あと10年経ったら今度は国家主席にでもなるつもりなのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb7b228111d7f63027f01ca6e853304bb3364e86
金正恩氏が党総書記に、肩書復活させ父と肩並べ
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は10日、第8回党大会で党総書記に推挙され、就任した。朝鮮中央通信が11日に報じた。総書記の肩書の復活は2011年12月に死去した父の金正日(ジョンイル)氏以来。祖父の金日成(イルソン)主席も用いた党最高指導者の呼称を引き継ぐことで、党中心体制の“復古”を誇示し、権威づけとともに、体制の結束を図る狙いとみられる。
韓国軍は11日、北朝鮮が前日の深夜時間帯に平壌で軍事パレードを実施した動きを確認したと明らかにした。昨年10月のパレードより規模が縮小されたもようで、本番か予行演習だったのか分析を進めている。
党大会で採択した決定書は、正恩氏を「革命の唯一無二の継承者、指導者で、わが国の強大さの象徴だ」と位置づけた。「国家核戦力の完成を実現させ、祖国を世界的な軍事強国へ発展させた」とも主張した。
正恩氏は12年に新設した党第1書記、16年の前回党大会で党委員長に就任していた。今回の大会では、9日の党規約改正で書記局制を復活させ、他の幹部の呼称も副委員長から書記などに戻していた。正恩氏は正日氏が掲げた軍を優先する「先軍政治」からの脱却を進めており、もはや父の呼称に気兼ねせず、肩を並べる段階に上ったことを示す意図もうかがえる。
正恩氏の妹、金与正(ヨジョン)党第1副部長は、これまで務めていた政治局員候補にも選ばれなかった。与正氏は対米や対韓国政策のほか、内政全般に関わってきたとされ、どのような職責に就くかが注目されていた。
党最高指導部の政治局常務委員には、正恩氏の視察に頻繁に同行してきた側近の趙甬元(チョ・ヨンウォン)氏が選出された。趙氏は書記にも就任。首相などを務めた高齢の朴奉珠(パク・ポンジュ)氏は外れ、正恩氏を含む5人体制が維持された。
他に書こうと思ったネタがあったのですが、急遽変更になったと言うか・・・・・・・・・・
父が「永遠の総書記」になったという事で、名称を第一書記、委員長に変えた筈が総書記復活ですか。妹も、事実上労働党の組織指導部を掌握しているにしては、政治局員候補なんて位が低い様に感じて、今回それすらにも選ばれなかったのは何を意味するのかですが、党大会で特に経済政策の失敗を認めたのも、これへの布石でもあったのでしょうね。総書記を復活させて経済が良くなるのなら政治家は誰でも苦労なんかしないのですが、あと10年経ったら今度は国務委員長の代わりに国家主席でも復活させて自分が就任するのでしょうか?まあ総書記に就任した金正恩がホントに彼本人だとして、あの体型だし、その時まで生きていられるのかですが・・・・・・・・・アメリカのバイデン政権発足まであと10日(総書記就任時点で)となったし、アメリカとの対立にも備えて改めて体制の引き締めを図ったつもりなのだろうけど、バイデン政権も中国・北朝鮮にどう対応するのか見ものですね。特に外交・国防では大した成果を残せない可能性が高いと個人的には思いますが・・・・・・・・
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