洋画

2017/02/21

映画「ブルベイカー」と小池劇場

先日、刑務所内での改革と挫折をテーマにした社会派映画「ブルベイカー」が午後のロードショーで地上波放送されましたが、私も見てみました。

この映画はあのモーガン・フリーマン氏も出演されていて、しかし吹き替え声優はシュワちゃん等で有名な玄田哲章氏(ブルベイカー役のロバート・レッドフォード氏吹き替えが故・野沢那智氏だったから師弟共演作でもある)で、いつもの坂口芳貞氏も出演されていたけど、配役は副主人公格だったクームス役だったのも、当時のフリーマン氏は既に40代半ばながらもまだまだ未完の大器だった事が伺えたような配役だったと言えたかもしれません。

実際中盤にそこそこ見せ場があった程度でしたが、話はシンプルです。州政府から送り込まれた主人公が、食事に蛆がわいていた事もあった等劣悪な刑務所の待遇を改善しようとして、一時それは成功したかに見えたけど、賄賂等で私腹を肥やしていた抵抗勢力に煙たがられ、追放されてしまったという話です。

レッドフォード氏もフリーマン氏らと同年代なの?お世辞抜きで見た目30代後半、実年齢より7、8歳は若く見えたよだったけど、ブルベイカーは良く言えば少年の心をいつまでも失っていなかった、自分が正しいと思った事はとことんやり遂げないと気が済まない、真っ直ぐな男でした。悪く言えば、突っ走り過ぎて自分の周りが見えなくなってしまう、やや協調性に欠けた男だったのですが、彼のそんなキャラクターでは遅かれ早かれ、良くない大人の事情を抱えていた委員サイドと対立する事になったのも全く必然的でした。黒人の老囚・エブラハム、由来はかのリンカーン?(彼のファーストネームはエイブラハムである)まあ、例えば車裂きの刑とか石打ちの刑、むち打ちの刑とかで死ぬよりはまだマシだったのだろうけど、そこまでするかあ~?自分達の権益を守る為なら何でもしかねない、委員サイドと上院議員のどす黒い本性も後からじわりと効いてくる様なものがあって、リリアンも双方のパイプ役的なポジションな感じでしたが、特に気に食わない事があると声を荒げてブルベイカーを罵倒(一体いくつダメダメネタを提供すれば気が済むんだ?だけど、PKO文書隠蔽疑惑も産経にブーメラン指摘されてたのに今度は防衛省の職員を脅迫した某民進議員もこいつを彷彿とさせられた)し、彼が追放されたらちゃっかり後釜の所長職をいただいたロリー・ポークが憎たらしかった。しかし、配役の故アルバート・サルミ氏は悪役俳優にありがちだけど、リアルでは良い人だったらしく、鬱病に苦しむあまり自殺してしてしまったらしい。本作公開10年後の1990年の事だったらしいけど、この頃漸くブレイクし、最近もトム・クルーズ氏等とも共演されたりと「老いてますます盛ん」でもあるフリーマン氏とは対照的な末路だったのも何だか皮肉と言うか、悲しいものがありますね・・・・・・・・

もっとスッキリとした結末が見たかったなあな気もしないでもなかったけど、エブラハムを殺したヒューイにはしっかり報いは下されたし、委員サイド同様彼と激しく対立した事もあったクームスも最終的には彼に理解を示すようになり、囚人達もポークの訓示なんかそっちのけで彼を懸命に見送ってくれた。そして最後はついにその囚人達に訴訟を起こされ、刑務所は改善か閉鎖を迫られ、州知事も落選した旨の言及がなされていたけど、この世の中理不尽なニュースも皆無ではないながらもブルベイカーの改革が決して無駄ではなかった事もまた確かでした。と言うか、皆さんこういう話って最近良く聞くニュースの様なな気もしませんか?そうです。某元東京都都知事がまた来月3日に記者会見を開くと言ったらしいけど、都民ファーストというスローガンをもとに東京大改革を進めようとしているとされている小池劇場ですね。

