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2017/02/22

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第8巻「謎の男、夜露との決着やいかに?そして長男の帰郷!!」

古本屋回りめんどくさいし、アマゾンでブックオフで買った他の単行本よりも安い値段で売っていたので、そこで8巻買いました。結局。

まあそれはどうでも良く、史実の日本も1962-63冬は記録的な寒波に見舞われたらしい(63年の1月か2月か12月かは分からないけど)ですが、冒頭実際母が憲助の代わりに死んだ回想シーンが挿入されていました。そういう悲しい思い出があったからこそ、夜露がロックマン(岩男)だった事も余計すぐには信じられなかったのでしょうが・・・・・・・・今度は未だ目覚めていなかった康穂を放っておいて逃げる筈がないというのも計算の上で農薬で定助を殺す策に出た等確かにその執念の強さは伝わりはしましたが、定助もただ夜露を海に落とすだけでなく、自分の正体を知る為にもシャボン玉に声まで入れて、憲助とも会話できる様にした等ソフトアンドウェットってホント何でも応用効きますね。

そして憲助とも連携を取って夜露を追い詰めたのですが・・・・・・・最期はベタな捨て台詞を吐いて溺死した彼、ウルトラジャンプでリアルタイムで読んでいたある人は「死んだのは偽物で、モノホンは上手い事逃げたんじゃないか?」と言っていたけど、どうやらホントに死んだようで?キャラクター自体は「教科書的な、ありふれたマキャベリスト」で、正直キーマンにしては物足りなかった。と言うか、名前も身寄りのない別の少年から戸籍を奪って本名自体分からない謎だらけの人物だから余計そう感じたけど、その一方で・・・・・・・・

そう言えば、漫画担当が某芸能人と同じ幸福の科学信者でもある金田一少年の事件簿での、某事件の犯人(実写ドラマ化もされたが、島田荘司氏のネタをパクったのが発覚してしまった為かDVD化はされてないらしい)も母親が戸籍上死んだ事になっていたから真っ当な仕事が出来ず、貧困に苦しみながら犯人に被害者達への復讐方法を教えて・・・・・・な設定でしたが、そこまで悲惨ではなくとも、両親からの愛情や学校での友人達との共同生活とかとは全く無縁な、存在すら認められてなかった生い立ちを辿っていたのでしょう。実際岩男体質だったのもそんな生い立ちが反映されていたとも言えたのでしょうが、なりましたくだりも、一巡前(正確にはプッチが一巡させようとした途中でエンポリオに倒されて死んで、彼が望んだのとは違う世界が生まれたのだけど)の辻彩的ポジションのスタンド使いがいて、そいつに一巡前の吉良みたいにモノホンの夜露とそっくりの顔に整形してもらって、済んだら用済みと言わんばかりに殺したのか?スタンド能力を悪用して自殺とかに見せかけて。

いずれはこういう謎も明らかになっていくのかもしれず、権力とか名誉とかにこだわっていたのもそういう殆どの人間が「当たり前に」あるべきものを持たなかったまま大人になってしまった反動だったのでしょうが、一方でまた、つるぎはホント彼の事をそれなりに知っているなあと言うか、建築家のくせにてめー自身は特定に住処が無かったのも何という皮肉で、そう言えばまた、3部では花京院が悲劇の死の直前に子供の頃はスタンドの存在すら気づいてくれた人がいなかった孤独と、ホリィを救うという共通の目的を持った承太郎ら仲間達に出会った喜びを胸の中で語っていたシーンがありましたが、彼とは違い、他人はあくまで自分の野望を叶える為の道具とかしか見なしていなかった夜露はとうとう本当の自分の存在を理解してくれる仲間に出会えなかったまま死んだ。そんな彼の人生って果たして幸福だったのか?それしか彼の進むべき道は無かったのだろうか?ホントは岩になっていた時も誰か自分に気づいて欲しかったのではないか?出来の良い悪役だったと言えたかは微妙でしたが、まあこいつの事をもっと知りたいなあとか思わせたものもあったのは流石は荒木先生と言った所で、6部の結末とかもそうだけど、やっぱそういう所は凡百の作家とは違うよね。

彼に深入りしすぎたけど、実際彼が持っていた謎の果実、これが東方家の歴代の跡取り息子らが患う奇病を克服する鍵ともなりました。憲助は夜露の死体から「チンチン」の重要性を力説したかと思ったら、フルーツパーラーでパフェの食べ方を講釈しながら、事の本質を鋭くついた、良い果実を得る方法を説いた等つくづくつかみどころのない男でしたが、次のキーマンは間もなく帰国してきた常敏だった様です。彼も何か知っていそうだでしたが、つるぎもホントに9歳か?謎の果実を食べて奇病が治った犬とも名前をつけて仲良くなった辺り等年頃の子供らしい一面も見られましたが、家族に色々プレゼントしていたけど、特にクワガタに並々ならぬこだわりを持っていた常敏に近づこうとした定助の参謀役も結果的に務めた等大人にも引けを取らない洞察力がありました。彼が一巡前の早人やエンポリオの様な立場に追い込まれても、切り抜けられたでしょう。多分。つるぎの指示通りに上手く嗾けたかに見えた定助ですが、常敏はスズメバチを瞬殺させた等マジモードに。さあ、彼は果たして彼から新たな真実を聞き出す事が出来るのか?この8巻が発売されたのはもう約2年4か月前の2014年10月の事だったらしいですが、速く追いつきたいですね。

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