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2019/07/29

ジョジョ黄金の風第38・39話-「肉体は滅びても受け継がれる黄金の魂は死なず!!第五部もジョルノが夢を果たして堂々の完!!」

急に総集編を数回入れた事もあって6月いっぱいでは終わらず、少し期間を開けてから2話連続としての最終回が昨日放送されましたが・・・・・・・・・

悪のラスボス、ディアボロがとうとうゴールドエクスペリエンスレクイエムの「無駄無駄無駄無駄無駄!!」ラッシュを食らいまくって、ミスタやトリッシュはその後のディアボロの行方が分からなかっただけに困惑も隠せなかった様ですが、ジョルノには分かっていた。真実に到達したものと真実にたどり着けないものの違い、そしてディアボロはどちらなのかが・・・・・・・・・・・・・・

ディアボロに待っていたのはただ死ぬ事よりもずっとずっと辛い、永遠に死を繰り返す事でしたが、これも改めて見ても悲惨でしたね。「何だか分からんが食らえ!!」とか「矢に相応しいものは誰かもう一度よく考えろ!!」とか「お前は私を怒らせた!!」とか小物丸出しな言動も目立ちましたが、その一方で自分の元にトリッシュを連れてきたまでのブチャラティや、エアロスミスの横槍とかがなければ負けていたかもしれないリゾット等実力者には素直に敬意を払える度量もあっただけに、ほんのちょっとは可哀想だとも思いましたかね・・・・・・・・

ミスタがブチャラティにも勝利の報告をする事をジョルノに呼びかけるも、ブチャラティその人は既に・・・・・・・・・だったので、当然明るい表情なんか浮かべられるわけがなかった。そりゃ、「彼はもう死んだ。」なんてムードメーカーな面もあったミスタ相手には尚更言いづらかっただろうしね。そして、ここでそのミスタが主人公な過去エピソード「運命の奴隷」も語られる事になりました。

他のブチャラティチームと食事しながら「何故肉食動物の肉はレストランには出ないか?」と自分なりに筋道立てて講釈していたミスタでしたが、どーでも良い事で拘るな、君も。(笑)君には是非あのパリ人肉事件の犯人だった佐川一政氏にもインタビューなりしてほしいとも思ったけど、そんな話で盛り上がっている所にやってきたブチャラティが涙目のルカが変死体で発見された件を皆に話した。それを聞いたナランチャが罵倒したのを、ブチャラティは「しょーもねえな」な顔して、善悪の区別がつかない子供を窘める様に注意したけど、ナランチャ自身も悲惨な生い立ちを辿っていただけにそう言ってしまったのもまあ理解は出来ますね。

しかし、ブチャラティチームが調査すべき件はもう1件あって、それは花屋の親父の娘が、彫刻家であるボーイフレンドの彫った石を抱えながら転落死した件だったのですが、自分の元にロクに挨拶にもこなかっただけに尚更その彫刻家に対して不信と恨みを持っていた。それは警察に通報しても晴らせるものではなかったから、彼らの元に来たわけですが、ブチャラティが、自分達が反社会勢力であるが故にあなたは本来ここに来るべき人間ではないと忠告したのにはもうそうでないと生きていけない覚悟が感じられたし、2人で話をしたいと頼んだを断ったのも、部下達に対するゆるぎない信頼が改めて伝わりました。どこまでカッコ良いんだよ、君は・・・・・・・・・・

結局その彫刻家がクロである場合のみ依頼金を貰うという事で調査はミスタに任せたけど、その娘の抱いた石が彼の座席に・・・・・・・・イタリアは運転免許何歳から持つのOKなんだ?な素朴な疑問もわいたけど、フーゴの運転で事件が起きた場所に向かう事に。しかし、石がどこまでもついてくる!!どう見ても普通じゃないとミスタが感じたのは当然でしたが、フーゴと、同乗していたブチャラティは気づかなかった。

マンションのエレベーターまでもついてきて、とうとうセックスピストルズで実力行使したかと思いきや、石は口から血を流した様なブチャラティの姿となった。こんな形を見せられて平気な奴はいねえ!!と言うか、当然ミスタは動揺したのですが、経緯はどうあれ彼もギャングなのだから直後とうとう現れた彫刻家・スコリッピに半ば拷問な荒っぽい仕打ちをしたのも無理なかったけど、彼の口から出た「答え」は何やら意味深なもので・・・・・・・・・

