蒔いてきたからスンナリ新入社員として馴染んだわけではなかったのも想像に難くなかった、と言うか、マキタスポーツにTKOにまえだまえだに・・・・・・・・と以前にも他にも木村祐一氏やダンカン氏も出ていたけど、お笑い枠多すぎだよ。今回はまた。

酒を飲んだ、飲んでない、博打をするな、いや俺達がしなくても他の奴らが隠れてやるとか中途採用されてもそれは変わらず、確かに直之じゃなくても何か悪い事あったら彼らを真っ先に疑ってしまうのも無理なかったけど、直虎は直之だけではなく、政次とも彼らを巡って意見対立した姿も見られた。しかし、直虎はまだまだおんな城主として経験不足だとも改めて思いましたね。龍雲丸に特別な感情も芽生えた気持ちも分かるけど、主張は綺麗事が目立ちます。この戦国乱世、いつ裏切られるか分からないのだし、もっとドライになってこっちも相手を利用しつくしてやろうとか割り切ろうよでしたが、まあいつかは分かる日も来るでしょう。

そう言えばまた、一時は直之共々直虎に反抗的な態度を見せていたのが、イノシシにもビビった姿も(まあ実際襲われたら大の大人でも大怪我するレベルで、日本にはそんな天敵もいないしね)見せた等朝忠も何だかコメディリリーフに徹している感もしましたが、漸く井伊家に溶け込んだと思ったら・・・・・・・・・・・・・また近藤康用というクレーマー(実際、家光親政開始直前まで生きていた息子は直政と仲悪くて、最終的に袂を分かったらしいですが)が次回の話に絡んでくるようである。しかし、橋本じゅん氏は生瀬勝久氏等共々某格ゲーで副主人公等の声優担当した頃から知っているけど、どういう立ち回りしてどういう展開になるかもう大体先が読めるんですよね。

まだ3クール目に入って2話消化した所ですが、21・22回の平均視聴率は12.7%で1クール目の14.7%と2クール目の13.4%を下回っています。まあ放送開始前から、江とか八重の桜とか花燃ゆるとかほど酷い出来にはならないだろうと思っていて、実際それらよりは全然マシですが・・・・・・・・・森下佳子氏は何作もヒット作をこれまで出してきましたが、現代的なこの直虎×政次×龍雲丸(序盤は直親)の三角関係が改めてそれを象徴した格好になってしまっているとも言える。直虎その人がバツが悪い事に今度は最近1568年死亡説まで出てきてしまったほどのマイナー人物なのも助長してしまっていて、JINの様な作品もあるけど、あくまでそれは近現代ものドラマ中心で、時代劇は所詮畑違いな限界を痛感せざるを得ないです。(小林靖子氏などは逆に本来の得意分野な筈である特撮はトッキュウジャーとか微妙な作品もあった一方、ジョジョは原作の魅力を良く理解され、かつプラスアルファの脚色等頑張られていましたが・・・・・・・)今の所は・・・・・ですが・・・・・・・・

女性だから、イケメンだから、有名人だからと言って変に特別視するなと言いましたが、「今度こそはもっと面白くなるかなあ。」とか期待もいくらかはこれまで抱いてきた私自身もある意味全くそうではないと言えないのかもしれない・・・・・・・・もしかしたら・・・・・・・・ナルニア国物語の吹き替え版でも普通に声優としての演技も上手かった尾上松也氏もそうだけど、橋本氏も既に倒産した某メーカーの各種対戦格ゲーでもイケメンから色物まで色々演じられた姿も強い印象に残っているだけに何だかその良さを活かし切れていない様にも見えます。ある人が指摘していた、女性大河特有のダメな点の一つである「尺の使い方の下手さ」とも無縁ではないのですが、武田晴信(信玄)&勝頼親子もいつ登場するのですかね?評判が良かった真田丸だって実際は視聴率下降気味で、平均も下から数えた方が早いですしね・・・・・・・・・まあ最後まで見続けるつもりだけど、次回は良い意味で期待を裏切る展開になってほしいです。頑張られている役者方々の為にも。

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2017/05/29

おんな城主直虎第21回感想-「人質事件、惹かれ合う2人の男女、そしてついに中途採用実現?」

先日、土曜の昼にメレンゲの気持ちを自発的ではないながらも目にしたら、今川義元役だった春風亭昇太氏が出演されていたのを見たけど、随分ハイテンションでしたね。必要最小限以上に喋らせず、なるべく最後まで威厳を保持させたまま退場させた等義元の描写はこの直虎の良い点の一つでしたが、今後も大河出演の機会はやってくるか?その一方で主役経験者でもある渡辺謙氏は、婿は皮肉な役柄ながらもやっと演技上手くなってきたかなあと思いきや、来年の西郷どんも不倫やらかした為に降板したとも言われている様ですが、さあ汚名挽回は成るのか?

