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2017/04/06

スーチー叩きも右傾化している日本では余計必然的なのか(※4月15日に追記しています)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170406-39511107-bbc-int

ミャンマーは民族浄化をしていない スーチー氏独占インタビュー

BBC News 4/6(木) 12:14配信    

 

ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問は、同国西部ラカイン州でイスラム教徒の少数派ロヒンギャに対する人権侵害が相次いでいることについて、民族浄化ではないとの認識を示した。BBCとのインタビューで述べた。

スーチー氏は、民族浄化という言葉は「表現が強すぎる」と指摘し、国外に一時避難したロヒンギャの人々が住んでいた場所に戻ろうとするなら喜んで受け入れると語った。

インタビューで同氏は、「民族浄化が行われているとは思わない。今起きていることを言い表すのに民族浄化は表現が強すぎる」と述べた。

さらに同氏は、「多くの敵対行為があると思う。当局と協力しているとみられたイスラム教徒がイスラム教徒に殺されてもいる。あなたが言うような民族浄化ではなく、人々が分断されていて、我々はその溝を狭めようとしている」と語った。

ミャンマーはロヒンギャの人々を隣国バングラデシュからの不法移民だと考えており、国籍が与えられていない。公的な場での差別は頻繁に起きている。

2012年に起きた戦闘を逃れた多くのロヒンギャの人々が難民キャンプでの生活を余儀なくされている。

昨年10月に起きた国境警備隊への組織的攻撃で警官9人が殺害されたことを受け、軍はラカイン州で軍事作戦を開始。約7万人がバングラデシュに逃れた。

国連は先月、ミャンマーでの人権侵害の疑いについて調査すると発表した。軍がロヒンギャを無差別に攻撃し、強姦や殺人、拷問を行っているとして、非難の声が上がっている。ミャンマー政府は人権侵害を否定している。

スーチー氏がロヒンギャをめぐる問題について沈黙していると受け止められたことで、ミャンマーの軍事政権に長年抵抗してきた同氏の人権運動の象徴としての評判が傷ついたと多くの人々は考えている。

ロヒンギャ問題をめぐり、スーチー氏に対する国際的な圧力は高まっている。

しかし、今年初の単独インタビューとなった今回、スーチー氏は自らについて、マーガレット・サッチャー(故人・英首相)でもマザー・テレサでもないものの、政治家だと語り、ロヒンギャ問題については以前から質問に答えてきたと指摘した。

「ラカインで前回問題が起きた2013年にも同じ質問を受けている。彼ら(記者たち)が質問して私が答えても、人々は私が何も言わなかったと言う。単純に人々が求めているような発言をしなかったからだ。人々が求めていたのは、私がどちらかの共同社会を強く非難することだった」

スーチー氏は昨年10月の攻撃がなぜ起きたのか全く分からないとしながらも、ミャンマー和平の取り組みを阻害しようとする動きだった可能性を指摘した。同氏はさらに、ミャンマー軍がしたいようにふるまえるわけではないと語った。

しかし、スーチー氏は政府が依然として国軍に対する統帥権を取り戻そうとしていると認めた。現行の憲法では、国軍は政権から独立している。

スーチー氏は「彼ら(国軍)に強姦や略奪、拷問することは許されていない」とした上で、「彼らは出動して戦うことはできる。憲法にそう書かれている。軍事的なことは軍にまかされている」と述べた。

インタビューで同氏は昨年3月末に政権についてからの成果も強調した。

道路や橋の建設、電線の敷設への投資が、政権が最優先課題に挙げる雇用創出に役立ったほか、医療サービスも改善した。自由選挙も実施されるようになった。

政権がこのほかに取り組んでいる優先課題には、内戦状態がほぼ途切れることなく続いているミャンマーの和平実現がある。

また、軍事政権時代には国籍の取得を拒まれてきたロヒンギャの人々に市民権を与えようとしている。

近隣国に逃れたロヒンギャの人々についてスーチー氏は、「戻ってくるならば、彼らは危害を加えられない。決めるのは彼らだ。一部の人々は帰ってきた。私たちは歓迎しているし、これからも歓迎する」と述べた。

(英語記事 Aung San Suu Kyi: No ethnic cleansing of Myanmar Muslim minority/英語のインタビュー動画 Myanmar: Aung San Suu Kyi exclusive interview)

毛沢東は革命家ではあっても、政治家ではなかった。エリツィンは壊し屋ではあっても、改革者ではなかった。(むしろソ連末期のゴルバチョフ時代よりも腐敗や経済混乱ぶりが酷かった)自国にとどまらず世界にも多大な影響を及ぼすほどの指導者も、決められた役割があって、その役割を終えても退場しないと多大な浪費を伴う悲劇に見舞われるという事なのでしょうが、民主化運動のシンボル(つまりは孫文と似ているのかも?国軍司令官が一部閣僚を任命って、「それ逆じゃね?」と突っ込みそうになったけど、自国でなかなか思う様な政治活動が出来ず、寧ろイギリス等海外にもゆかりがあって、いざ政権取ったら軍部をコントロール出来てなかったのも重なり合うものがあるし)ではあっても・・・・・・・なアウンサン・スーチー氏率いるミャンマーはさあ果たしてどうなるのだろうか?