やや強引ですが、この映画の登場人物に当てはめてみると、ブルベイカー=小池百合子、リリアン=小泉純一郎、ラリー=樺山卓司、エブラハム=石川雅己、ハイト上院議員=石原慎太郎、管理委員達=内田茂、高島直樹、川井重勇、高木啓、崎山知尚ETC、州知事=森喜朗、その他囚人達=東京都民ですね。アメリカ映画自体、仮想敵国およびこの出身者を事実を歪曲してでも悪役に仕立てる作品(だから、トランプ大統領がつい先日スウェーデンでテロが起きた旨の発言をしたのも驚く事では全然ない)はしばしば見られますが、小池都知事は最近何度も述べた通り、彼女にはブルベイカーの様な純粋な改革の気概があるわけではない。豊洲問題も都議選本番まで過剰な政敵バッシングと小池新党等多数派形成の為にダラダラ引っ張って、最後は自分が傷つかない様に小細工しかけた妥協策を用意するに違いない、抵抗勢力を倒す事は出来ても、その先に都民が望むような大改革は実現しないと軽く断言しますが、実際小池氏は政界進出前にはテレビ東京の経済情報番組のメインキャスターを務めていて、都知事当選直後もカンブリア宮殿等に出演していた。

そもそもまた、午後のロードショーって大抵の人は働いている時間帯の番組枠ですから多くはB級以下なクオリティの映画です。ある人なんかは某映画を「さすが午後ロード!!映画をチョイスするセンスが違いますね!!」なんて皮肉っていて、確かにこの映画は私も実際見てみたら普通に微妙な映画でしたが、このブルベイカーはレッドフォード氏の他にも、フリーマン氏はまだそれなりに存在感はあった程度な脇役俳優の一人に過ぎなかったけど、個性派俳優を多数起用していて、良い意味でたまに見られる、午後ロードらしくない映画なのです。では何故テレビ東京はそんな映画を今回上映したのか?私は正直小池知事の政治的姿勢には強い疑問を抱いていますが、道義的善悪は置いといて、いくら自民幹部が負け惜しみしても現実千代田区長選挙で内田氏をほぼ引退に追い込んで、次は中傷したりもした石原氏を豊洲問題をネタに追いつめ、このままいけば都議選も新党で過半数を占めるのは確実なぐらい小池劇場は勢いがあるのです。前述通り、テレビ東京にとっては小池知事はかっての「身内」でもありますが、テレビ東京は午後ロードという形でもその小池劇場に便乗し、千代田区議選という第一部作のヒットを祝福し、豊洲移転問題という第二部作の宣伝と完成を後押しする為にこのブルベイカーを時事的な題材として取り上げた・・・・・・・と言うのは穿った見方というものでしょうか。なれば、2020年にはオリンピックを題材とした映画をチョイスしないといけないよね?でもあり、そう言えばまた、奇しくも放送された2月16日が誕生日で、長男が暗殺された金正日も親父に粛清された甲山派が映画製作に力を入れていた事をヒントとして、映画を自分や親父の個人崇拝等に利用していましたが、小池知事にとっては「俺は歴史さえも下僕にできるッ!!」ならぬ「私は映画までも味方にできるッ!!」と言った所かもしれません。

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2015/09/26

「マッドマックス」最新作は打楽器と絶叫で皆楽しめるか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150926-00004850-cinranet-movi

マッドマックス』最新作を「絶叫上映」、打楽器持込&絶叫可

CINRA.NET 9月26日(土)16時5分配信    

 

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の「絶叫上映」イベントが、10月11日に東京・池袋の新文芸坐で開催される。

【もっと大きな写真を見る】

今年6月に日本公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、『マッドマックス』シリーズの約30年ぶりとなる新作。石油や水も尽きかけた世界を舞台に、トム・ハーディ演じる主人公・マックスらの闘いを描いた作品だ。

今回の「絶叫上映」イベントでは、絶叫を含む上映中の声出しや拍手、打楽器や鳴り物の持ち込みをはじめ、上映中のスタンディング、コスプレでの鑑賞などが許可される。上映中の注意事項などについてはオフィシャルサイトをチェックしよう。チケットの販売は9月26日からスタートする。

