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2017/01/14

史上最強の巨人キラー、平松は今年こそは殿堂入りできるだろうが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000003-wordleafs-base

野球殿堂7不思議の落選を続けた星野氏、原氏、平松氏の殿堂入りはなるか

THE PAGE 1/13(金) 5:00配信    

 今年度の野球殿堂入りの表彰者が16日、野球殿堂博物館より発表される。すでに発表されている平成29年の野球殿堂入り候補者は「プレーヤー表彰」が16人、「エキスパート表彰」が14人の計30人。選出は「プレーヤー」は野球記者暦15年以上の記者、「エキスパート」は過去の野球殿堂入り者、表彰委員会幹事、野球記者暦30年以上の記者の投票によって行われ、共に3分の2以上の有効投票で、75%以上の得票を得た候補者が殿堂入りを果たすことになる。

 今年度の「プレーヤー表彰」の有力候補は、現・千葉ロッテ監督で、西武の現役時代には3拍子揃ったハイブリッド捕手として捕手の概念を変えた伊東勤氏(53)と、中日一筋で通算2480安打、歴代最多の487二塁打の記録を持つ“ミスタードラゴンズ”立浪和義(47)の2人。伊東氏の通算134盗塁は捕手の歴代最多で西武の監督としても日本一に輝いている。昨年度の投票でも伊東氏が172票、立浪氏が171票を獲得しており、今回は、共に当選の可能性が高い。

 それよりも注目は、監督、コーチ、審判の引退後6か月以上経過している者、プレーヤー表彰の有資格者だった者で引退後21年以上経過した者が対象となる「エキスパート表彰」だ。

 殿堂入りの“7不思議”と言われるような落選を続けていた星野仙一・楽天副会長(68)と、元大洋の平松政次氏(69)、そしてプレーヤー表彰で、選出されないまま2年前に資格を失っていた元巨人の原辰徳氏が、エキスパート部門で復活選出されるかどうかに注目が集まっているのだ。

 星野氏は、監督として中日、阪神、楽天の3球団に跨って優勝に導きながら、なぜか2年連続で落選していた。3チームで優勝を果たしたのは故・三原脩氏、故・西本幸雄氏と過去に3人しかいない。監督としての通算1181勝は、歴代10位の記録である。その三原氏、西本氏だけでなく、上位の9人全員と通算勝利数では13位の故・仰木彬氏も2004年に殿堂入りしている。実績だけでなく、闘将と呼ばれる強いリーダーシップなどファンに対する印象度から行けば、殿堂入りになんら不足はない。しかし不思議と票が集まらなかった。

 またカミソリシュートを武器に大洋ホエールズ(現横浜DeNA)のエースとして201勝を挙げている平松氏も弱小チームで記録した201勝という価値ある数字が評価されず、昨年度の投票では、平松氏が次点の70票、星野氏は69票で、それぞれ13票と14票が75パーセントの得票ラインに足りなかった。

 また原氏はプレーヤー表彰でエントリー最終年だった2015年には243票で、当選にわずか6票及ばずに落選した。ちなみにその年度の殿堂入りは古田敦也氏だった。

 巨人での現役時代の原氏の打撃成績は、通算1675安打、382本塁打、タイトルは打点王、新人王くらいで物足りないかもしれないが、伝統ある巨人の4番を務めたインパクトに加え、巨人の監督としてリーグ優勝7度、日本一3度に輝いている。それらの実績を踏まえると選出されても不思議ではなかったが、エキスパート表彰が作られてから、監督としての実績をプレーヤー表彰の選考基準に含むかどうかのガイドラインが曖昧となっていて、なぜか選ばれなかったのである。だが、今回、候補者となったエキスパート表彰は、監督、コーチ、審判の実績を讃えるものなので、もう、その部分での議論の余地はないだろう。

 エキスパート表彰は、メジャーのベテランズ選出を参考に過去に殿堂入りから漏れた功労者の掘り起こしと、監督、コーチとしてプロ野球の発展に多大な貢献をした人の殿堂入りを目的にして2008年に制定されたもの。過去9年の表彰者は、故・青田昇氏、故・江藤慎一氏、故・皆川睦雄氏、外木場義郎氏、故・榎本喜八氏のたった5人。2014、2015年の2年間は該当者がなかっため、投票に関する規約が変更され、投票の際の連記人数が3人から5人に増やされて、昨年度、故・榎本喜八氏にようやく光が当たった。
 
 エキスパート表彰の投票者は、過去の殿堂入り者、表彰委員会の幹事、記者暦も30年以上の記者と、選りすぐりのメンバーになっていて、プレーヤー表彰の投票資格者が345人に対して、エキスパート表彰のそれは120人と少ない。現在は、一人が5人連記で投票を行うが、75パーセント以上の得票ラインとなると、84、5票が必要となり、依然、非常に狭き門となっている。
 