それはともあれ、今回から3クール目突入となったけど、第21回です。気賀は現在の浜松市北区(平成の大合併前は細江町)に位置していたらしく、数年前の1566年(永禄9)には本作でも無能な落第大名な印象が強い氏真が富士大宮で楽市を実施した記録が残ってますが、遠江にも広がっていたのですかね?関所の町として有名らしいですが、今後の一層の研究が待たれる所でしょう。

そこで直虎はスリに遭って、捕まえて取り返そうとして、コロンビア射殺事件の被害者みたいに命までは取られなかったけど、鉄砲玉は子供でも、裏で糸を引いていたのは誰だったのかの想像は容易でした。前回の次回予告を見なくとも。そうです。一度捕まったけど、逃げた旅の男でした。直虎もただ家臣たちが助けに来てくれるのを待っていたか弱い女子では決してなかったのも言うまでも無かったのですが、逆に子供を人質に取り、反撃に転じても「切羽詰まった時に虎・・・・・ではなく鬼にもなれる『覚悟』」はまだまだ無かった。旅の男とは経験値が違う事も痛感せざるを得なかった感じでした。

傑山も出番は多くなかったながらもピンポイントで活躍していて、結局何とか本拠地に帰る事は出来て、母の祐椿尼らにもその無茶ぶりを咎められてもしまった直虎ですが、もっと広い世界を知り、自分の視野も広げる事が出来て、さらに・・・・・・・・・という意味では今回のこの人質事件も決して無駄ではなく、寧ろ得たものは大きかった様です。まあ「卑しさをむき出しにしなくても生きられる世の中」とかそれ人身売買も平気でやっていた長尾輝虎(上杉謙信)相手にも力説して納得させられるかね?でもあり、どうもやや彼女の主張はやや綺麗事が目立つきらいもある。旅の男、いや龍雲丸は龍雲丸で・・・・・・・・・・・

そういう時代だからと言ってしまえばそれまでなのでしょうが、確かに彼らから見れば直虎達も泥棒な持論もそれなりに説得力はありました。前時代からの権威を否定し、無秩序には無秩序で対抗していた等確かに彼もまた時代の申し子でした。その一方で、前述通りスリを直虎よりももっともっと自分の世界が狭かった子供達にやらせ、自分は直接手を汚さなかったのも無視は出来まいでもあって、この鉄砲玉な子供達と龍雲丸の関係は今回は突っ込んでは描かれなかったけど、子供達も戦乱のさなか親を失って・・・・・・とかこの時代にはありがちな悲しい生い立ちを抱えていて、龍雲丸は保護者代わりみたいな存在でもあったのでしょう。

政次が政治・外交担当取締役ならば方久もつくづく井伊家にはなくてはならない経済・商業担当顧問なブレーンだねですが、彼の提案もヒントについに直虎と龍雲丸が手を組んだ!?林業開発担当員として。しかし、中途採用となってもです。

逮捕された田中聖氏に尿から薬物の陽性反応が出たのもヤッパリで、まあASKA氏の例もありますから、100%とまではいかなくとも99%黒なのでしょう。オフィシャルブログを見てもお察しだけど、人間の本質なんてそう簡単には変わらない。ジョジョの荒木先生だってそういう事言っていましたが、龍雲丸もまたまたトラブルの種も蒔きそうだ?軍事担当取締役であるタカ派の直之も直虎の方針に不満を露わにしているし、さあどうなる?でも繰り返し言うけど、史実の直之ってホントこんなキャラだったのか?まあ真面目な忠臣ばかりでも面白くはならないのだろうけど・・・・・・・・・

そうね、豊田エリー氏との結婚時点でも正直「彼は自殺未遂というマイナスイメージも払拭して、期待通りの活躍を続けるのはもう難しいだろう。」と思っていたけど、柳楽優弥氏は映画では銀魂(ジョジョは正直暴論なのを自覚の上で言えば、「実写化自体考えた連中を呪ってやりたいわ」だけど、せめてこれはマトモな出来に仕上がってほしい)や来年公開の散り椿にも出演予定で、フランケンシュタインの恋も視聴率奮わない様ですが、今度の今度こそもっと面白くなりそうかなですね。柳楽氏を活かした、名前負けしない今後の活躍に改めて注目と期待が感じられた回だったでしょう。今度は藤井フミヤ氏と歌を熱唱されたらしい高橋一生氏ももう残り出番はあまり多くはないであろうだけに・・・・・・

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2017/05/22

おんな城主直虎第20回感想-「あの娘はホントにホントに?」

登場はもう少し先の事だろうけど、直政役、菅田将暉氏と真剣佑氏が同じ事務所所属となったらしい。菅田氏もチョー絶好調で、直虎でもそのパフォーマンスを発揮できるか?ですが、隠し子騒動も乗り越えて役者として一皮むけるか?

