ジョジョ

2017/03/15

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第14巻「ついに岩人間達との抗争に決着?そして家族達よ!!私も帰ってきた!!(ガトー大尉風)」

まあ前巻の感想書いた時点でこの14巻も最初だけ、ちょっと目を通したのですが、やはり田最が岩人間グループではボス格だった様ですね。

巻最初の作者コメン
トでも、才能があるのに一般に周知されていないアーティストがまだまだいるのがおかしいという、洋楽好きな荒木先生の強いこだわりと愛情が伺えて、実際今までのスタンドやキャラの元ネタアーティストも知らない人達ばかりですが、まあ結局は定助に追いつめられるや取引持ち掛けて命乞いをした等醜い本性を曝け出した、良くも悪くもジョジョらしい敵役の一人に軟着陸してしまった感じですね。周囲もいくらスタンドが見えないからと言っても、あれでフィギュアに見えるのか?テラ無関心でした。夜露が別人の戸籍を乗っ取っていた様に、こいつも定助と同一人物であろう仗世文に成りすましていてもいた様ですが、これで岩人間は全滅?

区切りがついたという事で、常秀を主人公とした、ストーリーの核心とは関係ない短編話が二話続きましたが、憲助の説教も彼には馬の耳に念仏・・・・・と言うか、結局お小遣いをあげたあたり、月並みだけど、「出来の悪い子ほどかわいい」という事でしたか。スタンド、ミラグロマンの呪いは他人に移さない限り絶対解放されない・・・・・とかまあどこかでも聞いた様な設定でしたが、ハメられたつもりが常秀をハメていた苦竹の名前は花京院同様仙台市の地名が由来だったのでしょうね。金を手にして、思うがままに豪遊していた筈がどんどん増えていく一方だった金に振り回される、物質主義・利己主義を皮肉った様な話みたいだったけど、実際常秀に残ったのは、「ヘタクソでパクりまくり」でもしっかり自分らの才能で金を稼いでいる某音楽グループにあって自分に欠けているものとか、一種の虚無感だった様である。

しかし、常秀は田最の件でも痛い目に遭ったのに、懲りずに・・・・・・でしたが・・・・・・・岩人間達の暗躍と身体が衰弱していく一方だったホリーの病状を見て、引いては記憶にはなかったけど、確かに存在した「過去の自分」も辿るためにホリーを何としてでも救う!!な目的を改めて見出した。その姿は血縁関係の有無等の違い(定助の身体も半分は吉良ですが)もありながらもかっての承太郎と重なり合うものもありましたね。この目的の再確認こそ本巻の一番大きなポイントだったでしょう。

後半登場した憲助の元妻で、常敏達の母親である花都も当然まだまだいくつも残されているであろうこの8部の謎を解くキーパーソンなのでしょうが・・・・・・・52歳に見えないほど若々しいと言うか、リサリサに波紋の師事も受けたのか?でもありますが、憲助らに事前に一言も言わないで彼女を家に入れたのは常敏らしい。さあ、今後どうなる?

ウルジャンはもう5年以上目を通していないので、14巻最後の話「東方家の夜明け」(表題でもあるけど)が自分が読んだ最新の話です。8部があとどれぐらい続くかは当然自分には分からないけど、大きく3章に分けると、康穂とつるぎの出会いまでが第1章(1~6巻)、岩人間達との戦いが第2章(7~14巻前半)、東方家とロカカカの謎解明等が最終第3章(14巻後半~)となるのでしょうか?憲助もそうだけど、常敏も定助は勿論、他の家族達にも絶対知られたくない事をいくつも知ってそうだし、花都も当然スタンド使いなのだろうけど、それがどうして殺人罪で裁かれた?ご本人は先祖の霊に誓って正しい事をしたとも言っていたけど、ロカカカの等価交換にも関係あるのか?何が彼女にそこまでさせたのか?表面上は変人揃いながらも、家父長の憲助の下で家族仲良く暮らしていた東方家、花都の登場は一見夜明けどころか新たな混乱を招きかねない存在ですが、世代は移り変わっても、世界が一巡しても、真実にたどり着こうとする意志は決して死ぬ事は無いという事も改めて信じたい・・・・・・・ここまで読んでそうも強く思いました。6部や7部は正直「?」と思った点もいくつかは目立ちましたが、この8部ジョジョリオンは荒木先生が各部の中で最も大好きであろう4部を中心に下地としながらも、荒木先生が今までジョジョを通して訴えかけてこられた事も忘れないで、しばしばセルフオマージュも見せながら伝えながら、サスペンス風味等4部ともまた似て非なる面白さがあります。正直山崎賢人氏主演の実写映画版は期待していませんが、今後の展開も5部TVアニメ化(実現するかどうか分からないけど)共々一読者として・・・・・・・ですね。ファントムブラッド劇場版もいつかは見てみたいですが・・・・・・・・

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2017/03/14

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第13巻「ついに核心に迫るか?東方家の危機と『あいつら』の挑戦、そして変転!!」

荒木先生コメントの「イケてる」か「イケてない」かの判別についてですが、まあクリスマスツリーが飾っている程度なら別に私は何とも思わないですが・・・・・・・これが鯉のぼりだったら荒木先生はどう思われるのかな?「ドヤ顔」は豊かではないにはほぼ全面的に同意ですね。例えば、最近ならば教育勅語を評価した、政権の足を引っ張ってばっかな某防衛大臣(中国と国交回復した時の某総理の婿の方がまだマシだったんじゃないの?)の発言もそうした「ドヤ顔」的発言ですね。日本史なんて蘇我、藤原、北条、足利、織田、豊臣、徳川、薩長藩閥と世俗的な権力者が代わり代わり天皇を利用して、自分達の思うがままの政治を行う事等の繰り返しですが、薩長藩閥らがそれ以前の世俗的な権力者達と違うのは、黒船来航もあって、外国の国ともっと深いお付き合いをしなければならなくなって、教育勅語も彼らと並ぶ維新元老に列せられた西園寺公望が「いい加減改正しようよ。」と言ってもいたのに不磨の大典、天皇制ファシズムの道具みたいになって、国民を天皇や国家の為に個人の人格を否定されてもロボットとして働く歯車にして下手に外国の国々に喧嘩を売ってしまって、そのツケを現在も払いきれていない大きな失敗を最終的にしてしまった事です。電通社員自殺事件もそれと決して無関係ではないですが、ジョジョと関係ない話になってしまっているのでこれぐらいにしておきます。

