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2017/09/24

90年代後半以降のテレビドラマ事情

tps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170910-00010000-gendaibiz-soci

大手芸能事務所に支配された「平成テレビドラマ全史」

9/10(日) 13:00配信    

    

現代ビジネス

きっかけは『ビーチボーイズ』

<なぜ日本のテレビドラマには、海外のように大人の鑑賞に堪える、作り込まれた作品が少ないのか? なぜ近年では、一部を除いてほとんどのテレビドラマが、低視聴率にあえいでいるのか?

大手事務所の「ドラマ支配」が分かる一覧はこちら

多くの人が感じているこの疑問を解き明かす、ノンフィクション作家・田崎健太氏の内幕レポート。前編に引き続き、後編では芸能事務所とテレビ局の力関係の変化を、過去27年間にわたるドラマの具体的データにもとづいて明らかにする。>



前編で登場したテレビプロデューサーは、日本のテレビドラマが「利権主義」に大きく舵を切ったのは1990年代後半ではないかと推測する。

一つのきっかけは97年の『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)だったようだ。反町隆史と竹野内豊という、大手プロダクション「研音」所属の二人の人気俳優が主演を務めたヒット作である。

「このドラマの主題歌を反町が歌っている。主題歌が売れれば当然、プロダクションに金が入ることになる。主題歌はドラマの印象を決める大事な要素だから、それまでは制作側にどの主題歌を選ぶのかという主導権があった。

それが、研音がそうしたビジネスに手を出したために、それ以降はジャニーズ事務所も『自分たちもそうする』と言い出した」

プロダクションにとって、自らが音楽出版権を持つ所属タレントの楽曲は重要な収入源である。いわゆるタイアップビジネスだ。

タイアップが増加し始めてから、テレビドラマの世界は徐々に変質してゆく。作品とキャスト、そして視聴率の関係を具体的に見てゆこう。

上記の一覧は、1990年以降の民放のテレビドラマを最高視聴率順にランキングにしたものである。

90年代前半、『101回目のプロポーズ』(91年・フジテレビ系)、『ずっとあなたが好きだった』(92年・TBS系)、『ひとつ屋根の下』(93年・フジテレビ系)、『家なき子』(94年・日本テレビ系)と、視聴率トップのドラマは毎年のように「社会現象」ともいえるブームを巻き起こした。当時はこれらを含めて、ほとんどの作品で専業俳優がメインキャストを務めている。

しかし、95年にジャニーズ事務所所属の堂本剛(KinKi Kids)が主演する『金田一少年の事件簿(第1シリーズ)』(日本テレビ系)が視聴率首位を獲得して以降、徐々に様相が変わってゆく。

翌96年には木村拓哉(SMAP)主演の『ロングバケーション』(フジテレビ系)、同じく木村が準主役の『協奏曲』(TBS系)、そして『金田一少年の事件簿(第2シリーズ)』が1位、2位、4位に入っている。

なお、98年の『GTO』でも、前述した『ビーチボーイズ』同様に、主演の反町隆史が歌う楽曲が主題歌に採用されている。

「主題歌を主演タレントの曲にする」といった付帯条件で譲歩したとしても、テレビ局側としては視聴率を取るために、ジャニーズ事務所や大手事務所に所属するタレントを起用したい。以降、大手芸能事務所がテレビドラマの世界で強い影響力を保持していくことになる。

主題歌で儲けるビジネスの功罪

2000年代に入ると、04年にはトップ3作品の主演が全てSMAPのメンバーとなった。また、『僕の生きる道』(03年・フジテレビ系)でSMAPの『世界に一つだけの花』、『マイ ボス マイ ヒーロー』(06年、日本テレビ系)でTOKIOの『宙船』、『花より男子2』(07年、TBS系)で嵐の『Love so sweet』、『ガリレオ』(07年、フジテレビ系)でKOH+(柴咲コウ)の『キスして』がそれぞれ主題歌になるなど、主演俳優がドラマの主題歌も歌う作品が視聴率上位の常連となってゆく。
前出のテレビプロデューサーによると、このようなビジネスモデルの変化を経て、プロダクション側が完全にキャスティングの主導権を握ることになったという。

