ドラマ・時代劇

2017/12/24

おんな城主直虎の終了から改めて見える、大河ドラマの女性を無理押しした等の駄作化と日本の政治劣化との関係性(後編)

前回からの続きです。

2001年「北条時宗」・・・・・・主演の和泉元彌氏は宗家継承騒動やプロレス参戦、その他不祥事等その後もどちらかと言えば悪い意味で話題には事欠かさなかったけど、政治もついにあの変人が最高権力者に!!そう、小泉純一郎氏の事で、3度目の正直で総裁選に勝利し、北条時宗が草燃える以来22年ぶりの鎌倉時代設定(太平記も鎌倉末期も含んだが)の作品となった様に、小泉氏も自民では同じ清和会の福田赳夫氏以来23年ぶりの田中~竹下~小渕~橋本派の支持を得ない総理になった。かっての派閥のボスの政敵の娘でもあった田中氏を河野氏の後任の外務大臣に起用し、国土交通大臣だった林寛子氏(扇千景)も留任させるも・・・・・・・・・・・・・

2002年「利家とまつ」・・・・・・ところが、田中氏はやっぱ夫共々無能で父の足元にすら及ばなかった。(角栄氏は金権腐敗や東京一極集中等罪の面も目立ちながらも、個人的には戦後日本では5本の指に入る大政治家だと評価しています)以降女性が主人公として取り上げられる頻度が増えたとの同時に独り善がりな主人公補正が目立つ様になった等、この利家とまつは大河の駄作・低俗化を完全に決定づけた作品となってしまった。無理してダブル主人公にしないで、利家だけでも93・94年の時みたいに半年強程度でやれば良かったのにだったけど、外務省が機能不全に陥り、田中氏が更迭されたのは本作放送開始から3週間強後の事だった。良く言えば自由奔放、悪く言えば鼻っぱしが強いだけで中身がない田中氏を更迭して、内閣支持率が一時的にも低落って、当時から阿保だろ、彼女はホントにそんな出来る女なのかよ?と思ったけど、もう一人の女性閣僚だった川口順子氏は後任として2004年秋まで務めた。またこの年、小泉総理は訪朝して、北朝鮮による日本人拉致が明らかになったが、マドンナブームももはや過去の事、安倍晋三官房副長官が脚光を浴びたのとは対照的に土井たか子氏が党首だった社民党はその対応をめぐって世間の激しい非難を浴びてしまった。

2003年「武蔵 MUSASHI」・・・・・・主役・ヒロイン共々時期早々な起用で、利家とまつ以上の駄作に。視聴率も高いとは言えなかったが、自民も、小泉総理の盟友な山崎拓氏をスキャンダルで副総裁(この役職は確かに規則上は強力な権限は無いが、歴代の面々はそんなの無くても独自の影響力を行使できた実力者が殆どであり、決して名誉職とかではない)に祭り上げ、代わりに前述通り拉致問題で脚光を浴びた安倍氏を幹事長に起用するも、「沈黙の仮面」でも描かれた様にイラク派兵に反対した加藤・古賀・亀井各氏に強い態度を示せなかったり、衆議院総選挙で民主の躍進を許したりとやはり海老蔵・米倉両氏の様に経験不足を露呈した。(幹事長は平均当選回数8回程度で任命されるが、この当時の安倍氏はまだ3回と明らかに少なかった。なお、同じ40代で幹事長となった角栄・小沢両氏は既に20代で議員となっていた)またこの年にはついに、自分の功績をかなり誇張して誇る等安倍氏と似ている悪癖もある小池氏が閣僚入りしてしまう。

2004年「新選組!」・・・・・・三谷幸喜氏の才能は否定しないけど、大河じゃない別枠でやって下さいだった。「小腹空いた」とかも、それはひょっとしてギャグで言ってるのか?だったけど、コメディとして見てもゲラゲラ笑えたわけでもなく、赤橋登子やねね等主人公の妻役で何度か出演された沢口靖子氏も起用されるも・・・・・・・・政界での年金未納問題もまた、新選組!同様笑えないコメディみたいだったが、参議院選挙でも前年の衆議院選挙に続いて民主の躍進を許し、安部氏はとうとう幹事長クビとなってしまった。しかし、2006年新春に放送された土方歳三最期の一日は良作で、本編もこれぐらいの出来だったら良かったのにと思ったけど、同じ年には安倍氏もついに戦後では最年少の総理・総裁となる。また、影に隠れてしまった感もあったが、社民党は土井氏から福島瑞穂氏に党首が交代しても議席を増やせず、衰退に歯止めをかける事が出来なかった。

2005年「義経」・・・・・・顔も知らなかったであろう父の敗死、弁慶や吉次との出会い、源平合戦での華々しい活躍、そして平泉でのまさかの死・・・・・・・・・・短い人生ながらも数多くのドラマを作り、悲劇の英雄として名高い源義経をタッキーが演じて、大河では久々の良作となったが、政界でも小泉劇場の千秋楽が近くなり、目玉の郵政民営化を争点とした衆議院総選挙で大勝、ひとまず民主の政権奪取の野望を打ち砕く。義経では当時まだ売り出して日が浅かった石原さとみ氏が静を演じたが、郵政選挙では刺客として小池氏が大活躍した。

2006年「功名が辻」・・・・・・作品自体は個人的には可もなく不可もなく(100点満点なら60~65点程度)だったけど、4年ぶりの女性が主人公の作品。この年で小泉政権も終了となるが、前年の内閣改造で田中氏同様僅か当選1回ながらも猪口邦子氏が入閣し、9月の任期満了まで仲間由紀恵氏同様特に目立ったボロとかは出さずに大臣を務めた。そして交代した安倍政権下では同じく右寄りな高市早苗氏が初入閣する。

2008年「篤姫」・・・・・・高評価する声は少なくは無いし、宮崎あおい氏の演技力自体も否定はしない(後に軍師官兵衛でも主演した岡田准一氏とのご結婚についてはおめでとうございますです。それに至った経緯は取りあえず置いといてですが)けど、あの晩年の写真(動乱の時代を生き抜いた意志の強さとかが感じられた)と繋がらないよな・・・・・・・な感じで、他の主要どころにもミスキャスト目立ったし、個人的には低評価な作品。小池氏がおそらく女性では初の自民総裁選に出馬するも、勝利したのは過去に女性蔑視発言をした事もあった麻生太郎氏で、麻生政権では今度は当選僅か3回の小渕優子氏が入閣となり、野田氏も久々に入閣するも、後者はあのマンナンライフいじめとかはお世辞にも褒められたエピソードではなかった。義経で収まったかに見えた大河が再び駄作化していった様に自民も再び女性政治家のダメぶりが目立つ様になる。

2009年「天地人」・・・・・・こども店長は確かに頑張ったが、いかんせん彼を引っ張りすぎだったし、主人公補正も相変わらず目立った等太平記でも端役で出演していた常盤貴子氏がヒロイン役だったが、篤姫以上の駄作に。前年の篤姫でも高祖父(大久保利通)が登場した麻生総理も衆議院総選挙に過去にない惨敗を喫し、民主党に政権与党の座を明け渡す。

2011年「江~姫たちの戦国~」・・・・・・・そもそも脚本自体代筆疑惑も指摘された田渕久美子氏だったが、江は暇さえあれば、誰にも怒って喧嘩を売っていた感じ。特に岸谷秀吉にとうとう「私はあなたを許さない!!」とまで言ってしまったのには、「君の両親や祖父、兄貴、継父、従兄とかだって皆皆直接的にせよ間接的にせよ秀吉に殺されたようなものじゃないか。何を今更!!」と突っ込みたくなった(苦笑)けど、「日ノ本の中心で江が叫ぶ」な独り善がりな脚本がとにかく酷く、間違いなく見た限りではワースト3に入るほどだった。

秀忠役の向井理氏もミョーにシニカルなキャラしてたなと言うか、正直未来の将軍様というよりも下っ端の家臣な感じで武蔵での海老蔵・米倉両氏同様経験不足だったのは否めなかったが、事業仕分けやその他いくつもの不祥事等蓮舫氏のスタンドプレーは上野江と、その経験不足故の、東日本大震災での菅直人総理を中心とした対応の拙劣さは向井秀忠と重なり合うものがあった。(そしてこの時の主要メンバーが現在は立憲民主党に所属している)また小池氏もこの年まで自民総務会長を務めたが、結果的にこの職が自民でのキャリアハイとなった。

2012年「平清盛」・・・・・・役者陣の演技は良好で、松山ケンイチ氏だけでなく、三上博史氏や山本耕史氏(引退した奥さんも女性週刊誌に撮られてしまったらしいが、「もうそっとしといてやれよ。」だった)、伊東四朗氏、國村隼氏等実際評価は高かったが、皇室を王家と呼称する等何故か下げた様な脚色したり、ミョーに清盛ら汚かったりと、院政下での人間模様が複雑だった(だからこそ、そんな時代で「アナタコナタ」しながらのし上がり、新たな時代の礎を築いた清盛を改めて取り上げた意義自体は大きいものがあったのだけど・・・・・・・)も勿論主因だったのだろうが、結局94年の「花の乱」以来18年ぶりに視聴率はワースト記録を更新してしまった。

民主党政権も、さすがに野田総理は鳩山・菅両氏よりはマシだったが、この年久々に入閣した田中氏も今度は大学認可問題でこじらせる等無能なのは変わらず、「自民に出来ない事をやれるだろう。」とか期待していた(私の地元にも鳩山ルーピー来た事あるけど、それは凄い大人気だった様です)多くの国民を失望させてしまった。果たして、本作放送終了1週間前に実施された衆議院総選挙では結党時の勢力をも下回る57議席とワーストな惨敗を喫し、この日は皮肉にも父の命日でもあったが、田中氏もついに落選した。そして安倍晋三氏が吉田茂氏以来となる総理への返り咲きを果たすが、自民はますます右傾化し、森まさこ氏はまだともかくとして、リテラとかでもネトウヨの姫とか評されたあの稲田朋美氏も入閣する事となる。

2013年「八重の桜」・・・・・・ジャンプスクエアで連載されていた漫画版も正直微妙でしたが・・・・・・・・・・・江が酷すぎたので、これもあまり真面目には見てなかったけど、ミョーにBLシーンが挿入されたり、主役の筈の八重が一時空気になっていたり、慶喜とか一部会津の意に添わなかった人物を矮小に描いたりと色々迷走していたらしい。

綾瀬はるか氏も今度のドラマは高視聴率(福士蒼汰氏との今日は会社休みますも高視聴率ではあったが、個人的にはイマイチだった)でやっと勢いを取り戻してきたかなあな印象(上野樹里氏とかはもうダメかもねだけど)でしたが、蓮舫氏は民主下野後も幹事長代行になるも、この年の参議院選挙でも自民の単独過半数こそ阻止(公明と合わせて過半数を超えた)するも、議席を半分近く減らし、僅か2か月で辞職し、与党時代に連立組んでいた事も忘れかけていたけど、社民の福島瑞穂氏も党首を辞職する事になりました。(しかし、間もなく副党首となる)

2015年「花燃ゆ」・・・・・・安倍氏を総理にした様なものでもある小泉氏が尊敬しているらしい吉田松陰・・・・・・ではなく、その妹でしたが、せいぜい一般人に毛が生えた程度の人物だったでしょう。まだ姉貴の方がマシだったかもしれない。