2010年晩秋、入院中に改めて全27巻読んだ北斗の拳も、今度のイチゴ味ではリンの声優がうたプりや君と僕シリーズ(原作は読んでて面白かったのですけどね。最近目にしてないけど)とかでその声を聞いた事があった蒼井翔太氏で、正直「大丈夫なのかなあ」ですが・・・・・・・その元ネタであるこのマッドマックスシリーズも。同じメル・ギブソン氏主演作シリーズではリーサル・ウェポンシリーズは4作とも面白かったのですが、なかなかそういうのって稀ですね。マッドマックスは残念ながら前作までは尻すぼみになってきている感じだったけど、果たして今回は挽回できたのですかな?まあそういうのミッション・インポシブルシリーズでも例がある(ただ、先日地上波放送されたロック・オブ・エイジズはイマイチだった)し、その内地上波放送されるのだろうけど、トランスフォーマーの某新作とか共々要注目ですね。

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2012/11/24

「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の感想

http://34.gaga.ne.jp/

折角の3連休ですが、これといったブログネタがないので、先日日曜洋画劇場で放送されていた、「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の感想を述べてみたいと思います。また厳しい感想になりますが、予め了承ください。

と言うのも、何だか古典的なイメージがある、三銃士の世界に大勢の敵との、砲撃等も使用した戦闘シーンやトラップに守られたお宝等の現代風アクションテイストを中途半端に盛り込んだ感じでした。確かに監督なりに盛り上げようと頑張っていたのはわかるけど、そうした中途半端ゆえに最後まで違和感が拭えず、「伝説よりも、ハデにいこうぜ。」のキャッチコピーが虚しく響いただけでした。

この時点で既に及第点があげられなかったけど、ダルタニャンも生意気な青二才な感じで成長や、他の仲間たちとの掘り下げとか不十分で共感度ゼロに近かったし、ミレディーも退場があっけなさ過ぎた故に最後の動向は予想は容易だった。ロシュフォールも必要以上にカッコつけていた感じで正直鼻につきましたね。脚本もやや装っていた風で駄目だったのもそれを助長していたけど、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」もそうしたキャラにせよ、脚本にせよ、ストーリーにせよ深みがなかったから全く伝わらず、ワクワク感とかとは無縁だったのです。

俳優・吹き替え声優陣も確かに名前だけ見れば豪華だったけど、キャラのイメージとかよく考えていなかった起用も目立ちましたね。ダルタニャン役の俳優は主人公らしいオーラが感じられなかったし、監督の嫁つながりでミレディー役に起用されたミラ・ジョヴォヴィッチ氏も現代からタイムスリップしてきた感じで、悪女な雰囲気は確かに出ていたけど、気品さとかが無かった。リシュリューも、声優の千葉繁氏の声質だと何だかミョーに小賢しく、実際よりも小物に映ってしまう。老獪さとかが全く感じられなかったですね。DVD版での小川真司氏や、もう20年以上前に放送されていたけど、NHKアニメ版の田中信夫氏の方がイメージ通りだったでしょう。アトス声優の藤真秀氏は、深みのあるシリアスな演技(もっとも、彼にしても前述の脚本等の所為でそれが活かしきれていたとは言い難かったが)が光ったし、ルイ13世声優の松野太紀氏も憎めない快演を披露されて、良い味出していたとは思いますが・・・・・・

結局の所、三銃士元々の世界観に、様々な原子を良く考えないで結合・化学反応させて失敗した悪い例となってしまったと言えます。私にとっては。豪華なのは見かけだけで蓋を開ければ粗が目立つお粗末な作りでした。所詮この監督には畑違いな題材だったのでしょう。バイオハザードⅡ等良作と言えた作品も皆無ではありませんが、これは元々の原作に対する好悪を抜きにしても赤点以下の駄作です。