「ジャニーズ事務所などの人気タレントは、1年前からスケジュールを押さえなければならない。その上、プロダクション側がこの俳優で、こういうストーリーでドラマをやりたいという提案をしてくる。テレビ局側はそれに従って、脚本家や監督に話を振る。

ただ、餅は餅屋。どんな役柄を与えればその俳優が生きるかというのは、プロダクションの人間よりも自分たちの方が冷静に見ている。それにもかかわらず、プロダクション側の意向に従わざるをえないので、くだらないドラマが量産される」

ジャニーズ所属のタレントに限らず、こうして出演する「俳優」たちは、演技の訓練を積んでいない場合もある。

脚本家の西岡琢也はこう嘆く。

「昨日までモデルをやっていたような女の子が、今日から女優ですっていうことがある。テレビ局側もそういう人をポンと使う。あるいは誰々の息子、娘という話題性のある人間。まずはテレビコマーシャルに起用して、それからドラマにはめ込む。芝居の勉強なんてしてないですよ」

また、視聴率の取れる「俳優」については、時間的な制約も大きいと西岡は言う。

「現場スタッフは腫れ物に触るように、『忙しい中、よく来てくださいました』という態度。そして、9時に来たのに『今日は絶対に10時に(現場から)出してくれ』というような要求がマネージャーからある。そんな中で芝居なんかできないですよ。単に『芝居らしきもの』をやっているだけ。現場は作品の質を上げることよりも、いかに俳優の機嫌を損ねないかということばかり気を遣っている」

かつて連続テレビドラマには、4クール1年間、あるいは半年間という長編の作品も多かった。しかし、現在はほとんどが1クール3ヵ月になっている。これも撮影で長期間拘束されることを嫌がる、プロダクションと俳優側の都合だという。

「こちらからすれば仕事があるんだからいいじゃないか、と思うんですけど、知名度のある役者にとっては嫌みたいです。ですから、テレビ局も3ヵ月ごとに新しい企画を出さなきゃいけない。どう考えても追いつかないから、安易に漫画や小説を読んで原作になりそうなものを探そうとする」

説明するのがドラマなのか?

また題材についても、事務所やプロダクションがスポンサーの意向を「忖度」する傾向があると西岡は続ける。

「これはぼくの経験なんですが、例えば戦争物のドラマをやるとき、最近は出演交渉しても断られてしまう。単なる反戦平和を唱えるだけならばともかく、戦争を背景に人間のいろんな面を描くとなると、入り組んだストーリーになってしまう。そういうのは軒並みNG。

ある時、女優さんに4人も5人も出演を断られたので、どうしてだろうと思って調べて見ると、スポンサー絡みで『思想的な色を出したくない』という。それがCMの契約に含まれているのか、あるいは自己検閲なのかは分かりませんが。

売れっ子であるほど、テレビCMに出ているので、複雑なテーマの作品には出てくれない。視聴率も期待できないから、結局、こんな企画はやめようという話になる」

さらに大人の鑑賞に堪えないドラマが多くなった原因として、脚本家の坂田義和は、演出方法がどんどん幼稚になっていることを指摘する。

「あるシーンで、女性2人が喫茶店で話をしているとします。脚本家のイロハとして、この2人はどんな関係性なのか、いかに説明的にならずに視聴者に分かってもらえるかが大切。2人が姉妹ならば『お姉さん』という言葉を台詞のどこで入れるか考えるわけです。

ところが、今のドラマではいきなり『誰々の妻・○○』というように、画面にテロップが出て来る。そのくらい、テレビ局は視聴者を馬鹿だと思っている。全部文字で説明するのがいいドラマなんだと。プロデューサーというのはそういうことばかり考えている」

 

これでは配信に負ける日が来る

加えて近年は、テレビ局側が監督、脚本家の作家性を薄くしようとする傾向があるというのは、やはり脚本家の柏原寛司である。

「勝(新太郎)さん、(松田)優作、ショーケン(萩原健一)と、自分はホン(脚本)を変える役者とばかりやってきた。だから書き換えられることは気にしない。ただ、昔は誰々の作品であるという作家性を重要視してくれた。今はその色を消したがっている。

