ジョジョ

2018/10/13

ジョジョ黄金の風第2話-「キング牧師だけじゃない!!ジョルノ・ジョヴァーナにも夢がある!!それは・・・・・・・・」

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さて、第1話はジョルノがブチャラティに襲われてしまった所で終わりましたが、ここでジョルノの生い立ちについて語られました。確か以前読んだ、西尾維新氏の小説版ではディオがジョルノの母を館から去る際見送ったと言及されていて、「承太郎が倒したから始末されないで済んだのでしょうね。」な荒木先生のコメントとは矛盾していたのですが、いずれにせよ、結婚・子育てには全く向かない女だった事は確かです。

梅宮アンナ氏や眞子さまの事も笑えないと言うか、男を見る目も無かった様で、継父もジョルノへの虐待を日常的に行っていた様ですが、ディオが承太郎先輩に倒されてしばらくした時の事だったのでしょうか?ゴールドエクスペリエンスで瀕死の状態だったあるギャングを助けて、ジョルノの境遇は一変します。

皮肉にも反社会的勢力な筈のギャングによって、性格が歪む事なく、ギャングスターに憧れる様になったのですが、このギャングを恨んでいたのもいて、原作にはない補完として彼を射殺しようとしたけど、いざやろうとしたら出来ず、せいぜい「お前もクズじゃないか」と罵倒するにとどまった少年の姿も描かれていたのも今回のポイントでした。と言うか、彼はあの後も報復されないで健在なままだったのだろうか?

そうした回想も終わって、今までゴールドエクスペリエンスで他人に攻撃した事なかったジョルノもとうとう覚悟を決めましたが、「あなた覚悟して来ている人ですよね?」のくだりも、「そうだよ、これだよ!!これ!!この覚悟だよ!!」で、放送開始前日にお誕生日も迎えられた小野賢章氏の声も最初聞いた時はちょっと違和感あったけど、演技も良い感じです。

ブチャラティも、スタンド・スティッキーフィンガースを利用して、街の人の中に隠れて逃げようとしたけど、攻撃した時にへし折った歯を利用したジョルノが一枚上手でした。それでも、ゴールドエクスペリエンスの恐ろしさを十分学習して、腕をその隠れていた少年のそれと取り換える等狸とキツネの化かし合いの様相も呈した感もありましたが、ブチャラティもギャングである筈なのに一瞬その腕に麻薬を注入した跡が見えたのに躊躇った等冷酷非情に見えて実はかなり良い人だった事も判明、そんな人柄をジョルノに見抜かれても目的を変えない態度をまだ崩しませんでしたが、流石にジョルノが自分の「夢」を明かした時にはもう・・・・・・・・でした。

まだ2話しか終わってないけど、この熱さ!!ED曲が流れた映像では既にミスタら他の仲間たちの姿も見られて、彼らと合流するのはまだ先の事だろうけど、黄金の風もダイヤモンドは砕けない同様3クール放送なのですかね?放送開始直前には先行上映会&小野氏らによるトークショーも開催されたらしいけど、これから先もますます目が離せませんね!!夢は実際叶えるからこそ見るべきですが、ジョルノの夢への挑戦もまだまだ始まったばかり!!ついさっきまで殺し合いしていたブチャラティも同志にしようとして・・・・・・・・・・

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2018/10/07

ジョジョ黄金の風第1話-「ネアポリスに住む不思議な少年!!康一との出会い!!そして早くも刺客も・・・・・・・・」

さあ、ついジョジョの奇妙な冒険黄金の風が放送開始と相成りました。当然私も毎週録画の予約もしましたが、これから放送終了まで感想述べます。

舞台はイタリアのネアポリスで、ナポリがモデルかと思われますが、中には売人から薬をせがんでいた兄ちゃんもいた等原作と比べて町の様子が詳細に描かれていましたね。表向きは先進7か国の一角の主要都市として栄えていながらも、病巣との決して無縁でない事も伺えましたが、主人公のジョルノ・・・・・・・・・・・・・3シリーズ続けて同じ苗字の人が主役を務める事になってしまって、声優の小野賢章氏は演技自体は決して下手ではないのですが、声質が設定年齢に比してやや大人びていたような気も?まあ慣れの問題でしょう。これは。

空港で白タクシーの運転等、時には犯罪にも手を染めていたけど、賄賂を渡していたので警官に逮捕されることはありませんでした。しかし、「誰に断って仕事してんだ!!ワレ?」と、空港の主(?)で、早速彼の存在に気付いた男もいた。

そいつの名は涙目のルカと言って、最初は比較的優しめな態度で接してきたけど、すぐ本性を表した。いかにもチンピラらしいと言うか、途中、ジョジョファンならだれもが知っているあの「悪のカリスマ」の写真も見えましたが、もしかして・・・・・・・・・・・服にカエルがついた事にもいらついて遂にスコップでジョルノを攻撃してきたけど、ジョルノはカエル共々全くの無傷でした。攻撃した方のルカが、頭がすっかりショベルでペシャンコになって、こりゃもう死んだも同然だなですが、実は彼はその悪のカリスマ、ディオ・ブランドーと日本人女性との間に生まれた息子なのです。

片親が黒髪の場合、金髪は遺伝しない(ウエンツ瑛士氏も子供の頃は金髪だったらしいが)もので、実際彼を探しに、承太郎先輩の依頼でイタリアにやってきた康一の持っていた写真では黒髪で、変身前後どちらも彼は美少年だった事も変わりはなかったのですが、金髪になってしまったのはスタンド能力の発現が原因らしい。彼のスタンド、ゴールドエクスペリエンスはスタンド主を攻撃した相手にその攻撃が跳ね返ってくる効果がある様ですが、まさかそんな能力があったとは知る由も無かったルカ・・・・・・・・・・喧嘩売った相手が悪すぎたと言うか、ご愁傷様でしたな。

話は先走りながらも、さすがに反則的過ぎたと荒木先生も後悔されたのか、以降は無かった事にされてしまったのですが、写真と違っていたので、探していた奴だと知らなかった康一も鞄をかっさられてしまったけど、承太郎先輩に電話で尋ねて前述のディオとの血縁関係が分かった。しかし、実際スターダストエジプト編でも記念写真したシーンが補完として挿入されていたけど、エジプトツアー一行の集合写真は何度見ても感慨深いものがあります。

残念ながら中には父であるディオとの戦いのさなかに命を落としてしまった面々もいたのですが、康一から逃げたと思いきや、今度は路面電車に乗っている所、これまた奇抜な服を着て、髪はおかっぱな美青年の男が・・・・・・・・・・・・どうやら彼は涙目のルカの異様な姿を聞いて、事情聴取にやってきた様だ。しかし、ジョルノはあくまで白を切りとおし、それで終わるかと思われた。ところが、彼はいつの間に他人の目を持っていた!!そして口の中には切り取られた指を含んでいた!!この男もジョルノら同様スタンド使いな様で、顔にもいつの間にジッパーがついてしまっていたけど、目や指はルカのものだった!!ルカがジョルノを攻撃したらそれが自分に跳ね返る事等予想だにしなかった様にジョルノもさすがに動揺を隠せなかった様ですが、顔に浮かんだ汗をなめられて嘘ついたのがバレてしまった。さあどうする?ジョルノ?この美青年はルカや康一の様にはいかなそうだぞ?


