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2018/01/03

小沢一郎最大の失敗

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180102-00000026-mai-pol

<小沢氏>野党結集に意欲

1/2(火) 19:27配信    

    

毎日新聞

 自由党の小沢一郎共同代表は1日、東京・世田谷の私邸で恒例の新年会を開いた。小沢氏は「今年はしっかりとした野党結集・連携を実現したい」と述べ、来夏の参院選に向け、野党勢力の結集を目指す考えを強調した。「安倍政権は1強と言われるが、その基盤は非常に脆弱(ぜいじゃく)だ」とも指摘し、参院選で野党が共闘すれば勝利は可能だとの認識を示した。会合には自由党、立憲民主党、希望の党の国会議員、前議員ら約40人が出席した。

小沢一郎氏と言えば、やった事の1つとして中選挙区制から小選挙区比例代表並立制への選挙制度「改革」が挙げられるけど、これがもしドイツ等が採用している、比例代表併用制だったならば第41回(1996年10月)以降の衆議院総選挙はどういう結果になっていたか、乏しい想像力でシュミレーションして見ます。(※3月6日追記・・・・ドント方式とか政党名簿とか全く考慮していないので100パー正しい数字ではないでしょうが、極端な大きな違いも無い筈です。多分)

第41回(1996年10月20日実施)

自民 175
社民 28
さきがけ 2(与党205、過半数割れ)
新進 150
民主 88
共産 60
民革 1
無所属 9
合計 513

ハイ、自社さ過半数割れですね。新進も史実よりは議席若干減っているけど、そもそもこの連立政権って自民党内でも反対意見も少なくなく、小沢氏の操り人形1号(ルパン三世でもパロられたほど)だった海部元総理も離党して、首班選挙で村山富市氏に僅差に迫った程だったのだけど、自民と新進の保保連合がホントに実現していたかもしれないですね。新進・民主・社民の連立はちょっとなかったかもしれない。何故ならどうやら小池百合子氏の専売特許ではなかった様だけど、民主党はさきがけの武村正義氏や社民の村山氏等何人かの幹部の入党を拒否していたからで、排除の論理と評されたほどだったからです。それなら自民・民主連立の方がまだいくらか可能性あったかも?いずれにせよ、大揉めに揉めて、何とか実現して、消費増税も5%ではなく10%増税が実現しても史実通り翌1997年末に新進党は解党、自新連立は1年少ししか持たず、公明党の再結成は史実より早くなり、そのまま自民・自由・公明の連立政権になっていたかもしれません。(しかし、前述通り新進党も史実より議席少なくなっているから、過半数取れていたかも微妙かもしれず、さきがけもそのまま閣外協力の形でも連立に加わっていたかも)

第42回(2000年6月25日実施)

自民 177
公明 64
自由 55
改ク 0
民主 125
共産 53
社民 40
自連 1
無所属 15
合計 530

比例代表での議席率を元に計算すれば自由48、保守7だけど、前回時点で自民は史実より大きく議席減っていて、自由・公明両党(共に史実での結党または再結党時の衆議院議席数は40少し)と合わせてやっと過半数取れたほどだったから何とか小沢氏とも妥協して自自公連立は続いていたかもしれません。

当然保守党の結成も少なくともこの時点ではなかっただろうし、実際また、森喜朗氏は日経新聞「私の履歴書」によれば小沢氏とも、少なくとも消費税や憲法改正とかでは話が合っていた様ですが、翌2001年に小泉純一郎氏が史実通り総理・総裁になっていたらどうなっていたか。田中真紀子氏は外務大臣として無能ぶりを露呈するまで利用して、人気があったのは同じだったけど、師匠同士が政敵でしたからねえ・・・・・・・・・・・・・そのまま小沢氏と組む事は無かっただろうと言うか、結局は小沢氏に不満を持っていた連中に森氏共々工作する等して自由党は保守党と分裂、史実より遅かったながらも自公保連立政権となって、小沢氏は5年ぶりに野党議員になっていたかもしれません。

第43回(2003年11月9日)