テレビドラマの場合はとくに、作品を監督や脚本家のものにしたくない、テレビ局のものにしたいから、わざと各話で違った監督、脚本家を使う。昔は石原プロダクション、勝プロダクションといった制作会社がドラマの権利を持っていた。

今は、制作会社は単なる下請けで、権利は全てテレビ局が持っている。テレビ局の力がどんどん強くなって、指示通りに従わないと下請けから外される」

監督、脚本家の作家性が消され、組織の人間であるテレビ局員たちがコントロールしやすい無難なドラマばかりになる――。

柏原が言う「ドラマの権利」とは、DVD化、再放送などの二次・三次使用権を指す。しかし、世界の市場で売ることを見据えている欧米や韓国などの海外ドラマと異なり、日本のテレビドラマではそれ以上の商業展開が考えられていないことは、前編で触れた通りである。

そんな中、Netflix、Amazonといった企業が制作・配信するインターネットドラマがひとつの光明になりつつある。ただし脚本料で言えば、支払われる報酬は地上波の5~6割ほどにとどまっているという。さらに権利関係についても、脚本家などの制作関係者に二次使用料が支払われない「買取り」になる作品が少なくない上、外資系企業のため権利交渉の主体もはっきりしないなど、まだ不透明な部分が多い。 

そもそも、地上波テレビに関してはドラマの枠そのものが減っている。制作費が安く、視聴率の「獲れ高」がある程度事前に計算できる、バラエティやお笑い番組が増えているのだ。

日本のテレビドラマは、現在もガラパゴス化と縮小を続けている。

もちろん、制作現場には良質のドラマを送りだそうと歯を食いしばっている人間はいるだろう。また、「プロダクションの後押し」で演技の世界に入ったとしても、その面白さに気がつき、努力を重ねている俳優も存在する。

そして、他国との比較で言えば、アメリカのオーディションシステムも完全に平等ではない。なにより「日本のテレビドラマ」と一括りにすることが荒っぽいことは自覚している。

ただ、本稿で指摘したような状況は、ほとんどの関係者は認識していたはずだ。そして声を上げると仕事や立場を失う、そんな息苦しさがあったことは間違いない。

今後、ドラマとプロダクション、そしてテレビ局の関係について闊達な議論が起きることを期待している。日本でも大人が楽しめる面白いドラマが作れないはずがないのだ。

この記事のライターである田崎健太氏は故・力道山氏や故・伊良部秀輝氏等に関する著作があるらしいですが、「なるほど」と言うか、まあドラマに限らず映画とかもそうだと思うけど、そうした近年のクオリティ低下とか一種の利権主義に深く突っ込んだ記事だと思います。

研音と言えば、これでも同じ事務所タレントの家入レオ氏が主題歌担当だったけど、福士蒼汰&川口春奈両氏コンビの「愛してたって、秘密はある」もでしたね・・・・・・・・これ実はまた、当初は小出恵介氏が主演予定だったらしく、さすがに一家の父として家族らしい愛情もあって、あの殺害未遂事件も却って反発していた賀来賢人氏(小出氏主演がホントに実現していたらバーターの形での出演になっていたという事か)と和解するきっかけにもなったのは皮肉だった。

鈴木浩介氏は折角時効が成立したのだから、あのままトンズラしてりゃ良かったのにと言うか?そんなに彼の事を恨んでいたのなら、さっさと川口氏か賀来氏を殺して、彼に、そうなればもう終わりな死よりも辛い苦痛を味合わせてやれば良かったのに。奥さんを殺そうとしたのも却って岡江久美子氏のカッコよさを引き立たせただけだったけど、結局こいつは何の覚悟も信念もない半端ものでしたね。さすがに最後は大人しく自首した様だけど、遠藤憲一氏が大きな不幸の元凶みたいでしたよね。