一旦拷問は中断して、フーゴに電話をかけるもブチャラティは既にミスタの元へ向かっていた!!少なくとも、とにかく石をブチャラティ本人に触れさせるのはやばいとは理解したミスタはついにスコリッピの彼女みたいに石を抱きながら・・・・・・・で、いくら自分が彫られてなかったから死ぬ事は無いと分かっていたとは言え、追いつめられた時の爆発力は歴代ジョジョにも勝るとも劣らずでしたね。

当然、ブチャラティもフーゴも何が何だったのか理解できなかった様ですが、それでブチャラティの死が避けられたわけでは残念ながらなかった。彼だけでなく、アバッキオもナランチャも死ぬ、さらに過酷な運命に変わってしまったのですが、他人の運命を知る能力があった故にスコリッピはミスタのこの振舞いになおさら驚きと関心を隠せなかった様だ。苦難の道が待ち構えていても、意味のあるものを切り拓いていける事を祈っていた彼の目は鋭くブチャラティ達を見つめていたけど、結局ブチャラティがやる事になった涙目のルカの件も、ミスタが調査していればどうなっていたのでしょうかね。


話は現在に戻って、当然ジョルノがブチャラティの死をなかなか知らせる事が出来なかった内、亀とその中に幽霊として住んでいたポルナレフが姿を現わした。そしてコロッセオに行ってジョルノはギャングスターに・・・・・・・・・・・KOF94リバウトとセットで買った黄金の旋風も、ディアボロを倒してエンディングを見た時は分かっていながらも普通に感動したけど、本アニメ版はそれ以上に感無量でしたね。


終わってしまえば、この約10か月間もあっという間でしたが、このTVアニメ版の総まとめとして、自分なりにここが!!と思ったポイントを述べてみます。

 

(1)ブチャラティと彼に惚れた男達

原作では他の仲間達とは違ってイルーゾォが資料を読み上げた形で言及されたにとどまったフーゴもこの黄金の風では当然回想シーンが挿入される事になって、12話の感想でも述べましたが、頭脳明晰だったのも決して楽ではなかった様ですね。寧ろそれ故に家族からのプレッシャーも並大抵のものではなかった様ですが、親父を後ろからナイフで刺そうとしたのもどー見ても普通じゃない・・・・・・と言うか、怖かったですね。よほどこのフーゴ家には彼に頑張ってもらわなければいけない事情があったのか?

実際イタリアには小学校から飛び級制度がある様で、このフーゴも何とかこらえて13歳で大学に入学したと思ったら・・・・・・・・・巡り合わせが悪かったと言うか、同性愛者だったこの大学教授も好きになる相手を間違えてしまいましたね。どー見ても過剰防衛だろながらも何とか裁判では無罪を勝ち取りながらも、ジョルノの母ちゃんとかもそうだったけど、まだ10代の子供を勘当・追放するなんてフーゴの親も親以前に人間としてダメだろ・・・・・・でしたが・・・・・・・・・・・息子があんな事しでかしてしまった事についての責任は親にもあったんだからね。

そういう所は彼の親父と対照的だったとも言えたけど、ブチャラティが彼らの回想シーンでも原作以上にリーダーとしての存在感を見せていましたね。「あんたの所で働かせてくれ!!」と頼んだナランチャを叱咤したのも有無を言わせない彼なりの優しさが感じられたし、憔悴しきっていた表情のアバッキオに会いに行った時なんか、ミスタの方はまだ情状酌量の余地あっただろでもありましたが、過ちを犯してしまった彼にやり直しのチャンスを与える天使に見えたかもしれない?トリッシュに対しても、自分の命も顧みず助けてあげて、だからこそ一時的であれ、ああいう奇跡も起きたのでしょう。セッコを漸く倒した直後、相手は彼女じゃなくてドッピオだったけど、満身創痍の身になりながらもトリッシュの今後についてこうすればいいと言ったのも、親代わりとしてもこれからも生涯を共にしてほしかったとも思ったけど・・・・・・・・・彼自身も早くに両親と死別してしまっただけに・・・・・・・・・・・・・・・放送中、岩手県の桜山神社で彼が鬼に扮した作り物が展示されたのも話題になって、ハッキリ言って流行語大賞もそうだと言うか、そういうランキングの価値なんか全く認めてないけど、ブチャラティはホントに理想の上司そのものでしたね。確かに男でも惚れずにはいられなかったです。

(2)暗殺チームの視点からも・・・・・・・・

ナランチャ対ホルマジオ戦中での、ホルマジオの過去回想でいきなり暗殺チームのメンバー全員が登場したのは、今までもこのジョジョTVシリーズはしばしば良い補完をしてきたけど、一番驚いた補完がこれでしたね。最初は、「ええっ?これ良いのか・・・・・」でしたが・・・・・・・・