題材自体もそうならば、外国との戦争等史実を改悪したのも強引で、稲田氏が昨年末真珠湾訪問直後に靖国参拝した事(最低「過去の過ちを繰り返さない」とかの未来志向等、誰かさんみたいに近隣諸国との確執と関係ない国を貶したりとかなんか勿論しない純粋な愛国心を持って参拝するのなら総理大臣だろうが、俳優だろうが、ニートだろうが毎日でも参拝してください、私の知った事ではありませんですが、特定の政治勢力とかへのご機嫌取りのつもりとかならば「却って失礼だから行くんじゃねえ!!」です。実際自民最左派だった筈の三木武夫氏も少数派閥だったが故にもそうせざるを得なかったらしいし、真珠湾訪問に不満をあらわにした日本会議の一部メンバーを宥める為に行ったらしいけど)について「ノーコメント」だったのもそうだけど、そんなにアメリカの機嫌を損ねるのが怖いのかよと。いくらさあ、祖父がそのお情けで戦犯指定を免れて、祖父共々総理大臣にまでなれたとは言え・・・・・・・・・・

この年、再選をかけた自民総裁選も野田氏は推薦人が集まらず、出馬を断念、結局安倍氏の無投票再選となったけど、政権基盤がますます盤石となったが故に大河を私物化しただけでなく、安保法制を強行採決する等政権運営でも強引さが目立ってきました。その一方で前年組閣した改造内閣では女性が3人初入閣し、女性閣僚人数が第一次小泉政権とタイ記録な5人となるも、松島・小渕両氏は間もなく同日に辞職、山谷氏や高市氏もそれぞれ在特会・ネオナチ団体との繋がりが指摘され、有村氏もこの年の10月の内閣改造で退任となりました。

2017年「おんな城主直虎」・・・・・・作品についての感想は既に述べてきたので、今さら改めて言わないし、これでも近年の大河ではまだマシな方でしたが、明確な歴史的事績が無いのは吉田松陰の妹(久坂玄随もしぶしぶ結婚したらしいし)とそうは変わらなかったでしょう。そうした女性を主人公にする事の「無理やりさ」(しかも、それなら他にももっと面白く描けそうな人だって皆無ではないのに)がますます拭えなくなっているのだけど、女性政治家達も・・・・・・・・・・

小池・稲田・蓮舫・辻元・山尾・豊田・今井各氏等特に今年なんか一々彼女らの迷走とか事詳しく書いていたらそれこそかなりの長文になってしまうでしょう。(苦笑)田中氏が外務大臣更迭されて、それも能力なんかなく、ただ鼻っぱしが強かっただけで父の足元にも及ばなかったのだから荷が重すぎたと言うか、当然だったのに小泉総理の支持率が一時的でも急落した頃から進歩していないという事なのでしょうし、男女共に同じチャンスを与える事は決して否定はしない、寧ろ身体のつくりの違い(勿論それ故にも女性の方が優れた才能発揮できる分野だって絶対あるでしょう)を無視しない範囲でもっと積極的になされるべきだし、働く女性の出産・育児やその後の社会復帰ももっとサポートされるべきだ。夫婦別姓も選択制ならどちらかと言えば賛成ですが、その「ハシリ」だった田中氏の迷走も教訓としないで、変に女性を特別視して、国民も国民が選んだ政治家も能力不相応な地位に就かせたから、こうした昨今の女性政治家達の迷走は世界のいくつかの主要国と比べても群を抜いて恥ずかしい、酷い有様となっているのです。(稲田氏はまた、南京大虐殺を改めて強く否定しているみたいで、私も30万人説には強い疑問を持っているけど、ホントこの人はネトウヨ達同様「無能な働き者」だよなあ・・・・・・・・大切なのはそういう大虐殺があったかなかったかではなく、戦争とか不幸な歴史をこれからも繰り返さない為に忘れず、未来に活かしていく事である。中国・韓国・北朝鮮は確かにマトモな国じゃないのだろうが、そうした国々との確執も何度も言う通り戦前・戦中日本を美化して、戦争行為をも正当化する免罪符にはならないし、してもいけないのである。勿論言うべき事は言って、安易に譲歩とかはしてもいけないのだろうけど、それにはまず日本が、謝罪なんかしなくていいからそういう姿勢を一貫するべきなのである。戦後70年過ぎて戦争を経験した世代の人達がますます高齢化して、右傾化しているのだから猶更である)

この点ではアルゼンチンが一番の反面教師(「あの人」なんかたまたま夫のボロが出る前に早死にしたから今でもレジェンド扱いされているけど、国民に正当に選ばれたわけでもないのに政治にも容喙したって、チェ・スンシル氏とか何が違うのよ?答えに「容姿」はなしね)で、今まで長々と述べたけど、要するにですね。そういう題材を選ぶのも下手くそな無理やりさがドンドン目立っていって、それはそうした女性政治家達の酷さを中心とした政治の劣化と重なり合うものがあり、しかも国民の意思とは無関係に受信料を取っていて、そのくせ出演役者のギャラは比較的低く抑えている放送局(だからこそ、紅白でも安室ちゃんや桑田氏の出場も決定したらしいけど、いい加減もう少しそれに見合ったものを提供してくれよです)が制作・放送しているから「いい加減最優先的に治療しないとダメだ。」と強く憂う気持ちがあるからなのでしょう。勿論出演役者陣には罪はありませんが、そうした酷さはもはや女性主人公の大河ドラマの出来自体とも比例しなくなっているのもそうした違和感に一層拍車をかけているとも思います。しかし、実際に漫才という自前の才能でそのメッセージを真摯に伝えていた様であるウーマン村本氏も、個人的な思想の違いなんかもう置いといてちょっと見直したよですが、ミョーに貴乃花親方(この人も言動に全く問題ないとは言わないけど、ゲンダイは自民・巨人に次ぐ第3の標的にしている感じだし、リテラも劣化版噂の真相なままならもう存在価値なんか無い!!)とか悪者扱いしている貴ノ岩暴行事件やパンダ舎に22億かけるのも全く馬鹿馬鹿しいシャンシャンフィーバーやまた勝負飯は雑炊(でしたっけ?)とか何食おうが勝手だろな話でも騒いでいる藤井四段とかでいつまでもギャーギャー騒いでいるのだから、島崎藤村風に言えばこの国は依然夜明け前であり、夜明けなどまだまだ先の話であるという事なのでしょう。(支持率数%まで落ち込んでしまったらしい希望が与党になるぐらいならまだ安倍政権の方が何倍もマシだな意見にも変わりはないけど、野党もダメだからホント楽だろう)

http://www.ch-review.net/contents/2230

直虎について言えばまた、実際ヤフコメとか肯定的な意見も少なくない、寧ろ多い一方、この5ちゃんねる系レビューでは私以上に厳しい評価も目立ちます。総合評価は5点満点中約2.7点ですが、私もそれぐらいが妥当かと思います。100点満点なら甘く見ても55点程度です。と言うかまた、まあ大河って数年単位で動くプロジェクトだし、一々そんなの気にしちゃいられないけど、直虎が実は男だった説や既に1568年に死亡した説がよりにもよって放送中に明らかにされただけじゃなくて祖父の直宗や直親も架空の人物説が指摘されているらしい。(もしホントにそうならば、直盛は直平の孫ではなく、子であると見做す事も出来なくはなく、彼の生年1506年説も、直虎の生年1536年説も矛盾は無くなるけど、直政の父は誰なんだ?な等の新たな謎が出てくる)そういう指摘もされるほど分からない事も多かった中での努力を否定するつもりもないけど、バツが悪いよね。題材を選ぶのも下手くそとも言ったけど、これなら例えば、低俗ながらも藤原道綱母を主人公にして、兼家との愛憎劇や兼家の正妻、時姫との確執とかを現代の不倫とかと重ね合わせて描いた方がまだ面白く描けた気がします。万人受けはしないでしょうが。

来年2018年は自民総裁選が予定されていますが、西郷どんは実績は十分な林真理子&中園ミホ両氏コンビでもっと盛り返せるかだし、再来年2019年のいだてんは本作でも家康役だった阿部サダヲ氏が主演の片割れで、脚本担当はクドカンです。しかし、特に前者はいい加減学習しろよと言うか、女性目線のBLシーンとか渡辺謙・斉藤由貴両氏の不倫騒動とかディレクターの暴行事件とか、篤姫でも小松帯刀役だった瑛太氏が大久保利通のイメージとも違うだけならまだしも既にいくつも不安要素が見られます。どちらも直虎以上にダメならばいい加減真剣に大河枠自体の廃止も検討すべきかもしれないですね。求められているもの自体が変わっていて、それは時代も変わっているのだから別におかしい事でも何でもないとも言えるのだろうけど、いつまでもそうした枠にこだわる事べきじゃないでしょう。

今週までの1年間続けた感想、苦言もしばしば呈して、その中で抱いた違和感の理由についてもここまでかなり長々と述べたけど、特に役者陣の皆さん、お疲れ様でした。その面々の中でも主演の柴咲コウ氏、今後は女優活動は控えめにして会社経営の方にシフトする等リアルおんな城主としての道を選ばれた様ですが、本作での経験も活かせるか?〇〇妻で共演された東山紀之氏の方はそうであるか甚だ微妙な様ですが、他の方々もこの経験も無駄にしないで、これからも実りある活動を続け、実績を築かれていけばこれに越した事はありません。残念ながら役柄上早く退場された三浦春馬氏もオトナ高校も毎週見ていて、こちらは普通に面白いですが、大河がオワコンとならないでかってのクオリティを取り戻せたのならば、いつかはまた出来れば主役の座を射止めて、もっと活躍していただきたい所です。同じ茨城県出身者として応援しています!!

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2017/12/23

おんな城主直虎の終了から改めて見える、大河ドラマの女性を無理押しした等の駄作化と日本の政治劣化との関係性(前編)

一回おんな城主直虎最終回感想として今週19日に公開しましたが、長くなりすぎてしまったので、人には人それぞれの価値観があり、それは他人が一々どうこう言う事では無い事を頭で分かっていながら、何故私は同作を高評価する声に違和感を覚えているのか?ハッキリした理由が分かってきたけど、その続きである新たなエントリーとして公開します。

何故かこの国は政治と野球が似ている(しかし、安倍総理はアンチ巨人のヤクルトファンであると公言し、参議院議員だった堀内恒夫氏の前でも「堀内さんには悪いですが・・・・・」と前置きした上でネタにした事もあったという)のですが、特に昭和末期以降は政治と大河ドラマも似ている様に私からは見えます。どの様に似ているのか、年譜形式で以下述べます。

1986年「いのち」・・・・・三田佳子氏が主演の、現代を舞台とした医者を目指す女性の話。衆参同日選挙は自民の圧勝で中曽根康弘総理が総裁任期1年延長を勝ち取ったが、土井たか子氏が社会党委員長に。

1989年「春日局」・・・・・大原麗子氏主演、平均視聴率32.4%。前年の1988年には集英社の伝記漫画にも取り上げられる。リクルート事件もあって、参議院選挙は自民が大きく単独過半数割れ、社会党は総議席数は自民の3分の2だったが、改選数限定では第一党であり躍進、マドンナブーム起きる。宇野政権が女性スキャンダルで短命に終わった後の海部政権で初の女性官房長官が誕生。

1991年「太平記」・・・・・真田広之氏主演、戦前は逆賊認定されていた足利尊氏を主人公として南北朝動乱を描いた初めての作品。放送開始直後にバブル崩壊して、特に終盤は南朝の息の根を止めかけた筈が観応の擾乱で動乱が長引いてしまったが、世界でも湾岸戦争が勃発中で、世界平和への貢献のあり方に一石を投じる。小沢面接も見られ、年末にはソ連も崩壊する等混沌とした世の中に。