自民 184
公明 67
保新 4
民主 192
共産 24
社民 13
無所属の会 1
自連 1
無所属 11
合計 497

自公保で何とか過半数取れていた有様だったから、43回総選挙の実施自体が史実より若干早くなっていたかもしれません。前年秋に小泉総理が訪朝した直後あたりだったかもであり、共産・社民も惨敗となってますが、結局は現状より微増にとどまっていたでしょう。しかし、第一党が民主と史実より6年早く非自民政党となっているのは史実と大きく異なります。

小沢氏と公明党・創価学会の関係は少なくともこの時点では悪くはなかった様で、93年非自民・非共産連立政権でもその後の新進党でも組んでましたが、パイプ役だった故・市川雄一氏はこの選挙には出馬しないで引退しています。市川氏は引退してからもしばらくは名誉職に就いていて、どれほど影響力があったかは知らないし、史実の45回の自民大敗でもいくらコバンザメだとは言え見捨てたりはしなかった(都議では小沢氏らの悪い所ばかり受け継いだ小池氏の都民ファーストと・・・・・・でしたが・・・・・・・)からまあ可能性は高くはないでしょうが、これが、もし民主が公明との連立を持ちかけて実現していたらどうなっていたか。

小沢氏ならやりかねないと言うか、もし民公連立政権が実現していれば、9月に総裁に再選されたばかりの小泉氏は総理も総裁も辞任、清和会政権は3年強で終了、新総裁は橋本龍太郎氏か亀井静香氏(高村正彦氏も可能性あったか?)になっていて、当然次の44回郵政選挙及び郵政民営化もなければ国民新党の結党や安倍晋三氏の総理就任(幹事長もこの時点でクビで、総理どころか大臣にすらなれなかっただろう)もなかったでしょう。当然日本の右傾化も史実ほどは酷くならなかった。(橋龍氏だった場合は日歯連献金事件もあって、結局与党復帰できないまま総裁途中退任になっていたかも。でも、だからと言ってその後は野党転落の戦犯となった小泉氏の再登板はないだろうし、麻生氏も史実ほど閣僚経験なかったから、高村氏か平沼赳夫氏あたり?しかし平沼氏も小泉氏以上にタカ派だし、やはり高村氏が総裁に就任して、与党復帰も2007年に衆参同日選挙で勝利して果たせたか?堀内光雄氏は2003年総裁選時点では親小泉派だったから総裁就任の可能性は低かっただろうが、分裂していた宏池会も史実より早く合流していただろう)小沢氏の動き次第でこの年以降政局が大きく動いていた可能性があります。

運命の分かれ道だったと言うか、実際また、45回以降は史実と大きな変化はない(ただ、民社国連立政権はこの3党揃ってやっと過半数だったので、社民の離脱で少数与党となり、次の46回選挙及び自民・公明の与党復帰がもう少し早くなっていた可能性はある)のですが、選挙制度改革するにしても小選挙区比例代表併用制ではなく並立制にしてしまったのは小沢氏、そして平成日本最大の失敗だったと改めて認識せざるを得ません。実際ドイツでは連立政権になる事が多く、最近のメルケル政権もキリスト教民主同盟は連邦議会では単独で3割しか取れてなくて、なのに自民党や緑の党との連立交渉が決裂して、どうする?アイフル?ならぬどうする?メルケル?なのも道理でですが・・・・・・・・・

結局民意が十分に反映されない、自民に有利な制度になっていて、それだけならまだしも色々な考えの人達を受け入れて、野党がダメ(実際そうだったのだけど)でも派閥同士が切磋琢磨して疑似政権交代は出来ていたのが自民の良い所だったのに党執行部の権力が強くなって、逆らえなくなって、派閥間での勉強も十分に出来ず、適性を疑ってしまう様な議員も粗製乱造し、彼ら共々却って日本や日本人を貶める事ばかり(だって、あの沖縄米軍ヘリ事故も代表作が数回イケメン俳優を主役に実写化されている作家まで一緒になって小学校や児童を中傷している有様だけど、こいつらのどこが愛国者なんだよ?日本の左翼も確かに特有のおかしい所はあるけど、右翼も、他の何処の国に金も2000億強ももらっている外国駐留軍の方を擁護して、被害者は口汚く中傷してる奴なんかいるんだよ?)やっている「無能な働き者」ネトウヨもはびこって右傾化が進んでいる有様なのです。だから小沢氏がやるべき事は野党共闘とかそんな絵空事を唱えるのではなく、選挙制度の再改革という自分が犯した失敗の尻ぬぐいを自分でやる事ですが、あと少しで名誉議員にはなれてももはや過去の人な彼にそんな大仕事なんかはもう望めないでしょう。