そう言えばまた、見落としていたかもしれないけど、憎たらしい顔しながら6話で福士氏に知った様な口きいていた坂本(役者さん誰なのか知らんけど、失礼ながらお世辞にもイケメンとは言い難い容姿も福士氏と対照的と言うか、ある意味分かりやすかった)はあの後再登場したのか?川口氏が不幸な事件を乗り越えて、自分の進むべく道を見出したのはまあ良かったと思うし、そろそろ好青年とかだけじゃない、もっと従来のイメージにない様な役にも挑戦してほしいと思っていたけど、まさかの二重人格が発覚して、演じ分けも普通にこなせていた。

どちらかと言えば、この記事で指摘されていた大手芸能事務所の利権主義(彼の場合は事務所の先輩だった水嶋ヒロ氏が悪い女に引っかかってしまったのもそうした売り出しの大きな背景だった様だけど。水嶋氏もあの某小説も駄作で、そっちの方での才能は無かったようだが、勿体なかった)を象徴していたのが、同級生でもある黒革の手帳の武井咲氏(彼女も、妊娠しているにも関わらずこの先も仕事の予定いくつもある様だけど、大丈夫か?)同様役者として一皮むけてきたと思いきや・・・・・・・・・・

この脚本担当の過去に関わった作品を見たら、まあしょうがなかったのかなあだったと言うか、鈴木氏も引っ張り過ぎだったけど、ネットでも指摘されている通り謎が増えるばかりの伏線張りの拙劣さが特にマイナスポイントだったと思いました。これじゃあ、ただでさえ最近はドラマ視聴率稼げないのに、本作も伸び悩んだのも無理ないと言うか、そうした利権故のゴリ押しも却って大事な商品であるはずのタレントの名声に傷をつけてしまっている格好になっているのは皮肉ですが、「真の完結編がまだ残っているからそっちの方はhuluで見てね♥」な秋元商法も、福士氏のそうした役者としての成長も半ばぶち壊しにしてしまったみたいで、まあ残念でしたね。

ヤフコメ(記事とは直接関係ない話なのに韓流ドラマヘイトのコメントも見られるのも「らしい」と言えるか)では、特にジャニーズ、AKB、エグザイルのゴリ押しを忌避しているコメントもいくつか見られて、まあ後の2つはもう勢い無くなっている感がある(板野友美氏も最近某バラエティ番組に出演していたのをたまたま目にしたけど、大島優子氏もいつまでも留学してくださいですしね)し、ジャニーズも、長瀬智也氏(ごめん、愛してるはあの韓流スターみたいな髪形も似合わなくて、彼の持ち味が半ば殺されてしまった様に見えたけど)とか岡田准一氏とか事務所のゴリ押しが無くても通用する様な演技力ある人(ゲド戦記はまあ、所詮「餅は餅屋」だったという事で)なら別にいくらでも起用しても良いけど、時代劇にも必殺仕事人だけじゃなく、遠山の金さんシリーズにも・・・・・・・松岡氏も十代から花の乱とか時代劇出演経験あるけど、CM見てもイメージと違うだろと言うか、正直違和感ありましたね。花の乱と言えば、そろそろ大河ドラマにも起用してくるのかな?ジョジョでも松潤の話がダメになって、直虎同様スターダストタレントに何人も役充てられてしまったし。まあ実写版自体こけて続編も白紙となっているらしいなのには「それ見た事か」ですが、ジョジョを実写化するつもりならば、それこそハリウッドで本格的にやらなければだめだよ。ディオも当然欧米人の若手イケメン俳優を起用だけど、それだけの価値は絶対あるとも思います。

まあそれはともかくとして、どうも変ちくりんな言動(正直乾いた笑いとかしか浮かんでこない)が目立つ水原希子氏も、ホントに役者としていい仕事していれば、別に在日だろうが、日本人風の芸名(リテラもフィフィ氏のアドバイスとかにも過剰反応しすぎだと言うか、やっぱ「劣化版噂の真相」だよ。愛読していた身としては悲しいけど)名乗っていようがそんなのノープロブレムですが・・・・・・・・・・・・彼女についてはまた機会あったら突っ込んで話すかもしれないですが、もっと「こういう本格的な役者が出てるから見てみたい!!」と思える様な映画やドラマがまた出てほしいですね。まあ現状のままでも別に困りはしませんが・・・・・・・・・・

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