1992年「信長 キングオブジパング」・・・・・緒方直人氏主演。ミョーに当時流行のトレンディドラマを意識した様な配役が見られて、正直失礼ながら特に明智光秀は「何でマイケル富岡なの?」で、ルイス・フロイスを狂言回しにしたり、平幹二朗氏等ベテラン陣の好演等評価点もあったが、個人的には大河の駄作化・低俗化のきっかけとなった作品だと思います。バブル崩壊後初めて放送された大河ドラマでもあったけど、リクルート事件からまだ数年しか経っていなかったのに東京佐川急便事件でキングメーカー金丸信副総裁が失脚、長く政界を支配してきた田中~竹下派が分裂し始める。信長に味方した細川藤孝の子孫でもある護熙氏が代表の日本新党が結党されたが、この時あの小池百合子氏も国政デビュー。(当時は参議院議員)

1993年「琉球の風」・「炎立つ」・・・・・前者は東山紀之氏、後者は渡辺謙・村上弘明両氏が主演。それぞれ安土桃山末期~江戸初期の琉球(沖縄)、平安後期の東北地方を舞台として、太平記同様これまでの大河ではあまり取り上げられなかった題材だったが、視聴率は振るわず。(それでも直虎よりは高かったが)衆議院総選挙直前に前者から後者にバトンタッチ(後者初放送日はその公示日と重なってしまった)されるが、自民・竹下派の分裂や新党ブーム等により総選挙では自民は第一党は保つが、過半数を大きく割り、結党以来初の野党転落、非自民・非共産連立政権成立で55年体制が終焉、小池氏は衆議院に鞍替えし、友人の野田聖子氏や直後父が死去した田中真紀子氏もこの選挙で国政デビューを果たす。

1994年「炎立つ」・「花の乱」・・・・・・後者はいのち同様三田氏が主演で、平安遷都1200年を記念して、狭義の室町時代を描いたが、荒唐無稽な脚本等が微妙で20年近く視聴率ワースト記録を保持。前年成立した非自民・非共産連立政権も所詮は寄せ集めで、細川氏は女性の活躍も前面に押し出した薄っぺらい人気取りもしていたが、結局まとめきれず、祖父同様途中で投げ出してしまった。花の乱放送開始直後に羽田政権が成立したが、野党根性が抜け切れていなかった社会党が連立離脱して、少数与党に。日本国憲法下ではやはり存続日数ワーストの短期政権に終わり、自民がまさかの(?)社会党・新党さきがけと組んだ連立政権で与党に復帰(政権交代の立役者だった小沢一郎氏は政治家人生で初の野党立場となる)、田中氏もまだ議員1期生だったくせに早くも閣僚入りを果たす。

1995年「八代将軍吉宗」・・・・・・前3作が題材マイナーで不発に終わりましたが、今度は独眼竜政宗等を大ヒットさせたジェームズ三木氏脚本、山河燃ゆや翔ぶが如くでも主演した西田敏行氏の実績は十分なコンビで徳川吉宗という扱いやすい題材で勝負、若い頃から何度も大河の方にも出演されている松平健氏の暴れん坊将軍との差別化もしっかり出来ていたのは流石と言った所か。自社さ連立政権も、田中氏は8月の内閣改造で閣僚から外れたが、通商産業大臣として入閣していた橋龍が田中~竹下~小渕派では6年ぶりの自民総裁にも就任し、副総理も前任者で外務大臣も兼任していた河野洋平氏から譲られた。参議院選挙でも社会・さきがけと合わせて過半数となる。

1996年「秀吉」・・・・・・モビットのCMや軍師官兵衛でも演じた等竹中直人氏代表作の一つ。この年以降2019年のいだてんまで24作中19作が幕末・明治または戦国が時代設定の作品となるが、放送開始4日後の1月11日にはついに橋龍が総理に就任し、本格的に自民が政権与党に復帰、民間から長尾立子氏も法務大臣に起用し、10月の総選挙でも政界の光秀(この秀吉では彼とのライバル関係も強調して描かれていた。民主の鳩山ルーピーは柴田勝家か?)でもあった小沢氏率いる新進党の攻勢も交わし、単独過半数はならなかったが、社会民主(社会から改称)・さきがけと合わせた過半数は維持した。しかし、秀吉でも晩年の悪い面は描かれなかったが、村山政権下では既に消費増税が既定路線となっていた。秀吉以降視聴率が30%超えた大河は無いが、日本の経済成長率もこの年以降3%を超えたのは2010年だけである。

1998年「徳川慶喜」・・・・・・翔ぶが如く以来の司馬遼太郎原作(この時点で既に故人)で、ナレーションにも前述の春日局で主演を務めた大原氏を起用したが、視聴率は伸び悩む。(それでも20%は超えていた)放送開始時はまだ橋本政権が続いていて、社民・さきがけとの閣外協力を解消、政権基盤が強化されたかと思いきや、消費増税が響いて参議院選挙で敗北、「凡人」小渕恵三氏にバトンタッチし、当選まだ2回に過ぎなかった野田氏を郵政大臣に起用するも小渕氏も慶喜同様ネガティブなイメージが強く、不人気でアメリカのマスコミには「冷めたピザ」なんて酷評されてしまった。なお、側近だった額賀福志郎氏も防衛庁長官として入閣しながらも途中辞任を余儀なくされたが、額賀氏のHPでは主演を務めたモッくんとの2ショット姿も公開されています。また、額賀氏が途中辞任した頃にはあの江沢民国家主席が訪日して、天皇陛下にも執拗に謝罪を要求したが、慶喜が江戸城開城等戦わない道を選んだ様に小渕氏もそうした要求を拒否していずれも不人気なりにも日本の為に働いてくれました。慶喜が最後の徳川幕府将軍なのは周知の通りだけど、小渕氏も・・・・・・・・・・

1999年「元禄繚乱」・・・・・・日本人に大人気な忠臣蔵が題材だったが、仇討の動機や悪役ではなかった吉良吉央等今までとは違った解釈で平均視聴率も20%はクリア。最近も愛していたって、秘密はあるでも福士蒼汰氏の母親役で出演されていた鈴木保奈美氏は本作以降一時芸能活動を中断するも、小渕第一次改造内閣でも留任していた野田氏も後述する小泉劇場もあってしばらく閣僚から外れた。その改造内閣自体、元禄繚乱の解釈同様今までとは違っていた。そう、新進党が解党となってしまったけど、小沢氏の自由党、そして公明党との自自公連立政権を成立させたのである。これで重要法案を次々と成立させて、景気もやや回復した。

2000年「蒼徳川三代」・・・・・・前半は1983年の徳川家康では描き切れなかった関ケ原等家康による完全な天下制覇を成し遂げるまでの覇業、後半は家康亡き後、家光が独り立ちするまでの政治劇を描く。最後の本格的な大河ドラマかもしれないが、放送途中の4月には小渕氏が脳梗塞に倒れる。家康の覇業が秀忠・家光に引き継がれた様に、五人組とか選出の不透明さは強い非難を受けたが、森喜朗氏も小渕氏を引き継ぎ、閣僚も全員留任となった。葵徳川が豪華にベテラン俳優陣を多数そろえた様に、森政権も後半はあの橋龍も入閣して、宮澤・河野両氏と合わせて閣僚に総理または総裁経験者が3人もいる超重量布陣内閣となった。それだけに政策自体は概ねマトモだったし、森氏の度重なる舌禍やえひめ丸事件の対応の拙さには「もっとしっかりしろよ。」だったけど・・・・・・・・・・・・・・・・・既に橋龍内閣時の1997年には日本会議も設立されて、国歌・国旗法も成立する等やや保守化の動きは見られたが、森政権以降自民は右傾化が顕著となっていく。またまた長くなってしまったので続きは別稿にて・・・・・・・・・・

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2017/12/19

おんな城主直虎最終回-「肉体は死しても魂は滅ばず!!受け継がれるおんな城主の生き様!!」(※12/23編集有り)

明智光秀って、出番は大して多くなくても大抵実力派のベテラン俳優が起用されるもので、この直虎では光石研氏ですが、今年は映画とドラマで16本も出演されたとか。遠藤憲一氏にも負けず劣らずな活躍ぶりでしたね。何か特段派手で華があるわけではないですが、善悪問わず様々な役をこなせる実力があり、どちらかと言えば一癖ある役の印象が強いですが、陸王とかでは良い人な役だし、名脇役として欠かせない存在であります。

設定上、本作でも光秀がやはり終盤の重要なキーパーソンとなり、本能寺の変をめぐる解釈は今までのそれこそ星の数ほどある過去の作品群とはまた一つ違った切り口で攻めていました。伊賀越えは思ったよりもあっさり終わって、あのいかにもわざとらしい芝居もゲラゲラ笑えたわけではなかったですが、家康チームが早速信長の弔い合戦しに出陣って、全く大した役者どもでしたな。(苦笑)

しかし、やはり今回は登場しなかったけど、秀吉が既に光秀を打ち破って、前作「真田丸」の三谷幸喜氏も清須会議も題材にしたけど、信長亡き後の織田家の主導権は彼が握る事になり、柴田勝家や丹羽長秀等共々出遅れた家康は自前の領土における引き締めと信長の死により空白地帯となった近隣地域の切り取りに専念する事になります。

前者は、出会いのきっかけはいかにも直虎らしいと言えたのですが、実在自体ハッキリしない光秀の子、自然(光秀も生年数説あるし、信長に仕える様になるまで何をしていたかハッキリしないのだけど)、信長の子と偽って於大の方直々の要求にも屈しなかった直虎でしたが、最後の意地を見せたと言えます。南渓から悦シュウ(変換できなかったけど、シュウは山と由)の名をもらった彼ですが、実際信長にはそういう名前の子もいて、徳川幕府2代将軍秀忠の世まで生きていたらしく父から与えられた天目茶碗も実際指定文化財になっているらしい。最初見た時はやや強引に感じたけど、またまた意表を突いた脚色がされていました。このくだりの悪くは無かった・・・・・・・と言うか、寧ろこの最終回の話は前半は良かったです。

しかし、一方で結果的に本能寺から3か月後に死んだからしょうがない面もあったけど、久々に再会したと思ったら、龍雲丸と別れたのも何だか思ったよりあっさりしていた感じがしたし、それだけならまだしも、直虎がついに死ぬ間際、幼少期の直親と政次が登場して、直虎も同じく幼少期の姿になったのはともかく、何でその後同じく幼少期の龍雲丸まで?という事はもしかして・・・・・・・だったのか?でも、こいつとはそこまで長い付き合いじゃないだろと言うか、強引でしたね。

と言うかまた、そもそもこの直虎の死のくだりは「さあ、泣いてください!!」な感動の押し付けがましくて、最大にして最後の大舞台だったのに却って白けた気分にさせられました。私はハッキリ言ってそういうお涙頂戴とかも大嫌いな人間なんで猶更でしたが、直政が養母の死に直面して半ば茫然自失となっていて、康政に叱責されたのも不自然な態度に見えました。まあ、妹と友人を失ったポルナレフみたいに「いなくなって初めてその存在の重さが分かった」のかもしれないけど、直虎との関係変化とか肝心の部分が掘り下げ不足だったから素直にそういう態度とか残念ながら共感とかは出来なかったですね。

そうした死にも直面しながらも甲斐と北辺を除く信濃を徳川領に組み入れた天正壬午の乱でも直政や直之ら家臣達は国衆らと交渉した等尽力して、一見直政のイメージじゃないながらもそれも史実だったらしいですが、最後の最後で小笠原康広が登場したのも、北条氏と縁戚関係にあり、氏康から名前も一字貰ったからなのでしょうね。ここで真田昌幸とかも登場していればなお面白かったのですが。真田丸にも繋げられるし。

