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2020/05/02

小学館学習まんが人物館「明智光秀」感想

https://www.shogakukan.co.jp/books/09270134

緊急事態宣言も延長される見込みだし、完結できるのか不透明(桶狭間までは収録済みらしいが・・・・・・・)な「麒麟がくる」ですが、今年の大河主人公という事で明智光秀も最近何作も伝記漫画が出ている様です。まあ以前からも火の鳥文庫でも取り上げられた事があったのですが、少年少女人物日本の歴史シリーズでも戦国時代研究の第一人者で、信長らの監修を担当されていた小和田哲男氏が監修なこの小学館学習漫画人物館版のも目にする機会があったのでちょっとした感想を述べます。

そもそも生年も父親が誰なのかもハッキリ分からない謎だらけの人物(これが自分が光秀に惹かれる大きな理由の一つなのですが)だという事もあってか、始まりは足利義輝が暗殺される直前の、朝倉義景に仕えていた所からのスタートでしたが、義輝暗殺が無ければこのまま朝倉氏の家臣で終わっていたかもしれないですね。しかし、運命は大きく変わり、義輝が暗殺されて、弟の義昭(当初は義秋)が越前に逃げてきた事で義昭が義景の代わりに頼った信長に仕える事になったのですが、光秀が主人公という事でか、信長はどちらかと言えば暴君で、最初は光秀の意見も聞いていたのがしだいに独裁者的傾向を強めていった姿も描かれていました。(あの髑髏のエピソードも忘れていなかった)

それに比べて秀吉は、集英社版の「織田信長」ではお互いライバルとして張り合っていた姿が強調されていましたが、この小学館版では光秀の良き同僚みたいな感じでしたね。顔つきは貧相でしたが・・・・・・・・・・・・信長が佐久間信盛を追放した際、光秀と秀吉を引き合いに出して高く評価していた事についても触れられていましたが、「魔王が近くに入れても自分達を守ってくれるとは限らない」もその通りだと言うか、実際信長は仕えてみると神経すり減らしそうですね。信長も好きだけど、仕えるのなら家康の方が良いと言うか、当然終盤は本能寺の変の話となっていったのですが、武田討伐直後の祝宴で「我々も骨を折った甲斐がござった」で信長がキレた件は本当かもしれないし、長宗我部氏がらみで自分の立場に危機感を感じたのも確かに理由の1つだと思います。しかし、敵のそれと接しない領地(丹波と近江坂本)召し上げと切り取り次第な新領地のセットはどうやら真実ではないらしいです。敵の領地に接した加賀南半を領していた簗田広正に同北半の切り取り次第を命じるも、結局失敗して、元の領地まで召し上げられた例はあったらしいですが・・・・・・・・・・

小和田氏も、学者だからあまり軽々しく断定すべきではないと思われていたのか、怨恨説や黒幕説は最近そんな支持されなくなっているとか述べた程度で光秀が本能寺の変を起こした明確な理由については述べてなかったですが、謀反人として後世良くないイメージがついてしまった一方で、現在でも福知山とかゆかりのある地域では愛されている事も示されていましたが、特にその福知山では光秀が喋る自販機もあるらしい。

他の光秀の伝記漫画も読んでみたいとも思うけど、やはりコロナも早く収束して、麒麟も打ち切りになんかなる事なく完結してほしいですね。長谷川博己氏だって、正直前は演技上手いのかそうではないのか分からない印象があったけど、麒麟での光秀本来のキャラクターに良くマッチした演技されているし、麒麟自体も見ていて普通に面白いですし・・・・・・・・・・・・・・

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