表紙を定助と共に飾ったのは田最でした。3部でもホルホースがあたかもアヴドゥルに代わって仲間になった(特にポルナレフは絶対認めないでしょうけど)かの様な姿でジョースターエジプトツアー御一行様と飾った事もあったけど、ディオ(DIO)や四部吉良、プッチ等ラスボス格ならともかく、そうじゃない敵役でその様な扱い受けたキャラってそうそういないですよね。

どー見ても容姿的に「イケてる」とは言い難い彼ですが、そのキャラクターは他の敵役と一線画していた面もありましたね。対照的に、欧米人の血を引いているためか、彫りの深い顔立ちをしていた、四部以上のイケメンだった吉良もシアーハートアタックまで披露してくれて、特に四部愛好家を大いに楽しめせてもくれましたが、バイクを運転していた無関係の一般市民まで巻き込んだロカカカ獲得作戦はそう簡単に成功するほど甘いものではなかった様です。残念ながら・・・・・・・・

接ぎ木した事が、その薩長藩閥のホームグラウンドにも来たのも記憶に新しい某国大統領風に言えば、「盗人達が何処に隠れていても我々は見つけ出す。地球のどこにいても見つけ出し処罰する。」な強い決意を余計煽ってしまった様ですが、自分達の「運命的な責任」も認めながら、「一人だけ許す」と助け船も出して、仗世文・吉良どちらかに吐かせようとしたり、予期せぬ反撃を食らっても、しっかり優先順位はつけて、吉良達の行方等を読んで次なる対応を実行しようとしたりと、いくらか独自の哲学への拘りも貫いた、冷静な現場指揮官だった様にも見えました。

だからこそ、一緒に行動していた夜露にもさん付けで呼ばれていたのだろうし、実際岩人間達の元締め的な存在だった感じでしたが、それはあくまで過去の言動でもあり、鳩の心をしっかりつかんでボーイフレンドになってまんまと東方家に乗り込んでからはもっとストレートに実力行使していた。彼のスタンド、ビタミンCは確かに名前とそれのギャップが大きかったとも言えましたが、どうやら指紋に触れた人間を軟体化させるスタンドだった様で、憲助をいたぶって拷問していたのですが、自分達の目的を達成する為なら何でもする、残忍な処刑執行者だったとも言えたでしょう。

どうやら、仗世文=定助っぽいですが、自分が助かろうと田最に先に喋ろうとした事を誰が責められようか。一度死んだあの時、妻が重態になっても帰ってくる気配すらなかった貞夫以上のダメ親(承太郎も、皮肉にも一巡前の杜王町での事件に関わって、ジョセフと仗助が打ち解けたと思ったら、徐倫との間に心の壁が出来てしまったのだけど)だった聖美が助けてくれなかったトラウマが頭から離れられず、精神的には半ば死んだ人間のままだったのでしょう。痛々しいものがあって、だからこそ最後の最後で・・・・・・だったのでしょうし、余談ながら前述の電通社員自殺事件についても、「自分で死ぬのは個人の自由だが、負け犬として人生を終わるのが嫌ならば、戦わなければいけない。」とか「(時間外労働100時間について)高橋まつりさんは未来への建設的な犠牲になったわけではない。ただ死んだだけだ。労働者の権利は労働者自身で守らなければならない。」とかという様な、ややドライなツイッターしていたある人をたまたま目にしましたけど、どんな運命に直面しても、先に進まなければ真実は見えてこない。

ボーイフレンドがとんでもない食わせ物だった事を未だ信じられないでいた鳩を説得し、覚醒された定助、良い所で13巻の話は終わってしまって、まあどうなったかは次の14巻もちょっとだけ目を通したのですが、抵抗できない(と自分で思っていた)相手にはアレだけ色々言っておきながら、いざ自分が追いつめられると狼狽してその場しのぎの言い訳したのも、まあいかにもジョジョの敵役らしい「性」だったのでしょうね。(憲助が拷問されても自分が夜露を殺した嘘をついたのとも対照的でもある)と言うか、7部途中から月刊誌連載となったから単純な比較はできないけど、彼との戦いでもう2巻強も費やしたのか・・・・・・・・・過去の部のラスボス達並ですね。しかし、愛唱らが大金払わせてまでこのロカカカを密売していたのだから、絶対もっと大物な黒幕いるよね。ケネディ暗殺事件の犯人とされるオズワルドがあくまで鉄砲弾に過ぎなかった様に。こいつを倒したら、また過去編の話に戻ったのかな?

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2017/03/11

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第12巻「とんでもない彼氏を連れてきた鳩!!そして明かされた過去の邂逅!!」

まず、今日で東日本大震災が起きてから6年経ちますが、この場を借りて、被災された方々皆さんの幸福をお祈りいたします。ジョジョリオンもそうした不幸が世界観の根幹をなし、来週中には14巻まで感想を述べられそうですが・・・・・

序盤はロカカカの歴史と定助と同一人物っぽい仗世文の簡単な身の上が明かされていましたが、前者は、日本軍も負傷した兵士の治療とか利用しそうと思いきや、戦争でそもそもアウトオブ眼中だったのか。後者は両親の名も承太郎のそれに似ていたけど、すっかり康穂とつるぎは腐れ縁なコンビになった様で。