この交渉が、直政が実績を残した確かな証拠がある初めての仕事だったらしいですが、この直後漸く元服する事になります。既にこの時点で21歳だったからかなり遅く、折烏帽子を被っていて、月代剃ったかどうかはこの時点では確認できませんでしたが、赤備えと直々に仕える家臣達を家康から与えられました。しかし、その家臣達の中に直虎との確執ももはや過去の事、丸くなった康用もいたけど、彼この時点でもう70超えた老人だぜ?光秀が総白髪で康用が初登場時と殆ど容姿変わってないのも細かいながらも違和感あったけど、彼の息子は実際後に直政と仲悪くなって袂を分かったらしいから、これから徳川の天下取りを支える為に働きまくる活躍に水差さない為に康用に代わりに出てもらったのでしょうね。大変だね~なかなか引退できなくて。

やっぱ元服時に直政は月代剃っていた様だけど、菅田氏は人気イケメン俳優の一人だし、月代剃らない方がカッコいいから(高橋一生氏の方も剃っていたけど、あの長興寺の肖像画も有名な信長だって剃ってない作品の方が多いもんね)小牧・長久手の合戦で活躍した姿が描かれた所で終わりにしたのか?そうも勘繰りたくなったけど、最後はそんな直政の徳川四天王の一角とか動のイメージとは正反対だったと言うか、静かな幕切れでしたね。「えっ?これで終わり?」と言うか。


1年間(正確には11か月間か)見続けたおんな城主直虎も今回でとうとう終わりとなったけど、なるべく簡潔に本作についてもう一度ざっとですが、振り返ります。

まず物語の始まりを1544年にした時点で少々無理がありました。直虎の父、直盛の生年は1506年説と1526年説がありますが、前者だと曽祖父(直盛にとっては祖父)の直平が17歳または27歳の時に生まれた事になってしまうし、後者だと、今度は直虎1536年生年説に矛盾をきたしてしまいます。まあ直虎の1536年生年説も、直親が実際1536年だから、それ前後だろうな恣意的な推測に思われますが、後述の話は無視する事とすれば、直虎の生年は1540~45年頃で直親が信濃に逃げた時は下手すれば生まれていなかったでしょう。

もうこの時点で何だか躓いてしまった様に見えて、女性主人公の大河の欠点として尺配分の拙劣さが指摘されていましたが、本作も残念ながら例外ではありませんでした。本能寺の変をめぐる解釈だけではなく、今川義元に必要以上に喋らせないで、桶狭間での戦死もナレーションでの言及にとどめたのは信長や家康をも凌駕する大物ぶりが感じられて良かったし、父の氏親が死の直前に制定して彼が完成させた今川仮名目録も絡めた寿桂尼と直虎のやり取りも面白かった。大河ドラマって、国盗り物語での道三と信長、毛利元就での経久と元就、義経での清盛と義経の様な、「前者はラスボスではないが、後者に大きな影響を及ぼし、後者にとって超えなければいけない大きな壁」図式をしばしば好んで描く様ですが、直虎もそんな大河ドラマのお約束に沿った一面もありました。またまた今川氏だけど、弱い者いじめしていて、領国を保てなかった無能大名な印象が強かった氏真も群雄割拠レースからの脱落後は背伸びしない、ありのままの自分を受け入れて、敗者なりの意地を見せ、ピンポイントで家康や直虎も助けた等最後までそれなりに活躍しました、と言うかある意味直虎より主人公らしかったとも言えたかもしれません。

しかし、その一方で凡庸な描写も目立ちました。尺配分の拙劣さって何だよと突っ込まれそうだからいい加減応えますが、幼少期の直虎はステレオタイプな元気な女の子に過ぎず、見ていて面白くも何ともなかったのにその描写に固執してしまったのが第二の失敗点だったと思います。直虎の許嫁だった、父の従兄弟でもあった直親と同時期に曽祖父の直平ら一門の長老達も世を去りましたが、直平の死とそれに絡んでいた可能性がある飯尾連龍の粛清劇も本能寺の変とかみたいに解釈次第で面白く描けた筈なのに扱いきれないと見たのか、結局さらりとしかまたは全く触れられなかったのも個人的には大きな不満点でした。折角歴史考証に、特に徳川氏・今川氏関連に詳しい小和田哲男氏を起用したのに、小和田氏の学識を活かし切れたとは言えませんでした。

直親という大きな欠片を埋め合わせるために登場した様な龍雲丸との恋愛描写もベタなメロドラマを見させられた様な気分で、正直脚本担当の森下佳子氏には直虎に自身の願望を独り善がりに投影するのはやめてくれ、そういうのはご自分の脳内にだけとどめてくれだったけど、過去の脚本担当作品(包帯クラブ等)にも出演された柳楽優弥氏を起用した割にはそのバックホーンも他の作品でも何度も聞いた様な設定で平板でした。

それでも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イケメン・美女から個性派まで色んなタイプを揃えた役者陣の演技の良好さが大きな救いとなっていて、それ故にも後述する様に実際の出来以上に評価されているのだろうけど、その意味では安心して見れました。その面々の中でも、最優秀助演男優賞はやはり高橋一生氏にこそ与えられるべきでしょう。耳をすませばの頃から知っていて、それ以前にも色々な作品に出演されていて、まあ「佞臣に見えて実は井伊家の将来の事を誰よりも考えていて、直虎の事も私情を排してやりあった事もあったけど、直親にまけないぐらい愛してもいた良い人」もややベタではありましたが、あの壮絶な処刑シーンが結果的に本作最大のハイライトであり、どんな嫌な役でも一つ一つ確かにこなされた末に掴まれた栄光という大輪の花をまた咲かせた瞬間でした。残念ながら民衆の敵は低視聴率だし、シンゴジラも私的には普通にゴジラシリーズの中では底辺クラス(庵野秀明氏への個人的な好悪を全く抜きにしても。庵野氏もエヴァは決して嫌いではないですけどね)の出来でしたが・・・・・・・・・・・・

高橋氏がいなくなって、直虎どうなるんだ?な不満を抱いたのは私だけではあるまいでしたが、残念ながらその不安は杞憂ではありませんでした。井伊家の敵対武将達も、折角若い頃から度々大河にも出演されていて、決して暴れん坊将軍だけじゃない松平健氏が配役だったのに家康が約束を反故にしたのに怒りをあらわにして、ライバルの北条氏康が死んだ事も喜んで、挙句の果てに寿桂尼の亡霊にノックアウトされた武田晴信(信玄)はやや小物臭かったし、氏康は氏康で村上弘明氏は過去に信長を演じられた事もあったのに登場してすぐ死亡って、態々出演させた意味あったのか?やや細かいけど、嫡男で形式的には既に家督を譲られていた氏政の方を登場させて、氏康は死亡した事について説明するにとどめた方が良かったのでは?でしたが、最後の大きな失敗点は何と言っても実質的に中途半端に直政に主人公交代させた事です。

ホリプロが必死こいてゴリ押し(陸王での演技も悪くはないけど、同じイケメン枠では山崎賢人氏の方が頑張られていると思う)している竹内涼真氏に最近やや押され気味な気もしないでもないけど、菅田将暉氏の人気に今度は縋ろうとしたのでしょう。ケツ丸見えの褌姿も見せた等のBLシーンも悪い意味で分かりやすかったわ(苦笑)で、本多忠勝役の高嶋兄までも上半身裸姿を見せてもいましたが・・・・・・・・・・熱血漢とか言えば聞こえは良かったのでしょうが、周りや後先の事とかあまり考えないで突っ走りすぎなきらいがあって、あの草履をフリスビーみたいに飛ばしたシーンも出世しようと一生懸命だったのは分かるながらも伊賀越えのわざとらしい芝居等共々笑えたりはしませんでしたが、普通に感情移入できないタイプでした。それでも、正室と嫡男を一気に失った家康を励まそうとして却って自暴自棄になっていた彼の怒りを買った時点でベタでも自分の無力さを痛感して、直虎や家臣達もいたからこそここまでやってこれた事を良く認識して、バランス感覚も覚えて人間的に一回り大きくなった姿とか描かれていたらまた彼に対する印象は変わっていたし、直虎死後のあの態度にも違和感とかは感じませんでしたが・・・・・・・・菅田氏が悪いのではなく、その様にクオリティのバラつきがあった脚本が悪かったけど、正直今まで見た役柄の中で最も印象が悪いです。今回の直政は。

高橋氏退場、主人公交代後も息子の家康に正室と嫡男を家の為に切る決断をさせた、於大の方役の栗原小巻氏の熱演も光ったし、海老蔵信長も途中までは怖いというより変な感じもしたけど、実は純粋に弟同然でもある家康をおもてなししようとした優しさもあった等二面性も際立っていて、「これもこれでアリかな。」と思えてきた。海老蔵氏も既に武蔵の時にせめてこれぐらいの演技力があったら良かったのにでしたが・・・・・・・・・・・・・政次処刑話みたいな良い話も5話に1話はあったけど、毎回とまではいかなくともこういう話はせめてもっと、2・3話に1話ぐらいは見たかった。放送前からまあ森下氏はハッキリ言って世間の評判程の脚本家だとは思わないけど、八重の桜とか江とか花燃ゆほどは酷くならないだろうと思っていた。実際ほぼその通りではあったけど、良い点だけじゃなくて悪い点も普通にいくつも目立って結局最後までそれが足を引っ張ってしまって不完全燃焼だったと思います。

それでも、ヤフコメでは肯定的な意見が多く、「視聴率は当てにならない」とか言っていた人もいたけど、確かに私も本作は殆ど録画視聴だったし、総理大臣や政党の支持率同様ある程度の目安に過ぎない面もあるかもしれない。しかし、それを言ったらヤフコメの方がもっともっとアテにならないよで、特に右寄りの人が多いが故に、関係ない話題でも韓国や民主・民進党を叩きたがる国内政治関連が顕著(お前らホントは好きなんじゃないの?だし。だって、ホントに嫌いならば一々積極的に話題にしないじゃん。暇人で余計な事も考える時間があるからそうやって嫌いなの叩いて鬱憤晴らししているのだろうけど)ですが・・・・・・・・・・・確かに私個人も「視聴率は高くなかったけど、個人的には面白かった作品」も「視聴率が高かったけど、個人的には駄作だった作品」はいくつもあります。まあ後者の方がどちらかと言えば多いのですが、全く関係ないという事は少なくともないでしょう。

時代が変われば必要なものも当然変わっていく。どんなに昔を懐かしんでも昔に戻ることは出来ないし、直虎が面白いと言っている人なんて葵徳川以前の大河見た事ないだろとかは偏見というものでしょうし、私自身も昔の作品は見た事ないのが全然多いですが、こういう声を聞いて大河ドラマの低俗化を改めて痛感させられたと言うものまた正直な心情であります。人の感性はそれぞれで、100人いれば100通りの価値観等があるのですが、何故頭ではそう分かっていながら、私は直虎を高評価する意見に違和感を覚えるのか?一回公開したけど、長くなりすぎてしまったので、そうした違和感の理由等続きは新規エントリーとして別に公開します。

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2017/12/11

おんな城主直虎第49回-「再会そして別れ 魔王本能寺に消える」

「大河ドラマ、空海と最澄を主人公にして配役は染谷将太と菅田将暉にしたら良いんじゃね?」とか言っていた人いて、ホントに日中合作の染谷氏主演の空海主人公映画という形で実現してしまったけど、先日37歳になったばかりの高橋一生氏も今度は日本語吹き替え版声優を務めるらしい。まあ少年期に耳をすませばとか声優経験もあるので問題ないだろうけど・・・・・・・

光秀から暗殺計画を聞いた家康、家臣達共々芝居を打ちながら信長の接待に臨む事になった。途中までは正直今回の海老蔵信長にはやや違和感ありながらも、恐怖ときどき変と言うか、「これはこれでアリかな。」とも思えてきました。今回の話も序盤の方ではこういう主君に仕えてつくづくストレスたまっていたのでしょうね。総白髪(享年54歳説のほかにも56歳説、67歳説もあるが、いずれにせよこの時代では既に老人の部類である)になっていた光秀が信長に足蹴にされて、慌ててその足についた自分の返り血を拭いたのは中途採用ながらも秀吉よりも早く城持ち大名になった重臣のする事では無かったけど、普通に屈辱だったでしょう。