それはともあれ、直親の娘と名乗る、あか抜けてない女が登場して、特に祐椿尼らと仲良くなっていて、「この先も絶対何か彼女絡みで騒動とか起きそう・・・・・」と思いきや、つくづく私は浅学な様だけど、どうやら実在の人物っぽいですね。女優さんも知らない人だったけど、オスカー所属なんですね。まあある意味納得・・・・・・とも言うか、貴族探偵が爆死状態でも今度は先輩の米倉涼子氏がかって演じた役を演じさせる等武井咲氏をポスト上戸彩にしたくて必死で、剛力彩芽氏の方は女囚セブン、平均視聴率は第4話まで5.5%と時間帯を考えれば悪い数字ではないけど、果たして今後も伸びていくか?オスカーは売り出しが下手だからあまり期待はしてはいませんが・・・・・・・・

その直親の娘、高瀬の登場で、「お前ら忙しいな。」でもあったけど、直虎としのが意気投合していった様だったのも、やはり彼女はホントに武田のスパイとかではなく、井伊家のラッキーガールだという事?直親逃亡中に生まれたとすれば、1555年以前生まれで、家光親政期まで生きていたらしいから享年は70代後半~80代前半か。しかし、親子ほど歳が違う異母弟、直政の家臣と結婚して、しかし子供は出来ず、30年強未亡人として過ごしていた内に養子や養孫に先立たれて夫の家も無嗣廃絶な憂き目を見た等後半生は本編で見せた明るさ、爛漫さとはかけ離れた寂しいものでしたね。甥の直孝が家光の下で実質的な大老になったのを見届けた事とか、いくらか救いになったのか?果たして。

しかし、周辺国の情勢はそんな新たな一族の登場など知ったこっちゃなく、信長もまだ出番なしながらも外交戦略等改めてその存在感を示していたけど、途中年が明けて政次らが挨拶に来たシーンも見られた。寿桂尼もまだ死んではいなかった様だし、この新年って1568年(永禄11、この年の4月に寿桂尼は亡くなっている)?しかし、晴信(信玄)の長子、義信が幽閉されてはいても前年の10月に死んだ事は描かれていませんでしたね。太原雪斎が亡くなったのも、三河一向一揆が収束したのもあまり触れられていなかった様なだけど、この作品ってそういう関連の出来事についての説明が不親切でもあるよね。義元の最期については、アレで良かったと思うけど。勿論、裏切った家康にも同盟を願う旨の手紙を出したほどだから、楽しく新年を祝うムードには程遠かった。氏真も「(晴信は)絶対海には出さない。」と改めて強い決意を示したけど、漸く本気モードになったか?

関所の町で、旧細江町、現在の浜松市北区にあった気賀に直虎らは終盤行ってきた様で、町は活気にあふれていたけど、ここでまたあの旅の男が・・・・・・・・・・・・・

次回また彼は話の主筋に絡んできて、自由奔放だけど、周りを顧みないトラブルメーカーな感がありますが、一方で・・・・・・・・・・・・既に1ヶ月強前に話題になっていた様で、これも知らなかったけど、直虎ってまたこの1568年に亡くなったのではな異説も出てきているみたいですね。森下佳子氏とかどう思っているのだろうか?まあそんなの一々気にしていたら脚本とかも書けない(現に直平の死のくだりも解釈自体放棄していたし。こういう所も面白く描かなきゃだけど)けど、男性説共々何だかバツが悪いよね。視聴率は今回は14.5%と最近では高い方ですが、平均では依然歴代ワースト3の花の乱と同じぐらいです。10話区切りとして今回で2クール目が終わった所ですが、最近の作品でも軍師官兵衛みたいに3クール以降視聴率が上がっていった作品もある。しかし、官兵衛の場合は信長、秀吉の天下統一を支え、晩年は関ヶ原でも息子共々色々見せ場を作った等盛り上げやすいドラマがあったけど、直虎はどうかなあ・・・・・・・浅丘ルリ子氏や高橋一生氏はもう少しでお役御免だろうし、旅の男もそうだけど、最大の敵である武田晴信・勝頼親子との戦いの描き方次第でしょうね。でもまあ、一桁はあり得ても15%越えはこの先あるかなあ・・・・・・今のままで。

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2017/05/15

おんな城主直虎第19回感想

今はまだ子供だから登場はもう少し先だろうけど、本作でも直政役である菅田将暉氏、今度は「友達ゼロ」という映画で土屋太鳳氏とコンビ組むらしい。帝一の國がキムタクの無限の住人も上回るヒットを見せていて、出演予定だった某芸人が逮捕された銀魂(ジョジョよりはこちらの方がまだ実写化の難易度は低いと思う。原作はあまり好きではないが、TVアニメ版は面白かった。新シリーズは目にしてないけど)でも副主人公役だし、凄いよね。さすがに、本作が直虎→直政のリレー主人公形式を採ったとしても、まだ大河主役は時期早々かなあと思いきや、タッキーなんか当時22歳で義経演じたし、他にも北大路欣也氏や尾上菊五郎氏、緒形直人氏の例もあるだけにホントに大河主役に抜擢される日もそう遠い未来の事でもないかも?

