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2017/11/20

おんな城主直虎第46回-「信康の悲劇も超えて!!そして賢妻賢母は悪女になった・・・・・・・」

気が向いたら後日感想書くけど、高橋一生氏も出演されていたシンゴジラ、折角・・・・・・だったのにで、まあゴジラらしいと言えばらしい面も多々ありはしましたが、残念ながら私から見ればシリーズの中では駄作に見えました。民衆の敵でも停視聴率で沈んでいて、甥がフジテレビ社員(いずれは地盤を継ぐのか?安倍さんは子供いないし)なのに総理大臣の病気も揶揄する様なパロディも見られた様ではそれも無理ないけど、空飛ぶタイヤは池井戸潤氏原作だし、ヒットしてほしいものです。

さて、今回は変に直政を必要以上に絡ませなかったのが良かったかどうかは知らないけど、視聴率はちょっと上がった。しかし、それでも最近10年の大河としても低く、「安定した視聴率をキープしている」とかのヤフコメ民のコメントも目にしたけど、民放ドラマなんか10パーでも良い方だからそう見えたのでしょう。まあ何度も言っている様にヤフコメ民のコメントに「あなたそれは違うよ。」と一々突っ込んでいたらキリが無いですが、理不尽な現実に直面しても取り乱すなどせず、堂々とした態度を一貫した信康は普通に立派でした。女子SPA!「ただのイケメンじゃない!」って、イケメンかどうかは正直どーでも良いですが、ジョジョ実写映画版にも出演されていたらしく、菅田将暉氏とも誕生日がかなり近い平埜生成氏(下の名前は最初「しょうせい」かと思いきや、「きなり」というらしい。変わった名前だ)は悪く言えばやや地味ながらも確かに年齢以上の円熟味が感じられる、見る人達の視線を釘付けにする演技力の持ち主であると認識いたしました。

この信康&瀬名(築山殿)の粛清劇については家康が自発的に行ったものだな説もありますが、家康もただ信長の言う事を聞いていたわけでもなく・・・・・・・・本作での彼は何考えているか分からない印象が強かったけど、この頃から所謂狸親父の片鱗が伺えたのですかね?集英社刊「世界の伝記」(家康が平和主義者に描かれていた山岡版に便乗したのだろうけど、巻末の方の解説は明日誕生日である故・桑田忠親氏が担当していた)では共に駿府で人質生活を送っていた姿も描かれていたけど、幼馴染だった氏規がいた北条家との同盟も、愛息を助ける為にも工作していて、元々その北条の主君筋だった氏真(曾祖母が早雲こと伊勢長氏の姉または妹で、長氏は祖父の氏親の擁立に貢献した)も上手く使おうとした等抜かりなかったのは流石と言った所ですか。ただ家康はまた長篠合戦で勝ったとはいえ、遠州をまだ全土掌握していたわけではなかったからこの同盟は一石二鳥とも言えたのですが、この少し前に急死した上杉輝虎(謙信)の跡継ぎをめぐって武田と北条がまた仲悪くなってしまった御館の乱についても簡単な説明が欲しかった所だったかもです。

信康を理由つけて居城を移したのも勿論その裏工作あっての事でしたが、その都度尤もらしい理由述べていた忠次もさぞかし気苦労が絶えなかっただろうなあと。(苦笑)残念ながら於大の方に説得されて表向きは決意した一方、その様に尽力した家康の裏工作は実らず、信康も瀬名も周知の通り・・・・・・でした。実質的に主役交代して、タイトルとは裏腹におんな城主ではなくなって久しい直虎でしたが、流石に・・・・・・という事で瀬名との女同士の腹を割った今生最後の話し合いも今回の話の見所だった。まあ必ずしも本人の意思ではなかったのに戦国三英傑いずれも敵に回して人生三度も落城を経験してしまった淀君が悲劇の戦国女性としてはナンバー1だろうけど、家または肉親の為に悪人を演じるって、女政次みたいで信念は伝わりはしたけど、新鮮味には乏しかったです。しかし、家康の代わりに氏真も使って北条との同盟を工作した事にすると、家康何やってたんだという事になってしまうし、まあ無難な脚色だったかもしれない。