そういう良くも悪くもステレオタイプな描写も見られたかと思いきや・・・・・・・・これまでの海老蔵信長は良く言えば今までも数多くの俳優達が演じてきた他の作品での信長とはまた少し性質の違った怖さがあっただけにそのギャップも際立ったけど、どうやら信長はホントに純粋に織田家の人質時代からお互い知る中だった家康を弟分として接待したかっただけだった様ですね。瀬名(築山殿)&信康の粛清だって家康自身の意志だった説もあった様だし・・・・・・・・

今回のもう一つの大きなポイントは直虎と龍雲丸、甚兵衛の再会で、後者のポルトガル語の再会の挨拶も粋ある演出でしたが、前者も相変わらず元気で、直虎は不器用でもあったのか素直に再会を噛み締める余裕もあまりなかった様だけど、あの事件の後の根回しも抜かりなく行う等さすが主人公だけあってしっかりあの日本史上最大の謎の事件に絡ませていましたね。

そう、本能寺の変の事で、本作でも光秀が何度も運勢を占っていた姿が描かれていた通り、その後の根回しも下手だったし、動機は定かでなくてもあまり計画性は無かったのは確かなポイントの一つだったのでしょうが、本能寺の変の事です。義元が桶狭間(実際は田楽狭間)で討ち死にしたシーン同様、信長が明知勢に襲われて、小姓、森蘭丸らと共にその炎の中に消えたシーンは描かれませんでしたが、それだけに周囲に要らぬ疑心暗鬼を抱かせて、すれ違いになってそうした誠意を理解してもらえなかった信長の、今まで数多くの作品で描かれたものとはまた一味違った悲哀を、直虎と龍雲丸らの再会とも対比付けながらですが、感じさせられたものがありました。


もういよいよ次で1年近く続いたこの直虎も終わるけど、今回の話はベスト5に入る良作エピソードだったんじゃないですか?ただ、秀吉は結局この直虎では登場しなさそうで、直虎が堺にとどまって、武田を滅ぼして毛利も追いつめていよいよ天下統一に大きな一歩を踏み出したばかりの信長が消えた後の成り行きを見守る判断をしたのは決して間違いだとは思わないけど、家康らが領国に帰る、所謂神君伊賀越えがあっさり終わってしまったのはちょっと拍子抜けでした。折角柳楽優弥氏(と山本學氏)も久々に登場したのだし、この本能寺の、いや本能寺が変の話は前後編話でやった方がなお盛り上がったのではないかです。

直虎もこういう「今までとは違うなあ」な脚色もいくつもあって、もっとそういう脚色ばかりだったならば、もっと個人的な評価も上がっていたのだけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最終回については脚本担当の森下佳子氏は「不思議な感覚で見てください」という様なコメントを残したらしいですが、徳川に天下を取らせたいと望んでも、関ケ原で燃え尽きた直政共々家康が完全なる勝利者になる所までは見る事が出来なかった直虎、彼女は最後に何を願い、何を残して長いとは言えなかった人生を終えていったのか?結局菅田氏の人気にも頼って、事実上主人公を後退させるまでしても視聴率は大きく下げないので精一杯でしたが、ここまで来たら当然最終回も見ます。

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2017/12/04

おんな城主直虎第48回-「覇者の訪問!!しかし、その絶頂の裏で・・・・・・・」

井之脇海氏が出演されていて、演技も高い評価受けていたトウキョウソナタ、以前見た事あったの忘れてましたが、改めてまた見てみました。確かに演技は上手い。非凡なものはこの当時からあった。しかし、いかんせん地味でもあります。これで「塩顔イケメン」とか宣伝されても改めて強い違和感しか残らないのだけど、まあマスコミなんて別に彼がこの後落ち目になっても知らんぷりでしょうし、何度も言うけど、分野が何であれ、マスコミが推す人間は私は容易に信用しない。「お前つくづくひねくれているな。」とか思うかもしれないけど、井之脇氏も例外ではないです。

それはともあれ、直虎もあと3回ですが、戦国大名として脱落してからの方が全然活躍しているけど、氏真が家康と共に信長と接待して、家康や直虎と色々話し合ったり、光秀が理由はどうあれ、結果的に日本史上最大の謎の一つな「あの事件」を引き起こした張本人らしく、影で家康を煽っていたりと・・・・・・・海老蔵信長も最初は何だか怖いと言うよりも変だったけど、まあ「これもこれでアリかな」と思えてきたし、前回では皮肉にも自分の運命は読めなかった安国寺恵瓊の名も言及されていたけど、絶頂にあった信長とそこからの転落の兆しとか部分的に面白く描けていたし、康政や忠勝等徳川家臣団のあの「覚悟」を前にした団結ぶりも熱いものがありましたね。

しかし、困った事に実質的に主人公となっている直政が今回もそういう面白く描けている部分も台無しにしていましたね。冒頭で、酒に酔ってつい本音が出たのか、「目には目を歯には歯を」な強硬策を主張していましたが、その後も事あるごとに・・・・・・・・・実際有能だったのは否定しないけど、まだ元服したかしないかの若造があそこまで強い発言権あるのですかね?熱血とか言えば聞こえは良いのだろうけど、どうも独り善がりで、彼の言動には強い違和感が残るばかり、視聴率だって絶好調なイケメン俳優、菅田将暉氏(同世代の、ゴリ押しされている竹内涼真氏も国民的俳優になりたいとか言っていた様だけど、昭和末~平成初期生まれのイケメン俳優達の中では彼が一番その可能性高いかな?現場での評判は必ずしも芳しいものではない様だが)を起用して劇的に伸びているわけではない(平均視聴率は歴代ワースト3なのはほぼ確定で、41回以降は花燃ゆるにも負けている)し、直政に事実上主人公交代させたのは失敗だと評価して良いです。

家康も家康ですね。まあ、本作では「無実とされている」信康と瀬名(築山殿、実はこの粛清も家康自身の意志だったな説もある)を失いながらも、信長に事実上臣従し続けなければいけない悲哀も嫌というほど痛感せざるを得なかったのも分かるけど、視点が現代的感覚すぎる(これはタッキー版八犬伝とかもそうだった。八犬伝自体正直私はあまり好きではないが)と言うか、平和主義とか何だか滝田家康も中途半端に意識しているみたいでくどい。直虎も直政も、結局そうした平和が完全に実現するのを見ないまま鬼籍に入ってしまったのも皮肉だったけど、今までこの脚本担当が描いてきた事って何だったんだろう?ですね。歴史考証に小和田哲男氏を起用したのも、今川氏絡みの一部描写(今川仮名目録もめぐる、直虎VS寿桂尼のやり取り等)以外は活かされているのかどうかも微妙だし・・・・・・・・・・

否定的な印象を抱かざるを得ない直政も、主君・家康を日の本一の殿にしたいな信念は全くブレていない事も無視したりはしないし、役柄とリアルを混同すべきではないのも分かってはいるけど、正直菅田氏の使い方がズレていて、却って駄作化してしまっています。最近文句ばっか言っているけど、次でいよいよ本能寺ですが。「本能寺が変」って、森下氏は上手い事題名付けていると御自分では思っておられるつもりでしょうが、そんなの歴史に興味がある人は皆そう思ってますよ。森下氏の意図とかとも別に。予告を見る限りでは漸く龍雲丸再登場するらしいけど、菅田氏よりも柳楽優弥氏の方を活躍させるべきでした。まあ同じ森下氏脚本担当作品で、同じ柳楽氏も出演されていた包帯クラブも正直微妙な出来でしたが、アレは柳楽氏の演じられた役柄が元々変人で、原作もさほど面白かったわけじゃなかったからまあしょうがない。もうあと2回しかないけど、せめて・・・・・・・・・・・ですよ。来年の西郷どんもBLやディレクターの不祥事等決して不安要素皆無じゃないけど、紅白も大河も連続TV小説もオワコン化したら(実際、特に紅白はそうなりかけているけど。ジャニーズや韓国に相変わらず忖度しているのだし)NHKはますます見放される。もう少し危機感を持ってくださいです。

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2017/11/27

おんな城主直虎第47回「高天神城攻略戦!!さらば勝頼!!そしてようこそ駿河へ!!」

柴咲コウ氏、同じ事務所の山田孝之氏も囁かれているけど、これからは実業家活動にシフトして社内独立するらしい?去年の今頃も一時独立して個人事務所設立していたよね。同じ大河で主演経験がある井上真央氏も松潤とあの後上手くいってるかい?と言うか、結局別の事務所に所属する事になった様だけど、悪い事は言わないからマジでもう一度独立したいとか思っているのなら考え直した方が良いと思います。大河ドラマの様なおんな城主にはなかなかなれないでしょう。

と言うか、おんな城主でなくなって久しい・・・・・いやそもそも実質的に主役でなくなっている直虎ですが、第47回ですね。高橋一生氏ももういないし、柳楽優弥氏も自殺未遂しちゃってもうダメかなと思ってたけど、ホント良く立ち直ったよ、今度あの某主演映画も見てみるよだけど、思ったほど使えないと見做されたのか、いつ再登場するんだ?だし、今度は菅田将暉氏で・・・・・・なのはともかく・・・・・・・・・

前回の感想でも述べたけど、信康と瀬名(築山殿)を失って傷心状態にあった家康を激励しようとして却って怒りを買った時点で、ベタでも直政が自分の無力さとかを自覚して、そうした無力さ、ちっぽけさも受け入れながら徳川家臣としてどう生きていくべきか一回り大きくなっていった姿を見せていれば、彼に対する印象は全然違っていたでしょう。ところが、実際はそうした家康の自暴自棄にもめげず、激励して、家康も納得して・・・・・・・って、元服もしていない小姓ごときの出過ぎた激励で立ち直るって、家康どれだけ凡人なんですか?ですけど・・・・・・・・・・・

まあ大河の主人公補正は別に本作から始まった事では無く、寧ろ悪い伝統になりつつあるけど、悪い伝統と言えば、これも今回見られたけど、BLシーンですね・・・・・・・・・菅田氏の突っ走りぶりばかり目立って、良いコントラストなしている様には見えないし、ひねくれている私は彼に限らず、マスコミが過剰に推している人間なんて安易に信用しない様にしていますが、井之脇海氏、そして高嶋兄まで・・・・・・・・・・これも菅田氏のお尻丸出しの褌姿共々強い必然性あったとは思えず、まあ後者も50過ぎにしては締まった身体しているのは流石と言うか、ホントに地元での誘致活動に応えて、直虎よりも忠勝を忠朝共々大河の主人公に取り上げるべきだったんじゃないか?だった。

私は前にも言った通り彼のゆかりの大多喜城にも行った事ありますが、前者もね・・・・・・・・悪く言えばやや地味ながらも演技力あるのは否定しないけど、だからこそこんなイケメン好きホイホイな脚色は「ちょっと違うだろ」ですね。ホントに天皇の料理人とかJINとか何作もヒット作を出した人なのでしょうかね?まさか篤姫や江みたいに代筆だったなんて事はないだろうけど、ともあれ高天神城攻略戦はそれなりには盛り上がりを見せ、成功を収めた。

何だかんだ言っても、直政もこの時点でハタチになるかならないかだったし、流石に以前よりは落ち着いた雰囲気も感じられる様になったけど、そうした成功の一方で、表向きは同盟関係でも実際は徳川が織田に従属し、直接武田と戦ったのは前者だったのに敵への処置について後者の言う事に逆らわず受け入れなければならなかった等信康らを失ってもまだ終わらぬ悲哀も痛感させられました。何だか昨今の日米同盟とも重なり合うものも感じられましたね。トランプ=信長、安倍晋三=家康、金正恩=勝頼だけど、北条氏政はプーチンか習近平か?