まあああいうパフォーマンスを披露されては惚れた気持ちも分かりますが・・・・・・・・今度の岩人間はよりにもよってが連れてきてしまったけど、大弥、「ハンサム系?」ってねえ・・・・・・鳩はモデルだとは言え、彼女より背が低いし、他にも常秀のあのちょっかいは何かネタになったわけじゃなかったけど、髪形といい、グラサンといい、服装といい、TPOを弁えた服装だとは言い難かった。いくらこのジョジョの世界、奇抜な服装している面々が多いとは言え。

環という名もそのイメージからは程遠い(苦笑)名でしたが、近所の和菓子屋で買ったチョコ入り羊羹を持参する礼儀も持ち合わせていて、それが実際彼のスタンド能力だったのだけど、指紋がべったりと付いていた様では最初の第一印象を覆す事など到底無理と言うものでしょう。(苦笑)それでも憲助は家父長らしく家族の幸福を大切にしていた人物(彼については初登場時より印象良くなってはいるけど、一方で何か大事な秘密も隠していそう)だったからか、頭ごなしで追い出す事はせず・・・・・・・・

彼のスタンドの被害に遭ってしまった面々、虹村さんもいつ焦点が当てられるのかなあですが、環が憲助相手に本性を見せた所で話は2年前の2009年に遡りました。その過去話の中心は吉良吉影その人でしたが、付き合っていた阿婆擦れ女に自分の体質を明かしたり、吉良に見つかってしまったりと愛唱は不器用と言うか、あまり賢くはなかった様で。桜二郎も出てきたけど、彼もつくづくかませ犬が目立つという事でもあったのか。

愛唱はこの時は警備会社に勤務していて、どうやらロカカカにはとてつもなく大きな利権とかが隠されていた様ですが・・・・・・途中一時定助が鳩に危機を知らせた現在に戻った後また2年前に話は戻り、承太郎も親父の貞夫は演奏旅行とどっちが大事なんじゃい!!だけど、ホリィが重態になっても戻ってくる気配が微塵も見えず、既に仮面夫婦状態とかだったのか?ですが、仗世文も両親は離婚しかかっていて、母の聖美は疲れていると言うくせに彼と海水浴に行って、パートの仕事をさぼってクビになり、ついに息子を(一時は)死に追いやってしまった等貞夫以上のダメ親でしたね。

一旦仗世文(ホント変換しづらい)が死んだ所で、吉良の本領発揮と相成った様で、容姿も一巡前の彼以上のイケメンだったけど、スタンドも名前(キラークイーン)もデザインも同じ。しかし、一巡前が自分の快楽を満たす為に殺人を繰り返したのに対し、一巡後の彼は死んだ人を生き返らせた等真逆でした。その一方で聖美に意味深な発言もしていましたが、彼女のこのダメ親っぷりもまた、ホリィや大雪の中彼女同様DIOのスタンド発言の影響を受けていた息子(仗助)を一生懸命車で病院に連れて行こうとした朋子とは対照的でしたね。ロカカカという禁断の果実を手に入れた、岩切厚徳(アー君)というバーディーズの投手と愛唱の取引も描かれていて、前者は間違いなくマー君がモデルなのでしょうが、バーディーズのユニフォームは楽天ではなく、カブススタイルの縦縞ユニフォームだった様で。

残念ながら、彼が支払った対価も小さいものだったとは決して言えなかった様で、しかし愛唱は事前にそうした旨も伝えていたのだから、まあしょうがなかったのだろうねでもありますが、母、ホリーの病気を抱えていた吉良はついに仗世文に失敗すれば死も十分有りうる危険な作戦を持ち掛ける!!つぎ木についての蘊蓄も、絶対DIOがジョナサンの肉体を奪った過去を意識したセルフオマージュとかだったのだろうなあでしたが、いよいよ・・・・・という所でこの12巻の話はお終いでした。次巻ではその作戦の顛末と、環との決着が並行して描かれるのか?何度も言う通り、各巻の感想を書いている時点では次巻以降は読んでないから、まだどうなるのか知らないけど、楽しみですね!!

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2017/03/09

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第11巻「一体何人いる?果てしない?岩人間達との戦い!!そして定助の・・・・・・」

前巻での予告でのセッちゃんはどうやら謎の女が定助の事をそう呼んでいた様ですが・・・・・・漸く康穂&つるぎは定助と合流しましたが、定助は鈍感ですね。(苦笑)つるぎも彼に対しては何か特別な感情が芽生えていた様ですが、そんなのに拘泥していられる暇は勿論ない。

直後定助が出会った女は作並カレラと言ったらしいですが、容姿は康穂にも勝るとも劣らずながらも行儀が良かったとはお世辞にも言えなかった。スタンド能力も悪用して焼き鳥屋から金を・・・・・・ってスタンド名と言い、能力と言い、一巡後(語弊がある言い方ですが)の山岸由花子でしょうね。彼女は。

射程距離が短いという弱点を抱えながらも、頭の禿げた親父に毛を生やすサービスもやっていて、これは焼き鳥屋へのイチャモンよりはまだマシながらも定助には誤解されて・・・・・・・やや陳腐ながらも価値観も定助と真逆だったからなかなか本名言わなかったけど・・・・・・・まああのラッシュ時の口癖からある程度はお察しでしたが、読みづらい名前はジョセフと承太郎、髪形は仗助を彷彿とさせられたみたいで、ついにもう1つ大きな事実が明らかになった様です。

そして次なる敵スタンド使いは・・・・・・・・そう言えば1部ではダリオ逮捕に関わったお偉方のおっさんがスピードワゴンの注意も空しくディオに襲われ、2部ではスモーキーをいじめ、ジョセフにもちょっかいだしてしっぺ返しを食らう、3部では不審者DIOを拘束しようとして、4部では仗助の祖父アンジェロの逆恨みを買って、5部ではアバッキオの先輩が・・・・・・でしたが、あの後手錠を同僚に外してもらえたのですかね?ジョジョでは犬もだけど、警官もたびたび受難が目立ちますね?(2部は自業自得だけど)