直政も途中信康の居城移しに関わっていましたが、人質時代から共に過ごした妻と期待していた嫡男を亡くしたばかりだった主君に軽々しくあのような励ましをかけたなど僭越が過ぎたというものだったでしょう。信長への、北条との同盟工作についての報告も「お前は俺の言った通りの事をすれば良いと言ったのに、それならばもう好きにしろ。俺も今後はもっと自分の好きな様にやる。」という様な事言われて、好感触だったとは言い難かった事も相まって一気に感情が爆発して、独裁者宣言までしてしまったけど、ここでやはりベタでも直政が自分は自分で思っているよりも無力で、もう一度自分は直虎や井伊家家臣達に今までどの様に支えられたのか、そして今後彼女らの姿からどの様に学び、それを徳川家臣の一人として活かしていくべきかもっと自己啓発、自己改革していった姿が見られれば彼に対する印象も変わっていっただろうけど、この時点で元服もしていないのに家康の激怒にもめげずまた励ましかけたってねえ・・・・・・・・・・・・まあ大物の証拠だとも言えなくもなかったのだろうけど、底の浅い主人公補正またしもだったでしょう。

と言うか、もう終盤も良い所なのに直虎もそういう理不尽な出来事も感情に流されないで、ありのままの現実として受け入れる事が出来ないで、南渓和尚にも飄々とした皮肉言われていたけど、こういうシーンもいい加減見飽きました。成長した様に見えて思ったほど成長してないですよね。

ある人は、空海&最澄を菅田氏と染谷将太氏のダブル主演で題材にしてみたらどうだ?と言っていたら、ホントに染谷氏主演で日中合作の空海を主人公とした映画が来年公開予定になってしまって、もう今更言ってもしょうがないけど、ホントに大河で実現させるべきでしたよね。龍雲丸もまさかこのまま再登場無しなんて事はないだろうけど、菅田氏の人気にも頼って実質主人公交代していっそうこういう題材取り上げた意義が感じられなくなっています。個人的に。

ヤフコメとかでは肯定的な意見が多く、それぞれの時代の世相とかを反映しているゴジラシリーズもまさにそうだけど、時代によって求められるものも変わっていく。だからおかしい事でないだろうし、偏見なのは自覚はしているけど直虎を面白いって言っている人達って80年代以前どころか、葵徳川以前の大河見た事あるのかなあと正直ふと思いました。いや、私だって昔の大河は見た事ない作品の方が全然多いし、全然詳しくなんかないです。「昔が良かった、今はクソ!!」なんて言うつもりもサラサラないですが、もう無理して女性を主人公にするのいい加減止めようじゃないかですね。そういうの連続TV小説で十分じゃんと言うか、こちらの方は100作目の主演は広瀬すず氏で決定したらしいけど、昨今の女性政治家だってまた、ドイツでは2021年まで政権続くはずだったメルケル氏はFDPに連立離脱されて黄色信号になっているし、ジンバブエもムガベ氏が評判悪い夫人を後継者にしようとしてとうとう軍の反発も買って独裁に終止符が打たれようとしている等ダメダメぶりがめだっているではないですか。

それは必ずしも女性が男性に比べて能力が劣っているわけではない。たとえそうだとしても身体のつくりからして違うのだからしょうがないし、そういうのまで無視した男女同権なんて「幻想」、「偽善」に過ぎないのですが、女性主人公大河の行き詰まりもそうした昨今の世界主要国での何人かの女性政治家達の迷走とも重なり合うものがあるとも思います。日本でなら小池百合子氏とか山尾志桜里氏とか稲田朋美氏とかが全く悪い意味で代表選手でしょで、アメリカでもカマラ・ハリス氏とかチェルシー・クリントン氏(母親もあれだけ大半のマスコミが味方してくれたのにトランプ氏にすら大統領選挙勝てなかったし)とか絶対マスコミが絶賛するほどのホープだとは思えないのだけど、紅白も大河も連続TV小説(ひよっこも薄っぺらい「昭和懐古ドラマ」に過ぎず、茨城という世界観も思ったほど活かされてなかったし)も揃ってホントにオワコンになったらNHKはいい加減見捨てられるぞ?もう存在価値なんかないぞ?ですが、それは私達一般国民にとってこそ最も悲劇です。また長々と苦言も述べてしまったけど、次回はいよいよ高天神城攻略戦な様で、直政もいよいよ前線で活躍するのだろうけど、来年以降に繋がるものをもう少し魅せてほしいものです。

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