ホルマジオその人が最初の刺客だったから彼が具体的にどうやって要人を暗殺したかも描かれていましたが、死に方が惨かったですね。彼らに一度目を付けられたら、スタンド使いはまだしも、常人なんか命いくつもあっても足りなかった感じ。それでも、仕事のやり方故に正当な評価がされてなかったのに不満を感じていた様だけど、とうとうタブーを犯してしまったソルベ&ジェラートの悲劇も、描写が原作以上に残虐でした。チョコラータ(彼もセッコ共々嫌いなタイプの悪役ではない。関わり合いには絶対になりたくないけどww)が老人を虐待死させたエピソード共々ゾッとさせられました。何故そうしたタブーを犯してしまったのかも組織的な観点からも説明がなされていましたが、一時ニュースで連日報道されていた日産のゴーン元会長(そう言えば、この人が経営者となったのもこの5部の話の少し前の事でしたが)の逮捕も同じだったのかもしれないですね。根掘り葉掘りとかどーでも良い事に拘って、どーでも良い事でブチ切れていたギアッチョや変態野郎メローネの様ないかれていたのもいたけど、彼らなりの正義も良く掘り下げていました。

特にまたリゾットでしたね。途中、フィレンツェに行くのにブチャラティチームが乗り込んだ駅でも何やら暗躍していた姿も見られて、改めてそれも楽しみな気分にさせてくれて、メンバーを統率した姿も描かれていたけど、今までのジョジョシリーズでは無かったと思われる敵方同士の戦いでもあったリゾット対ドッピオ戦も原作同様の名勝負でした。スタンドのメタリカも強力だったけど、ドッピオの正体(つまりはディアボロ)を見抜いたのも流石でしたね。ドッピオの頭が吹き飛んだ未来まで見えてしまって・・・・・・・と思いきやでしたが、エアロスミスという横槍が入ってしまったのも相まって、最後はもう少しの所で勝てた筈がその強力だった筈の自分自身のスタンド能力の所為で形勢逆転してしまったのは皮肉でしたね。ブチャラティとのリーダー同士の対決ももし実現していたら・・・・・・・・・でもありましたね。

(3)お涙頂戴嫌いも泣かせるアバッキオの劇的な最期

もう勝ったも同然かと思われたエアロスミスの横槍は、ナランチャの悲劇の伏線にもなってしまいましたが、ボス・ディアボロが警戒していたスタンドは当然ゴールドエクスペリエンスやそのエアロスミスだけではありませんでした。

スタンド自身が過去にその地点にいた人物等に姿を変えて、行動をビデオの様に再生できるムーディーブルースもそうで、本体のアバッキオは本体同士ではブチャラティチームの中では一番腕力があったらしいけど、再生中は無防備になってしまう弱点はカバーしようが無かった。それでも、子供達がサッカーで遊んでいた所、ボールが木の枝に引っかかっていたのを助けてあげた直後に攻撃されたなんて誰が予想できたと言うのか。その時の効果音も容赦なく残酷に響いていましたね・・・・・・・・

仲間達、特にナランチャが強い悲しみと蘇生の望みを隠していなかったのも知る由もないまま、独りで食事をしていた所、かって汚職の為に死に追いやってしまった先輩警官が犯罪の証拠探しをしていた夢を見たのも原作同様だったのですが、その先輩警官が初心を忘れてしまっていても「真実に向おうとする意志」を持っていて、心の根っこは決して腐っていなかった彼の姿を見ていて、全く彼の過ちも許してくれていた事と攻撃された時点でムーディーブルースの再生は終わっていて、ディアボロの正体の大きな手掛かりをつかんだ等決して犬死ではなかったのは救いだったのですが・・・・・・・・・・・・

そう言えば、3部も丁度バレンタインデーシーズンにジョセフとアヴドゥルがマライアに襲われた話が放送されて、平将門の息の根を止めた流れ矢共々とんだバレンタインプレゼントだったかも(リアルタイムではバステト女神戦は1989年1月12日の事で、将門の命日は今の太陽暦換算では3月25日ですが)だった様にです。黄金の風について言えば、2018年最後の話だった第13話でもアバッキオに焦点が当てられたマンインザミラー戦でしたが・・・・・・・・・・・

その次の第14話が、年明けの2019年1月5日に放送される筈だったのが、急きょ中途半端な所で総集編となって、そのバステト女神戦から丁度30年経った同年1月12日となって、この後さらにブチャラティが4部や6部同様、一度ラスボスと戦った直後もまた総集編が放送された事も相まって奇しくも同年4月27日に放送されたこの第28話が、平成最後と同時にアバッキオが天国に召される姿を見なくてはいけない話になってしまった。何という偶然か!!そしてEDのキャスト紹介では、放送中には主演実写映画も公開されて、最終回直前にギャオで目にした映画DIVE!!にも出演されていた主演の賢章氏を差し置いて最初に諏訪部順一氏の名が・・・・・・・・・・・・・・