それはそうと、第19回です。吉川織部氏という人も指摘していましたが・・・・・・・・良く言えば裏表がなく、相手が誰だろうが言いたい事はハッキリ言う(でも、史実ではもっと普通に幼い直政を盛り立てようとそれなり以上に尽力していた忠臣だった様ですが)直之は一応・・・・・・と思いきや、今度は近藤康用ですね。

同じ女性主人公の功名が辻でもごくせんを意識したのどうか知らないけど出演していた生瀬勝久氏共々SNK各種対戦格闘ゲームでも声優を担当した事もあった橋本じゅん氏が配役でしたが、旅の男がそうだった犯人を殺さないで井伊の為に使おうとした直虎の「おんなとしての正義」を引き立てる為にうざいクレーマー「おとこ」として対比付けて描いていたみたいで、反抗的だった直之らとはまた別の性質であざとさを感じました。橋本氏も個性派な故に余計そういうあざとさとか助長されてしまっていたのですよね。実際この康用ってまた、家光が「生まれながらの将軍」宣言する直前の、84歳まで長生きした息子も直政とはあまり仲良くなく、最終的に袂を分かったらしいけど、ホントにこんな器の小さい男だったのだろうか?

結局飯尾連竜を粛清したくだりもスルーなのだろうなあ、小和田哲男氏を時代考証担当としたのだから、こういう所でももっと活かそうよでもあるけど、氏真もステレオタイプ的な無能大名だったのも変わらず。政次や方久に当たり散らしても武田晴信(信玄)の侵攻を止められるわけではない。旅の男をどうするか揉めながらも、その政次とはお互い良い意味で利用しあう特異な信頼関係を築いたと思いきや・・・・・・・・・

確かに前回の「アレ」は何だったんだ?でしたね。直虎が一応は井伊株式会社の社長代行なのに、常務が社長代行にだまって副社長(中小企業なので専務でも良いかも)と相談してかってに重要議案を決済しようとして、それを偶々知った社長代行が止めようとして、副社長(または専務)に・・・・・・・・勿論会社社長は戦いに敗れも即死ぬわけじゃない、戦国大名は戦国大名で元就なんか形式上は自分と家臣達は対等という事にしていた(その一方で好き勝手やっていた井上氏を粛清してもいる。後の井上馨はこの一族の子孫)こんな事やっていたら、会社も家も潰れるぞ?

旅の男も結局逃げてしまったと思いきや、今度は直政の娘と名乗る女性が登場・・・・・・ってこれもどっかで聞いた様な話で、江なんか直虎の何倍も酷かったけど、いい加減もう少し彼女の成長も感じられる描写も見たいですね。確かに言っている事自体はそんな的外れではないし、直虎も政次も意見は違えど、必死に井伊家の将来を考えていた事も分かるけど、戦国乱世の世でそんな人道主義なんかドヤ顔で語られてもねえ・・・・・・・柴咲コウ氏も尾上松也氏も橋本氏もこれでは無駄遣いです。子役を引っ張り過ぎた事(しかも、幼少時代の直虎のキャラもステレオタイプ的で全く面白くなかった)や旅の男もそうだけど、どうも森下佳子氏は伏線とか先の事ばかり考えて勿体ぶっている様に見えます。

過去感想でも述べた通り、直虎は物語の始まりの1544年時点、父直盛の生年から推測するに下手すれば生まれてすらいない可能性だってあり、長命ではなく(享年は推定で30代後半~40代前半)、事績もハッキリしない、それどころか性別も異説があるだけにそうなってしまうのも無理ない面もあるけど・・・・・・・・・・・

世界ではドイツでは某州選挙で某女性首相が所属している政党が勝利して、日本では高野連が初の女性理事を選任したかと思いきや、某防衛大臣は北朝鮮のミサイル発射に対しても凡庸な対応しかできていないし、某東京都都知事は20億クルーザーの件でますます馬脚を露している様である。まだ半分も終わっていないけど、功名が辻以降基本隔年でやっている「大河女性主人公の無理ぶり」を改めて痛感せざるを得ない今回のイマイチな話でした。先日、常磐道の某PAで茨城県を舞台にした朝ドラが放送中・・・・・という事で貼ってあった有村架純氏のポスターを目にしたけど、女性主人公は連続テレビ小説で十分ですね。これでは。今回の視聴率は13.6%で歴代ワースト3位(20年近くワースト記録を保持)の花の乱をまた僅かに下回ってしまった。いくら森下氏が現代ものドラマ(「JIN」のような例もあるけど)を中心に何作もヒット作を出してきても、時代劇で求められる能力はまた別なのだろうなあとも言うか、あまり毎週毎週視聴率を気にするのも野暮だけど、あんまり「重要でない様に見えて実は・・・・・・」とか変に小難しく頭をひねって勿体ぶっていると、ホントに一桁もあり得ますよ。

http://ironna.jp/article/2278 (私と同様、女性に対する扱いに強い疑問を抱いている人のページ。ご参考なまでに)