今度は乗車距離の短さに舌打ちしたタクシー運転手も標的にした等怖いものなどないかに見えたカレラですが、吉良死亡を聞いた時の反応は明らかに普通じゃなかった。そして前述の五月蠅い警官コンビも黙らせたエイ・フェックス兄弟が彼女を襲う!!定助がいなかったらあのまま死んでいたなと言うか、ソフトアンドウェットってマジシャンズレッドの炎も消せるのかなあでもありますが・・・・・・・・・

毒ガスのスタンド能力者だったらしい弟の方はまだ射程距離がカレラのラブラブデラックス以上に短いとかの弱点があった。兄の方が能力厄介だった感じですね。カレラもそうなりかけていたけど、スタンド使いでもワケ分からない内にぶっ殺されます。下手すりゃ。そして兄のショット・キーNO.1で定助を動けなくした所で、弟のNO.2で毒殺しようとした様ですが、2人力を合わせて一層その能力は発揮されるのも想像に難くなかった。

ここで岩人間の詳細な設定も明かされた様ですが・・・・・・他の動物、例えばハクジラなんかは歯から年齢を推測する事が出来る様ですが、表面のひびの本数から岩人間は年齢が分かるらしい。ロブスターとかみたいに脱皮する事も出来て、推定寿命もかなり長い様ですが、「休んでいることの多い漫画家」って、一至と義博の事かーーーーーーーっ!!(悟空風)しかし、何故彼らみたいな人種も登場したのか?何故彼らの95%がスタンド使いなのか?まだまだいくつも謎がありそうですね?

どさくさに紛れてトンズラこいたかと思いきや、最後の最後で美味しい所を取ってしまったカレラですが、ポジションは由花子でも立ち回りは裕也を彷彿とさせられたものもありましたね。と言うか、7部でも「考える事をやめた」とかあったけど、8部はホントセルフパロディ多いですね。さあ残り3巻、一気に感想行きたい所だけど、14巻は入手できても、12&13巻、近所のブックオフに行っても無かったですね。しかし、7部も途中でWJからUJに移籍して、単行本巻数も24巻と過去最多で発表期間も7年3か月と過去最長となったけど、8部はあと何年連載続くのですかね?ネットでも指摘されていた通り、明後日で6年になるけど、震災10年後の2021年4月号まで続けるつもりなのだろうか?11巻まではまだ黒幕っぽい手合いは登場していないようですが・・・・・・・・・・・

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2017/03/07

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第10巻「次なる謎の男は球団職員?やらなきゃやられる!!つるぎの覚悟!!」

荒木先生コメントの「日本で2番目に高い山」、そう言えば小学館「少年少女日本の歴史」19巻でも確か女学生が1番高い山を台湾にある新高山と答えたシーンがあって、戦前は同じく台湾の雪山が2番目に高い山(富士山は3番目だった)だったらしいですが、この雪山も北岳同様ネーミングがテキトーですよね。野球でもプロ野球勝利数2番目(先発登板限定なら、鈴木「草」氏が勝利数ナンバー1である)の投手のあの人なんか、稲尾氏や杉浦氏とかの影に隠れ、漸く所属チームが強くなったと思ったら日本シリーズで巨人になかなか勝てなかった事も相まって若い世代の人達には地名度低いだろうと言うか、過小評価されていますものね。

このジョジョの世界でも、彼が現役時代最後所属した某球団の消滅及び元ネタの某新球団の誕生等のプロ野球再編問題も起きたのかなあですが、常敏や夜露とコンタクトがあった、新たなる謎の男、大年寺山愛唱も多くの東方一族(彼らは常を通字としている様ですが)同様お坊さんみたいな名前でしたね。晴天バーディーズという地元球団の職員という設定でしたが、震災で被災に遭った人達を野球で元気づける意味で震災後に改称でもしたのでしょうか?謎の果実はロカカカと言って、彼はその売人らしいですが、途中ロカカカを受け取った爺さんの変貌ぶりも見られて、婆さんとのあの性交は、「生殖能力を失った女なんか生きる価値もない」とまで言い放った、豊洲問題で過剰に標的にされている某元都知事には何度読んでも余計理解できないでしょう(苦笑)けど、結局はどんどん大事なものを失っていったのでしょうね。「快楽は一瞬、後悔は一生」とも言うか、こうなるとロカカカも一種の麻薬ですね。

ジョジョは基本的に主人公サイドの仲間がピンチに陥った所、タイミング良く助けに来るなんてご都合主義なんかとは無縁だから、一層強固な友情関係を築いたであろう康穂とつるぎは2人でこの危機を乗り越えなければならなかったのですが、愛唱のスタンド、ドゥービー・ワウは呼吸する特定の相手をどこまでも追跡する等その執念の強さは同じ岩人間でもあったらしい夜露以上でした。バスの中で能力を理解しても、DIOと戦った承太郎先輩の時の様な荒業なんて出来ないし、相手が子供で、常敏が出てきても、彼が知らなかったという事にしようとしながらも容赦しなかった様である。

そんな執念の強さも鳥の糞に苛立った態度を隠せなかった等神経質で小心者だったが故の裏返しとも言えたのでしょう。夜露が憲助からの言及とか説明的だったのに対し、愛唱は断片的ながらも回想シーンも描かれましたが・・・・・・・坊さんみたいな名前とも言ったけど、愛唱って何だか皮肉にも感じられた様な悲しい過去があった様ですね。と言うか、彼が付き合っていた女と二股相手の男って、一巡後のあのバカップル、大倉美那子&中江悟だったのか?この女の阿婆擦れっぷりは美那子以上で、しかし、体質を明かしたのが全く仇となってしまったあたり、こうして康穂らを追跡していた間にものうのうと楽しく遊んで暮らしていたのでしょうが。

