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2020/08/24

麒麟がくる総集編第三集感想

弟を殺して、もう高政と道三の関係修復は不可能か?な所で第二集は終わりとなりましたが、ついに長良川合戦が起きて・・・・・・・

そもそも高政が土岐頼芸の落胤だった事も、道三が隠居したのも信憑性は薄いらしいですが、ホントにモッくんは前半のMVPでしたね。長良川合戦までの撮影は今年1月中に終わったらしいですが、頼芸に対して面と向かって「傀儡には毒は盛りませぬ。」と言ってのけた等オーラ半端無かったです。日本のいちばん長い日で昭和天皇を演じた時もちょっとイケメン過ぎると思ったけど、モッくんの前では他の多くの共演役者達も霞んでしまいますね・・・・・・・・・・主役の長谷川博己氏も身長は180数センチあって、道三に味方する事にした決断もまた一皮むけたなでしたが・・・・・・・・・・

信長に仕える前は、最近の研究で明らかになった点も出てきたながらもまだまだ不明な点も多いし、どうしても、道三とか信長とか周りの有名登場人物の方が目立ってしまっているのも否めませんが、ここぞという時ではやはりそれなりの活躍を見せていますね。結局は尾張への道も塞がれて越前に逃げる事になって、もしこの時信長に仕える事になっていたらどうなったのだろうかでしたが、それはまだまだ先の事。

織田家も、これで斎藤家がまた敵に回ってしまっただけでなく、織田家中でも弟の信勝が兄にとって代わろうとしていましたが、いくら戦国の世の習いとは言え、同じ母親の腹の中から生まれた兄弟があの様な事になってしまうとは・・・・・・・・・・「飲め!飲め!お前が飲め!!」のシーンも鬼気迫るものがあって、正直前はあまり好きではなかった染谷将太氏も確かに今までとはまた違った信長像を出せているけど、信勝役の木村了氏も大河ドラマは武田義信を演じた風林火山以来13年ぶりの出演となりながらもまたまた超有名な近親者に死に追いやられる役柄(まあ風林火山は主人公が戦死した時点では義信まだ存命だったけど)で、早くから推されていたけど、まあ今度また大河に出演する時はもっと良い役を演じてほしいですね。

当然母親の土田御前も喜ぶはずもなく、尚更信長を忌み嫌う様になってしまって、「わしは何もかも失った・・・・・・・」と濃姫につぶやいていたのも切ないものがありましたが、土田御前って、自分の子女は信包(母親は別人な説もあり)以外皆自分よりも先に死んでるんですよね・・・・・・・・息子のかっての家臣だった秀吉が、孫達を骨抜きにして、天下統一を果たし、その一人だった信雄を、家康の旧領への転封を拒んだ理由で改易したのもどう思っていたのだろう?でもありますが、於大の方の親子愛も伝わったその家康とは対照的ですよね。

於大の方と言えば、祖母の華陽院も「徳川家康」同様孫の成長を見守る良き祖母として描かれてましたが、桶狭間の約2週間前に亡くなったんですよね。太陽暦換算では命日は家康とも近かったけど、どうせ徳川がらみの女性主人公でやるのなら、2017年の「おんな城主直虎」も、この華陽院と於大の方をダブル主人公にして、おんな太閤記の徳川版でもやれば良かったのにとも思いますが、信勝を粛清した後、今度は足利義輝が実質的な天下人・三好長慶と和睦して京に戻ってきたという事で信長は高政(義龍)や長尾景虎(登場はしなかったけど、後の上杉謙信)らと同様上洛した。

ここでも光秀は、知り合いになっていた松永久秀も動かして高政による信長暗殺を阻止したけど、次会う時は光秀を滅ぼすつもりだった高政も、最後はナレ死ながらも、自分なりに強い国づくりをしたい強い意志や、父・弟を殺してしまった事への葛藤も描かれていた等これまでの登場作品よりは焦点当てられていたのも良かったですね。もし長生きしていたら信長は果たして美濃を史実通り1567年に取れたのでしょうか。これから本格的に・・・・・という所で早死にしてしまったし、たられば論の域を出ませんが・・・・・・・・・・・

尾張を統一したといっても、実際は既に今川氏にも愛知郡・知多郡・海西郡はある程度浸食されていて、信長が統一したのは今川氏の勢力が及んでいない地域全てに過ぎなかった。そんな中で今川義元が軍事行動に出たのも、愛知郡での拠点を包囲されかかって直前にはまた品野城も落とされたから、東尾張の確実な確保を目的としたからだったのでしょうが、終盤でいよいよ運命の桶狭間合戦に入っていきました。実際は、松平元康(のちの家康)はあんな命令無視なんか出来なかった(築山殿との結婚等準一門扱いだったし、嫌な思い出ばかりだったら、後年駿府を住処になんてしなかったでしょうしね)とも思いますが、これも前半の大きな目玉の一つらしく、偶然などではなく、信長はちゃんと勝てる方法を模索して、戦略家ぶりも発揮したり、敗れた義元の方も最期まであきらめず、海道一の弓取りらしい武勇を見せたりしたのも良かった。この麒麟がくるでも桶狭間もやったのを見て、やはり信長は、つい最近までのイメージほど革新的ではなくとも戦国乱世に終止符を打つべく現れた風雲児、不世出の英雄である事を改めて認識させられた。義元も名将だったけど、早くからそんな信長がいた織田家と敵対する運命だったが故に天に選ばれなかったのかなあでしたが、光秀も直接関係は無かったながらも戦勝した信長の前に駆け付けた。

光秀が信長に仕えるのはまだまだ先の事で、義元を破った翌月には早くも美濃も攻めるのも残念ながら失敗に終わってしまったのですが、濃姫が、両親とは違って褒めてくれるのを嬉しがっていたのも改めて信長の純粋な一面が感じられましたね。濃姫の方は、信長と他の妻との間に信忠ら子女が生まれたのに穏やかならざる感情を抱いていた様で、これも今後のこの2人の関係にどう影響を及ぼすのかでしたが・・・・・・・いよいよ今週より麒麟がくる放送再開となって、予告では義輝だけでなく、この時はまだ坊さんだったけど、弟の義昭や近衛前久の姿も見られた。今日は感染者数は減少しながらもコロナもまだまだ予断を許さない状況ですが、ホント楽しみです。ドラマ・時代劇を見てこんな気分にさせられたのは久々ですが、これからが、光秀も主人公らしくもっと活躍していくのだし、麒麟を呼び求めていた人達の人間ドラマにこれからももっと期待したいです!!

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