勿論女性だって有能な人も何人もいる。能力があるのならどんどん起用すべきだ。前述のドイツでの選挙の件も、移民問題もアデナウアー時代から既にその発端があったし、変化よりも自国の国力に自信を持ち、現状維持しながら良くない所も少しずつ変えていきたい民意が反映されたのでしょう。しかし、女性の管理職登用30%目的も何故能力より割合にこだわるのか理解できないし、アルゼンチンなどもそれで数度大きな失敗(しかも、特に長生きしていれば絶対後妻同様社会的制裁を受けていたであろう某大統領の美人妻が今なお絶大な人気を誇っているらしいから、その意味でもこの国はウクライナ共々日本の反面教師でもある)をしてきたのだけど、いい加減女性だから、イケメンだから、有名人だからで特別視して、能力以上の期待等するのはもう止めにしないか?もっと酷い女性主人公作品もいくつもあって、脚本担当の力量以前の問題の面も強いけど、この直虎も見ていてますますそう強く思います。正直な話。

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2017/05/08

おんな城主直虎第18回感想-「ついに覚醒?直虎が目覚めた覚悟!!」

前回は11.0%まで下がって、「いよいよ1桁も有りか?」とも一部言われていたけど、今回は14.3%で持ち直し、何とか視聴率歴代ワースト3位の花の乱(14.1%)とタイになった様ですね。

前回柳楽優弥氏だけでなく、鉄砲も出てきたのも盛り返した大きな要因だったのかなあですが、今回はまず方久の商人らしい立ち回りが光りましたね。家康が三河一向一揆のピンチを乗り越えたのは結局突っ込んでは言及されませんでした(三河から今川勢力を駆逐したのは言及されていた)が、ついに武田晴信(信玄)という山が、親今川だった長男の義信を幽閉し、駿河に向けて動き始めた衝撃の知らせが飛び込んできました。三河を失い、寿桂尼が倒れてしまって今度は・・・・・・でまさに「泣きっ面に蜂」でしたが、この期に及んでも氏真は事態打開を病床の祖母に委ねた等今まで何やってたんだよ・・・・・・でしたが・・・・・・

「その時歴史が動いた」では既に義元存命時に鉄砲に着目(それを組織づくり共々信長が学んで吸収したという話)した説は無視かいでもありましたが、相変わらず一人では何もできない氏真の弱り目にもつけ込んだ方久の商才は見事ではありました。無視と言えば、寿桂尼死にそうになってたけど、彼も残り出番もう少ないだろですが、政次に2人男子がいたのもそうなのですかね・・・・・・・・・直虎は相変わらず彼に対して強い葛藤を抱えていた一方、その気になればいつでも自分を謀殺する事ぐらいできただろうに、ミョーに回りくどく、出来るだけ平和裏に身を引いてもらいたいと思っていたフシもあったその政次や方久に力量不足な自分が欠けていたもの、理想とのギャップを痛感し、悩んでいた様ですが、まあその気持ちも理解はできます。

しかし、直虎には南渓和尚という頼りがいのある師匠もいます。古典的ながらも孫子の兵法を読んでついに・・・・・・・・なつとの触れ合いも見られた等さらに「井伊の為に悪役を演じている良い人」ぶりが強調されてもいた政次でしたが、ついに直虎も政次の真意に気づき、正面から彼に改めて向き合う事になって、物語はまた一つの転換を迎える事になった様です。さらに井伊領や駿府だけじゃなくて周辺大名の動静にも目を配れとも直虎は助言されていたけど、山伏・松下常慶って秀吉初期の主君とされている松下之綱(草彅版秀吉にも中井貴一氏が演じていたけど、冒頭から半ば狂言回しみたいな役で登場していた)の縁戚で、しのの再婚相手の清景は兄貴なんですね。もし直虎が単独主人公ではなく、直政とのリレー形式主人公だったならば、秀吉も大きく絡んでくる小牧長久手の戦いで、傑山の活躍等共々色々独自の解釈も描けそうですが・・・・・・・・・・

最後またまた柳楽氏演ずる旅の男が登場してきて、またまた勿体ぶっていると思いきや、次回から本格的に直虎らに絡んでくる様ですが、まあ今回は良かったんじゃないですか。役者陣の好演に助けられている面も相変わらず強く、凡庸な描写も少なくない一方、柳楽氏や常慶、今回最大の敵役であろう晴信・勝頼親子の動向等まだいくつかは面白くなりそうな要素はありますね。柳楽氏もフランケンシュタインの恋は2桁クリアできるかも早くも微妙ながらもざっと見た限りでは悪くはない印象を受けましたが、森下氏が実績通りの力量を発揮できるか、結局扱いきれませんでしたになるのか、いよいよホントに大きな分かれ目に来ているとも言えますね。視聴率が稼げないからと言ってBLに走るのはダメだぞ。

