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2018/07/19

君が代不起立訴訟と一種の「悪癖」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00000109-jij-soci

君が代不起立、元教員逆転敗訴=再雇用拒否の賠償認めず―最高裁

7/19(木) 18:17配信    

    

 卒業式などの君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に退職後の再雇用を拒否されたのは不当として、東京都立高校の元教員ら26人が都に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は19日、都に賠償を命じた一、二審判決を取り消し、請求を棄却した。

 元教員側の逆転敗訴が確定した。

 元教員は2006~08年度の再雇用選考で不合格とされており、都教委の判断に裁量権の逸脱があったかどうかが争点だった。

 山口裁判長は、再雇用の合否判断について、「基本的に任命権者の裁量に委ねられている」と指摘。当時は、希望者が全員採用される運用が確立していなかったなどとして、「都教委の判断が著しく合理性を欠くものであったとは言えない」と結論付けた。

 一審東京地裁は15年、「客観的合理性や社会的相当性を欠き、裁量権の範囲を逸脱している」として、都に計約5370万円の賠償を命じ、二審東京高裁も支持していた。

以前この話についても触れて、その際海外でも主要国の殆どは国歌斉唱を義務付けていなければ、罰則も当然ない事も知りました。(例外は中国ぐらい。ロシアも意外に感じたけど、義務規定はないらしい)

先日の死刑廃止についての話同様、これも軽々しく結論づけるべきな話でもないのでしょうが、自分もこのブログを始めた直後と比べて少し考えが変わったと言うか、別に国旗をか掲げるのも国歌を斉唱するのも自由でしょう。それらをしなかったからと言って罰したりするのは行き過ぎです。しかし、某学者の言う通りそこまで強い関心持っているわけじゃないからそう思うのでしょうが、そこまで嫌なら、別にスターリン時代のソ連国歌みたいにあからさまな個人崇拝しているわけでもないし、何故そういう国歌なんか歌わないで済む職場に転職するなりしないのかなあな素朴な疑問が湧いてきます。こういう話を聞くたびに。

この話も色々な意見があるでしょう。実際日教組とかが試みていたらしい、君が代に代わる新国歌を作る案を主張している人も見かけますが、別に私は反対しないです。しかしですね・・・・・・・・・・・ニコニコ動画内での某ブロマガでも「人は誰でも(そのブロマガを配信している筆者自身も)メアリー・スー化して、相手を自分の持つ元々の知識とかだけで安易にレッテル張りし、『自分のとっての理想の敵』として攻撃する『ストローマン』論法に走ってしまう。」という様な主張をしていたのを最近目にしましたが、「ああ、最近一種の違和感を感じていた理由はそれなんだなあ。」と言うか、納得させられましたね。

もうコメント投稿できなくなってから3週間も経っているniftyニュース(別に今後永遠にコメント投稿できなくても良いけど、復活させるにしてもアカウント制にして、ニュースの趣旨とかけ離れた様な発言する人はアカウント停止にするとか改善しないと駄目だと思う)で見かけた連中にもそんな奴らが何人もいた。彼らが自分達の政治的立ち位置がどの様に自覚しているかはどーでも良いけど、特にこの国の左派(左翼)のもう一つの大きな悪い点ってそれなんですね。国歌斉唱を拒否している教員達も、自分達の「正義」の実現の為に自分達の崇高な理念・思想を広めようと頑張っているのからこそ、どんなに歌うのがスゲー嫌でも転職とかなんかしないのでしょうが、自分達が認めたくない人物や社会、文化とかを実態を無視して、それよりも全く巨悪な排除・矯正物としてプロパガンダして、情報弱者たちを騙し、それらと戦う俺らカッケー!な感じで酔っているのでしょうね。

確かに思想的に相容れないだろうな想像は難くなかった。ましてやリベラルから保守に転向して、当時の総理大臣とも親交を結んでいた(実際お悔やみのコメントも発表した)のだから、猶更彼にとってはもっと早くこの世から抹消すべき「悪の政商」に見えたのでしょうが、you tubeでもチャンネル開設した某左派ツイッターが先日鬼籍に入られた某有名劇団の創立者(※)をクズだとかやっとくたばったかとか罵倒したのには「あんた、土井たか子を『売国奴』と罵った百田尚樹と何が違うのよ?違うのは思想の左右とかだけでやってる事は同じじゃん。」(彼の名誉のためにこれも繰り返し強調させてもらうが、共感させられた主張もあり、you tubeで目にした「改憲派のウソと詭弁」も概ね納得はした。私自身は改憲の必要性までは否定しないけど)とツッコまずにはいられず、ドン引きさせられたし、彼同様安倍総理がとにかく嫌いでしょうがないのであろう某映画レビュアーがHPでチャップリンの名作「独裁者」をレビューした際、安倍総理を引き合いに出して罵倒していたのもウンザリさせられた。(※この某有名劇団の創立者と某昔話アニメでもナレーターを務められた某俳優の方々には私からもこの場を借りてご冥福をお祈りいたします)