既に上杉輝虎(謙信)死後の御館の乱への介入に失敗してから狂った歯車を止められなくなっていた様で、滅ぶ時は大抵そんなものかもしれないけど、あっという間に天目山の合戦も終了して、勝頼は生首姿に。結局この直虎では信長・家康の引き立て役に終始してしまったけど、もう直虎の死まであと半年しかないのか・・・・・・・・・・・・・・

家康にとっては10年以上戦った宿敵との領土争いにケリをつけた形となったけど、特に親父(信玄こと晴信)からは教わった事も多かったから旧臣を召し抱えたのも忘れてはいなかった。まあ一方的に非があったわけでもなかった孕石主水にはしっかり報復して、しかし、本作ではそういうのはスルーされていた様だけど、武田滅亡後の論功行賞でも使者である光秀から知らせを聞いて、忠勝ら家臣達もまるで子供の大学入試の結果を待つ親みたいにそわそわして落ち着かなかった様子からも改めて家康は信長の同盟相手ではなく家臣だった事が伺えましたね。そして今度は神木隆之介氏主演の某映画をもじったタイトルだったのだろうけど、その信長が浜松に来るようで・・・・・・・・・・正直海老蔵信長は怖いと言うよりも変に感じられたけど、まあ「アレはアレでアリかな」と思えてきました。家康は駿河をもらった代わりにとびきりの設定してあげなきゃいけないねと言うか、日本史上最大の謎の一つであるあの事件がすぐ近い未来の出来事であるのも知る由も無いまま、信長は何をしに来たのか・・・・・・・・・・・・


今回は池の水ぜんぶ抜くに視聴率負けちゃったらしいけど、41回以降の視聴率、大河ワーストだった花燃ゆるにも負けているんですよね・・・・・・・・テレ東は結構独創的な人気番組を制作・放送していて、一方で去年まで35年間放送していた新春ワイド時代劇は終了してしまった。代わりに放送された釣りバカ日誌は連続TVドラマ版は面白かったかと言うと正直微妙ではあり、今年は直虎だけど、大河みたいに変に続けて色々矛盾とか露呈するよりは建設的だと思います。時代が変われば求められるものも変わっていくし、昔の良かった時に戻れと言ったってそりゃ無理な相談というものでしょう。だから、前回感想時に正直に吐露した、「ヤフコメとかで直虎面白いなんて言っている人は80年代どころか葵徳川以前の大河見た事ないだろ?」な私の個人的な疑問も偏見というものだろうですが、大河だけでなく、結局は良くある昭和懐古ドラマの一作に過ぎなかったひよっことかの連続TV小説やしつこく安室ちゃんとかにも出演交渉している紅白等NHKは目玉番組の今後のあり方についていい加減真剣に考えなければいけない時期に来ているのもまた確かだと思います。直虎も残りあと3回ですが、少しでもその答えを見つけられるきっかけとか掴んでいければであります。さもないとホントにNHKはこの先もっともっと見捨てられる。日馬富士暴行事件報道でも民放程は酷くないけど、バーニングにも忖度して貴乃花親方や貴ノ岩とか本来被害者なのに悪者扱いする等偏向報道してしているのも褒められた事では無いのだし。

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2017/11/20

おんな城主直虎第46回-「信康の悲劇も超えて!!そして賢妻賢母は悪女になった・・・・・・・」

気が向いたら後日感想書くけど、高橋一生氏も出演されていたシンゴジラ、折角・・・・・・だったのにで、まあゴジラらしいと言えばらしい面も多々ありはしましたが、残念ながら私から見ればシリーズの中では駄作に見えました。民衆の敵でも停視聴率で沈んでいて、甥がフジテレビ社員(いずれは地盤を継ぐのか?安倍さんは子供いないし)なのに総理大臣の病気も揶揄する様なパロディも見られた様ではそれも無理ないけど、空飛ぶタイヤは池井戸潤氏原作だし、ヒットしてほしいものです。

さて、今回は変に直政を必要以上に絡ませなかったのが良かったかどうかは知らないけど、視聴率はちょっと上がった。しかし、それでも最近10年の大河としても低く、「安定した視聴率をキープしている」とかのヤフコメ民のコメントも目にしたけど、民放ドラマなんか10パーでも良い方だからそう見えたのでしょう。まあ何度も言っている様にヤフコメ民のコメントに「あなたそれは違うよ。」と一々突っ込んでいたらキリが無いですが、理不尽な現実に直面しても取り乱すなどせず、堂々とした態度を一貫した信康は普通に立派でした。女子SPA!「ただのイケメンじゃない!」って、イケメンかどうかは正直どーでも良いですが、ジョジョ実写映画版にも出演されていたらしく、菅田将暉氏とも誕生日がかなり近い平埜生成氏(下の名前は最初「しょうせい」かと思いきや、「きなり」というらしい。変わった名前だ)は悪く言えばやや地味ながらも確かに年齢以上の円熟味が感じられる、見る人達の視線を釘付けにする演技力の持ち主であると認識いたしました。

この信康&瀬名(築山殿)の粛清劇については家康が自発的に行ったものだな説もありますが、家康もただ信長の言う事を聞いていたわけでもなく・・・・・・・・本作での彼は何考えているか分からない印象が強かったけど、この頃から所謂狸親父の片鱗が伺えたのですかね?集英社刊「世界の伝記」(家康が平和主義者に描かれていた山岡版に便乗したのだろうけど、巻末の方の解説は明日誕生日である故・桑田忠親氏が担当していた)では共に駿府で人質生活を送っていた姿も描かれていたけど、幼馴染だった氏規がいた北条家との同盟も、愛息を助ける為にも工作していて、元々その北条の主君筋だった氏真(曾祖母が早雲こと伊勢長氏の姉または妹で、長氏は祖父の氏親の擁立に貢献した)も上手く使おうとした等抜かりなかったのは流石と言った所ですか。ただ家康はまた長篠合戦で勝ったとはいえ、遠州をまだ全土掌握していたわけではなかったからこの同盟は一石二鳥とも言えたのですが、この少し前に急死した上杉輝虎(謙信)の跡継ぎをめぐって武田と北条がまた仲悪くなってしまった御館の乱についても簡単な説明が欲しかった所だったかもです。

信康を理由つけて居城を移したのも勿論その裏工作あっての事でしたが、その都度尤もらしい理由述べていた忠次もさぞかし気苦労が絶えなかっただろうなあと。(苦笑)残念ながら於大の方に説得されて表向きは決意した一方、その様に尽力した家康の裏工作は実らず、信康も瀬名も周知の通り・・・・・・でした。実質的に主役交代して、タイトルとは裏腹におんな城主ではなくなって久しい直虎でしたが、流石に・・・・・・という事で瀬名との女同士の腹を割った今生最後の話し合いも今回の話の見所だった。まあ必ずしも本人の意思ではなかったのに戦国三英傑いずれも敵に回して人生三度も落城を経験してしまった淀君が悲劇の戦国女性としてはナンバー1だろうけど、家または肉親の為に悪人を演じるって、女政次みたいで信念は伝わりはしたけど、新鮮味には乏しかったです。しかし、家康の代わりに氏真も使って北条との同盟を工作した事にすると、家康何やってたんだという事になってしまうし、まあ無難な脚色だったかもしれない。

直政も途中信康の居城移しに関わっていましたが、人質時代から共に過ごした妻と期待していた嫡男を亡くしたばかりだった主君に軽々しくあのような励ましをかけたなど僭越が過ぎたというものだったでしょう。信長への、北条との同盟工作についての報告も「お前は俺の言った通りの事をすれば良いと言ったのに、それならばもう好きにしろ。俺も今後はもっと自分の好きな様にやる。」という様な事言われて、好感触だったとは言い難かった事も相まって一気に感情が爆発して、独裁者宣言までしてしまったけど、ここでやはりベタでも直政が自分は自分で思っているよりも無力で、もう一度自分は直虎や井伊家家臣達に今までどの様に支えられたのか、そして今後彼女らの姿からどの様に学び、それを徳川家臣の一人として活かしていくべきかもっと自己啓発、自己改革していった姿が見られれば彼に対する印象も変わっていっただろうけど、この時点で元服もしていないのに家康の激怒にもめげずまた励ましかけたってねえ・・・・・・・・・・・・まあ大物の証拠だとも言えなくもなかったのだろうけど、底の浅い主人公補正またしもだったでしょう。

と言うか、もう終盤も良い所なのに直虎もそういう理不尽な出来事も感情に流されないで、ありのままの現実として受け入れる事が出来ないで、南渓和尚にも飄々とした皮肉言われていたけど、こういうシーンもいい加減見飽きました。成長した様に見えて思ったほど成長してないですよね。

ある人は、空海&最澄を菅田氏と染谷将太氏のダブル主演で題材にしてみたらどうだ?と言っていたら、ホントに染谷氏主演で日中合作の空海を主人公とした映画が来年公開予定になってしまって、もう今更言ってもしょうがないけど、ホントに大河で実現させるべきでしたよね。龍雲丸もまさかこのまま再登場無しなんて事はないだろうけど、菅田氏の人気にも頼って実質主人公交代していっそうこういう題材取り上げた意義が感じられなくなっています。個人的に。

ヤフコメとかでは肯定的な意見が多く、それぞれの時代の世相とかを反映しているゴジラシリーズもまさにそうだけど、時代によって求められるものも変わっていく。だからおかしい事でないだろうし、偏見なのは自覚はしているけど直虎を面白いって言っている人達って80年代以前どころか、葵徳川以前の大河見た事あるのかなあと正直ふと思いました。いや、私だって昔の大河は見た事ない作品の方が全然多いし、全然詳しくなんかないです。「昔が良かった、今はクソ!!」なんて言うつもりもサラサラないですが、もう無理して女性を主人公にするのいい加減止めようじゃないかですね。そういうの連続TV小説で十分じゃんと言うか、こちらの方は100作目の主演は広瀬すず氏で決定したらしいけど、昨今の女性政治家だってまた、ドイツでは2021年まで政権続くはずだったメルケル氏はFDPに連立離脱されて黄色信号になっているし、ジンバブエもムガベ氏が評判悪い夫人を後継者にしようとしてとうとう軍の反発も買って独裁に終止符が打たれようとしている等ダメダメぶりがめだっているではないですか。

それは必ずしも女性が男性に比べて能力が劣っているわけではない。たとえそうだとしても身体のつくりからして違うのだからしょうがないし、そういうのまで無視した男女同権なんて「幻想」、「偽善」に過ぎないのですが、女性主人公大河の行き詰まりもそうした昨今の世界主要国での何人かの女性政治家達の迷走とも重なり合うものがあるとも思います。日本でなら小池百合子氏とか山尾志桜里氏とか稲田朋美氏とかが全く悪い意味で代表選手でしょで、アメリカでもカマラ・ハリス氏とかチェルシー・クリントン氏(母親もあれだけ大半のマスコミが味方してくれたのにトランプ氏にすら大統領選挙勝てなかったし)とか絶対マスコミが絶賛するほどのホープだとは思えないのだけど、紅白も大河も連続TV小説(ひよっこも薄っぺらい「昭和懐古ドラマ」に過ぎず、茨城という世界観も思ったほど活かされてなかったし)も揃ってホントにオワコンになったらNHKはいい加減見捨てられるぞ?もう存在価値なんかないぞ?ですが、それは私達一般国民にとってこそ最も悲劇です。また長々と苦言も述べてしまったけど、次回はいよいよ高天神城攻略戦な様で、直政もいよいよ前線で活躍するのだろうけど、来年以降に繋がるものをもう少し魅せてほしいものです。