ジョジョの数多い敵役の中でもその不幸度は間違いなくトップ5にランクインされるとも思われ、だから同類で自分を助けてくれた夜露がもし既に死んでいたらと思うと余計許せなかったのでしょうが、つるぎも9歳にして相当肝が座ってきていた・・・・・・と言うか、康一はもっとテンポよく自身の成長ぶりとか描かれていたけど、康穂については悪く言えば何だか勿体ぶっているのかな?あの「ドア」のくだりも、つるぎはその気になればスターリン(同じ形の寝室を複数作らせ、その日ごとにランダムで別の部屋に入っていたという)も暗殺出来たかもねですが、特に本巻終盤はつるぎが康穂を食っていましたね。すっかり早人、エンポリオと並ぶ「ジョジョの凄い『漢』ならぬ凄い『童子』」の仲間入りを果たしましたね。ヘイズリー・パークも敵に回したらスゲー厄介そうなスタンドです。つくづく。

そうした執念の強さ故、最期はなおさらあっけなかった愛唱でしたが、夜露よりキャラ立っていたかなあですね。この感想を書いている時点ではまだ11巻は読んでないけど、巻末の次巻予告も目を通したら・・・・・・・・・セッちゃんと呼ばれた女が登場するらしい。彼女も夜露や愛唱同様岩人間なのか?つかみどころのない姉ちゃんな印象を受けましたが、果たして・・・・・・・・

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2017/02/28

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第9巻「白熱するクワガタバトル!!そして浮上、常敏とフルーツを結ぶ新たなる謎の人物!!」

漸くほぼ丁度2年前に発売された単行本の話の所まで来た様だけど、9巻感想です。

やや突然に帰国してきた常敏は、どうやら相田みつを氏のディープなファンで、その思い入れぶりは並々ならぬものであると言うか、某元野球選手とも親友だった某歌手がパクって有名になったからファンになったのではなく、彼は1979年生まれと思われますが、1991年没だった相田氏の生前の頃からのファンだったのでしょう。

相田氏と同じぐらいまたはそれ以上に大好きだったのがクワガタだった様で、結果的に息子のつるぎが定助の作戦参謀を務めた形にもなってしまいましたが、立会人の常秀はドラえもんのスネ夫みたいに見えましたね。(苦笑)改めて。クワガタはオスとメスとの見分けつかんけど、ソフトアンドウエットでメスのフェロモンを・・・・・ホント何でも応用効きますね。第1ラウンドは片方の角が折られながらも勝ったと思いきや、余計常敏の闘争心に火が付いた様で第2ラウンドに突入、その切り札はインドネシア・ジャワ島産らしい、ローゼンベルグと言う、ヨーロッパ人風の名前のクワガタでしたが、定助のパラワンオオヒラタより明らかに小さい。

しかし、常敏のスタンド能力も次第に明らかになっていきましたが、どうやら温度を操作するタイプのスタンドの様です。ローゼンベルグにワックスまで流し込んでいましたけど、「ああ、いずれ死ぬ事ぐらい分かっているよ。でも制限時間内に働ければ別に問題ないだろ?文句ある?」と言わんばかりで、勝つ為ならクワガタを使い捨てる事になっても何ら躊躇わない、非情な勝負師の一面も垣間見られたと言えました。

ボロボロになりながらも何とか勝った定助ですが、ついに常敏に怪しまれる様になってしまった。その頃、定助からひそかにランボルギーニのカギを手に入れた康穂とつるぎがドライブレコードを調べようと車に向かったけど・・・・・・後者は前者に対してセクハラまがいの行為をしていて、ホント一巡前(語弊がある言い方だが)の康一と一癖ある面々に好かれるの似ているよね~ですが、彼の歳があと10歳プラスされていて、他人に見られて通報でもされたら大変だったかも。インドネシアではちょっと接触しただけで公開むち打ちの刑執行となったニュースを最近聞きましたが、つるぎがイスラム圏の国で同じ事やったらどんな目に遭うのだろうか?

まあそれはどーでもいいとして、康穂のスタンド、頭が地球儀みたいな特徴的なデザインだったのも印象的でしたが、何とか常敏&常秀に見つからずに走行記録を突き止めた。そこに出てきたのは知り合いだったであろう夜露ではなく、別の男だった・・・・・・・・

定助のバレなければ如何様じゃないとか、実際康一もイタリアに行って、4部と5部との繋ぎ役も果たしたけど、康穂が家庭に安らかな居場所を見いだせなかったためかアマルフィ海岸に憧れたり、常敏のスタンド能力で鼻血を出す等追いつめられた定助がティッシュを差し出されたりとこの9巻もセルフオマージュが目立ちましたね。何気に。この感想を書いている時点ではまだ10巻は読んでないけど、謎の男だけでなく、夜露も回想とかの形で過去の言動とか明らかになっていったのかな?出来の良い悪役だとは言い難かったけど、興味を持たずにはいられない描写はなされてはいただけに、どんな事実が新たに明らかになっていくか。そう言えば、5部のTVアニメ化も実現するのですかね?まあ単行本は5部まで通算して数えられていたからここまでならいっそ・・・・・・・でもありますが・・・・・・・実写映画版?映画館には行かないですね。地上波放送されてからゆっくり見ます。

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2017/02/22

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第8巻「謎の男、夜露との決着やいかに?そして長男の帰郷!!」

古本屋回りめんどくさいし、アマゾンでブックオフで買った他の単行本よりも安い値段で売っていたので、そこで8巻買いました。結局。

まあそれはどうでも良く、史実の日本も1962-63冬は記録的な寒波に見舞われたらしい(63年の1月か2月か12月かは分からないけど)ですが、冒頭実際母が憲助の代わりに死んだ回想シーンが挿入されていました。そういう悲しい思い出があったからこそ、夜露がロックマン(岩男)だった事も余計すぐには信じられなかったのでしょうが・・・・・・・・今度は未だ目覚めていなかった康穂を放っておいて逃げる筈がないというのも計算の上で農薬で定助を殺す策に出た等確かにその執念の強さは伝わりはしましたが、定助もただ夜露を海に落とすだけでなく、自分の正体を知る為にもシャボン玉に声まで入れて、憲助とも会話できる様にした等ソフトアンドウェットってホント何でも応用効きますね。