この美青年、ブチャラティの方は、声優は中村悠一氏で、中村氏もネットでは「加齢で声が汚くなった。」とか散々言ってた人も目にしましたけど、思っていたよりもイメージ通りじゃないですか。まだまだ全然美青年キャラ演じられるねだったけど、この5部アニメ黄金の風も大いに期待できるね、面白そうだねと言うか、良い感じです。さあジョルノはこのブチャラティの非情な拷問を乗り切る事が出来るのか?

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2018/10/06

ジョジョ8部ジョジョリオン第18巻感想-「康穂の見たいもの!!そして常敏の覚悟!!」

原画展も好評の内に(?)終わったばかりですが、ジョジョリオン、最近18巻をやっと手にしました。まず最初の荒木先生のコメントですが、まあいくつになっても虫歯治療にはある程度の覚悟と勇気が必要だと言う事ですか。私も先月初めまで、何本も虫歯があるのが発覚して5ヶ月半も歯医者に通う羽目になってしまいましたが・・・・・・・・・・

それはまあともかくとして、本編ですね。前半は康穂の過去話が中心で、親父に会う時の為に高い髪留め買ったけど、7800円じゃPS2のソフト1本分買えますな。それに気を取られて、他のクラスメートがそうした中で美心とやらに誕生日プレゼントと祝いのメールを送るのを忘れてしまったけど、やってた事が全然名前らしくなかったよな。(苦笑)母ちゃんも相変わらず(?)康穂の意気込みなんかも右から左に聞き流していた感じだったけど、この人はホント結婚なんか向かなかったよなと。そして一時入院生活を余儀なくされて、吉良の母、ホリィが物事の本質を語ってくれたけど、こういう過去エピソードももう少し早く見せてほしかったかも?そういうのも彼女なりに乗り越えようとする強い意志も伝わりはしたけど、彼女のメンヘラぶりはいい加減見ていて痛々しいです。

後半は、オゾンベイビーが無差別に東方家や果樹園にいた面々を襲う中で常敏の親子愛に焦点が当てられていました。彼の過去エピソードも挿入されていて、夜露との接触も描かれていたけど、経営方針をめぐる憲助との対立もどっちが正しくて、どっちが間違っているか単純に断定できる問題ではなく、だからこそ常敏に危ない道に走らせてしまったのだろうけど・・・・・・・

前巻までは常敏も花都に過保護に育てられ、クズな上級生を殺した罪も彼女に代わりに被ってもらって、今度はそれがファートムに代わっただけに過ぎなかったけど、邸内の果樹園にオゾンベイビーを埋めさせられた等自分で自分の運命を切り開く主体性に乏しい青年な印象が強かったけど、今巻ではそれも東方家の事を思っての事で、息子・つるぎに対する一人の親らしい愛情も良く伝わりはしました。互いのスタンド能力を活かした連携もそれなりに光るものはあり、ロカカカの実ごと燃やそうとした所に定助と豆銑もやってきたけど、この三つ巴の攻防の行方は?


amazonでも高い評価とは言い難かった17巻と比べたらいくらかは持ち直してきたけど、一巡前の康一と比べると康穂の人間的成長が乏しいです。常敏の親子愛の方がよほど伝わると言うか、流石に他の鳩等家族と違ってそうしたスポットもその場限りにはならないだろうけど、特に彼女に関してはこの8部における「ミョーな勿体ぶり」が裏目に出てしまっている感が否めないです。

ファートムも反撃されてこのまま黙ってやられるわけでもないだろうし、次の19巻で決着はつくのだろうけど、こいつも変に気持ち悪い爺さんだものなあ・・・・・・・6部のケンゾーみたいに数話程度で退場ならまだしもですが、今の所8部一番の名勝負はあのクワガタバトルになってしまっているので、更なる盛り上がりを期待したいです。原画展まで開催して、5部アニメ(毎週土曜日夜に感想を投稿する予定です)もついに放送開始と相成ったのだから尚更の事でしょう。

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2018/04/24

ジョジョ8部ジョジョリオン第17巻感想-「あいつも仲間にしてさらに熱くなる攻防戦!!・・・・・・のはずが・・・・・・・・」

正直あまり気が進まない所もありましたが、今の所最新刊だし、ジョジョ8部ジョジョリオン第17巻感想です。

このロカカカを巡る攻防戦の大きなキーマンだった豆銑礼、一巡前の露伴先生と被るポジションの様なと言うか、その徹底した合理主義ぶりとかこの8部の中では面白いキャラしていると思うけど、もっと早く登場してほしかったですね。

そして「新手のスタンド使い」との戦いも、確かに厄介な能力の持ち主でありますが・・・・・・・元々5部からそういう傾向もあったけど、コマがゴチャゴチャしているし、苦戦していた内に礼のサポートも受けて、定助が倒す、定番すぎてあまり面白くない決着でした。ソフト&ウェットも使い様によってはホント強力なスタンドだけど、いつの間に頭使って、一見無敵な敵も逆転して倒す、ジョジョらしい醍醐味が何だかいつの間に(?)スポイルされてきている様にも思えました。医者だったらしい、スタンド使いの岩人間も、田最らを「泳がせてやっていた。」とか嘯いていたけど、大物ぶってたチンピラで何の魅力も無かったですね。単なるストーリー進行の為の歯車の一つに過ぎませんでしたな感じで。

定助の目的も、岩人間達がロカカカの果実を手にしたらどれだけヤバいか共々抽象的ではなく、もっと具体的なものがいい加減欲しいですが、康穂との相思相愛ぶりもいつの間に「なってしまっている」感じで、どうも改めて雑に感じられました。吉良に殴打され、罵倒されながらも逃げないで真実に立ち向かった、一巡前の康一の様な熱いものが感じられません。特に彼女からは。

