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2017/04/17

おんな城主直虎第15回感想

桜ももう茨城でもだいぶ散ってしまいました。そう言えばこのおんな城主直虎でも登場するのかな?直虎が死んだ前後より井伊家と深く関わる事になっていく秀吉が死んだのも京都・醍醐の花見を幼い息子、秀頼と楽しんだ直後の事で、あと3日後の4月20日でその419周年を迎えて、儚いけど、そうした儚さも日本的な美そのものであり、それにも惹かれずにはいられない・・・・・・・・来年の西郷どんのキャストも既に主要な役どころが決まっている様ですが、篤姫役が北川景子氏ですか・・・・・・・・イメージ的には主演だった宮崎あおい氏より彼女の方が近いかなあですが、演技力では・・・・・・・ですからね。まあ嫌いじゃないんで頑張ってほしいものですが・・・・・・・・・

今回は関東地区では視聴率14.4%でまだ何とか20年近くワースト記録を保持していた花の乱よりは平均視聴率を若干上回っている様ですが、第15回ですね。裏で寿桂尼や氏真と連携して色々良からぬ事を企んでいた一方、改めて・・・・・・ですが、「直虎への男としての特別な感情」もまだ捨て去り切れずにいたと思われる政次の微妙な心理描写が、タイトルとは裏腹に今回一番の見所だったでしょう。直虎らも、「ホントはあえて井伊家の為に悪役を演じているだけじゃないか?」という様な疑問も持っていた様で、真偽はともかくそう考えたくなる気持ちもまたわかります。しかしまた、政次は子供がいない事等も言及されていて、史実では2人いたらしいですが、その兼ね合いも今後どうなるのか?

史実との兼ね合いと言えば、直之も序盤は相変わらず直虎に反抗的な態度を取っていて、勿論史実でも朝忠共々最初から忠臣だったかどうかは100%の確信は持ちかねますが、直虎マンセーモードとなった領民達に次第に感化され、刺客に襲われた所をタイミング良く助けて男を上げた・・・・・・とまあ他の時代劇やドラマでも何度も見た様な「お約束」で、確かに良くない印象(実際某巨大掲示板でもこの反抗的な態度を良く思わない旨の書き込みもいくつか見られたが)こそ払拭はされましたが、面白みには欠けました。

その某巨大掲示板ではまた、「彼女を主人公とした、今川盛衰記ものを描いた方が良い線行っていたんじゃね?」な書き込みも見られましたが、終盤のヤマ場は寿桂尼と直虎との「政治的なやり取り」でした。日本史の教科書にもその代表例として必ず出てくるであろう分国法、今川仮名目録の解釈も大きなキーポイントでした。最後それまで満足に字も書けなかった領民達の必死の書状が決め手になって寿桂尼が譲歩したオチで、やはりやや竜頭蛇尾ではありましたが、その制定にも関わっていて、1553年(天文22年)の追加21条を根拠に反論した事もあった彼女相手に勝利を勝ち取ろうとした、男装姿の直虎のパフォーマンスは「それなりには」大胆ではありました。

氏真は最後の最後でやっと登場して、相変わらず遊びに夢中になっていたけど・・・・・・・・直虎よりも政次や寿桂尼の方がキャラ立ってるじゃんとも言うか、寿桂尼は表面上こそ真の大ボスな「おんな戦国大名」らしい威厳を保っていたけど、いざ彼女の立場に立ってみると、孫が頼りないから死んでも死にきれないよなあ・・・・・・・・・この時点で1565年(永禄8)となっていて、本編では触れられてなかったけど、三河一向一揆というピンチも脱して家康は東三河の平定も進めていた。かってまた、蒋介石は日本軍の侵略と共産党の抵抗をそれぞれ皮膚病と心臓病に例えて、そう言えばまた、森友問題とか北朝鮮の核問題で揉めているのに、決して誰でもなれる様な仕事なんかじゃない学芸員をガンとかディスった某大臣の失言も、いい加減自民学習しろよ(でも、ガソリーヌの、自民叩きありきな安倍総理への追及を見ていると、「これじゃあ100年経っても民進の政権奪回なんて無理だわ。」だとも改めて思う。統一地方選挙もその自民との相乗り勝利ばかりな様だし)でもあるけど、今川にとって家康は井伊家よりもはるかに悪性なウイルスで、放っておけばますます手に負えなくなる。決してのほほんと遊べるような状況ではなかった。

実際また、足利義政もそうだったけど、氏真は決して全く無能無策だったわけでもなく、この寿桂尼VS直虎のバトル直後、飯尾連竜を策略にかけて粛清していて、一方でその最期については色々異説もあるらしい。

今回は前述通り視聴率はやや持ち直したけど、性別すら異論がある直虎を主人公として1年その活躍も描くのなら、井伊家一門、特に直平や中野直由とも深いかかわりがあった可能性があるこの連竜粛清のくだりも絶対大きな山場の一つとせねばなりません。しかし、ジョジョ5部で荒木先生が意見の相違という事でフーゴを裏切らせず、途中退場(その後数作発表された各小説版ではその動向とか描かれたが)させた事と同様、「悲しい出来事が続いていた主人公一行にさらにムチ打つのは酷で、もっと暗ーいムードになっちゃうから・・・・・」と思ったのかどうかは知らないけど、天野氏討伐が目的という事になっていた直平の最期が、お茶を濁す様な曖昧な描写になってしまっただけに、結局は描ききれないで終わってしまうのだろうなあ、と言うかそもそも連竜も、直接直平に引導を渡した説がある嫁のお田鶴の方も登場自体有るのか?私が茨城県道169号旧道を走行した際茨城大近くで目にした祐養園碑・義公(家康の孫、光圀のこと)腰掛石を作った水戸藩藩士と同名同性の鈴木重時は登場するのかなあと思っていたらホントに登場しましたが・・・・・・

まあ前々回や前回よりはいくらかまた持ち直したかなあで、森下佳子氏も実績はあるのですが、直親役でもあった三浦春馬氏と八重の桜で主役張った綾瀬はるか氏のコンビだった某ドラマはイマイチだったし、今の所、役者陣は全体的に良好だからまだ毎週見ているけど、そういう連竜とか関わった(と思われる)連中との絡みとか楽しみだなあとか思わせるものに欠けています。江とか八重の桜とか花燃ゆるとかよりは全然マシなのですが、未だ支持率が70%もあるらしい小池都知事及びその取り巻き連中の迷走(だからと言って、私が東京都民ならば一緒に豊洲の風評被害を広めた共産党は勿論の事、自民にも票は入れませんが。無所属でも真の「都民ファースト」を実行できそうな人を探します)もそうで、旧社会党の土井ブームも結局線香花火に過ぎなかったじゃないかですが、「男尊女卑も勿論前時代的だけど、女性を特別視して、過大評価して無理押しする事の『愚かしさ』」を象徴する様な作品にはしてほしくないとも思います。森下氏には。

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