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2012/09/23

「ハムナプトラ」シリーズにも出演したあの俳優も・・・・・

http://topics.jp.msn.com/entertainment/movie/article.aspx?articleid=1408188

『ハムナプトラ』スティーヴン・ダンハムさんが48歳の若さで死去

 『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』に出演した俳優のスティーヴン・ダンハムさんが、心臓発作のため9月14日にカリフォルニアで亡くなったとVarietyが報じている。享年48歳。

 スティーヴンさんは、映画『ゲット スマート』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』、7月に全米公開されたオリヴァー・ストーン監督の最新作『サベイジズ(原題) / Savages』やテレビドラマ「恋するマンハッタン」のシーズン2などに出演している。

 HuffPost Celebrityによるとスティーヴンさんは遺作となる『パラノーマル・アクティビティ4』に妻のアレクソンドラ・リーと共に出演しており、夫婦を演じている。(鯨岡孝子)

そう言えば、ハムナプトラシリーズ1作目でも、犠牲者となったアメリカ人グループのメンバー役として出演されてましたね。この1作目は面白かったですが、それ以降は・・・・・・・・・・・・スピンオフのスコーピオンキングシリーズも1作目だけ見ましたが、まあ期待しすぎなければそれなりに楽しめる佳作と言った感じ。悪役を吹き替えられていた山路和弘氏の好演等が光りました。

他出演作は、「ゲットスマート」はイマイチでしたが、「キャッチミーイフユーキャン」は良作でしたかね。(レオ様の出ていた映画では、異形の天才詩人、アルチュール・ランボーを題材とした「太陽と月に背いて」や「ギャングオブニューヨーク」等と並んで面白かった方)まだ48歳と働き盛りの筈が・・・・・・・・ニコニコ動画での動画視聴中に知ったけど、ご冥福をお祈りいたします。

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2012/06/09

ついに「ドラゴンボールエボリューション」を見たが・・・・・・・

今夏にはいよいよるろうに剣心実写版が上映されますが、ネットでも色々話題を呼んだ「ドラゴンボールエボリューション」、地上波放送されていたのを見たので、感想を述べてみます。

さすがハリウッド制作だけあって、バトルを繰り広げた舞台や、かめはめ波等の必殺技等SFX技術のクオリティは高いものはあり、一定の迫力感や緊迫感はありました。

しかし、「新しいファンの為に作った」なんて開き直りしていた時点で、制作陣は原作に対する理解や愛情が全く無いんだなという事が良く分かったけど、悟空、普通の高校生だったのはまだしも、チチの誕生日パーティーでごじゃっぺな兄ちゃん達をやっつけてクズと罵るなんて何気に鬼でしたね。(苦笑)授業中にチチに見とれた、お花畑満開なシーンもあまりにも分かり易くて失笑させられた。そのチチも、正直あまり可愛くなかったけど、ラブシーンもベタすぎて臭かったのにはこれまた失笑させられた。

亀千人も、原作同様助平な面も見られた反面、師匠らしい存在感は発揮できていたけど、武闘家じゃなければ普通のオッサンだったじゃん。(苦笑)チョウ・ユンファ氏の演技自体は勿論良かったけど、悟飯祖父さんの師匠には見えなかったと言うか。(苦笑)ブルマもいかにもハリウッドのアクション映画に登場しような、男勝りなキャラにされていたけど、やはり「これは私のイメージじゃないっっっっっっ!!!」だった(苦笑)し、何で銃撃シーンもあったんですか。ヤムチャもヘタレ盗賊だったけど、武術の能力を少しは発揮させても良かったんじゃない?

敵はピッコロで、造形そのものは別人ばかりな面々の中では比較的原作に近かったと思うけど、彼とのラストバトルでついにかめはめ波を決めたと思ったら・・・・・・

サイコクラッシャーキタァァァァーーーーーー(゚∀゚)ーーーーーーーーーーーwwwwwww!!!!