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2017/11/13

おんな城主直虎第45回-「決断の時!!魔王から課せられた試練!!」

直虎もあと6回ですか。2017年も早いものであと1か月半強で終わりで、紅白総合司会はウッチャンがやるらしい。直虎はお笑い枠も結構あったけど、彼も今後大河出演実現するか?果たして。

家康を暗殺しようとした刺客は、どうやら嫡男・信康の家臣だった様で、直政が防いだ事になっていたけど、当然立場は悪くなった。そして悪い事はさらに重なる。家康に気に入られていた側室、西郷局の間に長松こと後の秀忠が生まれた、と言うか5年前に生まれていた秀康は無視ですか。信康の仲介で3歳の時に父と初対面したとか比較的有名なエピソードだと思うのですが・・・・・・・

そう言えばナレーションの梅雀氏も、絶対8代将軍吉宗を意識しただろと言うか、功名が辻で秀忠を演じた事もあった(家康役が西田敏行氏)けど、信康は信長の娘、徳姫との間には娘しかいなかった。小笠原氏等にその血脈は受け継がれ、さらに現在の皇室も子孫となっている(対する秀忠・家光も、貞明皇后等を通してやはり女系ながら皇室にも血が入ってはいる)のは救いと言った所でしょうが、勿論そんなの信康も瀬名も知る由は無い。

秀忠が生まれて、今度は守役でも狙っていたのか?本作に限った事ではないし、総じて演技力はある人だけど、顔芸はこの人の悪癖だよね~と言うか、菅田将暉氏のリアクションも白けムードで、正直「もう良いよ・・・・・・・」でしたね。事実上の主役交代もやっぱ失敗だったと言うか、もう下手に必要最小限以上に直政絡ませない方が面白いよ、残り数えるほどしか回数無いから時すでに遅しだけどね~だけど、信康サイドも勿論危機感が無かったわけじゃない。

実際空気だった話もあったから前主人公でも適度に話に絡ませないとヤバいと思ったのかどうかは知らないけど、瀬名が直虎に相談した様だ。しかし、それならそれで何故この様な手合いを選んだのかもっともっと明確な説得付けとか欲しかったね~とも言うか、嫁姑の確執もお約束すぎるのか描かれなかった様だけど、元武田の家臣の娘を信康の側室に選んだのは拙かったでしょう。しかも徳姫にも相談しなかった様だけど、堪忍袋の緒が切れたのか、とうとう父・信長にチクってしまった。

この時信長は飼っていた鳥を鉄砲で射殺して、いかにも「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」な信長らしかったですが、ここで明智光秀が初登場?しかし、まあこんな事もしでかした主君が主君だからでしょうが、総白髪だったのには緒形信長でも強調されていた気苦労(当時の長時間労働等と重ね合わせて描かれていた)とか色々あった事が伺えましたね。光秀の生年には複数の説があって、1515年(永正12)説もあるから、おかしくないと言えばおかしくない(もしホントに正しければこの時64歳で、平均寿命の短い当時なら80歳以上だっただろう)けど、もっと辛い運命が待ち構えていたのは家康重臣の一人、酒井忠次の方です。

信長から徳姫のチクリ書状を基に詰問されて、あれでは受け入れざるを得ない・・・・・・・と思いきや、海老蔵信長は必要以上に怖く見せような意識が些か強いと言うか、怖いというよりもどこか変ですね。私の知るある人に、大の信長ファンである人がいて、当然信長の野望もプレイ経験あり、高橋信長(国盗り物語や山岡版新春ワイド時代劇での)とかは評価しても藤木信長(草彅秀吉での)や反町信長(利家とまつでの)なんかは全く評価してなかった(なお、2005年新春ワイド時代劇版での伊藤信長については「若い頃はまだしも、壮年以降は苦しく感じた」とのこと)けど、おそらく海老蔵信長ももしこの直虎を見ていたとすれば評価していないだろうなあともふと思いましたね。

まあその人とはもう数年以上交流とかは無いですが、当然この詰問劇をめぐって浜松では大揉めとなった。榊原康政が徳川四天王の一角らしかぬ(?)調整役を買って出て、何とか・・・・・・・・で、康政はまた、家康にとって伯父にあたる水野信元(於大の方の兄)を粛清した事件も傍観者に徹せざるを得なかった様に見えた直政と朝之に対して引き合いに出していたけど、表向きは織田・徳川は対等でも実際は後者に前者に従属していたのは明らかだった。

何だかトランプ大統領と安倍総理の関係(日米同盟を改めてアピールしていたが、実際は武器も買わせられて、ゴルフで転倒しても気にもかけられず、娘にも巨額のバラマキを行う)ともいくらか被っていた様に見えた・・・・・というのは家康に対して失礼かもしれないし、この瀬名&信康の悲劇は異説もあるけど、現実真に対等な同盟関係なんてそうそうないのは古今東西変わりないのは確かでしょう。その時は「どうせ大丈夫だろう。」とタカをくくっていても、あとでとんでもない事になってしまうという事でもあるのだろうけど、信康が父と同じ官位を打診された時に父に相談もないまま固辞してしまったのも余計立場を悪化させてしまった様だ。

瀬名と直虎がお互い再会を噛み締めあったのもほんの束の間。結局家康は於大の方に説得されて、徳川の存続の為に信康を切り捨てる決断をした様だ。家康も勿論辛かっただろうけど、於大の方だって・・・・・・・・・・・・・

舅の清康がまさかの森山崩れにあって、今川・織田の二大勢力に挟まれる中広忠と離縁さざるを得なくなり、幼い我が子とも離れ離れになり、義元が桶狭間でこれまたまさかの討ち死にを遂げて改めて母として迎えられたと思ったら、今度はまたまた織田のせいで兄(信元のこと)を失う事になった。そう言えば、家康を恐怖のどん底にまで追い詰めた晴信(武田信玄)だって長男の義信を死に追いやって、獣もやらない子殺しも時にはやらねばならないのが戦国の定めという様な力説してしていたけど、そう割り切らなければこれまでの親子共々の苦難も乗り越えられなかっただろうし、彼女にとっても信康は可愛い孫だった筈だ。一方で家康を幼名の「竹千代どの」と呼んだのには織田のせいで兄だけでなく孫も失う事になる事への断腸の思いも伺えた(まあ悲劇の戦国女性ナンバー1は間違いなく淀君だろうけど)けど、さすが栗原小巻氏も名優であると言うか、迫真ものでしたね。その演技は。

栗原氏ってまた、若い頃は大河ドラマにも何作か出演していて、今回の直虎は実に約40年ぶりの出演だったらしいけど、信康が狼狽等する事無く、無実を勝ち取る事を信じて自ら混乱を収めたのは史実を知っているとしても救いでした。その一方で、家康は氏真に取り次ぎを依頼する旨の連絡をよこしたけど、氏真も戦国大名としては脱落しても、庇護してくれている家康への恩も忘れていなかった様ですぐ実行に移そうとした様だ。非主人公では、本作で一番成長したキャラなのではないだろうか?

直政よりも全然良い顔つきになっているよと言うか、繰り返し言う通りもう下手に直政を絡ませない方が却って話面白いし、絶対良いだろだけど、次回予告を見る限りではまた何も知らないで、なのに知った風にモノを言っていた様ですね。和田正人氏も良く出ているよね~だけど、菅田氏に実質的な主役交代させても効果は無い様で、視聴率は10.7%、同じ和田氏出演作品の陸王にも全然負けてますね。(和田氏はまた、同じ池井戸潤氏原作の花咲舞にもゲスト出演していたけど、サービス残業や、ややステレオタイプなアトランティス上司のキャラを差し引いても普通に面白く作られていると言うか、さすが池井戸氏だと思う。花咲舞だけは原作の悪い点が何倍も酷くなってしまった感じでダメでしたが)もう残り少ないけど、栗原氏の熱演は個人的に高橋一生氏退場後では一番の名シーンだと思うし、もっともっとこれ以上のドラマを魅せてほしいです。

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2017/11/06

おんな城主直虎第44回-「1万石ゲットだぜ!!そして母との別れ・・・・・・・」

再来年、阿部サダヲ氏は大河主役を演じる予定で、他にも生田斗真氏や綾瀬はるか氏等周りの出演者達もしだいに明らかになってきていますが、朴槿恵前大統領は、彼がこの直虎で演じていて、1983年に大河ドラマ化された故・山岡荘八氏の「徳川家康」を獄中で愛読しているらしい。辻本貴一氏のブログ、「中韓を知りすぎた男」でも根っからの反日(一方で大統領就任直後と比べれば、無能なりにもマトモになっていったとも評されていた)だと評されていて、だからと言って千年発言や告げ口外交等が許されるわけではないけど、骨の髄まで反日な人間が日本の歴史小説なんか読むだろうか?いくら家康が実際朝鮮通信使を招いた等日朝関係の改善にも尽力したとはいえ。上から目線だったとは言え、ハッキリ日本の統治を評価した親父の影響もあって、本心はそこまではガチガチじゃなく、反日的言動も親父が暗殺されるまで日本と色々関わっていた等の反動もあったのでしょう。と言うか、この中韓を知りすぎた男も今年に入ってから全然更新されてなく、最後のエントリー(2016年12月28日)ではまたまた韓国をディスった一方、病気がちだった様で、死も意識した様な心境も見せていましたが、辻本氏、お元気なのだろうか・・・・・・・・

まあ、他人の生死については深く詮索する事では決してないですが、第44回です。今回は直政の出世と直虎の母、祐椿尼の死が並行して描かれていました。前者については、史実かどうかは良く分からないけど、家康暗殺を策していた武田からの刺客から家康を直政が身をもって守った快挙を成し遂げた。次回予告を見なくても想像は容易でしたが、やはりこれが瀬名(築山殿)と信康の悲劇の伏線となっていった様です。と言うか、いつの間に1578年(天正6)まで話が進んでいた様ですが、まだ元服してなかったんですか。実際彼が元服したのはさらに4年後の、本能寺、直虎の死の前後の事だったらしいですが、随分遅かったよね。直政って実際イケメンだったらしいし、森蘭丸に対する信長以上に家康が相当惚れこんでいたからなのでしょうかね?

そんな中、祐椿尼の体調悪化が明らかになっていって、享年は50代半ば程度かと思われますが、思ったよりもあっさりしていて静かな退場劇だった印象を受けました。ビジネスマンとしての経験を活かされた視点は単なる中韓ヘイトブログ(私も中韓や北には良い印象は勿論ないが、このブログであまりネタにはしない)とかとは一線画してはいて、現在はどうなのかも分からないし、それは繰り返し言う通り、深く詮索する事でもないけど、辻本氏みたいに「春の風がなごやかに頬をなでるというような、のどかな気持ち」でこの世に別れを告げ、あの世で直虎や直政らを見守っていたのでしょうか?