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2017/05/01

おんな城主直虎第17回感想-「子供達の代理戦争?」

GW少し前の事ですが。柴咲コウ氏らとはスターダストの先輩・後輩で、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうでも高橋一生氏と共演していた森川葵氏主演のプリンセスメゾンもこの直虎と高橋氏がきっかけで目にしてみました。悪く言えばやや地味だったけど、キレ者営業マンだけど、水に弱い意外な一面も見せた役柄だった高橋氏の好演や、森川氏演ずる主人公と営業マンたちやその他住人達(その日その日を楽しんで過ごしていた姉ちゃんやオカマのホステスとか、自分が真似できない生き方していたのにも何だか憧れてしまった)との触れ合いとか良作だったと思います。三月のライオンも同じスターダストタレントでもあるけど、後述する「あの人」が主役張ったらしいディストラクション・ベイビーズ共々いつかは見てみたいとも思うけど、第17回感想です。

寿桂尼が倒れてしまって、実際決して無為無策ではなかったのですが、いい加減独り立ちしなければいけなかった氏真とも色々今後について話し合っていた一方・・・・・・・・・・政次は甥の朝之との、あたかも親子の様な触れ合いも見られた等、ますます「親父の様になったかに見えるけど、実は井伊家の事を思って悪役を演じている良い人」ぶりが強調されてましたね。と言うか、今西暦何年?次回予告からも察するに寿桂尼ももうすぐ退場な様だから、1567~68年頃で、飯尾連竜の粛清も結局スルーなのだろうなあですが、朝之の2歳年下だったらしい直政はまだまだ後年の徳川四天王の一角に相応しい勇将ぶりの片鱗すら伺えず、三河一向一揆という大きなピンチも乗り越えて三河を平定した家康や、天下府武の為にかって舅(親子二代での国盗りだった説が近年有力となっているらしいですが)が切り取った美濃攻略に乗り出していた信長、うざい長尾輝虎(上杉謙信)とのガチ対決(まああの一騎打ちもフィクションな可能性が高いけど)を強いられた川中島も、何とか信濃の大半も領土として、上野にも勢力を広げ、次は海に出る為に駿河を狙っていた武田晴信(信玄)ら周辺国の大名の動向も目が離せない流動的な情勢に飲み込まれそうな井伊家の「ふらつきぶり」を象徴していた様な気弱な子供でした。

しのがそこまで厳しく言うタイプの母親ではなかったのも相まってか、彼女の葛藤も交えていましたが、直虎が母親代わりとなって厳しく教育・・・・・・・・まあ現代設定のホームドラマでも見られた様な手あかのついた展開でしたが、直政と朝之の囲碁勝負は直政対政次の代理戦争みたいになっていて、しかし、この時点ではまだ今後の展開を明確に暗示したものでは無かった感じです。寺田心氏は流石、実際柴咲氏も評価していた通りの上手さでしたね。そして最後はまたまた政次が直虎らに揺さぶりをかけてきて・・・・・・・・

そう言えばまた、プリンセスメゾンを目にしたさらに少し前に視聴率がついに1桁に落ちてしまった夢を見てしまって、このままでは正夢になってしまうのかなあですが、この第17回は過去最低の11.0%だったらしいですね。まあ近年はなかなか視聴率自体高い数字は取りにくいし、最低合格ラインは14.5%以上だよねとも前に話した貴族探偵も早くも10%越えすら微妙になってきているなあですが、そもそも題材自体・・・・・・なこの直虎の救世主となれるのか?柳楽優弥氏演ずる旅の男も今回もチョットだけ出てきて、つくづくつかみどころのない兄ちゃんな感じですが、嫌いなタイプのキャラではないし、柳楽氏も最近はアオイホノオ以来出演作は目にしてなかったけど、同世代の坂口杏里氏みたいにそのまま転落しないでここまで頑張ってきたのだから、彼も是非十分活かしてほしいものです。まあ直虎らにとっての最大の敵、晴信とその息子、勝頼との戦いこそが一番の目玉で、この点からもまだまだ面白くなりそうな要素はあるのですが・・・・・・・・・・・・

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2017/04/24

おんな城主直虎第16回感想-「直虎が出会った『あいつ』のこれから?」

先週土曜深夜に放送されていた某バラエティ番組で今川義元役、春風亭昇太氏がゲスト出演されていたのを目にしましたが、リアルでは人の良さそうなおじさんな風貌が改めて印象的だった・・・・・・と言うか、早々と退場となってしまったのが勿体なかったとも・・・・・・でしたね。

一時期はあからさまに反抗的だった直之も、しだいに直虎に振り回されながらも連携する様になっていって、言うべき所ではしっかり自分の意見を述べる事も忘れてはいなかったけど、農民が耕した土地をそのまま自分の土地にするとか確かに人道的ではあるけど、悪く言えば徳政令を約束した事同様、ポピュリズムな人気取りでした。直政もまだ子供だったし、そこまでしてまで領民達の支持を得なければいけなかった直虎の立場の弱さも勿論無視してはいけなかったのですが、実現のための手段や可否とかあまり良く考えないで提言するきらいがありましたね。