自民を出てからも93年非自民・非共産連立、99年自自公連立、民自合流からの2009年民国社連立と3度与党の立場になったのは流石と言った所で、その後コンビを組んだ山本太郎氏も年末に炊き出しとかボランティア活動しているのは普通に賞賛に値するし、彼の弱者への再配分とか一部主張も共感は出来るのですが、もう4度目は無いでしょう。それでも、毎日新聞は特に眞子さまの婚約報道をきっかけにした女性宮家創設議論とか皇室関連での偏向報道も朝日より酷かったけど、朝日共々とにかく安倍政権倒したくてしょうがなくて(劣化噂の真相なリテラもその憎しみは彼らのさらに何倍も凄い様ですが)、その後の事なんかは考えていないから、小沢氏がそんな過去の人になっても藁をもつかむ思いでまだ一種の幻想を抱いているのでしょう。

いずれにせよ、ウーマン村本氏もそんな悪い見本みたいになってしまった(まあそのリテラの言う通り三浦瑠麗氏も薄っぺらくて中身がないと言うか、正直最初見た時から「何故この程度の人物が専門家づらしてテレビで分かった様な口きいてるの?」で、好印象なかったけどね。ヘンリー王子婚約相手のメーガン・マークル氏もそうで、実際彼女の素性も調べてみたらやっぱ「一般家庭でもお断りです」な小室圭氏と50歩100歩なレベルだから私の直感にはやはり間違いはなかった)けど、まず左翼の人達もガラパゴス化を克服し、決別しない事にはなかなか事態は改善しないと思われます。勿論他にも覇権主義を露骨に押し出している中国とか世界情勢の変化とかいくつも要因はあるけど、左翼の人達のそういうダメな所ももっとダメな人達を生み出して、本当だったら過去の戦争による悲劇とかもう謝罪なんかしなくてもいい筈なのが改めて深い反省しなければいけない有様になっているのです。日本国内ならまだしも、世界相手にやれ「南京大虐殺は無かった」とかやれ「慰安婦の強制性は無かった」とかそんな歴史戦なんかやったって勝てる筈ない、また「恥を知りなさい」とか言われて慰安婦像を建てられるだけで逆効果です。勿論中韓の言い分を一方的に受け容れるつもりはないし、残念ながら彼らとはしばらくは必要最小限のお付き合いにとどめるしかないのだろうけど、そんなのはホントに大事な事と比べたら憲法押し付け論共々小さい話に過ぎないのです。

【以下3月31日追記】

選挙結果シュミレーションだけど、ドント方式とか議席の配分方式とか全く考慮していなかったので、ドント方式でやり直してみました。

第41回


自民 169
社民 32
さきがけ 5(与党206、過半数割れ)
新進 141
民主 81
共産 65
諸派 12
無所属 9
合計 514

第42回


自民 177
公明 62
自由 53
改ク 0
民主 122
共産 54
社民 45
保守 7

自連 5
無所属 15
合計 545

第43回

自民 168
公明 71
保新 4
民主 180
共産 37
社民 24
無所属の会 1
自連 1
無所属 11
合計 497


まあ大きな変化とかは無いですね。同じ選挙制度(小選挙区比例代表並立制)を採っている国は日本以外にもいくつかある様ですが、ロシア(2016年より)も日本同様一強多弱状態で、最大野党がかっては政権与党になった事があった(日本の場合は民進党は周知の通りですが・・・・・・)のとか似ている様ですね。またハンガリー(一院制)では小選挙区176・比例区152の各定数以外にも前者の死票と後者の余剰票を考慮した補償議席が58存在するらしいですが、日本もせめてこれぐらいの選挙制度改革はすべきでしょう。まあ党執行部の権力が強いのは変わりないし、民進もまた希望との合流を模索する等どうしてこの期に及んで自分達の立場が分かってないのよ、どうして森友で政権交代は無理(本来ならなされなければいけないのだけど)でも安倍退陣に持ちこまなければいけない時にそうやって敵に塩を送るのよですが・・・・・・・・・・

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