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2017/07/09

新年度に就任したスペイン軍の新参謀総長達

https://politica.elpais.com/politica/2017/05/01/actualidad/1493636085_558554.html

El nuevo jefe del Ejército de Tierra se recupera de un infarto

El general Varela ha sido intervenido en el Hospital Clínico de Valladolid

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El general Francisco javier Varela Salas, a la derecha, en su toma de posesión como jefe del Ejército de Tierra.

El nuevo jefe del Estado Mayor del Ejército de Tierra, el general Francisco Javier Varela Salas, se recupera de un infarto en el hospital Clínico Universitario de Valladolid, donde ha sido ingresado, según ha confirmado un portavoz del Ejército de Tierra. El general sufrió un ataque al corazón el pasado sábado en Palencia y fue trasladado a Valladolid, donde fue intervenido ayer y se le practicó un cateterismo. Su evolución es favorable y su familia ha pedido que se respete su intimidad y se le deje descansar, según el mismo portavoz.

Francisco Javier Varela, nacido en Puertollano (Ciudad Real), de 64 años, fue nombrado nuevo jefe del Estado Mayor del Ejército de Tierra el pasado 31 de marzo, junto a los jefes de la Armada y el Ejército del Aire, a propuesta de la ministra de Defensa, María Dolores de Cospedal, y tomó posesión de su cargo, en sustitución del general Jaime Domínguez Buj, el 3 de abril.

Desde febrero de 2016 estaba al frente del Cuartel General de Alta Disponibilidad del Ejército, con base en Bétera (Valencia). Anteriormente estuvo al mando de la Fuerza Terrestre, de las Fuerzas Ligeras y de la Brigada Alfonso XIII de la Legión. Entre otras misiones internacionales ha participado en las operaciones en la antigua Yugoslavia (1992), Kosovo (1999) y Afganistán (2008).

これスペイン語のページですが、今年度から陸軍参謀総長に就任したフランシスコ・ハイバー・ヴェレイラ・サラス陸軍大将についてのニュースです。

スペイン軍はフランコ独裁政権期には各軍(陸海空)には参謀総長とは別に大臣がいて、Alto estado mayor、まあ高級参謀と訳すべきなのですが、この高級参謀が各軍の調整役的な役割を担っていたらしい。フランコ死後王政復古&民主化されて、今度はこの高級参謀がJunta de jefes de estado mayor、直訳して評議会参謀長かな?移行期のポストとして改めて新設されて、1984年以降は国防参謀総長に置き換えられて現在に至っているらしい。国防参謀総長はまた、偏りが生じない様に陸海空各軍出身者交代で就任する(他にはイタリア軍とかもそう)らしいですが、スペイン軍には大将に相当する階級が長く存在せず、おそらくNATO加盟後、自衛隊の幕僚長達同様各軍参謀総長達のみ大将待遇とされていたのですが、1997年に創設(陸海空それぞれGeneral de ejercito、Almirante general、General de aireだが、海軍将官階級の場合は准~大将ではなく、少~上級大将と訳した方がしっくり来るかもしれない。なお、アルゼンチン陸軍の大将相当階級が未だにTeniente generalとなっているのはこのスペイン軍の影響であろう)されて、それ以前に民主化以降各参謀総長に在任していた人も後追いで授与されたらしいです。

陸海空、それに国防の各参謀総長(1984年以前は前述通り参謀評議会議長)はフランコ独裁政権期は30年強実施されなかった事もあったけど、民主化以降は原則国会議員総選挙の前後に交代となる傾向がある様です。最近では前年の6月下旬に実施されたのですが、サラス陸軍大将は1952年8月15日(日本では終戦記念日です)生まれだからもうすぐ65歳、自衛隊だったらとっくに定年退官になっていますね。

スペイン軍は大尉になるまでの年数は他国軍とそうは変わらないが、中佐・大佐になるまでの年数がかなり長いのが特徴的です。このサラス陸軍大将にしたって、大尉昇進が1981年だから28-29歳の時でしたが、中佐昇進が1998年で45-46歳、大佐昇進が2005年で52-53歳です。将官(准将)に昇進したのが2009年(56-57歳)で、少将が2011年(58-59歳)、中将が2014年(61-62歳)の時だった。将官昇進後は旅団長、軽戦力集団司令官(2017年に組織改編により地域師団となる)、地上部隊(陸軍部隊の最高司令部)司令官を経て現職に就任したのですが、スペイン軍の中佐以上の定年って何歳なのでしょうね。中佐が53~55歳、大佐が58~60歳、准将・少将が60~63歳、中将が65歳ぐらい?かなり高いのは間違いなく、2016年秋時点で中将は陸軍が11人いるらしいですが、大佐以上の定年の高さが椅子取りゲームの激しさに拍車をかけているのでしょう。(なお、余談ながらロシア連邦軍も近年少将・中将が55→60歳、大将が60→65歳に定年引上げられたらしい。実際は必ずしも定年いっぱいまで務めているわけでもないようですが、旧帝国陸海軍だって平時は殆ど定年前に予備役となっていたし)

大将は各軍参謀総長ポストのみで、中将昇進後まもなく抜擢される例も珍しくない(米軍ではいきなり中将からは統合参謀本部議長、陸空参謀総長、海軍作戦部長、海兵隊司令官にはなれないのとは対照的であるとも言える)らしいですが、アルフォンソ・パルド・デ・サンタヤーナ・イ・コロマ陸軍大将(1998-2003年陸軍参謀総長在任)やマヌエル・リボリオ・ガルシア海軍上級大将(2008-12年海軍参謀総長在任)みたいに67歳まで在任した例もあるみたいです。スペインの国会議員任期は4年らしく、次の総選挙は遅くとも2020年には実施されるのですが、サラス陸軍大将も少なくとも2年は在任する事になるのでしょう。旧ユーゴスラビアやアフガニスタン等実戦経験も豊富な様ですが、組織改編したばかりでもある陸軍のナンバー1として日本同様女性でもある国防相(この人の場合は特に酷いエピソードとかは聞かないが、野田聖子氏同様体外受精経験者でもあり、所属政党が中道右派なのも自民と似ている)ともどの様な連携を取っていくか注目される所です。

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