人手不足という大きな問題があって、あの某水戸藩藩士とも同姓同名(実際子孫が仕えたらしいけど、彼ももしかしてそう?)でもある鈴木重時にもあえなく断られてしまいましたが、最終的には自分達で井伊領に来る事で受けられるメリット等の噂を流す策で解決しましたが、それも朝忠を脅してまで直虎らの居場所を聞き出し、彼女らの前に姿を現した政次が与えたヒントによるものでした。理由はどうあれ、直親を死に追いやったのだから直虎が意地張っていた気持ちも理解は出来て、しかし、結局だったのですが、政敵に助けてもらったのは皮肉・・・・・・・と言うか、なかなか視聴率が伸びないのを見て、NHKも「高橋一生の出番を増やせ!!」とか指示しているらしいですが、どうやら「実は井伊家の事を思ってあえて悪役を演じている良い人」にシフトされている様です。政次は。思惑通り農民たちが集まったのを見て、何やら複雑な表情を隠せずにもいた様ですが、一体何を思っていたのか・・・・・・・・まだ自分が親父の様には完全になってなかった事への安堵か?まだ残っていた直虎への恋心か?それとも・・・・・・・

直虎との対比も前回から引き続いて強調されてもいて、三河一向一揆の収束とか触れられていないから、西暦何年のエピソードかハッキリわからなかったけど、とうとう寿桂尼も倒れてしまいましたね。さすがにまだ何とか一命はとりとめている様ですが、孫(氏真)があのザマだから死んでも死にきれまい。直虎の方もどうやら単なる過労だった様ですが、今回の一番の目玉はやはり龍雲党のトップらしい旅の男の登場だったでしょう。ふんどし姿で水浴びしていたのはついにananにまでも登場してしまった高橋氏への対抗のつもりでもあるのか?まああからさまに必然性に欠けたサービスショットでもなかったから許容範囲な描写でしたが・・・・・・・・・・・・

今回の視聴率は関東地区では13.7%だった様で、大ブレイクした高橋氏の出番を増やせって、史実では直虎が死ぬ13年前に処刑された役柄だし、里中満智子先生の「天上の虹」での柿本人麻呂が有間皇子に酷似していた容姿だった様に、政次退場後もそうした別人の役を演じさせるつもりなのか?しかし、旅の男も森下氏が考案されたオリジナルキャラの盗賊らしいけど、柳楽優弥氏も自殺未遂したり、激太りしたりと一時はどうなる事やらでしたね・・・・・・・・・・

彼を見て第一に思い浮かぶのはあの「誰も知らない」での好演で、豊田エリー氏と結婚された(別人の様に激太りしていたのがこの頃)のが良い転換となったのでしょうね。2013年頃からまた出演作品が増加していて、評判良かったらしい「ディストラクション・ベイビーズ」とかは見た事なく、何故か共演相手の神木隆之介氏を年下なのにさん付けで呼んでいた高橋氏も出演されていた「三月のライオン」共々見てみたいとも思うけど、同世代でもある坂口杏里氏みたいにそのまま転落しないで立ち直ったのは時にはバイトまでした彼自身の頑張りに他ならないけど、柳楽氏は果たして題材自体1年やるには難しいこの直虎の「救世主」となれるか?高橋氏以上に大いに注目される所です。

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2017/04/17

おんな城主直虎第15回感想

桜ももう茨城でもだいぶ散ってしまいました。そう言えばこのおんな城主直虎でも登場するのかな?直虎が死んだ前後より井伊家と深く関わる事になっていく秀吉が死んだのも京都・醍醐の花見を幼い息子、秀頼と楽しんだ直後の事で、あと3日後の4月20日でその419周年を迎えて、儚いけど、そうした儚さも日本的な美そのものであり、それにも惹かれずにはいられない・・・・・・・・来年の西郷どんのキャストも既に主要な役どころが決まっている様ですが、篤姫役が北川景子氏ですか・・・・・・・・イメージ的には主演だった宮崎あおい氏より彼女の方が近いかなあですが、演技力では・・・・・・・ですからね。まあ嫌いじゃないんで頑張ってほしいものですが・・・・・・・・・

今回は関東地区では視聴率14.4%でまだ何とか20年近くワースト記録を保持していた花の乱よりは平均視聴率を若干上回っている様ですが、第15回ですね。裏で寿桂尼や氏真と連携して色々良からぬ事を企んでいた一方、改めて・・・・・・ですが、「直虎への男としての特別な感情」もまだ捨て去り切れずにいたと思われる政次の微妙な心理描写が、タイトルとは裏腹に今回一番の見所だったでしょう。直虎らも、「ホントはあえて井伊家の為に悪役を演じているだけじゃないか?」という様な疑問も持っていた様で、真偽はともかくそう考えたくなる気持ちもまたわかります。しかしまた、政次は子供がいない事等も言及されていて、史実では2人いたらしいですが、その兼ね合いも今後どうなるのか?

