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2017/04/10

おんな城主直虎第14回感想

過去エントリーでは、「功名が辻以降原則隔年で女性が主人公となっているから、この分だと再来年のクドカンのそれは、東京オリンピックが題材らしいし、東洋の魔女が主人公となるのか?」と思いきや、ストックホルム・ベルリン・東京の3舞台に跨ったお話で、中村勘九郎氏とこの直虎でも家康役である阿部サダヲ氏のダブル主人公らしい。日本だけじゃなくて、韓国は元大統領逮捕、ブラジルも汚職や景気悪化等で罷免、ドイツは多文化主義云々の発言には「今更気づいても遅いよ!!」と突っ込みたくなったけど、移民政策が失政、ミャンマーはロヒンギャ迫害への対応等非難されていて、イギリスも7兆2千億もあるらしい、EU手切れ金どうするの?と世界でも女性政治家のダメっぷりがどうも目立ってきている様で、それゆえかどうかは知らないながらも女性主人公にこだわる方針を見直すつもりなのか?今後は。

民進離党を表明した某政治家も、もはやその日本の女性政治家の、悪い意味での代表格だけど、小池都知事をチャレンジ精神あふれるとか評価しているあたり、何故彼が今まで民進党にいたのか?も悪い意味で納得しましたが、さあ、本作の直虎はどうなるのか?領民達が井伊家の頭越しに徳政令を今川家に直訴する事にした様だけど、これ現代の会社に当てはめれば、例えば工場で何か製造をストップしなければいけないほどのトラブルに見舞われたけど、オペレーターや職長が製造課長を無視して、製造部長か工場長に直接報告する様なものだもんね。

後の士農工商でも表向きは商人は最下層で、ヨーロッパでもユダヤ人が嫌われていたのは根本的には選民思想なのでしょうが、商売に従事していた人が多く見られたのもあって、家康と同じ年に死んだとされるシェークスピアのヴェニスの商人(ちなみに私はこれお芝居でも見た事あります)でもいかに商人またはユダヤ人が嫌われていたかが良く分かるもので、これでは井伊家の面目丸つぶれだったのに、方久が領民達に拉致されてしまった。

その領民達や政次と裏でコネクトがあった禰宜の男・・・・・・・・彼のお仲間は同じ首長経験者でもある小池知事同様最近の「残念すぎる人で賞」候補となってしまっていますが、ダンカンさんじゃないですか!!他にも光浦氏やTKOの木本氏の姿も見られて、今回は桜ならぬお笑い芸人達が花盛りな回でもありました。まあ彼らは既に去年末にキャスト発表されていた様なので、尾野真千子氏を巡る恋敵でもあった高橋一生氏と対峙したシーンも見られたほっしゃんとか共々なかなか伸びない視聴率とかとは関係ないのでしょうが、お笑い枠多すぎだよね。

ただでさえ、本来当主になるべきな直政がまだ政治も戦争も分からない子供だったのだからなおさら協力して盛り立てなければいけなかったのだけど・・・・・・・・朝忠の方は最終盤転んで泥まみれになりながらも、直虎らに協力する様になっていったけど、直之の方はまだ相変わらずと言うか、頑迷でしたね。前回の感想でも話したけど、史実の彼らって反抗的どころかそれなり以上に家を盛り立てようと頑張っていた忠臣だった様なのに、何だか小池劇場みたいに女=救世主なジャンヌダルク、男=悪の抵抗勢力一派みたいに描いていてあざとい、「無理やり」感ありありでしたが、直之にも目が覚める時は果たしてやってくるのか?

今川家の方も、氏真は足利義政みたいに何もかも自分の思い通りにならなくてやんなっちゃっていたみたいで、いつお迎えが来てもおかしくない祖母の寿桂尼が何とか支えていた様ですが、川中島も、三河一向一揆も戦国大名としての今川氏をほんのいくらか延命させたに過ぎなかったよね。結果的に。彼女は政次とまた何か良からぬ策とか相談していた様ですが、要するに「ボタンの掛け違い」だよね?直虎から見れば方久を、彼も恩恵を得られる様に利用する路線に変更しただけの事だったのでしょうが、実現できるための具体的な方策とかがないのならば、最初から安易にポピュリズムな人気取りである徳政令の話はすべきじゃなかったという事だよね。(そういう意味では、今度の都議選の自民都議も、公約に個人都民税の減税を掲げているらしいけど、都民は小池氏だけじゃなくて蓮舫氏や山本太郎氏も政治家にしてしまっている様だから、ホントに下手すれば都民ファーストの会に負けてしまうぞ?まあ小池氏ご本人がどんどん自分で自分の評価を下げる愚行を重ねているし、仮に何とか騙せて勝ったとしても絶対長続きなんかしない、小池劇場は都民にはもの凄い空虚感しか残さない、「失われた〇年」とも評される竜頭蛇尾的な終幕を迎えると断言しますが)

まあそういう「主人公らが率先して頑張る姿を見せて、皆を納得させる」精神論的でもあるオチは「ありふれたもの」で特に意外性とかもあったわけでも無いし、ヤフコメではまだどちらかと言えば肯定的な意見の方が目立つ様ですが、残念ながら今回の話も微妙でした。視聴率は12.9%らしく、このペースではそろそろ20年近くワースト記録を保持していた花の乱を下回ってしまいそうですが、折角小和田哲男氏も歴史考証を担当されているのだし、実際ラブコメとも揶揄されている様ですが、変に現代ドラマ的な脚色にこだわらないで、そうした起用も活かせる脚色をしてほしい所です。

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