勿論岩人間はまだ全滅しておらず、巻終盤に出てきたあの爺さんがそのスタンド使い、アーバンゲリラの仲間だった様で、連絡が無い事から倒されたと察知した。常敏も彼と一緒にいて、何の事は無いとも言うか、子供の時自分をいじめていて、母の下着まで貢がせていたスケベなクズの上級生が、大人になったら今度はこの爺さん、ファー・トムに置き換わっただけの事だった。

3部でもホルホースと強制的に組まされていたボインゴが折角心を入れ替えたと思ったらイギーに襲われて、彼と仲良く入院する羽目になったオチを引き合いに出していたけど、確かに人の性格が簡単に変わるのならそんな苦労なんかしない、花都に過保護に育てられて、父達みたいに死にかけそうになったのなら致し方ないにしても、クズの上級生を殺した罪も花都に代わりに背負ってもらったのだから、スタンド、オゾンベイビーを東方邸内果樹園に埋めてこいな命令だって逆らえるはずがないし、ファー・トムその人も誇大妄想癖もある女好きなのも単なる偶然とかは無かったでしょう。しかし、確かに「何だこいつは?」と言うか、6部のケンゾーとかを数段以上キモくした様な爺さんだよね。ミョーに最近女がらみのクズが目立つと言うか、5部のチョコラータの様なゾッとさせられる様な狂気とかも感じられればまだしもだけど、当然そんなものはない。

身の丈不相応に大物ぶっていたのもアーバンゲリラと似ていて、まさに「類は友を呼ぶ」とも言った所なのでしょうが・・・・・・・・・・・・・amazonで17巻の評価が意外と高くない(4月23日現在で5点満点で平均2.57点とおそらく8部ワースト)のには最初目にした時は正直驚いたけど、実際読んでみたら「こりゃ無理ないわ、ジョジョ信者でも擁護しきれないわ」でしたね。

「お前突然何言ってんだ?」と思うかもしれないけど、私の知るある人でこういう人がいました。衣笠祥雄氏の急逝にはご冥福をお祈りいたしますですが、その人は広島カープの大ファンで、実際後に入団した野村祐投手の、甲子園大会での「あのピッチング」も悔しさのあまり大激怒した事があったけど、漫画はジャンプ黄金期なら某世紀末救世主漫画や某プロレス漫画とかが大好きで、ジョジョも3部までは評価していたけど、4部については最初からラスボスがハッキリ分からず、日常生活の中での騒動とかダラダラしていたとか不満を持っていて評価していなかった。

もし8部も読んでいたらは彼は猶更不満タラタラだっただろうなあともふと思って、定助との関係も含んだ康穂の魅力の無さとかは前述通りだけど、ダラダラし過ぎて様々な謎の解明とかテンポが悪いし、スタンドバトルにも爽快感に欠けていて(確かにあのクワガタバトルが今の所一番の名勝負になってしまっている)、サブキャラは多いけど、大半の東方一族は何だか使い捨てみたいになっているし、仲間や敵にもイマイチ魅力あるキャラがいない。(好きなキャラは憲助ぐらい)17巻が薄いだけならノープロブレムなのですが・・・・・・・・・・

敵キャラについてはディアボロが思ったよりも小者(そもそもギャングに向かなかったのでは?だが・・・・・・)だった5部後半から既にそういう傾向が見られ始めてきたけど、前の7部だってリンゴォの様な手合いもいた。(ちなみに私はプッチも大統領もあまり評価していません。後者も途中からイケメン化してしまったのも「?」でしたが)しかし、この8部は・・・・・・・・・・・

途中まではまた違った面白さもあるかなあと思いきや、田最の登場を境にそういう悪い所が段々目立つ様になってしまっていて、失速感が普通に強いです。1部からの通算では121巻目ですか。しかし、この8部17巻ほど「次の巻での展開が楽しみ!!」とは正直思えず、寧ろガッカリさせられた巻も殆ど無いです。

「どうした荒木先生?先生の故郷が舞台のモデルで、先生が一番大好きであろう4部のパラレルワールドだから、もっともっとその非凡な才能を発揮できるはずじゃないですか!!」ですね。そう言えば、もうすぐ露伴先生のあのフィギュアの予約が開始(もっとも、私はフィギュアには全く興味は無いですが)され、原画展も8月から開催予定だ。

ジョルノ、ブチャラティ、トリッシュのイラスト入りポスターは、近々制作・放送されるであろう5部アニメへの伏線か?な期待(とほんのわずかな不安)をせずにはいられないけど・・・・・・・・・・・・・その一方で、残念ながら9億2千万しか回収できなかったらしく、続編製作も微妙な実写映画版という黒歴史(山﨑賢人氏は仗助のイメージとは違う気がするけど、彼なりに色んな役を演じる様にもなって、役者としての一定の成長もされている。特に陸王では同じイケメン枠の竹内涼真氏共々普通に良かったけど、真剣佑氏はいい加減もう少し頑張ってくれです)も無視できないけど、これでは大のジョジョ信者だと自認している私でも、amazonでの評価形式なら☆2つしかつけられないし、こんな展開のままで原画展なんかやったって、足を運んで見に来てくれるであろう他のファンの方々にも顔向けできないでしょう。

未だ「自称」最高傑作2を中心とした、過去の栄光という呪縛と決別しきれないでいるロックマンが、11でもダメだったら、30周年記念事業もから騒ぎに終わり、もはや一層復活は困難なものになると思われる様にジョジョももう一度の4部な8部ジョジョリオンがこのまま駄作化してしまったらこれまでの歴代ジョジョ達の戦いは何だったんだ?という事にもなりかねない。今回は色々苦言も呈してしまったけど、荒木先生には是非かっての「ジョジョらしさ」とか取り戻して、どんなに困難に直面しても、黄金の精神で諦めないで真実に向かう為に戦う主人公達の生き様とかもう一度改めて、勇気とかも与えてくれる様ファンの人達のハートを掴んでいただきたいのです。一部も連載時は一時は掲載順が最後の方になっていて、かなりヤバかったらしいですが、荒木先生なら、たとえ今はホントに失速していても、良い意味で予想を裏切る様な復活劇を演出できるはず!!6部でもあの様な、凡百の作家には思いつかなかったであろう結末を描けたのだから!!18巻の発売日は知らないけど、為せば成る!!それを私はまだ信じたいです。

