« 今度は斉藤由貴の不倫が発覚した様だが | トップページ | 在りし日の旧SNKCM集 »

2017/08/05

おんな城主直虎第30回「真の敵は寿桂尼の亡霊?おんな城主を襲う最大のピンチ!!」

更新遅れたけど、第29回感想です。

前にも話した通り、国盗り物語では道三と信長、毛利元就では(尼子)経久と元就、タッキー義経では清盛と義経、いずれも前者はラスボスではないながらも後者の人生に大きな影響を与え、後者が越えなければいけない大きな壁として立ちはだかっていて、大河ドラマはしばしばこういう図式も好んで描く様である。

この直虎の場合は寿桂尼がそんな大きな壁となっていて、徳川と通じようとしていたのもお見通しだった様ですが、前半はユダみたいに(?)なってしまっていた方久の裏切りと葛藤が大きな見せ場でした。結局は大ブレイク中という事で高橋一生氏演ずる政次が分かりやすいと言うか、終始美味しい所をさらって、過去の脚本担当作品(包帯クラブ等)にも出演した事のある柳楽優弥氏(龍雲丸)がそのおこぼれに預かっていた感じですが、やり手の商人、経済・財政担当取締役だった方久も社長代行である直虎の下で働いてきた内に仲間意識みたいな情も感じる様になってしまったのですかね?情報交換しようとしていた所までは良かったけど、今川に徳政令を持ち掛けられて、何とか乗り越えようと演技しても明らかにぎごちなく、商才を発揮し、井伊家を支えていた普段の雄姿(?)とはかけ離れたものでした。結局例の書状も見つかってしまったけど、あの場面ではああやって開き直るしかなかったでしょう。なぜかwikiでの彼のページでは後半生についての記述が削除されてしまったけど、今川と井伊の板挟みみたいになってしまった彼、このまま転落へのターニングポイントになってしまうのか?

歴史考証担当の小和田哲男氏によれば、奏者ってこの場合は補佐役の事を言うらしいですが、関口氏経ですね。実際徳政令を巡って1568年(永禄11)9月頃に直虎と対立したらしく、実際また、脚本担当の森下佳子氏は「陰険さを絵に描いた様な人物」として描いているつもりらしいけど、井伊家面々も最初から見下しているオーラ丸見えで、人物への好悪は別にして憎たらしいですね。直虎が社長代行ならば、彼は社外取締役みたいなポジションだけど、南渓和尚もブレーンとして落ち着いてアドバイスしてくれていて、つくづく「困った時にはとにかく彼に相談しろ!!」な感じで頼りがいありますね。

本作ではこれほどの重要幹部であるにも関わらず、今川氏の戦国レース脱落後はどういう人生送ったのか分からない謎の人物ですが、どうやら本作では直虎らに倒される運命な様で、直虎もまだ甘ちゃんな所もありましたが、ピンチに直面するたびに心を鬼にし、強くなっていく姿が改めて伺えはしました。

終盤領民達が暴行されてもガンジーやキング牧師みたいに暴力で返さず、徳政令不履行を求め、政次は政次で時には悪役を演じても一時直虎とは主従ではなく男女の関係に戻り、難しい役を引き受ける等今川がますますでもありますが・・・・・・・・・吉川織部氏も指摘されていましたが、確かに最近、直虎が性別や没年ですら異説があるほどの、「何をやったかハッキリわからないマイナー武将」である事よりも悪役不在なのが足を引っ張っているとも痛感せざるを得ないですね。

まあもっと根本的に言えば、やっぱ1年も引っ張るのは無理な題材だったんだよですが、他の人が指摘されていた尺配分の拙劣さという女性主人公大河の欠点とも決して無縁じゃなく、もう寿桂尼いないから余計そうも感じるけど、結局は大局観皆無な弱い者いじめしかできない小者だもの。氏真も氏経も。そりゃ彼らからすれば裏切られたら余計困るから領国体制を維持したくて必死だったのも分かりますが、こういう連中とのやり取りを何話も描かれても一時的には盛り上がっても、結局は食傷気味ですね。この調子では勝頼もどういうキャラに描かれるのか。この作品では氏真も単なる無能な落第大名とはちょっと一味違う描写がされていたけど、井伊氏を主人公とした戦国ものを取り上げるぐらいなら、「女にこそあれ次郎法師」を原作にすれば良かったのにと思いますよ。この小説の原作者は他にも橘三千代や運慶を題材とした作品も出した事あるらしいけど。

まあ柴咲コウ氏や柳楽氏、高橋氏とか出ているから最後まで見続けるつもりではありますが、近年世界のいくつかの主要国でそのダメぶりが(これも何度も言う様にもっともっと根本的にダメなのは、女性だから、美人だから、有名人だからとか実務能力と関係ない要素で幻想を抱いて、そういう無能な人を選んでしまう有権者達の政治的民度の低さ、見識の無さですが)目立ちながらも、日本でも漸くそのダメな女性政治家達が淘汰される(野田聖子氏も総務相とかはともかくとして、経済・外交・防衛分野は正直任せられないかなあだし、小池都知事も、都民ファーストって自民以上に選んじゃダメな選択肢だったでしょだけど)流れになり始めてきているし、大河ドラマも2006年の「功名が辻」以降基本隔年制作となっている女性主人公路線とかそろそろ見直すべきです。前エントリーでは冗談半分で、藤原道綱女を主人公として兼家との愛憎劇を、斉藤由貴氏や今井絵理子氏等最近頻発している有名人達の不倫とも重ね合わせて描けば?とも言ったけど、題材としてはいかんせん低俗でしょうしね。

|

« 今度は斉藤由貴の不倫が発覚した様だが | トップページ | 在りし日の旧SNKCM集 »

ドラマ・時代劇」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: おんな城主直虎第30回「真の敵は寿桂尼の亡霊?おんな城主を襲う最大のピンチ!!」:

« 今度は斉藤由貴の不倫が発覚した様だが | トップページ | 在りし日の旧SNKCM集 »