思えば、キャストが発表された時もブチャラティチームの中では一番驚いたのが諏訪部氏でした。3部でのダービー弟は所詮は噛ませ犬だったからで、「今回は流石と言うか、良い役を得られたなあ」でしたが、この計らいには元々原作に対する深い理解が感じられるスタッフなりの、諏訪部氏に対する強い敬意が感じられた。お涙頂戴なんか嫌いな私でも思わず涙してしまった。繰り返し言う通り、決して犬死じゃなかった、負けてなんかいなかった、勝利した、勿論ブチャラティやナランチャ、それに折角アヴドゥルやイギーも助けてくれて、エジプトでのDIOやその刺客達との死闘でも生き残ったのにディアボロには車いす生活に追い込まれて・・・・・・なポルナレフの死も悲しかったけど、何でここでアバッキオは死ななければいけなかったんだよ、過ちも犯したかもしれず、そりゃ池袋や京アニ放火みたいに何人も罪もない人を殺しちゃまずいけど、程度の差こそあれどある程度の過ちなんか人間誰でも犯す事だし、先輩の分まで幸福になって欲しかったんだよ!!・・・・・・・・・・・・・・・・ホントに悲しくて悲しくてしょうがなかったけど、ここらも3部も超えた演出だったと言うか、アバッキオ、君の事も一生忘れないよ、グラッツェ!!、そしてアリーヴェデルチでしたね・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(4)小物臭かったが、ただの小物でもなかったディアボロ
(5)人は変えられない運命に直面してもどうするべきなのか?

繰り返し言う通り、最終回ではディアボロがついにゴールドエクスペリエンスレクイエムによって倒されてからミスタがスコリッピのスタンド、ローリングストーンズに遭遇した重要な過去話を挟んで、ついにジョルノが尊い犠牲も払いながらもギャングスターになっていた姿が描かれていました。ディアボロは、ただ死ぬ事よりも何倍も、何十倍も悲惨だったであろう死ぬ続ける運命を強いられる事になって、「何だか分からんが食らえ!!」とか「もう一度考えろ!!この矢を持つのに相応しいものは誰なのかを!!」とか「お前は私を怒らせた!!」とか、実は3部以降の話に深くかかわっていた超重要人物だった割には小物臭い言動も目立ち、今までのジョジョラスボスは単行本1巻分以上ラスボスとの直接対決に割かれていたのに、それもゴールドエクスペリエンスレクイエムの反則的な能力もあって、最後はあっけなくケリがついてしまったのもそうした小物ぶりを強調づけた格好になってしまったとも言えたのかもしれません。某所で大昔、原作について評価した時も「自分の正体が知られる事がそんなに怖いのならギャングのボスなんかやるな!!」ともツッコみたくもなったけど、その一方で無駄な実力行使を好まず、トリッシュを自分の元に連れてくるまでのブチャラティや、エアロスミスの横槍が無ければもしかしたら敗れていたかもしれないリゾット等実力者には素直に敬意を払える度量もありました。

小物臭かったけど、ただの小物と酷評するには惜しかった面も少なからずありましたが、やはりあの様な運命となってしまったのも必然的だったのでしょう。運命は何もそんなディアボロとかの悪人だけがあらかじめ定められていたわけでなく、ジョルノ達もそうでした。エピローグ「眠れる奴隷」は今回のこの5部のテーマを、荒木飛呂彦先生が読者一人一人に鋭く突き付けた、最後を締めくくるべき話でしたが、スコリッピは彼女にとっては天使の使い手だったのかもしれない?

スコリッピが両親に挨拶に来なかったのも、スタンド使いであるミスタですら自分の能力をすぐには理解できなかった。一般人なら尚更と言うか、道理ででもありましたが、自身と父親の運命を知り、それならば相対的にまだマシな、幸福な未来となる為に自分の運命を受け入れた花屋の娘と、誰よりもカッコ良くて尊敬している上司の運命等受け入れられず、スコリッピに対しても半ば拷問な手荒な実力行使に出てもそれをぶち壊そうとしたミスタはそれぞれ選んだ道は違えど、ただの「眠れる奴隷」でなく、自分で自分よりもまず自分にとって大切な人の為になる道を切り開いたという根本的な点では同じでした。

