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2017/04/02

おんな城主直虎の視聴率苦戦も日本民主主義の閉塞とリンクしてもいるのか

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12123-133927/

NHK大河ドラマ『直虎』、まったく話題集まらず!? 12%台低迷で「1ケタ陥落も時間の問題」

 

 

『おんな城主 直虎』(NHK)公式サイトより

 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(柴咲コウ主演/日曜午後8時~)の苦戦が続いている。初回は16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、史上ワースト4位のスタート。第2話は15.5%と下落し、第3話は14.3%とさらに下げたが、第4話では16.0%まで持ち直した。

 子役による演技が終了し、メーンキャストである井伊直虎(おとわ)役の柴咲、いいなずけの井伊直親(亀之丞)役・三浦春馬、幼なじみの小野政次(鶴丸)役・高橋一生が本格的に登場した第5話も16.0%をキープしたものの、第6話は14.5%と急降下。その後は、12.9%(第7話)、13.4%(第8話)、14.0%(第9話)、12.5%(第10話)、13.7%(第11話)、12.9%(第12話)と低迷が続いている。

 自己最低の12.5%を記録した第10話(3月12日)は、裏で25.2%の高い視聴率をマークした『2017WBC2次ラウンド 日本対オランダ』(テレビ朝日系)とバッティングしたため、同情の余地はあった。しかし、その後の第11話(同19日)、第12話(同26日)は、裏に強力なスペシャル番組があったわけではない。同時間帯で絶対的な強さを誇る日本テレビ系の『世界の果てまでイッテQ!』(同19日)は16.7%、『ザ!鉄腕!DASH!!』2時間スペシャル(同26日)は15.6%と、普段より視聴率がやや低調だっただけに、言い訳は苦しいだろう。

 昨年の『真田丸』(堺雅人主演)は、初回19.9%で発進し、20%超えこそ第2話の1回だけだったが、全話通じて高視聴率を維持。15%を割ったのは、わずか6回だけで、全話平均は16.6%と上々。おまけに地上波より2時間早く放送されるBSプレミアムの視聴率も、軒並み好調だった。

 それに比べ、『直虎』は明らかに不振といえるだろう。大河史上、ワーストタイとなった2015年の『花燃ゆ』(井上真央主演)の悪夢が早くもチラついてくる。『花燃ゆ』は初回16.7%でスタート。第2話で13.4%まで落ち込み、第3話で15.8%まで戻したが、第4話以降は最終回まで、一度も15%を超えることがなかった。途中5回の1ケタ台を記録し、終わってみれば全話平均12.0%、12年の『平清盛』(松山ケンイチ主演)と並んで、大河史上ワーストタイの視聴率となってしまった。

「ある意味、悲しいことではありますが、メディアも『直虎』の視聴率が低調であることに意外性を感じなくなったようで、もはや話題にすることすらなくなりました。『直虎』は、『花燃ゆ』同様、歴史上、主人公の知名度がイマイチで、視聴者の関心が低く、感情移入もなかなかできないのでしょう。おまけに、超豪華キャストだった昨年の『真田丸』に比べれば、キャストも弱く、数字が取れないのは必然といえます。NHKも、半ば諦めモードに入りつつあり、早くも来年の『西郷どん』に関心がいってしまいそうな気配になっています」(テレビ誌関係者)

 大河ドラマが放送されても、メディアやお茶の間でまるで話題にならないのは、なんとも寂しい話。『花燃ゆ』は第15話で初の1ケタ台を記録したが、これだけ注目が集まらない『直虎』の1ケタ台陥落も、時間の問題か?
(田中七男)

それでも、12話までの平均視聴率は14.4%だけど、20年近くワースト記録を保持していた花の乱の14.1%よりはまだ僅かに上回っていて、キムタクのA LIFE(14.5%)とも同じぐらいなんですよね。A LIFEも現時点で6話まで見てみて、100点満点なら60点そこそこかなあ、主役がキムタクじゃなかったら10%を僅かに超えた程度だっただろう(しかし、結局は彼主演の連続ドラマとしてはおそらく安堂ロイドに次ぐ低い数字となってしまった)ですが・・・・・・