そして憲助とも連携を取って夜露を追い詰めたのですが・・・・・・・最期はベタな捨て台詞を吐いて溺死した彼、ウルトラジャンプでリアルタイムで読んでいたある人は「死んだのは偽物で、モノホンは上手い事逃げたんじゃないか?」と言っていたけど、どうやらホントに死んだようで?キャラクター自体は「教科書的な、ありふれたマキャベリスト」で、正直キーマンにしては物足りなかった。と言うか、名前も身寄りのない別の少年から戸籍を奪って本名自体分からない謎だらけの人物だから余計そう感じたけど、その一方で・・・・・・・・

そう言えば、漫画担当が某芸能人と同じ幸福の科学信者でもある金田一少年の事件簿での、某事件の犯人(実写ドラマ化もされたが、島田荘司氏のネタをパクったのが発覚してしまった為かDVD化はされてないらしい)も母親が戸籍上死んだ事になっていたから真っ当な仕事が出来ず、貧困に苦しみながら犯人に被害者達への復讐方法を教えて・・・・・・な設定でしたが、そこまで悲惨ではなくとも、両親からの愛情や学校での友人達との共同生活とかとは全く無縁な、存在すら認められてなかった生い立ちを辿っていたのでしょう。実際岩男体質だったのもそんな生い立ちが反映されていたとも言えたのでしょうが、なりましたくだりも、一巡前(正確にはプッチが一巡させようとした途中でエンポリオに倒されて死んで、彼が望んだのとは違う世界が生まれたのだけど)の辻彩的ポジションのスタンド使いがいて、そいつに一巡前の吉良みたいにモノホンの夜露とそっくりの顔に整形してもらって、済んだら用済みと言わんばかりに殺したのか?スタンド能力を悪用して自殺とかに見せかけて。

いずれはこういう謎も明らかになっていくのかもしれず、権力とか名誉とかにこだわっていたのもそういう殆どの人間が「当たり前に」あるべきものを持たなかったまま大人になってしまった反動だったのでしょうが、一方でまた、つるぎはホント彼の事をそれなりに知っているなあと言うか、建築家のくせにてめー自身は特定に住処が無かったのも何という皮肉で、そう言えばまた、3部では花京院が悲劇の死の直前に子供の頃はスタンドの存在すら気づいてくれた人がいなかった孤独と、ホリィを救うという共通の目的を持った承太郎ら仲間達に出会った喜びを胸の中で語っていたシーンがありましたが、彼とは違い、他人はあくまで自分の野望を叶える為の道具とかしか見なしていなかった夜露はとうとう本当の自分の存在を理解してくれる仲間に出会えなかったまま死んだ。そんな彼の人生って果たして幸福だったのか?それしか彼の進むべき道は無かったのだろうか?ホントは岩になっていた時も誰か自分に気づいて欲しかったのではないか?出来の良い悪役だったと言えたかは微妙でしたが、まあこいつの事をもっと知りたいなあとか思わせたものもあったのは流石は荒木先生と言った所で、6部の結末とかもそうだけど、やっぱそういう所は凡百の作家とは違うよね。

彼に深入りしすぎたけど、実際彼が持っていた謎の果実、これが東方家の歴代の跡取り息子らが患う奇病を克服する鍵ともなりました。憲助は夜露の死体から「チンチン」の重要性を力説したかと思ったら、フルーツパーラーでパフェの食べ方を講釈しながら、事の本質を鋭くついた、良い果実を得る方法を説いた等つくづくつかみどころのない男でしたが、次のキーマンは間もなく帰国してきた常敏だった様です。彼も何か知っていそうだでしたが、つるぎもホントに9歳か?謎の果実を食べて奇病が治った犬とも名前をつけて仲良くなった辺り等年頃の子供らしい一面も見られましたが、家族に色々プレゼントしていたけど、特にクワガタに並々ならぬこだわりを持っていた常敏に近づこうとした定助の参謀役も結果的に務めた等大人にも引けを取らない洞察力がありました。彼が一巡前の早人やエンポリオの様な立場に追い込まれても、切り抜けられたでしょう。多分。つるぎの指示通りに上手く嗾けたかに見えた定助ですが、常敏はスズメバチを瞬殺させた等マジモードに。さあ、彼は果たして彼から新たな真実を聞き出す事が出来るのか?この8巻が発売されたのはもう約2年4か月前の2014年10月の事だったらしいですが、速く追いつきたいですね。

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2017/02/12

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第7巻「孫を救え!?ついにベールを脱ぐ、祖父・4代目憲助のスタンド!!」

ジョジョ8部ジョジョリオン第7巻の感想です。

序盤はまず東方一族の様子に改めて焦点が当てられていた様ですが、転びながらもパンとかイチジク(?)とかいっぱいの食べ物を抱えて駆けていたつるぎはどう見ても普通じゃなさそうでしたし、大弥は大弥で定助にメロメロな様子でしたが、何気に胸元があらわになった服等セクシーさも強調されてましたね。もしジョジョ美人コンテストがあったら、彼女も結構いい線行くかもしれない?他の面々と比べれば余計密葉が普通に見えてしまうけど、常秀は他の漫画でもしばしば見られる頭に出来たコブが生々しいと言うか、余計妄想に走ってしまった様だけど、憲助ももっと深刻になれ。(苦笑)

定助はつるぎに会おうとして、そのイチジク(?)がなっていた木も見られた果樹園で憲助に・・・・・でしたが・・・・・・・アイズオブヘブンでも、OVAで承太郎先輩を演じられた事もあった小杉十郎太氏(小野D氏も頑張られたけど、小杉氏が一番イメージ通りのキャストだったと今でも思います)が声優だったらしいですが、6巻が康穂巻ならばこの7巻は憲助巻だったのでしょう。定助も焦っていくつも一度に聞いてみた気持ちは分かるけど、聖徳太子じゃないからですね。(苦笑)どうやら吉良は、ジョースター家・東方家双方の宿命だった奇病の治療法を見つけていた様ですが、勿論他にもまだいくつも隠している事実があるのかもしれません。