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2018/04/23

ジョジョ8部ジョジョリオン第16巻感想-「ロカカカを巡る巨大な野望!!そして迫られる選択!!」

1年強ぶりに再開したジョジョ8部感想だけど、GWまでには最新巻の感想まで書き終えたいんで、16巻の感想も行きます。

ブルーハワイからの追跡は続いている定助ですが、追跡者は何も人間だとは限らない。地元の英雄、伊達政宗が生まれた頃に入京した信長を演じた事もある某有名俳優と結婚した某歌手も題材にした事あるけど、ハエ男よりももっとしつこい、ブルーハワイに操られたハエが今度は追ってきた!!逃げ続けなければいけないのは当然の事で、あのジョセフだって困ったら最後の手段に逃げる事を何度もしていたけど、その先がコンビニだった為に・・・・・・・・・

ジョセフと言えば、特に3部OVA版では無関係な一般人を巻き込む事を嫌がっていた事も強調されていた(原作でも、エジプト上陸直後にイギーを連れてきたスピードワゴン財団の職員をンドゥールが襲った事等について憤慨していた描写は見られたが。余談ながら最近知ったけど、英語版の職員片割れの方の声優ってマリオで有名なあのチャールズ・マーティネー氏だったんですね)けど、子供の方がついに定助を・・・・・・だったあの乳母車の母子も無事だったのですかね?

政次はついに定助を自分の意のままに操る事に成功したかに見えました。勝利に気を良くしたからか、苦い思い出だったにも関わらず、まだ付き合っていた彼女に未練があって、彼女はどうやら常敏と同年代でもあった様ですが、そんな感傷に浸っていられたのはほんの一瞬でした。

「勝った!!第8部完!!」となりそう(?)だった所を、康穂が駆けつけて逆転勝利となったのですが、3部の、ヴァニラアイスに追いつめられていた時に選択肢形式で自分のこれからの運命について自問自答していたポルナレフの姿も描いていた頃の荒木先生も、こういう展開に持っていったのかなあ?な疑問もふと湧きました。

政次からいかにロカカカがヤバいかが語られるのと並行して、何故花都が15年も刑務所暮らしする羽目になったかも漸く描かれる事になりましたが・・・・・・・・・確かに花都は彼女にとっては義母にあたる憲助の母とかみたいに死ぬ事は無かったし、被害者の兄ちゃんも普通にクズと言うか、いくら波紋かボトックスか理由は分からずとも実年齢より若く見えるとはいえ、ストライクゾーン上に行きすぎだろは失礼かもしれないけど、過保護だったし、それ故に自らも前科者になってしまったのは皮肉でしたね。

刑期短縮もされなかったという事は、動機がただのいじめという事にされて、情状酌量も考慮されなかったのだろうけど、結局そうした過保護が常敏の成長を阻んでしまって、主体性が無いまま大人になってしまい、政次にも言及された通りロカカカを巡る野望でも使い走りにされてしまっている(彼本人はお互い利用しているつもりでいるのかもしれないが)のも全く必然的であると言えるでしょう。彼はたまたまそういう野望の一端まで担がされてしまったけど、現実世界でもそういう人もいますよね。

と言うかまた、憲助もそんな息子の心の病を見抜いていたフシもあった(?)一方で、歳を正確に覚えていなかった様だけど、花都が逮捕されたのは、15年前の37歳の時だったから1996年の事、常敏は17歳だったけど、クズの被害者を殺したのはそれから5年前だから12歳の時。母親が前科者となったのに良くモデルになれたなあですが、この時4歳だった鳩の描写は特におかしいとかはなかったけど、花都は妊娠していた様だ。常秀を身ごもっていたのだろうけど、彼は常敏より14歳、鳩より6歳年下という設定だから、2年前から妊娠していたのか?荒木先生は記憶力が悪いのも自覚されている様だし、実際「大人は嘘をつきません・・・・・・」のエピソードも良くも悪くも有名ですが、まあ設定ミスだったのでしょう。

政次は小心者と言うか、ロカカカを巡る野望には極力関わりたくなく、定助らに聞かれた事には答えながらも自己保身に必死だった姿も伺えましたが、彼もあの後消されないで無事でいれたのだろうか・・・・・・・まあ無事だったとしてももう彼女との絆を取り戻すのはムリゲーっぽいですが・・・・・・・・・・その後植物鑑定人である豆銑礼に出会ったのはもう間もなくの事でした。優先順位や確率に拘る等良く言えば合理主義的、悪く言えば理屈っぽかったけど、まあこういうタイプのキャラも個人的に嫌いではないです。定助ら、岩人間双方共にいてくれないと困るほどの超重要人物ですが、普段は、観光シーズン以外はスキー場のリフトで生活しているらしい。もしかしたら一巡後の金田一でもあるのか?ですが、料理の腕前はトニオと良い勝負が出来そう。特にロマノフという、ティラミスよりももっと上ランクのスイーツを作るのが得意な様ですが、エドモンド本田にも食べさせてあげたいですね。

しかし、そんな食事とかゆっくり楽しんでいられる時間など当然ありませんでした。間もなく敵スタンド使いが襲ってきて、生存する為ならスタンド、ドギースタイルでロープ状にした左手も切り捨てる事も厭わなかったけど、ロカカカの果実の為にも康穂を見殺しにしてでもこの超重要キーマンな礼を第一優先として守らなければいけない選択を迫られる事になった。



果たして・・・・・・・ですが、15巻の感想でも言った通り、今回のヒロインである康穂にはどうも魅力を感じません。定助が政次に完全に操られそうになった所をタイミング良く駆けつけて倒したのも荒木先生らしくない手あかのついた決着に見えましたが、定助との絆とか深く感じ入られる様なパンチに欠けています。一巡前の(?)康一の方が全然伝わるものがある。今回の16巻は、話自体は勿論決してつまらなくないし、常敏が大人になってもあの様な立ち回りを演ずる羽目になったのも「さもありなん」だったけど、この康穂の魅力の無さが特に足を引っ張ってしまった様に見えました。勿論死ぬなんて事はないだろうけど・・・・・・・・・・・さあ、次は今の所最新刊な17巻の感想でもう遅くなったので、明日にアップしたいですが、これもどうやら・・・・・・・・・・・・

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ジョジョ8部ジョジョリオン第15巻感想-「何故知っている?どこまでも逃がさない非情な追跡・・・・・あれ?これって前にも・・・・・・・・」

いつの間に1年以上休んでしまいましたが、最近漸く今の所最新の17巻まで入手したので、ジョジョ8部ジョジョリオンの感想を再開します!!