残念ながら結果的にブチャラティだけでなく、アバッキオとナランチャも死ぬさらに過酷な運命に変わっていって(スコリッピがミケランジェロも引き合いに出した様に前々からそうだったのかもしれないけど)、勿論そこまでさせるカリスマ性があったという事だったのだろうけど、ブチャラティを助ける為ならどんな事でもやってのけたであろうミスタを責める事など誰が出来ようかだったのですが、そんな過酷な運命に直面したとしても人はどうするべきなのか?スコリッピの「何か意味を切り開いていく『眠れる奴隷』であること」とか、ジョルノの、「去ってしまった者たちから受け継いだものはさらに『先』に進めなくてはならない」とかがその答え・・・・・・・・とまではいかなくとも少なくともヒントは示していたとも自分からは改めて思えましたが、ジョルノや、途中で退場したフーゴも当然含むブチャラティチームの仲間達だけでなく、トリッシュやポルナレフ、その他自殺したペリーコロとか皆それぞれ自分の信じた道を行ったのは無駄ではなかった。彼らの中に敗北者は誰一人として存在せず、中には天国に旅立ってしまった者もいても皆真実にたどり着いた勝利者だったのです。この「眠れる奴隷」の話も映像版として改めて見て、最後にそう信じて疑わずにはいられませんでした。

(6)音楽は裏切り者のレクイエムが神曲だったが・・・・・・・・・・・・・

OPでの、それまでの戦いの軌跡を振り返りながら、ジョルノがキングクリムゾンで万事休すかと思われながらも、矢を手に握り、父・DIOを彷彿とさせるカッコイイポーズを取りながら反撃した演出も一層際立たせていたとも言えましたが、後期OP曲、裏切り者のレクイエムはたとえ絶望的な運命が待っていたとしても逃げないでそれに立ち向かい、勝利と真実を得ようとした揺るぎない意志の強さ、ひたすらカッコイイ疾走感が「半端ないって」で、歴代ジョジョ主題歌では3部OPのSTAND PROUDにも勝るとも劣らない神曲以外の何物でもないです。少なくとも自分にとってはそうなのですが、もう一つ好きな主題歌があります。

前期ED曲のFREEK'N YOUですね。これも荒木先生が洋楽好きなジョジョらしくも感じられた、クールでスマートな名曲でしたが、特に第14話以降、植物の芽が蔓となって伸びていって、ブチャラティチームの面々の姿を見せながら、その伸びた蔓が絡んで、ブチャラティチームの面々のレリーフを映したのも感動的でした。繰り返し言う通り彼らの内誰でも一人が欠けたら決して真実には到達しなかった。そんな彼らの気高い生命の美しさも存分に示してくれたとも言えました。


強いて欠点を挙げるとすれば、いきなり中途半端な所で総集編の話になってしまった事と、しょうがない所がありながらも一部声とキャラデザがあってなかったキャストも見られた事でしたか。後者は、ギアッチョはもはやジャンプアニメの常連とも言える岡本信彦氏が声優でしたが、岡本氏では声が良すぎたかもですね。黄金の旋風でも西村朋紘氏の方がイメージ通りだったかもしれないし、サーレーも、由花子だけでなく康一もディスって髪の毛燃やされた姉ちゃんの役だった小林沙苗氏よりはマシながらも石川界人氏では勿体なかったかもしれない。一方で途中までは正直違和感があったミスタは、鳥海浩輔氏の声はもう聞き続けていく内に気にならなくなりましたが、そんなのはホントにかなり軽微な欠点に過ぎませんでした。あと、康一には最後再登場してほしかった気もしないでもなかったですが、今回のこの5部アニメ黄金の風も今まで通り期待を裏切らず、予想を全く良い意味で裏切った名作となりましたね。ジョルノ達の生き様も決して忘れてはならないとも強く思ったけど、4部が岸辺露伴は動かないもOVA化したのだから、この5部もこれで終わらないで、恥知らずのパープルヘイズもホントは劇場版化してほしいけど、また変な芸能人起用されるのも困るし、是非OVA化してほしいです!!もう3部にも勝るとも劣らないと言うか、今までそういう予想をも裏切る感動も与えてくれたアニメスタッフの方々なら出来る筈!!勿論次は6部、その次は7部とここまで来たら気長に待ちますからどんどんTVアニメ化してほしいとも思いますが、まずは声優さん達、製作スタッフの皆さん、そしてその他関わられた方々お疲れ様、そしてありがとうございました!!と言うか、ただただ感謝であります。ジョジョ万歳!!荒木飛呂彦万歳!!小野賢章万歳!!ハセガワダイスケ万歳!!皆皆万歳!!

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