フルーツ屋でもある東方家はまたかっては地下で果樹の研究とかもしていた様ですが、一族以外に農学部出身とかの研究員とかも雇っていたのですかね?そうかと思えば、植木鉢が急に加速して、定助に近付いて、「君が死ぬまで憑くのをやめないっ!」と言わんばかりな襲撃でしたが、夜露のスタンド能力?3部でも磁石の様な能力のスタンド使いいなかったっけ?でしたが、相当な執念の強さが伺えます。

ソフトアンドウェットを利用して一時落ち着いたかと思いきや、少年時の過去エピソードも挿入(どことなく、面影がジョルノに似ていた様な?)されながら意味深な事を定助に言った事もあった憲助でしたが、憲助もまた、つるぎを叱責する事なく自分が「等価交換」で身代わりに死んでくれた母からそうされた様につるぎに愛情を示したのもジョジョらしい人間賛歌を象徴したシーンだったと言えたでしょう。そのスタンド、キングナッシングの能力も明らかになりましたが、ジョセフのハーミットパープル同様戦闘にはあまり向いてないけど、敵の居所とか手がかりをつかむのに長けていた、追跡型タイプのスタンドな感じでしたね。

さあ夜露はどこにいるの?と思いきや・・・・・・・・常秀が花京院よろしくレロレロレロレロと口走ったり、少年時代の憲助がジョルノに面影が似ていたり、スタンド能力ではなく、体質だったらしいけど、夜露がアンジェロも彷彿とさせられる様な(?)岩だったりと、憲助巻だった7巻はセルフオマージュも結構見られましたね。しかし、夜露については、前巻の感想で、露伴的なポジのキャラなのかなと言ったのは買いかぶりだったかなあと言うか、他人、それも判断能力に乏しく、自分の世界が限られている子供の弱みに付け込んで、女も人質にして取引に応じさせ、他人の家で定助(と憲助)を襲う等「ありふれた、卑劣な悪党」でそれほど出来が良くないとも思いましたね。

どうも5部後半以降、ジョジョは悪役のキャラ造詣力がやや低下しているきらいもあって、勿論あの老人を虐待死させたエピソードは今読み返してもゾッとさせられるものがあるチョコラータや、ダンディな求道者、リンゴォ等の様な手合いもいました。承太郎&徐倫親子を倒す事は成功しても、自らの真の脅威を見抜く事が出来なかったのが結果的に命取りになってしまい、理想の世界を創るのに失敗したプッチも、そういう末路とか何だか源頼朝に似ているなあと言うか、あの時点でスタンドバトルとか色々矛盾をきたしていたジョジョを一旦収拾させるには個人的な好悪とは別に必要不可欠な存在だった(最後アイリンらが登場した世界はこの7・8部のそれと同一なのかは分からないけど、9部でそれも明らかになっていくのか?)とも思いますが、夜露はさあ次巻ではそんな評価を覆らせてくれるような立ち回りを見せてくれるのか?すぐ8巻感想と行きたい所ですが、この感想書いている時点で9巻は所持しているけど、8巻は所持していません。単行本は14巻まで出ているらしいですが、今日にでもまた古本屋辺りで探して入手してきます。

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2017/01/29

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第6巻「女装した少年から見る東方家の宿命?そしてさらに登場、謎の建築家」

ジョジョ8部ジョジョリオン第6巻感想です。

康穂はいつの間に地下の建物に連れ去られて、東方家の敷地にある建物でもあったそこには眼鏡とか草履とか昔に作られた置物があった。額縁に収められていた、自動車の絵も見られて、そこには「昭和十二年(西暦では1937年) 東方憲助」とも書かれていたけど、7部では1831、もしくは1832年だったのがジョジョによくある「矛盾」(他には「大人はうそをつきません・・・・・・」の釈明でも有名なツェペリの子孫の有無や3部の時代設定のズレ等か)かそれとも単なる設定変更か8部では1846年生まれとされている初代は既に1931年に亡くなったとされているので、2代目か3代目のサインだったのでしょうね。

まあそれについてはこれ以上深く突っ込む事ではないですが、そこにいた女の子、つるぎは4代目憲助の孫娘・・・・・・ではなく、孫息子だった。女装していたのは魔よけの為と発覚直後はまだお思ったほどは訳ありな事情を感じさせる理由は語られていなかったけど、もう少し経って本巻最後尾の方でもっと突っ込んでそうした事情を改めて語らせた等伏線張りと回収の巧さは流石ベテラン作家のなせる業と言った所ですか。

そうした特殊な「大人の事情」の下育っていったからなのか、まだ9歳の子供ながらも康穂が東方家の「秘密」について探っていて、それは彼女自身が自分が何者だから良く分からないから似た様な本質を持っていた定助に余計興味を持った心の投影故であると見抜いた等子供らしかぬ鋭さを見せた。「こいつ只者じゃないか。将来の大器か?」とか思わせるものはありましたが、勿論康穂にはそんなつるぎに感心する余裕なんてありません。と言うか、確かにつるぎが指摘した通り、常秀の様なねじ曲がった人格の持ち主にミョーに気に入られていた点は一巡前の康一に似ていましたが、家庭環境は特に確執とか描かれていなかった彼と比べて悪く、家庭に安住の場所を見いだせていなかった様である。

洋楽好きでもある荒木先生の趣味にスタンド名等が反映されているのも言わずもがなですが、今回の元ネタは大橋純子氏の某アルバム?つるぎのスタンドはペイパー・ムーン(正式名称はペイパー・ムーン・キングらしいが)と言って、対象人物の人や物に対する認識力を失わせる、これまた厄介なスタンド能力だった様ですが・・・・・・・・これ書いている時点ではまだこの6巻までしか読んでないけど、4部でも由花子や玉美、彩、吉良との対峙等で康一の成長ぶりがたびたびクローズアップされていた様に、今回のこの8部でも、6巻とおそらく次の7巻は家庭環境に恵まれず、自分が何者なのか?どう生きていけば良いのか?分かっていたつもりで定助やつるぎとの出会いがなければ分からなかったままだったのであろう康穂の成長物語となっていた感があります。