私がこの8部で一番好きなキャラは4代目憲助ですが、若いと言うか、バイクに乗っている姿も様になっています。このジョジョではジョセフと並ぶカッコいい爺さんでしょう。しかし、彼がそんな姿を見せていた時に、常敏も不審な動きを見せていた。どうやらロカカカの枝を探していた様ですが、ヴェルサイユ等特別な果実を栽培できる人物を定助に教えた後・・・・・・・・波紋じゃなければボトックスをやっているのであろう花都がハンモックでくつろぐ等すっかりいついてしまった様ですが、夫が嘘をつく時の癖を見抜くとかまたさりげなくセリフパロディを見せていたのもこの巻のポイントの一つだったでしょう。

だから定助との目論みも感づかれて、常敏にも知られてしまった様ですが、全滅したかに見えた岩人間、まだまだいた様です。セルフパロディと言えば、高圧電線に感電した設定もそうだったのでしょうが、そいつの名は泥駒政次!!彼が住処にしている(?)六壁神社は667年からの歴史があるらしく、中大兄皇子(天智天皇)が近江に遷都し、正式に即位する直前の事でもありましたが、既に東北地方も今の宮城県あたりまでは朝廷の支配が及んでいて、役所も作られていたらしいから神社があっても不思議では無かったでしょう。

スタンドはブルーハワイと言って、それらしく彼の悲劇的な過去(一方で小学校で飼育された鶏が殺害された事件の容疑者にもなっていて、鶏肉が大好物なのも伺えた)が反映された能力となっていた様ですが、最近やけに自動追尾型のスタンド使い多くないか?ですが・・・・・・・・・・・政次自身は定助には特に興味はなく、嗾けたのは常敏でしたが、勿論追尾する相手が変わっても追尾していた人はその時点で身体を傷つけていても無傷になるわけじゃないよね?最初に追跡してきた子供はまだ何とか大丈夫そうだったけど、不良トリオの一角だった姉ちゃんはもう死亡だろうなあ・・・・・・・・2人目の追跡者だった、車を運転していたオバちゃん、彼女も3部のあの上院議員(彼の場合は自分で車を運転していたわけではなかったが)を彷彿させられもしたと言うか、何故彼女が自分達を誘ったと都合よく見せつけられるんだ?オバちゃんな彼女のパンツ脱がしてまで金目の物欲しかったのか?ですが、まあ彼女については同情の余地は無いでしょう。(苦笑)そう言えば、4部でもたまたま吉良に目をつけられて殺されてしまった某ビッチもいたなあ。何気に今回も・・・・・・・・ですが・・・・・・・・・・


ヒロインの康穂も、まあああなったのは「想定の範囲内」と言うか、もっと一巡前(?)の康一みたいに成長した姿を見せてくれると思いきや、思ったほど魅力ないですね。と言うかまた、今度は花都の謎に焦点が当てられるのかと思いきや、勿論今までの部ならば中ボス戦並みの長丁場になりそうなこのブルーハワイ戦でも話に絡んではいたけど、また岩人間との抗争となってしまって、何だか肩透かしを食わされたような気分でした。正直、いくつもの面で「あれっ?」でしたね。この15巻の話は。さあ、定助は政次を倒す事が出来るのか?そして康穂は・・・・・・・・・・・

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2017/05/03

真剣佑億泰×三池節は「大人の邦画事情」も見え隠れする危険な賭け?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170503-00000005-flix-movi

真剣佑ヤバすぎる…億泰になりきりすぎてジョジョ・山崎賢人&岡田将生からツッコミ

シネマトゥデイ 5/3(水) 8:12配信    

 

 大ヒットコミックの実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』で、人気キャラクター・虹村億泰を演じる真剣佑が撮影現場で役に入り込みすぎて、真面目でさわやかな普段の彼からは想像もつかないハイテンションを披露。主演の山崎賢人や億泰の兄・形兆を演じる岡田将生からツッコミを入れられる一幕があった。

【画像】兄・形兆役の岡田将生ほか実写『ジョジョ』全メインキャラクター(計7枚)

 昨年11月に開かれた『ジョジョの奇妙な冒険』の合同取材会。そこには、主人公・東方仗助役の山崎をはじめ、広瀬康一役の神木隆之介や三池崇史監督、平野隆プロデューサーなどの実写ジョジョメンバーが集結していた。彼らが今作への手ごたえを語り、ジョジョならではの髪型トークで盛り上がっていく中で、真剣佑の順番が回ってきたときにそれは起きた。

 

 真剣佑はスペインでの撮影を振り返り、「仗助の髪型には現地の皆さんが『ワーオ!』というリアクションを取られるんです。康一は……スルーされる(笑)。岡田さんの(形兆)アニキを見ると固まるんですよ。で、僕を見ると、にらまれるんですよ。だから一番怖いんだと思います」とニヤリ。そしてその笑みを保ったまま、「僕の髪型へのこだわりは、……いや、“おれ”は仗助くらいあると思うので」と演じている億泰の一人称(おれ)に切り替えて話すと、自身のこめかみのあたりを指さし「ここ色違うんだぜ……!」とアピールする。

 

 しかし、この日は全員役衣装のままでの登場。一番に誰もが気付く髪の色の違いを「どうだ!」とばかりに見せつける真剣佑に、兄・形兆役を務めている岡田は「そうだね……見たらわかるよ……」と冷静にツッコミ。だが真剣佑の勢いはとまらず、「あとちょっと……コイツ(億泰)なんだっていう感じがするんですけれども……、ぜひ……見てほしいっすね……」とそのテンションを依然保ったまま。この真剣佑のハイテンションぶりには、共演者全員が「なんなの!?(笑)」「何が言いたいの!?(笑)」と総ツッコミ。三池監督も「もう分離できなくなってる……、元の自分に戻れなくなっている」と笑いながら彼の様子を見届けていた。
 さらにスタンドを意識したアクションパートへの質問に及んだ際には、「真剣佑です……、僕は……コイツを……つぶしてやるという思いで……、何言っているんだ俺……」と真剣佑が迷走への危機感をつぶやくと、周りがすかさず「合ってる合ってる」とフォロー。そして真剣佑が「背中で殺してやるという感じですね……実際に攻撃するわけではないので……」と感触を語るたびに、共演者たちは「気合いだよね」(岡田&神木)、「わかるわかる、俺もやってる。背中からグッとね」(山崎)と合いの手で彼を支え続け、真剣佑は「どういうことか言葉で説明できないんですけれども、背中から『ウォオオオオ!! いけええええ!』という感じです」と説明を行い終えた。         