史実との兼ね合いと言えば、直之も序盤は相変わらず直虎に反抗的な態度を取っていて、勿論史実でも朝忠共々最初から忠臣だったかどうかは100%の確信は持ちかねますが、直虎マンセーモードとなった領民達に次第に感化され、刺客に襲われた所をタイミング良く助けて男を上げた・・・・・・とまあ他の時代劇やドラマでも何度も見た様な「お約束」で、確かに良くない印象(実際某巨大掲示板でもこの反抗的な態度を良く思わない旨の書き込みもいくつか見られたが)こそ払拭はされましたが、面白みには欠けました。

その某巨大掲示板ではまた、「彼女を主人公とした、今川盛衰記ものを描いた方が良い線行っていたんじゃね?」な書き込みも見られましたが、終盤のヤマ場は寿桂尼と直虎との「政治的なやり取り」でした。日本史の教科書にもその代表例として必ず出てくるであろう分国法、今川仮名目録の解釈も大きなキーポイントでした。最後それまで満足に字も書けなかった領民達の必死の書状が決め手になって寿桂尼が譲歩したオチで、やはりやや竜頭蛇尾ではありましたが、その制定にも関わっていて、1553年(天文22年)の追加21条を根拠に反論した事もあった彼女相手に勝利を勝ち取ろうとした、男装姿の直虎のパフォーマンスは「それなりには」大胆ではありました。

氏真は最後の最後でやっと登場して、相変わらず遊びに夢中になっていたけど・・・・・・・・直虎よりも政次や寿桂尼の方がキャラ立ってるじゃんとも言うか、寿桂尼は表面上こそ真の大ボスな「おんな戦国大名」らしい威厳を保っていたけど、いざ彼女の立場に立ってみると、孫が頼りないから死んでも死にきれないよなあ・・・・・・・・・この時点で1565年(永禄8)となっていて、本編では触れられてなかったけど、三河一向一揆というピンチも脱して家康は東三河の平定も進めていた。かってまた、蒋介石は日本軍の侵略と共産党の抵抗をそれぞれ皮膚病と心臓病に例えて、そう言えばまた、森友問題とか北朝鮮の核問題で揉めているのに、決して誰でもなれる様な仕事なんかじゃない学芸員をガンとかディスった某大臣の失言も、いい加減自民学習しろよ(でも、ガソリーヌの、自民叩きありきな安倍総理への追及を見ていると、「これじゃあ100年経っても民進の政権奪回なんて無理だわ。」だとも改めて思う。統一地方選挙もその自民との相乗り勝利ばかりな様だし)でもあるけど、今川にとって家康は井伊家よりもはるかに悪性なウイルスで、放っておけばますます手に負えなくなる。決してのほほんと遊べるような状況ではなかった。

実際また、足利義政もそうだったけど、氏真は決して全く無能無策だったわけでもなく、この寿桂尼VS直虎のバトル直後、飯尾連竜を策略にかけて粛清していて、一方でその最期については色々異説もあるらしい。

今回は前述通り視聴率はやや持ち直したけど、性別すら異論がある直虎を主人公として1年その活躍も描くのなら、井伊家一門、特に直平や中野直由とも深いかかわりがあった可能性があるこの連竜粛清のくだりも絶対大きな山場の一つとせねばなりません。しかし、ジョジョ5部で荒木先生が意見の相違という事でフーゴを裏切らせず、途中退場(その後数作発表された各小説版ではその動向とか描かれたが)させた事と同様、「悲しい出来事が続いていた主人公一行にさらにムチ打つのは酷で、もっと暗ーいムードになっちゃうから・・・・・」と思ったのかどうかは知らないけど、天野氏討伐が目的という事になっていた直平の最期が、お茶を濁す様な曖昧な描写になってしまっただけに、結局は描ききれないで終わってしまうのだろうなあ、と言うかそもそも連竜も、直接直平に引導を渡した説がある嫁のお田鶴の方も登場自体有るのか?私が茨城県道169号旧道を走行した際茨城大近くで目にした祐養園碑・義公(家康の孫、光圀のこと)腰掛石を作った水戸藩藩士と同名同性の鈴木重時は登場するのかなあと思っていたらホントに登場しましたが・・・・・・

まあ前々回や前回よりはいくらかまた持ち直したかなあで、森下佳子氏も実績はあるのですが、直親役でもあった三浦春馬氏と八重の桜で主役張った綾瀬はるか氏のコンビだった某ドラマはイマイチだったし、今の所、役者陣は全体的に良好だからまだ毎週見ているけど、そういう連竜とか関わった(と思われる)連中との絡みとか楽しみだなあとか思わせるものに欠けています。江とか八重の桜とか花燃ゆるとかよりは全然マシなのですが、未だ支持率が70%もあるらしい小池都知事及びその取り巻き連中の迷走(だからと言って、私が東京都民ならば一緒に豊洲の風評被害を広めた共産党は勿論の事、自民にも票は入れませんが。無所属でも真の「都民ファースト」を実行できそうな人を探します)もそうで、旧社会党の土井ブームも結局線香花火に過ぎなかったじゃないかですが、「男尊女卑も勿論前時代的だけど、女性を特別視して、過大評価して無理押しする事の『愚かしさ』」を象徴する様な作品にはしてほしくないとも思います。森下氏には。

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