直政の出世等について、直虎から相談受ける事もあった等康用も何だか丸くなってきたよね~(しかし、息子は直政と仲が悪くなり、結局袂を分かってしまう)ですが、ホントにそうだとしたら、どう思っていたのだろうか?終盤は井伊の家のあり方等について直虎と直政が口論になっていたけど、この大河ドラマでの直政って、確かにまあ熱血とか言えば聞こえは良いのだろうけど、ミョーに独り相撲している中二病患者だよね。結果的にここまで外様に冷たい他一部家臣達との軋轢もありながらも出世しているからまだ良いけど、「何をそんなに必死になってんだよ。一度頭冷やして立ち止まってみい。所詮お前が出来る事なんてお前や周囲が思っているほどじゃないんだよ。」とか説教したくなってくるのは、野暮というものですかね。

現代の一般企業ならまだ幹部候補(主任あたりか)になったばっかだろうにだけど、ここまでの出世が全て自分の実力のおかげだと思っているのならそれは大きな勘違いというもの。果たして残り6回でそれに気づいて、もっと人間的に大きくなれるのかなあだけど、実際の菅田氏もスタッフにロクに挨拶もしなかったり、収録時も役作りにこだわるのは良いけど、周囲に気を遣わせたりしている等芳しくない評判も聞かれるから、重なり合うものがあるとも言えるかもしれない。まあ最近のイケメン俳優で最もそういうの顕著なのって竹内涼真氏で、仮面ライダーで主役張っていた時は彼も悪い印象は無かったのだけどね。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00000502-sanspo-ent

井之脇海、草履番から“第二の高橋一生”に!「おんな城主 直虎」で好演

11/6(月) 5:00配信    

    

サンケイスポーツ

 若手俳優、井之脇海(21)が人気急上昇中だ。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・0)で、菅田将暉(24)扮する万千代(井伊直政)の“相棒”万福を演じ、実直な演技で注目を集めている。万福の伯父・小野政次役の俳優、高橋一生(36)同様、子役時代からキャリアを積む実力派の塩顔男子は「自分は役者バカ。1本でも多くの作品に出たい」と意気込み、来年の大ブレークを予感させる。

 切れ長の目とクールなたたずまいから独特のオーラがあふれる井之脇が、まさに飛躍のときを迎えている。

 12歳のときに出演した映画「トウキョウソナタ」でカンヌ国際映画祭に参加するなど子役時代から演技派として知られていたが、2017年に「帝一の國」など6本の映画やドラマで引っ張りだことなり、“本格開花”。9月末に終了したNHK連続テレビ小説「ひよっこ」ではコーラスの先生を熱演し、朝ドラに続いて大河「おんな城主 直虎」でも存在感を発揮。ドラマ後半から菅田扮する万千代と一緒に徳川家康の家臣となる小野万福役で出演している。

 菅田が熱血漢の万千代で“動”の演技を見せる中、井之脇は冷静で実直な万福として“静”の芝居を披露。「表に秘めているものを前面に出せない」と表現に試行錯誤しているが、ネット上では「万福とにかく愛おしい!」などと女性を中心に話題をさらっている。

 井之脇同様、塩顔イケメンで子役出身の演技派といえば、「-直虎」の小野政次役で今年大ブレークした俳優、高橋一生がいる。万福は政次の甥でもあり、「高橋一生さんらが築いてくれた小野家の流れを引き継いでいければ、自然と芝居になる」と笑顔。8月の放送回で壮絶死した政次からバトンを引き継ぐように、伯父をほうふつさせるクールな存在感で魅了している。

 来年3月に日大芸術学部映画学科を卒業予定で、今後は役者一本に。憧れの俳優は加瀬亮(42)で「表情とか何を考えているか分からないけれど、気持ちが伝わります」と尊敬し、「自分は役者バカ、映画バカ。一本でも多くの作品に出たい」と意気込む。

 5日放送の「-直虎」では、家康の草履番から小姓となり、初めてよろいを着用する儀式「甲冑着初め式」の場面を熱演。万福同様、2018年は出世街道を一気に駆け上がる。

直政が直虎とのW主人公(実際また、菅田氏も仮面ライダーでW主演を演じた事があった)だったらだったらもっと如実なものとなっていたのだろうなあですが、そう言えばこういう記事も目にした。直政と小姓コンビを組んでいる万福こと小野朝之を演じている井之脇海氏を第二の高橋一生とサンスポは一押ししている様だ。

私はマスコミが積極的に推している人間は政治だろうが、芸能だろうが、スポーツだろうが分野が何であれ、決して安易に信用なんかしない様にしていて、それは同じくサンスポが魅力的な戦力と評したイチロー選手も全くその「対象」(レジェンドである事には違いないし、ホントに50までメジャーで現役で続けられる様頑張ってほしいとは思うが、今年の成績及び球団の買収も影響した事実上の戦力外通告は私がシーズン中からそうなると言ってきた通り、「イチローの人間宣言」であり、「イチローが凄いから自分達日本人も凄い!」とマジで勘違いしている人もいるのであろう過剰な神格化しているマスコミやファンへの、野球の神様からの「いい加減浮かれないで目を覚ませ!」な警告だと思う)ですが、井之脇氏もですね・・・・・・・・・・

確かに演技は決して凡庸ではなく、「塩顔イケメン」なんてまた変な宣伝文句を考えたもんだですが、良く言えば落ち着き払っている、悪く言えば失礼ながら歳相応の若さに欠ける印象を受けます。直政とのコンビも、周囲が見えていない彼の突っ走りぶりだけが悪い意味で印象に残って、ヤフコメでの高評価(「こういう人達は80年代以前の大河を見た事ないのだろうなあ。」とかは偏見か?)通り好コントラストをなしている様には見えないです。3番手以下なら今後もそれなり以上にその持ち味を発揮できるかもしれないけど、「事務所(実際他にも樋口可南子氏や満島姉弟、東出昌大氏とか有名タレントが何人も所属しているし)からいくら金もらったんだい?」と言うか、第二の高橋一生とまで持ち上げるのは時期早々だと私からは見えます。まあそういうマスコミの提灯記事とか持ち上げ、ゴリ押しに一々突っ込んでいたらキリが無いのですが。

同じ脇役ならば、矢本悠馬氏の方がこれからの活躍も見届けていきたいと思えるものがあって、総じて役者陣の演技は良好だし、だから文句も言いながらもここまで見続けているのですが・・・・・・・・・・・・と言うかまた、今回もまた視聴率も11.4%では余計こういう「菅田氏の独り相撲」、「センスに欠ける変な宣伝」、「不相応な持ち上げ」とかも空しく感じられるというものでしょう。これならまだ柳楽優弥氏が柴咲コウ氏の相手役として活躍していた時の方が良かったです。ひよっこもそうだけど、「もう大河も連続テレビ小説も無理して続ける必要あるのか?」正直そういう疑問が大きくなる一方です。たとえ打ち切ったとしても、高橋氏も出演している民衆の敵でも、批判点もいくつもあるとは言え、またまた総理大臣の病気をパロって揶揄しているマスコミがいい加減自浄しない事にはどうにもならないのですが・・・・・・・・

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2017/10/30

おんな城主直虎第43回-「ついに正社員登用!!岡崎にもどこにでも飛んでくぜ~」

歴史関連では実際太平記で演じられた真田広之氏に顔似てる足利尊氏の新たな肖像画(直義はあの伝頼朝の肖像画の人らしいけど、兄弟そろってイケメンですな)と共に話題になりましたが、本能寺の変後、秀吉が信長ゆかりの品の略奪を禁じた文書が見つかった(なお、三谷幸喜氏の清須会議でも「信長様には恩があるから、さすがに生きている時は取って代わってやろうなつもりなんてなかった。」な旨の独白も見られた)らしいですね。既に撮影は終了したかと思われますが、もう少し早く見つかっていればこの直虎にも脚色できてたかもしれない?と言うか、ある人のブログでは伊藤淳史氏か柄本祐氏が配役と書かれていたけど、秀吉の出番自体あるのか?直虎死後、終盤のもう一人の主人公と化している直政を懐柔しようとして失敗したエピソードがあるらしいですが・・・・・・・・

それはそうと、今度のサブタイトルはサザエさんにも登場した事のある、故・菊池寛氏の有名な代表作をもじった様ですが、第43回です。直政は兵站担当契約社員として、華々しいわけではなかったながらも長篠の合戦も地道にサポートしたのがついに功を奏した様ですね。ついに小姓、即ち正社員登用が叶った様ですが、勿論これで満足した直政じゃなかった。

長篠合戦の論功行賞をまとめるのに元々の徳川の本拠地である岡崎に飛んで行って、築山殿や信康と話してきた様だけど、近年の大河でしばしば見られる悪癖な主人公補正(正確には語弊があるが)またまたな感じですね。軍事面よりも政治面での活躍が目立って、小姓らしく夜の家康の相手をしていた様子も見られた。しかし、織田ならまだともかく、父祖の代から忠誠を誓っている保守的な三河武士が多い中でホントにいきなりそんな大きな仕事任せてもらえるものなの?な疑問がどうしても頭を離れないと言うか、正直腑に落ちないものがありましたね。それと生え抜きの小姓達との対立シーンもです。菅田氏もそろそろ現代なら高校生な役を演じるのは苦しい(最近の過去エントリーで言及した、某人気シュミレーションゲーの主人公なんか24歳で高校生をやり直すハメになったらしいですが、彼のその後も知りたいと言うか、一緒に中国に修行しに行った筈だった友人はどうなった?)感があるけど、失礼ながらタモト晴嵐氏はもっと苦しい・・・・・・・・と言うか、そういう生え抜きVS外様の確執の構図も陳腐だし、生え抜き小姓達の嫌がらせも誰かさん風に言えば、池のほとりで遊んでいた様なものでしたから、カッコいいイケメンな菅田氏がやっつけてもイマイチカタルシスないです。まあこの作品に限らず、他には天皇の料理人(若いGHQ将校が日本人を侮蔑した描写が見られた)とかこの脚本担当が書く、「主人公、またはそれに近い人が嫌な奴に一泡吹かせる」シーンってどうもそういうの中途半端で、正直彼女に抱く大きな不満点の一つです。

一方で、前回は悪い言い方すれば空気だった直虎は、今回はさすがに荒れ地を植林する事等を近藤康用と話し合っていた等まだ帰ってきていない愛しの(?)龍雲丸の担当分野まで自ら切り込んで頑張った等それなりの存在感は見せつけた模様。余談ながらも、南渓和尚が抱いていた猫も可愛かったです。相変わらず。

と言うかまた・・・・・・・・・・・・今日放送されたらしい某バラエティ番組でも鼻の整形疑惑を検証したらしく、まあそういうのもこのブログで変に興味本位で突っ込んだ話をするつもりは全くないですが、やっと菅田効果が出てきたのかな?視聴率はちょっと持ち直した様だ。事実上主人公が交代している様にも見えるけど、もはや今更な感はぬぐえまい。だから単独女性主人公に拘るべきじゃなかったんだよとも言うか、あと7回しかないだろうし、平均で13パー前後で歴代ワースト3位なのはほぼ確定でしょうね。

そう言えばまた、菅田氏と染谷将太氏のコンビで最澄と空海を題材にしたらどうだ?と言ってたある人もいたけど、実際染谷氏主演の空海を題材とした日中合作映画が来年公開予定らしい。染谷氏も最近までは正直あまり好きじゃなかったのが、WOOD JOB!を見て、良い俳優さんだと思う様になったけど、案外彼の方が大河初主演を先に射止めるかもしれない?大河には以前にも出演された事もあったけど・・・・・・・・

まあホントにその時になったらまた期待したいですが、そもそも大河も連続TV小説も「もう無理して続ける必要ないんじゃないの?」ですね。現時点では。昭和懐古ドラマもお腹一杯で、ひよっこも私に訴えかけられたものはほぼ皆無でしたが、直虎も、結局政次処刑シーンがハイライトになってしまうのかなあで、柴咲コウ氏もマジで女優業から実業者に転身されるつもりならば、「悪い事は言わないからもう一度考え直した方が良いよ。」ですが、繰り返し言う通りあと7回しかないだろうから、もう一つや二つぐらいは全シリーズ中とまではいかなくとも、90年代以降中ベスト10には入るほどのドラマチックな演出を魅せていただきたい所です。こちらもBLシーンも見られるらしいけど、もっと良い形で西郷どんにもバトンタッチする意味でも・・・・・・・・・

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