 真剣佑がふんする億泰は、原作でちょっぴりおバカで純粋な心の持ち主としても愛されているキャラクター。この日の真剣佑の様子に、平野プロデューサーも「真剣佑くん、役に入り込みすぎて、ずっと億泰になりきって生活しているので」と明かすと、真剣佑は「とにかく毎日楽しんでやっています。あんまり記憶がないんですよ……(笑)」と照れくさそうな表情を見せていた。(編集部・井本早紀)

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

確かにリーゼントなんて今どきの日本でもやってる人なんて殆ど見かけないからあちらの人達は驚くだろうけど、辮髪や丁髷みたらどういうリアクションするのだろうか?そう言えばジョジョリオンでも一巡後の彼であろう某家政婦は14巻まで読んだ限りはまだそこまで凄い目立っているわけでもない感じだけど、実写版億泰ですか・・・・・・・・・

幼少時代にも父が製作した映画に出演した事もある筈の真剣佑氏は、仰げば尊しとかでの演技は正直褒められたものではなかったけど、某不倫ドラマに出演中(しかも義父が・・・・・・)な東出昌大氏について「漸く演技上手くなってきたかなあ」な様に、今回は彼なりに頑張っているのでしょう。しかし、まあ一番の問題は三池監督とかスタッフ陣が原作の世界観とか良く理解しているのかですが・・・・・・・・・・・

無限の住人
もどうやらアレだけ必死こいて宣伝した割には(宣伝費は1億で、キムタクもノーギャラだったという。徹子の部屋とかバラエティ番組出演料はしっかりもらったのだろうけど)観客動員数ランキングで、帝一の國とかにも負けた初登場6位と最近のジャニーズタレント主演作って他にもA LIFE(アニメ版声優の高木渉氏が今度は菜々緒氏と親子役で・・・・・・・でしたが)とか貴族探偵(視聴率2ケタすら既に微妙。ジャニーズ枠にしても稲垣吾郎氏とか横山裕氏とかもっと貴族らしい雰囲気のタレントいるだろうに)とかコストパフォーマンスの悪さ目立たないか?で、ジョジョも当初は松潤が主役だと言われていて、単行本ストックだって5巻弱だし、やるなら彼が20代の内に1部を実写化すればまだ良かったのに(まあ特にディオは海外のスゲーイケメンな俳優起用しないとダメだけどね)だけど、まあ荒木先生が駄目と言ったらしいからしょうがないね。しかし・・・・・・・・・

本来の得意分野である特撮は最近、微妙な作品も皆無ではないけど、小林靖子氏とかTVアニメ版は原作の世界観への正確な理解+的確な補完等、概ねここまでジョジョ知らない人にも見てほしいと思える成功を収めている(と思う。OVA版も例えばアヴドゥルがヌケサクの代わりにDIOの能力の凄さを知らしめるために始末されたのも「これもこれでアリ」と言うか、声優が小林清志氏だった事もあるけど、実は原作やTVアニメ版以上に私は評価している)だけにこの実写版を見る目は余計厳しくなる事は想像に難くない。

実際他にも漫画とかを原作にした映画が原作ファン無視の、スタッフが自分達だけの満足を満たす、自分達の為の世界観となってしまった独り善がりな駄作に仕上がってしまった例は近年いくつか見られますが、況してや三池節はハマればドツボにハマる事もある一方、ツボがズレると寒々しさと痛々しさしか残らず、近年はやはりどちらかと言えばハズレの方が目立つ。だから今回のジョジョもそんな悪い予感がしてならないと言うか、結局彼が役者として成長したとしてもそれもぼやけてしまうのかもですね。ネットでも「一部時点で大コケして、二部以降は白紙になる」と随分ネガティブな「予想」していた(しかし、その気持ちも決して理解できないわけでも無い)意見も目にしましたが、4部までTVアニメ化されもした流れの中でホントにコケてしまったら、OVAコーラン騒動等の何倍ものダメージにもなり、絶対取り返しのつかない悲劇として残ります。映画館に見に行く事はないだろうけど、ますます不安でならない。

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2017/03/15

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第14巻「ついに岩人間達との抗争に決着?そして家族達よ!!私も帰ってきた!!(ガトー大尉風)」

まあ前巻の感想書いた時点でこの14巻も最初だけ、ちょっと目を通したのですが、やはり田最が岩人間グループではボス格だった様ですね。

巻最初の作者コメン
トでも、才能があるのに一般に周知されていないアーティストがまだまだいるのがおかしいという、洋楽好きな荒木先生の強いこだわりと愛情が伺えて、実際今までのスタンドやキャラの元ネタアーティストも知らない人達ばかりですが、まあ結局は定助に追いつめられるや取引持ち掛けて命乞いをした等醜い本性を曝け出した、良くも悪くもジョジョらしい敵役の一人に軟着陸してしまった感じですね。周囲もいくらスタンドが見えないからと言っても、あれでフィギュアに見えるのか?テラ無関心でした。夜露が別人の戸籍を乗っ取っていた様に、こいつも定助と同一人物であろう仗世文に成りすましていてもいた様ですが、これで岩人間は全滅?

区切りがついたという事で、常秀を主人公とした、ストーリーの核心とは関係ない短編話が二話続きましたが、憲助の説教も彼には馬の耳に念仏・・・・・と言うか、結局お小遣いをあげたあたり、月並みだけど、「出来の悪い子ほどかわいい」という事でしたか。スタンド、ミラグロマンの呪いは他人に移さない限り絶対解放されない・・・・・とかまあどこかでも聞いた様な設定でしたが、ハメられたつもりが常秀をハメていた苦竹の名前は花京院同様仙台市の地名が由来だったのでしょうね。金を手にして、思うがままに豪遊していた筈がどんどん増えていく一方だった金に振り回される、物質主義・利己主義を皮肉った様な話みたいだったけど、実際常秀に残ったのは、「ヘタクソでパクりまくり」でもしっかり自分らの才能で金を稼いでいる某音楽グループにあって自分に欠けているものとか、一種の虚無感だった様である。

しかし、常秀は田最の件でも痛い目に遭ったのに、懲りずに・・・・・・でしたが・・・・・・・岩人間達の暗躍と身体が衰弱していく一方だったホリーの病状を見て、引いては記憶にはなかったけど、確かに存在した「過去の自分」も辿るためにホリーを何としてでも救う!!な目的を改めて見出した。その姿は血縁関係の有無等の違い(定助の身体も半分は吉良ですが)もありながらもかっての承太郎と重なり合うものもありましたね。この目的の再確認こそ本巻の一番大きなポイントだったでしょう。

後半登場した憲助の元妻で、常敏達の母親である花都も当然まだまだいくつも残されているであろうこの8部の謎を解くキーパーソンなのでしょうが・・・・・・・52歳に見えないほど若々しいと言うか、リサリサに波紋の師事も受けたのか?でもありますが、憲助らに事前に一言も言わないで彼女を家に入れたのは常敏らしい。さあ、今後どうなる?