だって、「安倍なんて、確かに政治を私物化してお友達優遇もしているし、反対意見に対して正面切って耳貸さない狭量さも見せているけど、そんなヒトラーにも擬えるほどの大物なんかじゃないじゃん!!ヒトラーどころかゲッペルスやヒムラーよりも数段以上の格下じゃん!!何自分で勝手に変に過大評価しているの!!」だったもの。まあ私も、2014年時の改造内閣でやや強引にこじつけて、ガンヴォルトと関連付けた事あったから必ずしも人の事は言えないかもしれないけど、彼についても「もう映画を語るの止めてくれ、チャップリンにもスゲー失礼だから。」であり、そういう「悪癖」も凄い違和感感じます。

君が代とは直接関係ない話に深入りしてしまったけど、そもそも1999年に国旗国歌法が成立したのは、その直前に広島県の某県立高校の校長が国旗掲揚・国歌斉唱を通達した文部省とそれに反対した公務員らとの間で板挟みになったのが原因らしい。それに関わっていた野中広務氏について、氏が鬼籍に入られた直後に「やった事は極右への地ならしであり、先見の明には疑問符付きだった。」と批判していた人の主張も目にしましたが・・・・・・・・・

確かに野中氏は自分達の権力を維持するためにはなりふり構わない所もありましたが、それもホントにその通りだとしてですよ。別に皆望んで日本人として生まれたわけじゃないし、愛国心を強制するつもりなんかもさらさらない事には変わりはないですが、当時の日本政府から見れば「そこまでしないと国も国民もマズイのでは・・・・・・」と思わせる様な何かがあったのではないですか?彼らは「日本人=性悪説、周辺諸国国民=性善説」という謎のダブルスタンダード(勿論ヘイトスピーチにも断固反対で、中韓の悪口とかばかりしか言わないネトウヨのブログ等は基本何度も見る事は無いですが)もあって、万引き家族がヒットした是枝監督も例外ではない(いや、勿論これも何度も言う通り太平洋戦争も含めた戦前・戦中の美化や戦争行為等の正当化にも否定的だけど、現実問題、そういう誠意が伝わる相手ばかりじゃないのです、是枝さん)様ですが、自分達が誰よりも歴史や社会の真実を知っており、政府による悪政の被害者で、悪政と戦う勇者だとか思っていたらそれは大きな間違いです。国旗国歌法も日本の左派が、そういうフィフィ氏も指摘した「特有のダメな所」と無縁だったら成立自体無かったんじゃないの?ですが、彼らにもそういう「右派的」(に見える)政策も結果的に推し進めた共犯者に見えます。私からは。(フィフィ氏はツイッターで「自分は母国ではゴリゴリの左翼だが、日本の左翼は他国と違って愛国心を感じない。」とか言っていた。)

安倍一強だって、参議院の定数増法案も正直「人口も減っているのに何そんなふざけた法案通したの?」(なお、私は参議院選で自民に票を入れた事は一度もない)で、これにテレビの中の野党幹部達が怒っていたのは、「今回はまあ当然だろうなあ・・・・・」とも思いましたが、マトモな批判の受け皿があればすぐ崩壊する程度の体制に過ぎないのに却ってその維持・強化に一役買ってしまっているのです。安倍総理や自民党を助けてしまっているのです。自分で自分達の味方を減らして、敵も増やしながら。テロ等準備罪成立の時に「平成の治安維持法だ!!」とか騒いだのもそうだよねでありますが、反安倍も当然含むのであろう左派の人達も、まずそういう「過剰なプロパガンダ」等の悪癖、特有のダメな所ともオサラバしない事にはどうしようもないでしょう。ましてやいくら政治的思想とか相容れないからと言って、鬼籍に入られたばかりの文化人を汚い言葉で罵倒する、自分が同じく大嫌いであろう右派小説家と同じ事するなんて論外だと言うか、某大学教授の「安倍に言いたい!!お前は人間じゃない!!叩き斬ってやる!!」とかよりも酷い。だからネトウヨも出てくるし、千葉麗子氏だってその鬼籍に入られたばかりの文化人同様「転向」して、「さよならパヨク」とか「くたばれパヨク」とかの本も書いちゃうわけですよ。

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