でしたねwwww。いつから貴様は強力若本になったんだwwwww。そう言えば、もう既にあのR藤本という芸人のレビューをニコニコ動画で見たから既にこの伝説的なシーンwwwwも知ってはいたけど、何度見ても爆笑ものwwwwでしたね。

そして、目出度く亀仙人が生き返って、悟空とチチも修行に励んでいたかと思えば、ピッコロは実は生きていて続編を匂わせる結末だったけど、やっぱ作るつもりらしいのね。

私の知るあるサイトでもやっぱ評判悪いけど、まさにGT共々「やってくれましたね。スタッフの皆さん」だったと言うか、色々悪い意味でぶっ飛んでいたトンデモ実写版でしたね。これでは、原作者に「原作とは別物の作品として見て下さい。」と言われてしまうのも無理は有りません。どうせ実写化するのなら、ドラゴンボールは海外では特にフランスで大人気(逆にドラえもんは有害図書指定を受けていて、それも知らないであの実写CMにジャン・レノ氏を起用したトヨタ広報の無知ぶりには失笑させられたけど)らしく、野沢雅子氏も現地の放送局に招かれた事もあっらしいけど、フランス人に製作させた方がまだマトモな作りになっていた気がしますね。まあネタとしては笑えたけど、マトモな評価はちょっと無理です。

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2011/10/27

トランスフォーマーは実写映画だけでなく、小説版も落第点だった

現在も数多くシリーズ展開がなされているトランスフォーマーシリーズ、遠い未来だと思われていた2010年は去年でしたが、11月から12月にかけて入院していた時にもアニメイテッドを何話か視聴しました。とにかく入院生活は暇で時間を潰すのにも一苦労だったからです。メガトロンはあの強力若本wwwでしたが。

その時、ハヤカワ文庫から出版された無印小説版(アラン・ディーン・フォスター著)もまた暇つぶしに読む機会がありました。しかし・・・・・・・・・カタールにある米軍基地が突如攻撃を受けた事から始まりましたが、サイバトロン戦士とデストロン軍団の戦いよりは、彼らと関わりを持つ事になった人間達の描写に重きがおかれていたのが特徴的です。

しかし、いかんせんテンポが悪く冗長で、その人間達に感情移入できなかったのが致命的に駄目でした。

主人公のサム・ウィトウィキーは、冒険家のご先祖様がいたという設定の小柄な少年でしたが、車ほしさにレポートの高評点を担任教師に頼む浅ましさには失笑させられて、その後の活躍も、掘り下げ不足だったから特に感情移入させられたわけでもなく、さらりと流せてしまいましたね。ヒロインのミカエラや、ハッカーだったマギーも、こまっしゃくれた女という印象で好感持てなかったし、セクター7のエージェントだったシモンズも、実は彼の曽祖父がサムのご先祖様を逮捕したという因縁があったけど、これも大して活かされていなかった上に、小賢しい二流以下の人物だった。レノックス空軍大尉は家族思いの良い人だったと思うけど、殆ど魅力ある人間キャラがいなかったですね。サムは実写映画版ではそういった成長はある程度は掘り下げられていたが・・・・・・・

実はそのサムが購入してもらった車の正体は、サイバトロン戦士の一員・バンブルで、われらが総司令官コンボイは人類を争いに巻き込まないよう等の信念を持っていたのには好感は持てたけど、本格的な登場は後半を過ぎてからで、破壊大帝メガトロンやスタースクリームに至ってはもう終盤もいい所・・・・・・・・しかも、結局盛り上がりに欠けるままメガトロンは倒されてしまったし、スタースクリームも決定的な見せ場がないままあえなくトンズラとワクワク感とかが全然無かったです。

実写映画版(見たのは1作目だけだが)も面白いとは思わなかったけど、小説版もハッキリ言って駄作でした。別にシリーズ自体は全然詳しくなんか無く、その実写映画版は3作目の公開も記憶に新しい所ですが、どうですかね・・・・・・・・軍曹吹き替え役の山野井仁氏もつくづくこのシリーズに縁があるようだが・・・・・・・