 球界関係者の話によると「投票基準が明確でないので、“好き嫌い”が投票に反映されていて特に約30人の殿堂入り者の方々の影響が大きく、記者暦30年以上となると、毎年、大きく投票者の顔ぶれも変わらないので、なぜ、この人が落選? という事態が続くんです」ということらしい。

 それが野球殿堂7不思議を生むことになり、エキスパート表彰で複数の表彰者が出たことが過去に一度もないのも、その影響。今年度も、投票方式、規約に関しての見直しが行われておらず、昨年度選出された榎本氏の票が、新たな候補者となった原氏に流れ、また昨年度に63票を集めた権藤博氏(70)も有力の候補のため、ひょっとすると、今回も票が割れて、星野氏、平松氏、原氏の3人が同時に選出されることは難しいのかもしれない。
 殿堂入りの権威や、選出の価値観の多様性は必要だと思う。だが、そこに候補者の功績をそっちのけに投票者の個人的な価値観が、あまりにも大きく影響を与えるのだとすれば、野球ファンは納得しない。
 それに光を当てねばならない過去の功績者は、まだまだたくさん残っている。
 
 発表は16日だが、また殿堂入りの7不思議が続くようならば、野球記者クラブ内だけの記者に限られているような投票資格者のあり方を含めて殿堂入りの選考方法の見直しがより活発に議論されることになるだろう。

(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)

何だか平松氏については「堀内が選ばれているんだから」とか「巨人と大洋の差」とか言っていたコメントが見られましたが・・・・・・・・・そう言えば某巨大掲示板でも「一番ショボい200勝または2000本安打達成者を挙げるスレ」(だったっけか?)でも投手は堀内を挙げるレスが多く、まあそんな不毛な議論している連中の方が・・・・・・・・とも思いますが、堀内氏が13年連続2ケタ勝利を挙げていた1966~78年、防御率がリーグ平均以上かつ、先発登板試合数16以上の相手チーム投手、つまりエース格投手とだけ先発または他の登板投手よりもイニング長いロングリリーフとして登板し、投げ合った時の成績を日本プロ野球記録というサイトを参考に調べました。以下のエクセル様式でまとめたのですが、見ていただきたい。

「horiuchi_and_other_aces.xlsx」をダウンロード

堀内否定派の意見でよく聞くのが、「ONを中心とした打力も守備力も優れた野手メンバーが揃っていて、かつONと対戦しなかったからあれだけ勝ったのも当然だ。」とかですが、こうして見ると、エース格との投げ合った試合での平均援護点が巨人の平均試合得点を上回ったのは1966・67・71・74・76年と5回にとどまって、いつもよりは援護をもらえなかった年の方が多かった様です。まあ、いくら共通の苦手投手が殆どいなかったON(1974年をもってNの方は引退したが)とかいくらレギュラー野手が曲者ぞろいでも二線級以下はともかくとして、エースクラスはそうそうは打てない。1969年なんか巨人の平均得点よりも1.55点も下回っていて、3点少ししか援護してもらえず、7勝8敗と負け越してしまっていました。

防御率も1968と70~74年は全登板のそれより良く、特に68年は0.57も良かった。また70年も1点台で、ベストシーズンの1つとして挙げられるであろう72年の反動で不振に陥った73年も全登板4.52よりは0.49良い数字を残しています。74年まではまた、エース格との投げ合いで延長戦まで8回投げており、70年7月31日の阪神戦等それでもサヨナラ負けを喫した事もありましたが、75年以降は打高投低傾向が顕著となっていたのを考慮しても劣化が目立ちます。

75年から順に4.37、4.82、4.41、4.01ですが、3.79、3.96、4.58、3.54で全登板のそれはエース格との投げ合いで、二線級以下投手とのそれよりも打ち込まれる事が多くなっていたのが分かります。特に同世代のエース達との対決では対江夏が10勝8敗、対松岡が8勝8敗、そして対平松が3勝7敗と、ヤンキース王朝史上最高の生え抜きエースであろうホワイティ・フォード氏もライバルだったインディアンスとホワイトソックスに所属していた故アーリー・ウィン氏との投げ合いでは負け越してしまったらしい(通算ではイ軍にもホ軍にも大きく勝ち越しているのに)ですが、やはり史上最強の巨人キラーだった平松氏との相性が良くなかった様です。彼らも含めたエース格との投げ合いでは84勝63敗の勝率.571で、同じ期間の951勝668敗だった巨人の勝率.587よりはやや劣りますが、1967年には数か月以上二軍落ちしていた時期もあったし、このエース格との投げ合いでの援護点と防御率だけを見ても、援護に恵まれていたから勝ち星が伸びたとは必ずしも言えない事は分かるでしょう。