実際親子喧嘩しただけでなく、あのお漏らしもかなり生々しいものがあったけど、常秀にレ〇プされかかったり、警官に助けを求めた筈がチンピラどもに拉致られそうになったりと受難が続きましたが、それも康穂が自分と向き合い、自分が何者か自分のこれからを見出していくための「必然的で大きな試練」の一つだったのでしょう。

こうなったら取りあえず、彼女に悪意があったわけではなかった様でもあるつるぎに助けを求め、またしばらく彼女と一緒にいるしかなかったのですが、前述のつるぎが女装していた事情、代々家の長女か長男が皮膚が石みたいになる奇病に侵される事が判明したのですが、初代憲助が7部でスティールボールランレースに参加したのもそんな「逃れられない宿命」と関係していたのか?東方家にはまだまだ沢山秘密が隠されていそうだぞ?でもありましたが、精神的ストレスで疲れて寝付いたと思ったら、長髪イケメンの20代後半と思われる男が突如侵入してきた!!彼の名は八木山夜露という、何とも風流な(?)名前で年齢は28歳、職業は建築家の事ですが、8部の露伴的ポジションなキャラなのかな?アーティストとして独特の美学を持っていて、じょうすけの名の付くキャラとは相性が悪い(実際、定助の記憶が戻ると都合が悪い旨の発言をしていた)と実際露伴と似ている点もあるのですが、その反面住所を明かさなかったり、一番大切なのは彼とは真逆な社会的名声であると明言したりと異なっている点も見られました。

いずれにせよ、どうやら遠距離型でパワーはあまり強くないとかとも分析されていましたが、ついに康穂はスタンド能力を発現した様だし、敵とだけではなく、良好だとは言い難かった家庭環境に身を置いていた自分との「壁(某国某大統領も本気で隣国との国境に作るつもりらしいが)を破る為の戦い」が始まった様です。さあこの大勝負の決着やいかに?

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2017/01/15

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第5巻「逃れられぬジョースター家の宿命!?カツアゲロードをめぐる悲しき秘話!!」

明日は井伊直虎第2回の感想予定なので、このジョジョ8部5巻感想も書きます。

カツアゲした相手に定助を使って仕返しするどころか、別の爺さんからカツアゲされてしまった常秀、下手な言い訳も全く通用しなさそうでしたが、いかにもごじゃっぺな兄ちゃんトリオにも絡まれてしまった。胸は確かに爆乳(まあエイケンの連中に比べれば大した事ないがww)ながらもあまり可愛くない姉ちゃんに包みを渡す事を要求したのですが、その中身が何だったのかは誰でも容易に想像できたでしょう。

自分で自分の手を汚さない小賢しさ、姑息さ、卑劣さと常秀と似ていた様ですが、どうやらカツアゲが頻発する原因は道路の落ち葉にあって、彼ら住人はそれを悪用している様である。定助もこの落ち葉を利用して見張っていた警官をぶちのめした様だけど、やはりと言うか、それはオータムリーブスという名のスタンドだった!!そして常秀もずる賢く金を奪って逃げるも、この不良トリオにつかまってジエンドかと思いきや、彼もスタンド能力に目覚めた様である!!ナットキングコールと言って、ネジで対象物を分解し、また取り付ける事とかが出来るようですが、手首が外れたのが元に戻ったと思いきや・・・・・・・両利きだったらまだ良かったのだろうけど、これからの生活不便だろうなあ、まあこの後他の仲間2人と一緒に警察のお世話になる可能性もありそうだけど、ご愁傷様ですね。(苦笑)

DIOばりに「最高にハイってやつだ!!」な気分だったであろう常秀が一番得をしたのか?そうではなかった。彼を拘束していた警官二人組も、まだアバッキオの方がそれらしかったかなあでしたが、ソフトアンドウェットも応用しながら金を回収した等定助が主人公らしく一枚上手だった様である。

ここでこのカツアゲロードもめぐる、ジョースター家と東方家の過去の秘話が明かされて、今までの部は二部がスピードワゴン、三部がジョセフ、四部が承太郎、五部が康一と前の部のレギュラーキャラがその繋ぎ役みたいな役割を担ってきた。六部は承太郎が主人公の保護者、DIOがラスボスの友人として回想でしばしば登場はして、スティールボールランは当初ジョジョ七部と明言されなかったながらもそのラスボス(プッチ)による一巡後の世界である想像は容易ながらも途絶えていたのが、今回また繋ぎ役が復活かと思いきや、それは脇役の、常秀&定助をカツアゲした爺さんだった!!また一味違った変化球みたいでしたが、ジョニィはエリナ、あっ間違えた理那とは大西洋を航行していた客船で知り合ったらしいけど、ディオを倒していたから襲われず、牧場での幸福な生活がいつまでも続くと思いきや・・・・・・・・

何かを得るには何かを犠牲にしなければならないって、ハガレンでも根幹をなした哲学・価値観で、個人的にジョニィはあまり好きではないけど、家族に対する愛情は本物で、特に一人の女性を大切にする、それ故に今度は息子を襲った奇病はまさに一難去ってまた一難で、余計痛々しいものがあったけど、聖なる遺体というパンドラの箱を開けた故の悲劇的な早世と・・・・・・・・・・ジョージ3世やジョセフはまだ分からないし、自身も入院患者なホリーは、夫の方が既に享年45歳、または46歳の故人だったという設定ですが、残念ながら一巡してもジョニィはジョースター家の宿命から逃れられなかった様です。しかし、そんな話を聞いていた内に康穂が新手のスタンド使いに襲われてしまった様ですが、金を取ろうとしたこの爺さん、ちゃっかりしてましたね。と言うかこれ書いている時点ではまだこの5巻までしか読んでないけど、彼は現在も健在なのですかね?次々と新たな謎が明らかになって、普通に面白いです。少なくともここまでは・・・・・・・・・

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