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2011/03/27

明かされたジェームズ・ディーンの「心傷」

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20110327-753408.html

ディーンに性的虐待受けた過去

23日に79歳で死去した米女優エリザベス・テイラーさんが、生前に故ジェームズ・ディーンに関するある秘密を、ジャーナリストに明かしていたことがわかった。2人は1956年公開の映画「ジャイアンツ」で共演したが、ディーンは公開前年の55年に24歳の若さで事故死した。ジャーナリストのケビン・セスムズ氏がUSウィークリー誌に明かしたところによると、テイラーさんは97年のインタビューの最中、「これから私が明かすことは、私が死ぬまで秘密にしておいてね」と前置きした上で、「ジミー(ディーンの愛称)が11歳の時、お母さんが亡くなり、ある牧師に虐待を受けるようになったの。そのことが彼を一生怖がらせていた。事実、その通りだったの。”ジャイアンツ”の撮影中は、一晩中語り明かしたものよ。彼はその時、私に告白したの」と明かしたという。

 セスムズ氏は、「リズは、自らの人生やハリウッドの俳優仲間たちの人生を振り返った回顧録を出版することもないまま亡くなった」と語った。

 [2011年3月27日5時43分]

また一人、ハリウッドのスターが亡くなられたが・・・・・・・・・・・

ジェームズ・ディーンも、最近「エデンの東」を見る機会があって、「家族の葛藤」等非常に考えさせられたものがあった。名作と言われているのも頷けるけど、こういう他人の過去、告白した方も公開した方もどっちもどっちだけど、わざわざ公にするほどの事なのだろうか?まあ、利益の為なら何でもするマスゴミに、最初から良識とかは求めていないが・・・・・・・・・

そういう意味では、1973年の優勝争いの真っ只中に、江夏豊が球団から「勝たなくていい」と言われて、いじやけ、その経緯をぶちまけられるも、「この事は俺達だけの胸にしまっておこう」と諭し、記事にしなかった某スポーツ誌記者とかは、マスゴミでもこういうマトモな人もいるんだなあと改めてしみじみとさせられたが・・・・・・・・まあ別に神聖視するわけではないけど、いくらそういう過去があろうが無かろうが、たとえ主演級の役が数作だけでも、彼がハリウッドの大スターである事には何ら変わりはないでしょう。

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2011/02/28

「英国王のスピーチ」はジョージ6世再評価に繋がるか?

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110228-OYT1T01014.htm

アカデミー賞「英国王のスピーチ」女王も感動

 【ロンドン=鶴原徹也】英国のエリザベス女王の父親で、

症に悩んだジョージ6世(在位1936~52)を描く映画「英国王のスピーチ」が2月27日、アカデミー賞作品賞など4部門で受賞した。

 この作品は、英国でも国民にほとんど知られていなかった国王のエピソードの「再発見」につながったとして評判を呼んでいる。

 映画は、内気なジョージ6世が王としての務めを果たすために吃音症克服に努め、39年9月にナチズムに対する戦いを宣言する歴史的なラジオ演説を行うまでを描く。

 国王の吃音症は王妃(後のエリザベス皇太后)にとっても「つらい思い出」で、今回アカデミー脚本賞を受賞したデービッド・サイドラー氏が約30年前に映画化の了解を求めた際には、「私の生きている間はやめてください」と固辞されたという。皇太后は2002年に101歳で死去した。

 「英国王のスピーチ」は、英国では1月上旬の封切り後、「人間的な国王像」が好意的に受けとめられて大ヒットを続け、これまでに3700万ポンド(約49億円)の興行収入を上げている。エリザベス女王も鑑賞しており、「感動的な作品です」と感想を話している。

(2011年2月28日21時51分  読売新聞)
ジョージ6世といえば、兄貴のエドワード8世とウォリス・シンプソンが「王冠をかけた恋」とかミョーに美化された事と娘のエリザベス女王がもう60年近くも王位についている事もあって、余計地味という印象がありましたが、実際の在位時の業績を見ると、気弱なりに頑張っていたんだなあと言うか、人間的に共感できる所が多々あった前英国君主だったと思います。兄貴の退位が無ければあと10年は長生きできたでしょう。この「英国王のスピーチ」は、そんな過小評価気味な彼を題材とした珍しい(?)映画なようで、自分はまだ見てはいませんが、機会あらばいつかは見てみたいですね。