早熟型だった堀内氏と史上最強の巨人キラー平松氏、どちらかが上かと言えば、それは平松氏でしょう。同じ200勝なら、弱いチームで達成した方が価値があるのも理解はできます。しかし、堀内氏も・・・・・・・・・まあノーヒットノーラン&3本塁打は優勝が決まった後の消化試合でやった事だと500歩譲って差し引いても(それでも十分すごいが)、日本シリーズでも通算最多登板、通算最多投球回数、通算最多勝利等の記録をいくつも保持しているし、2年連続MVPにもなっています。落合氏みたいにレギュラーシーズンでの成績は超一流でもポストシーズンでは目立った活躍が出来なかった人だっていますが・・・・・・・・

ヤフコメ民の言う事に「それは違うんじゃないの?」と一々突っ込んでたらキリがないのは分かっているつもり(だから、例えば「太平洋戦争はアジア解放の為の聖戦」だとか悪い意味で何言っていたか分かる記事なんて最初から見ない)だし、別に堀内氏の信者じゃないけど、平松氏にはないポストシーズンでの活躍も見られたのに、殿堂入りしているかしていないかの差を半ば単に所属していたチームが強豪だったか否かとか断ずるのは全くフェアじゃないし、的外れでしょう。どうも彼らは韓国の事も関係ない記事でも叩きたくてしょうがない様ですが、この記事も同世代ではあるけど、そもそも堀内氏について一言も触れてないのに・・・・・・・明らかに勝利数とか表面上での通算成績で劣っているのならまだしも、そんな堀内氏とどっちが上かとかの比較なんか全く抜きにしても、平松氏も間違いなく時代を代表する大エースだという事は、別にヤフコメ民がどや顔で強調しなくたって分かる人は分かる事です。今年こそ多分きっと殿堂入りできるでしょうが、他の2人も星野氏はやや微妙だけど、原氏は現役時代の成績が平凡って、たまたま巨人に川上・長嶋・王と続けてレジェンド級が入団(しかも長嶋・王両氏は他の球団に入団する可能性だってあったし)したからそう見えるだけの印象論でしょ、あのヤクザに一億払った件は擁護しかねるけど、WBCで優勝監督になったのと、2度のリーグ3連覇等巨人第四期黄金期をもたらした監督としての実績を加味して、殿堂入りさせてあげても良いんじゃないかとも思います。

【以下1月16日追記】

平松、星野、伊藤各氏が殿堂入りした様ですね。星野氏については、「野村の遺産」コメントが目立ったのも、全く悪い意味で「ああ、やっぱり」でしたが・・・・・・・まあ「関根さんが~」云々等の広岡氏の発言は、嫌いな人間の事は私怨も半ばむき出しにしてボロクソに貶す様な人だから100パー鵜呑みには出来ないけど、それを言うならばノムさんだってヤクルト時代は確かに彼の活躍とチーム戦績はほぼ比例していたし、育てたのも大きな功績の一つだったのでしょうが、古田氏以外にも広沢氏(1995年に巨人に移籍したが)や池山氏等監督就任前に主力となった選手だって何人かはいたし、伊藤氏や岡林氏等杉浦氏を酷使した鶴岡親分の悪い点をも受け継いで潰した事(大沢親分もこの点はノムさんと同じで、木田氏も工藤氏も短期間しか活躍できなかった)あったし、阪神だって、矢野氏みたいに前監督の時に移籍した選手や、今岡氏みたいにノムさんとはソリが合わなかった選手だっていたでしょ?でも、「〇〇の遺産」云々言っている人達って、日米通算とかと同じ。自分達に都合の良い面でしか見ないで無責任にものを言う。何度も言う様に、ホントに遺産に頼らなかった人なんて、せいぜい鶴岡親分と西鉄時代の三原修氏ぐらいなんじゃないの?それなら他にももっと評価されていい人いるでしょ?あなた達はそういう人達の事なんて興味ないのだろうけどですが・・・・・・・・星野氏にも決して欠点が無いわけではないし、殿堂入りに積極的に賛成するほどまでではないですが、たとえ遺産だとしても、そういうのも、主力選手のやる気を引き出してある程度以上上手く使った結果、他に2人しかいない3球団で優勝した監督になったのもまた事実でしょうに。(そうした勢いがあまり長続きしなかったのもまた事実だけど)「〇〇の遺産」の〇〇に入るべきなのは100歩譲っても、自身もホントに全くそういう遺産に頼らないで勝ってきた監督だけです。勿論メジャーでもそんな監督はごく少数しかいませんが。やっぱ原氏と立浪氏は今後も厳しいだろうなあでもありますが、今回は取りあえずもうこれくらいにします。殿堂入りされた諸氏方々おめでとうございます。

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