ウルジャンはもう5年以上目を通していないので、14巻最後の話「東方家の夜明け」(表題でもあるけど)が自分が読んだ最新の話です。8部があとどれぐらい続くかは当然自分には分からないけど、大きく3章に分けると、康穂とつるぎの出会いまでが第1章(1~6巻)、岩人間達との戦いが第2章(7~14巻前半)、東方家とロカカカの謎解明等が最終第3章(14巻後半~)となるのでしょうか?憲助もそうだけど、常敏も定助は勿論、他の家族達にも絶対知られたくない事をいくつも知ってそうだし、花都も当然スタンド使いなのだろうけど、それがどうして殺人罪で裁かれた?ご本人は先祖の霊に誓って正しい事をしたとも言っていたけど、ロカカカの等価交換にも関係あるのか?何が彼女にそこまでさせたのか?表面上は変人揃いながらも、家父長の憲助の下で家族仲良く暮らしていた東方家、花都の登場は一見夜明けどころか新たな混乱を招きかねない存在ですが、世代は移り変わっても、世界が一巡しても、真実にたどり着こうとする意志は決して死ぬ事は無いという事も改めて信じたい・・・・・・・ここまで読んでそうも強く思いました。6部や7部は正直「?」と思った点もいくつかは目立ちましたが、この8部ジョジョリオンは荒木先生が各部の中で最も大好きであろう4部を中心に下地としながらも、荒木先生が今までジョジョを通して訴えかけてこられた事も忘れないで、しばしばセルフオマージュも見せながら伝えながら、サスペンス風味等4部ともまた似て非なる面白さがあります。正直山崎賢人氏主演の実写映画版は期待していませんが、今後の展開も5部TVアニメ化(実現するかどうか分からないけど)共々一読者として・・・・・・・ですね。ファントムブラッド劇場版もいつかは見てみたいですが・・・・・・・・

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2017/03/14

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第13巻「ついに核心に迫るか?東方家の危機と『あいつら』の挑戦、そして変転!!」

荒木先生コメントの「イケてる」か「イケてない」かの判別についてですが、まあクリスマスツリーが飾っている程度なら別に私は何とも思わないですが・・・・・・・これが鯉のぼりだったら荒木先生はどう思われるのかな?「ドヤ顔」は豊かではないにはほぼ全面的に同意ですね。例えば、最近ならば教育勅語を評価した、政権の足を引っ張ってばっかな某防衛大臣(中国と国交回復した時の某総理の婿の方がまだマシだったんじゃないの?)の発言もそうした「ドヤ顔」的発言ですね。日本史なんて蘇我、藤原、北条、足利、織田、豊臣、徳川、薩長藩閥と世俗的な権力者が代わり代わり天皇を利用して、自分達の思うがままの政治を行う事等の繰り返しですが、薩長藩閥らがそれ以前の世俗的な権力者達と違うのは、黒船来航もあって、外国の国ともっと深いお付き合いをしなければならなくなって、教育勅語も彼らと並ぶ維新元老に列せられた西園寺公望が「いい加減改正しようよ。」と言ってもいたのに不磨の大典、天皇制ファシズムの道具みたいになって、国民を天皇や国家の為に個人の人格を否定されてもロボットとして働く歯車にして下手に外国の国々に喧嘩を売ってしまって、そのツケを現在も払いきれていない大きな失敗を最終的にしてしまった事です。電通社員自殺事件もそれと決して無関係ではないですが、ジョジョと関係ない話になってしまっているのでこれぐらいにしておきます。

表紙を定助と共に飾ったのは田最でした。3部でもホルホースがあたかもアヴドゥルに代わって仲間になった(特にポルナレフは絶対認めないでしょうけど)かの様な姿でジョースターエジプトツアー御一行様と飾った事もあったけど、ディオ(DIO)や四部吉良、プッチ等ラスボス格ならともかく、そうじゃない敵役でその様な扱い受けたキャラってそうそういないですよね。

どー見ても容姿的に「イケてる」とは言い難い彼ですが、そのキャラクターは他の敵役と一線画していた面もありましたね。対照的に、欧米人の血を引いているためか、彫りの深い顔立ちをしていた、四部以上のイケメンだった吉良もシアーハートアタックまで披露してくれて、特に四部愛好家を大いに楽しめせてもくれましたが、バイクを運転していた無関係の一般市民まで巻き込んだロカカカ獲得作戦はそう簡単に成功するほど甘いものではなかった様です。残念ながら・・・・・・・・

接ぎ木した事が、その薩長藩閥のホームグラウンドにも来たのも記憶に新しい某国大統領風に言えば、「盗人達が何処に隠れていても我々は見つけ出す。地球のどこにいても見つけ出し処罰する。」な強い決意を余計煽ってしまった様ですが、自分達の「運命的な責任」も認めながら、「一人だけ許す」と助け船も出して、仗世文・吉良どちらかに吐かせようとしたり、予期せぬ反撃を食らっても、しっかり優先順位はつけて、吉良達の行方等を読んで次なる対応を実行しようとしたりと、いくらか独自の哲学への拘りも貫いた、冷静な現場指揮官だった様にも見えました。

だからこそ、一緒に行動していた夜露にもさん付けで呼ばれていたのだろうし、実際岩人間達の元締め的な存在だった感じでしたが、それはあくまで過去の言動でもあり、鳩の心をしっかりつかんでボーイフレンドになってまんまと東方家に乗り込んでからはもっとストレートに実力行使していた。彼のスタンド、ビタミンCは確かに名前とそれのギャップが大きかったとも言えましたが、どうやら指紋に触れた人間を軟体化させるスタンドだった様で、憲助をいたぶって拷問していたのですが、自分達の目的を達成する為なら何でもする、残忍な処刑執行者だったとも言えたでしょう。