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2011/02/17

「アバター」もたまたま目にしたが・・・・・・・

先日たまたま話題作である「アバター」を見る機会がありました。しかし・・・・・・・

確かに、3D映像をフルに駆使した、映像技術はハイレベルでした。役者陣も、「エイリアン」シリーズ等で有名なシガニー・ウィーバー氏等の面々が見られましたが、日本語吹き替え版声優陣共々、演技の安定度は高く、その面でも安心してみる事が出来ました。

しかし、人間とナヴィの対立の構図、確かにリアリティあったと言うか、アメリカの歴史を思うと、余計興味深いものはあったけど、登場人物の掘り下げや脚本等は凡庸で、どうもパンチ不足だったというか、見ていて今一つ盛り上がらなかった。悪役の一人だったスティーヴン・ラング氏演ずる大佐も嫌いなタイプのキャラでは無かったけど、最後の敵としては物足りなかったのも否めなかったし、その最期も呆気ない。結局は映像技術に話やキャラクターが追いついていない、見掛け倒しな凡作だったと思いますね。続編が2014年に予定されているようだけど、正直楽しみだとは思わないですね。態々映画館まで行って見る価値は無かったでしょう。軽く断定しますが。

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2010/06/11

「ザ・コーヴ」騒動-リチャード・オバリー、和歌山大学に参上する!!

http://osaka.yomiuri.co.jp/university/education/20100611-OYO8T00270.htm

「ザ・コーヴ」案内役 オバリー氏、和歌山大で質疑応答

学生「イルカ漁は太地の文化」、オバリー氏「価値観押しつけてない」

 和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」に案内役として出演し、来日中の保護活動家リチャード・オバリー氏(70)が10日、和歌山大教育学部(和歌山市)の授業に招かれ、学生たちと意見を交えた。

 同大学の米国人教師が依頼し、3、4年生の英語授業の中で行われた。会場には学生約250人が詰めかけ、オバリー氏は「イルカ漁の現実に目を向けて、問題を考えるきっかけにしてほしい」とあいさつ。作品を編集した映像を約30分間上映し、学生たちとの質疑応答に移った。

 学生からは「太地の人にとって、イルカ漁は立派な文化。価値観の押しつけと思わないか」などと意見が出たが、オバリー氏は「押しつけではない。太地の若い漁師はイルカにこだわっていない」などと反論した。

 参加した観光学部1年の女子学生(18)は「イルカ漁は、日本人から見れば文化であっても、他国から見れば違うのかもしれない。それぞれの立場で考えなくては」と話した。オバリー氏は「批判的な意見も多かったが、学生たちが初めて問題を真剣に考えてくれた結果だ」と語った。

 「ザ・コーヴ」を巡っては、太地町などから「事実誤認」と反発の声が上がっており、上映を予定していた東京と大阪で計3館が上映中止を決めている。

(2010年6月11日  読売新聞)
まあ、この「ザ・コーヴ」という映画については、色々なサイトでも議論等白熱していますね。作品については、態々映画館にいくのも面倒で、まだ見て無いから何ともいえないですが、あるサイトである人が言っていたように、確かにこのオバリー氏等の「隠し撮り」は否定派の印象を一層悪くしているけど、それでしか得られない情報もあるのもまた確かです。たとえこの映画が、「低次元な価値観の押し付け」に過ぎない唾棄すべき駄作であったとしても、実際にそれを見て、鑑賞者一人一人がどう思うかの判断の為の、材料そのものを奪うのは偏狭で行き過ぎだと思います。「外国人から日本の文化がこのように思われているのは分かった。では、そうした『文化の違い』を分かり合う為にはお互いどのようにすればいいのだろうか?」等の建設的な議論等が見出せるかもしれません。
繰り返し言うように未見だけど、いずれ機会ある時に「本当にそのような議論を見出せる作品なのか?それとも低次元な価値観の『押し付け』に終始した作品だったのか?」自分もそれをよーく確かめたいとは思っているのだけど・・・・・・・

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