確かに、ちょっと調べただけでもロヒンギャ問題、本来敵だった筈の軍事政権ともコネがあった政商との癒着、正当な理由が乏しい「名誉棄損」での逮捕者続出ETC・・・・・・・民主化以降のスーチー氏にガッカリさせられてる人が出てきてしまっているのも無理もないのだろうという事も分かります。しかし・・・・・・・・・・

だからと言って、彼女を叩いている人達にも共感させられるのかと言うと、正直NOです。確かに、実態を良く知らないで慰安婦問題について日本を批判した事も決して褒められた事ではないです。しかし、これは今まで違う事は違うとハッキリ主張しないで、余計「日本は今までこの問題に誠実に対応してこなかった。」とも誤解されかねない、10億もドブに捨てる様な合意をしてしまった政治家を選び続けてしまった私達日本人にも多少は責任はあります。(私も、2012年衆議院選挙の時は自民に入れちゃったからあまり偉そうな事は言えないのですが・・・・・・・)

スーチー氏を擁護するつもりは全く無いです。事実上の国政最高責任者としての力量には私も疑問を持たざるを得ません。しかし、ミャンマーが中国に経済援助等頼りにしていて、親父も理由はどうあれ、太平洋戦争で日本を裏切ったから余計気に食わないのでしょうが、彼女を強く批判している人達は全てとは言わなくとも多くは右翼・保守思想の人達なのだろう・・・・・・・というのは偏見か?

しかし、中には政権握るまでの背景や経緯とか違うのに旧・民主党を引き合いに出している人も(ヤフコメ民に限らない。念のため)いますが、彼らって自国の悪い点も何でも良い様に見せようとして、自国の過去の失敗も、自国にも責任があった事は認めないで、自分達が気に入らない周辺諸国等のせいにして、歴史に真正面から学ぼうともしないのだから。

あの1943年5月の御前会議(イギリス領マラヤ、オランダ領東インド等を日本領とする?欧米各国による植民地支配からの独立じゃなくて?)で決められた方針についても、彼らの口から納得出来る様な意見聞いた事がないですし。(私が知らないだけなのかもしれないけど)確かに太平洋戦争は日本もそういう選択せざるを得ない立場に追い込まれた面もあります。マレーシアの国民がイギリスの酷い搾取故に日本軍を歓迎した事実や、今村均の様な有能な在地統治者がいた事、そして戦後のいくつかの国での独立戦争に参加した「勇者」がいた事も決して無視したりはしません。しかし、悪のファシズム国家、日本がアジア侵略に挑戦して正義の民主主義国家、英米に敗れたのも単純ですが、逆に都合の良い時だけ有色人種である事も強調して、美しい国、日本が悪の欧米列強の植民地支配から東南アジア各国民を解放したアジアの兄貴と見做すのもあまりに単純すぎるでしょう。そういう意味では、「中国人には言われたくないよ」でもありますが、王毅外相の例の「心の病」発言も、それ自体は別に的外れではない。

そうした病気にかかっているのは何も右巻きだけでなく、慰安婦や靖国問題等で日本を貶めてきた左巻きの人もベクトルは違えど、そうです。しかし、人によっては親父共々スーチー氏の存在自体認めたくないのだろうなあ、なんせ「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と言わんばかりに漢文授業も廃止しろと言っている人(その前に、自分の嫌いな国との確執とは何ら関係ないナウルやバヌアツをディスった事をいい加減謝罪したのかね?この人はでもあるけど)もいるのだからでもありますが、そんな右傾化甚だしい昨今の日本では、繰り返し言う様に「批判される事自体は当然」でもスーチー叩きも起きるのも全く必然的なのだろうなあとも強く思います。しかし、ミャンマーの人達も、民政移管は決してゴールではない、寧ろこれからが本当のスタートで、漸くつかみかけた民主主義を守る為にこれからも頑張って下さいですが、正直ミャンマーやスーチー氏よりもその民主主義の行き詰まり甚だしい我が国、日本の方が心配です。確実な物的証拠が無いのに、都民ファーストの都議選勝利の為の悪役が必要という事で浜渦氏が百条委員会での証言が偽証という事にされそうなのも異常で、もし小池都知事がスーチー氏の立場だったらミャンマーはもっと酷い有様になっているんじゃないか?でもありますが、安倍自民一強で、森友学園問題等(復興相も、無礼な態度取った記者も悪いけど、被災者の気持ちが分かっているのなら「自己責任」とかの弁は出ない)で揺れても変わらず、それに代わる選択肢がない絶望的な閉塞に陥っています。アベノミクスで景気回復継続期間の長さが戦後3位となっても、平成10年代のいざなみ景気以上に実感に乏しいし、「美しい国」なイデオロギーよりもまずはこれからも今まで以上に飯が食えるか、世界の中でも恥ずかしくない様に生きていけるかです。

【以下4月15日追記】

http://nationoflequio.hatenablog.com/entry/2016/07/12/225449

このブログでも批判されていた井本省吾氏は太平洋戦争で日本が東南アジア各国に迷惑もかけたのも認めてはいて、米露の勢力圏争いになっている、昨今のシリア情勢を見ても、そう思いたくなる気持ちも分からないでもないけど、井本氏も右翼・保守の「典型的な悪癖」と決して無縁でないとも言えます。このブログでの井本批判には私も共感させられた(特に「欧米人や中国・朝鮮人と同じ様に日本人も天使でないのである」には強く同感。朝鮮や台湾の近代化もそうだけど、恨まれる筋合いは無いながらも、それはあくまで日本の国益、「ジャパンファースト」の為にやった事である。どうして彼らネトウヨも含む右巻きって、先祖を英雄にしすぎるのだろうか。それも却って日本や日本人を貶める、日本国内でしか通用しない井の中の蛙な自尊主義に過ぎないのに)ので、勝手にですが、紹介させていただきます。

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