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2017/02/15

ロックマンクラシックスコレクションファンブック頂上決戦もレビューしてみる

FCシリーズ全6作を収録し、その上いくつかのおまけモードが用意されていた「ロックマンクラシックスコレクション」・・・・・・・まあ私は2~6のPS復刻版所有しているんで、ニンテンドー3DSでプレイできる環境でも購入とかは全く考えていなかったのですが・・・・・・・・「ファンブック頂上決戦」なる本を目にする機会があったので、拙文ながらレビューしてみたいと・・・・・

全収録6作のウリ(例えば史上最高傑作とされている2ならば、以降のなくてはならないお約束となったE缶やパスワード、次作3のラッシュの原型とも言える、「シタマエ!!」なサポートアイテムとか)を、ロックマンやライト博士、ロール等主要キャラの当時のイラストやボスキャラ紹介、そしてファンの人達のちょっとした思い出話等を交えながら「それぞれにある面白さ」を宣伝し、締めはチャレンジモード&ミュージアムモードと各種グッズの紹介で終わる・・・・・・かに思えました。

ここでちょっと突っ込んで言及したいのがその思い出話です。

>とら「(ロックマンについて)こういった、懐かしくも古めかしさを感じさせない要素が何度やられてもあきらめずにプレイできた理由かなぁと。」
>てんが「『ロックマン』はそういった縛りプレイをすることで楽しむことが出来ておもしろいですね!」


そうですね。シリーズの魅力を良く理解されていると思います。

>とら「Dr.ワイリーが憎みきれないキャラクターで好きです。」

9のEDの様な仕打ちも見られましたが・・・・・・・・

>志麻「(ロックマン3について)正直、クリアできませんでした!!!くっそ難しい!!悔しい!」


3がクリアできないなら、E缶がない1やラスボスがバブルリードしか効かない2、ワイリーカプセルが史上最強な7、E缶が廃止された8、ワイリーがラスボスじゃなかった・・・・・と思いきやなフォルテ、チャージショット&スライディングが廃止された9、ワールドシリーズも意識した10もクリアは無理でしょう。出来なそうなシリーズの方が多いね。6もボスよりもボスまでの道中の方が難しいと言っていたけど、ナンバリングシリーズでは5の次に難易度低かったでしょう。6って。あと、メットールDXってそんな可愛いかな?まあ主観の問題ですが・・・・・・・

>てんが「(チャージマンについて)「弱点である特殊武器が当てにくて」

確かにチャージマンは特殊武器無しだと5の8ボスでは最強ですが、その弱点特殊武器を近くで当てたらすぐポーズをかけるとまた発射できる様になるので、それを繰り返す事で楽に倒せるようになります。

>まさし「(ケンタウロスマンについて)攻撃方法も瞬間移動をしたり、時間を止めたりと、ほかのボスにはない斬新なもので」

やや細かいけど、時間停止はフラッシュマンとか過去のシリーズにも例があった様な・・・・・

グッズコーナーは、このブログでも以前触れたロックマンのポーズを自由に変えられるねんどろいどやデザインを差し替えられるファイヤーマンとアイスマンのタンブラーが目を引いて、こだわりとかは伝わりましたが、ここまで目にした時点でもこの本はまだ半分も終わってなかった!!次は何かなあと思いきや・・・・・・・・・・・

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-~%E9%A0%82%E4%B8%8A%E6%B1%BA%E6%88%A6~-%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4047340499


私は彼らについてはこの本を目にするまでは存在自体知らなくて「誰?」状態だったけど、えんもち屋はニコニコ動画で活動している実況グループで、志麻とやらは歌い手、とらとやらはツイキャス主らしい。幼馴染らしいえんもち屋は確かに君達ホント仲良いね~武者小路実篤さんの理想も地で行っているね~で、志麻氏ととら氏はそのえんもち屋の一人、そでやま氏共々イケメンだね~ですが、ロックマンという30年近く続いている名作アクションゲームを純粋に愛する人達にとっては彼らの職業や容姿なんか「どーでも良いのだ!!」(DIO風)でしょう。ならば、彼らはその名作ゲームを遊びつくした昔なつかしさとか思い起こされたようなディープなトーク等を繰り広げたのか?それは残念ながら「NO!!」でした。

正直真剣に読むのも失せてしまったと言うか、彼ら6人それぞれのグラビアまで中途半端に織り交ぜられていたけど、毒にも薬にもならない、ダラダラとした雑談なんか、1667円(税抜き)も払わせてまで不特定多数のロックマンファン達に見せつけるほど高尚なものだったのか?人通りの少ない公園とかで話してくださいですが、そんなわけないでしょう。

これぼったくりもいい所でしょうと言うか、特にえんもち屋は前述通り仲が良いのは結構な事で、その魅力を良く理解していた面々もいなかったわけではなかったのですが、残念ながらこの本を読んで、彼らの事をもっと良く知りたいとも思った事もなければ、彼らのロックマンにまつわる思い出に共感させられたとかも全く無かったです。これではアマゾンでも低評価なのも無理ありません。そのアマゾンのレビューではこの様な苦言を呈していた人もいましたが・・・・・・

「編集が悪いのか、出版社が悪いのか、企画したやつが悪いのか、カプコンが悪いのか、グラビアに載ってる彼ら主たちが悪いのか、それともこんな状態になるまで新作を買い支えなかったファンが悪いのか…そういう意味では、凄まじい問題提起を投げ掛けている良書であると言えなくも…いや、言えないだろう…これは。」


はい、軽く個人的な回答をしますが、一番悪いのは2の成功経験に囚われすぎて、そのシリーズに占める位置づけを必要以上に重視してしまっているカプコンとファン(勿論、後者については初期シリーズ及びその悪い意味での亜流な9・10を特別視していない人はこの限りではない)で、その次が編集と企画したやつだと思います。(えんもち屋らにはそんな責任はないと思う)特にこの時点で既にシリーズ30周年に近かったのに、カプコンは一体何がしたいのだろうか?つい最近も、某楽器自作バンドが2の曲をカヴァーしたらしく、勿論誰にも迷惑かけない範囲でならば人がどういう趣味を持とうと全く自由ですが、そういう話とか、平成も終わりに近づいている2017年現在もニュースになるという事は何か問題があるのではないか?ファンが3以降のロックマンに不満持っているという事でしょ?実際、ワールド4・5が出た時には、メガワールドも発売されて新しいロックマンに脱皮するチャンスもあったけど、結局そういういくつかのチャンスも色々ベクトルがズレていたりして潰してしまった。9・10も配信直後から私が指摘した通り所詮は2の亜流という限界をすぐに露呈した。現実問題、リアルタイムでFCシリーズをプレイした世代の人達だってどんどん年を取っていくのに、こういう半ば「イケメン好きホイホイ」である本が出る様では、このシリーズの未来も猶更明るいものではないでしょう。なお、岩本佳浩先生イラストの、ロックマンXの小説版も目にして、これも正直微妙な出来でしたが、また近日別途感想を述べます。

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