キャストが弱い?まあ海老蔵氏の信長は正直かなり不安だし、A LIFEでも真田丸での活躍も記憶に新しい(?)高木渉氏(ジョジョでも兄弟弟子の森川智之氏と共演されていたけど、立て続けにドラマにも出演していて凄いじゃん!!今日90歳の誕生日を迎えた、師匠の勝田久氏も喜んでいるよ!!)とも親子共演を果たした築山殿役の菜々緒氏も正直イメージが固定化しつつあるけど、概ね良好ですよ。

だからこそ、今の所毎週見ているし、男か女かも拘泥するつもりはないけど・・・・・・・彼女以上に無名だった花燃ゆるよりはまだマシだけど、直虎だけで1年も引っ張るのは所詮無理があったのでしょうね。だからと言って、甥で養子の直政とのダブル主人公でも、関ケ原で真田丸と被っちゃうんですよね。真田丸もそのさらに一昨年の軍師官兵衛と被っていたのですが、軍師官兵衛の場合、関ヶ原で活躍していたのは息子の方で、黒田孝高は九州で活躍してましたからね。(真田丸も実際は40秒で終わったらしいが・・・・・)

本能寺の変が起きて数か月後に死んでしまった人ですから、高橋一生氏の「10話まで子供時代の話を描くべきだ。」な意見もあながち的外れではないのですが、「ステレオタイプ的な鼻っぱしの強い女の子」な幼少期の直虎のキャラでは余計難しかったでしょう。幼少期の脚色が視聴率の伸び悩みの大きな要因であるとも実際指摘されていますしね。

1991年の太平記は今見てもシリーズ屈指の名作ですが、その後琉球の風は馴染みが薄すぎて、残念ながら主演俳優の不倫(しかも、奥さんの乳癌闘病中に)が発覚してしまった炎立つも制作者と原作者サイドで揉めてしまった、花の乱も室町時代は司馬遼太郎氏の言う様なクズばかりの時代では決してないのだけど、前述通りであった。この様に成功したと言えたか、微妙な作品が続いたのも影響しているのですかね?1995年の八代将軍吉宗以降来年の西郷どんまでの24作中18作が戦国or幕末が時代設定の作品です。4年に3回の割合です。(2000年の葵徳川は、大坂夏の陣、家康死去後の後半は江戸時代前期における政治劇の様相を呈していましたが)1990年の翔ぶが如くまでだと28作中17作だけど、平安中期や鎌倉、現代設定の作品もあったし、90年代後半以降、題材がそれ以前に増して偏っている事が分かります。

そして2002年の利家とまつが悪い先例みたいになってしまったのでしょう。2006年の功名が辻以降、ほぼ隔年で女性が主人公になっているのですが、この大河ドラマにおける女性主人公の起用も、森友学園問題等閉塞甚だしい日本民主主義を反映している様にも見えます。小池、蓮舫、稲田、辻元、小渕、上西ETC・・・・・・女性政治家達の迷走が目立って、勿論彼女らもダメ(そう言えば、田中元大臣も利家とまつの放送開始直後に更迭されてしまったけど、丸川大臣もこの面々と比べればまだ全然マシに見える)ですが、もっと根本的にダメなのは女性という事で特別視して、政策や能力よりも人気や知名度を優先して、彼女らに実権を握らせてしまっているこの国の有権者達の意識です。

大河ドラマも50年以上続いて、しかし、聖徳太子(推古天皇)や大仏開眼(光明皇后&孝謙・称徳天皇)等短期集中として制作された例はあっても、1年という長い期間で扱いやすい題材は日本の今までの歴史の中でも限られてしまっていますから、やはり女性を必要以上に特別視して、特に2011年の江以降結局扱いきれませんでしたな作品が目立っています。直虎はまだそこまで酷い作品では全然ないのでありますが、この法則にしたがえば、東京オリンピックが題材な再来年のクドカンのそれは東洋の魔女と呼ばれた女子バレーボール選手とかが主人公なのか?昭和が時代設定の作品としては1986年のいのち以来33年ぶりで、天皇の交代も予定されている年に放送予定でもありますが、色々根本的な見直しとか真剣に検討すべき時期に来ていると改めて強く認識します。

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