どうやら、仗世文=定助っぽいですが、自分が助かろうと田最に先に喋ろうとした事を誰が責められようか。一度死んだあの時、妻が重態になっても帰ってくる気配すらなかった貞夫以上のダメ親(承太郎も、皮肉にも一巡前の杜王町での事件に関わって、ジョセフと仗助が打ち解けたと思ったら、徐倫との間に心の壁が出来てしまったのだけど)だった聖美が助けてくれなかったトラウマが頭から離れられず、精神的には半ば死んだ人間のままだったのでしょう。痛々しいものがあって、だからこそ最後の最後で・・・・・・だったのでしょうし、余談ながら前述の電通社員自殺事件についても、「自分で死ぬのは個人の自由だが、負け犬として人生を終わるのが嫌ならば、戦わなければいけない。」とか「(時間外労働100時間について)高橋まつりさんは未来への建設的な犠牲になったわけではない。ただ死んだだけだ。労働者の権利は労働者自身で守らなければならない。」とかという様な、ややドライなツイッターしていたある人をたまたま目にしましたけど、どんな運命に直面しても、先に進まなければ真実は見えてこない。

ボーイフレンドがとんでもない食わせ物だった事を未だ信じられないでいた鳩を説得し、覚醒された定助、良い所で13巻の話は終わってしまって、まあどうなったかは次の14巻もちょっとだけ目を通したのですが、抵抗できない(と自分で思っていた)相手にはアレだけ色々言っておきながら、いざ自分が追いつめられると狼狽してその場しのぎの言い訳したのも、まあいかにもジョジョの敵役らしい「性」だったのでしょうね。(憲助が拷問されても自分が夜露を殺した嘘をついたのとも対照的でもある)と言うか、7部途中から月刊誌連載となったから単純な比較はできないけど、彼との戦いでもう2巻強も費やしたのか・・・・・・・・・過去の部のラスボス達並ですね。しかし、愛唱らが大金払わせてまでこのロカカカを密売していたのだから、絶対もっと大物な黒幕いるよね。ケネディ暗殺事件の犯人とされるオズワルドがあくまで鉄砲弾に過ぎなかった様に。こいつを倒したら、また過去編の話に戻ったのかな?

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2017/03/11

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第12巻「とんでもない彼氏を連れてきた鳩!!そして明かされた過去の邂逅!!」

まず、今日で東日本大震災が起きてから6年経ちますが、この場を借りて、被災された方々皆さんの幸福をお祈りいたします。ジョジョリオンもそうした不幸が世界観の根幹をなし、来週中には14巻まで感想を述べられそうですが・・・・・

序盤はロカカカの歴史と定助と同一人物っぽい仗世文の簡単な身の上が明かされていましたが、前者は、日本軍も負傷した兵士の治療とか利用しそうと思いきや、戦争でそもそもアウトオブ眼中だったのか。後者は両親の名も承太郎のそれに似ていたけど、すっかり康穂とつるぎは腐れ縁なコンビになった様で。

まあああいうパフォーマンスを披露されては惚れた気持ちも分かりますが・・・・・・・・今度の岩人間はよりにもよってが連れてきてしまったけど、大弥、「ハンサム系?」ってねえ・・・・・・鳩はモデルだとは言え、彼女より背が低いし、他にも常秀のあのちょっかいは何かネタになったわけじゃなかったけど、髪形といい、グラサンといい、服装といい、TPOを弁えた服装だとは言い難かった。いくらこのジョジョの世界、奇抜な服装している面々が多いとは言え。

環という名もそのイメージからは程遠い(苦笑)名でしたが、近所の和菓子屋で買ったチョコ入り羊羹を持参する礼儀も持ち合わせていて、それが実際彼のスタンド能力だったのだけど、指紋がべったりと付いていた様では最初の第一印象を覆す事など到底無理と言うものでしょう。(苦笑)それでも憲助は家父長らしく家族の幸福を大切にしていた人物(彼については初登場時より印象良くなってはいるけど、一方で何か大事な秘密も隠していそう)だったからか、頭ごなしで追い出す事はせず・・・・・・・・

彼のスタンドの被害に遭ってしまった面々、虹村さんもいつ焦点が当てられるのかなあですが、環が憲助相手に本性を見せた所で話は2年前の2009年に遡りました。その過去話の中心は吉良吉影その人でしたが、付き合っていた阿婆擦れ女に自分の体質を明かしたり、吉良に見つかってしまったりと愛唱は不器用と言うか、あまり賢くはなかった様で。桜二郎も出てきたけど、彼もつくづくかませ犬が目立つという事でもあったのか。

愛唱はこの時は警備会社に勤務していて、どうやらロカカカにはとてつもなく大きな利権とかが隠されていた様ですが・・・・・・途中一時定助が鳩に危機を知らせた現在に戻った後また2年前に話は戻り、承太郎も親父の貞夫は演奏旅行とどっちが大事なんじゃい!!だけど、ホリィが重態になっても戻ってくる気配が微塵も見えず、既に仮面夫婦状態とかだったのか?ですが、仗世文も両親は離婚しかかっていて、母の聖美は疲れていると言うくせに彼と海水浴に行って、パートの仕事をさぼってクビになり、ついに息子を(一時は)死に追いやってしまった等貞夫以上のダメ親でしたね。

一旦仗世文(ホント変換しづらい)が死んだ所で、吉良の本領発揮と相成った様で、容姿も一巡前の彼以上のイケメンだったけど、スタンドも名前(キラークイーン)もデザインも同じ。しかし、一巡前が自分の快楽を満たす為に殺人を繰り返したのに対し、一巡後の彼は死んだ人を生き返らせた等真逆でした。その一方で聖美に意味深な発言もしていましたが、彼女のこのダメ親っぷりもまた、ホリィや大雪の中彼女同様DIOのスタンド発言の影響を受けていた息子(仗助)を一生懸命車で病院に連れて行こうとした朋子とは対照的でしたね。ロカカカという禁断の果実を手に入れた、岩切厚徳(アー君)というバーディーズの投手と愛唱の取引も描かれていて、前者は間違いなくマー君がモデルなのでしょうが、バーディーズのユニフォームは楽天ではなく、カブススタイルの縦縞ユニフォームだった様で。

残念ながら、彼が支払った対価も小さいものだったとは決して言えなかった様で、しかし愛唱は事前にそうした旨も伝えていたのだから、まあしょうがなかったのだろうねでもありますが、母、ホリーの病気を抱えていた吉良はついに仗世文に失敗すれば死も十分有りうる危険な作戦を持ち掛ける!!つぎ木についての蘊蓄も、絶対DIOがジョナサンの肉体を奪った過去を意識したセルフオマージュとかだったのだろうなあでしたが、いよいよ・・・・・という所でこの12巻の話はお終いでした。次巻ではその作戦の顛末と、環との決着が並行して描かれるのか?何度も言う通り、各巻の感想を書いている時点では次巻以降は読んでないから、まだどうなるのか知らないけど、楽しみですね!!

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