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2017/01/29

ジョジョ8部ジョジョリオン感想-第6巻「女装した少年から見る東方家の宿命?そしてさらに登場、謎の建築家」

ジョジョ8部ジョジョリオン第6巻感想です。

康穂はいつの間に地下の建物に連れ去られて、東方家の敷地にある建物でもあったそこには眼鏡とか草履とか昔に作られた置物があった。額縁に収められていた、自動車の絵も見られて、そこには「昭和十二年(西暦では1937年) 東方憲助」とも書かれていたけど、7部では1831、もしくは1832年だったのがジョジョによくある「矛盾」(他には「大人はうそをつきません・・・・・・」の釈明でも有名なツェペリの子孫の有無や3部の時代設定のズレ等か)かそれとも単なる設定変更か8部では1846年生まれとされている初代は既に1931年に亡くなったとされているので、2代目か3代目のサインだったのでしょうね。

まあそれについてはこれ以上深く突っ込む事ではないですが、そこにいた女の子、つるぎは4代目憲助の孫娘・・・・・・ではなく、孫息子だった。女装していたのは魔よけの為と発覚直後はまだお思ったほどは訳ありな事情を感じさせる理由は語られていなかったけど、もう少し経って本巻最後尾の方でもっと突っ込んでそうした事情を改めて語らせた等伏線張りと回収の巧さは流石ベテラン作家のなせる業と言った所ですか。

そうした特殊な「大人の事情」の下育っていったからなのか、まだ9歳の子供ながらも康穂が東方家の「秘密」について探っていて、それは彼女自身が自分が何者だから良く分からないから似た様な本質を持っていた定助に余計興味を持った心の投影故であると見抜いた等子供らしかぬ鋭さを見せた。「こいつ只者じゃないか。将来の大器か?」とか思わせるものはありましたが、勿論康穂にはそんなつるぎに感心する余裕なんてありません。と言うか、確かにつるぎが指摘した通り、常秀の様なねじ曲がった人格の持ち主にミョーに気に入られていた点は一巡前の康一に似ていましたが、家庭環境は特に確執とか描かれていなかった彼と比べて悪く、家庭に安住の場所を見いだせていなかった様である。

洋楽好きでもある荒木先生の趣味にスタンド名等が反映されているのも言わずもがなですが、今回の元ネタは大橋純子氏の某アルバム?つるぎのスタンドはペイパー・ムーン(正式名称はペイパー・ムーン・キングらしいが)と言って、対象人物の人や物に対する認識力を失わせる、これまた厄介なスタンド能力だった様ですが・・・・・・・・これ書いている時点ではまだこの6巻までしか読んでないけど、4部でも由花子や玉美、彩、吉良との対峙等で康一の成長ぶりがたびたびクローズアップされていた様に、今回のこの8部でも、6巻とおそらく次の7巻は家庭環境に恵まれず、自分が何者なのか?どう生きていけば良いのか?分かっていたつもりで定助やつるぎとの出会いがなければ分からなかったままだったのであろう康穂の成長物語となっていた感があります。

実際親子喧嘩しただけでなく、あのお漏らしもかなり生々しいものがあったけど、常秀にレ〇プされかかったり、警官に助けを求めた筈がチンピラどもに拉致られそうになったりと受難が続きましたが、それも康穂が自分と向き合い、自分が何者か自分のこれからを見出していくための「必然的で大きな試練」の一つだったのでしょう。

こうなったら取りあえず、彼女に悪意があったわけではなかった様でもあるつるぎに助けを求め、またしばらく彼女と一緒にいるしかなかったのですが、前述のつるぎが女装していた事情、代々家の長女か長男が皮膚が石みたいになる奇病に侵される事が判明したのですが、初代憲助が7部でスティールボールランレースに参加したのもそんな「逃れられない宿命」と関係していたのか?東方家にはまだまだ沢山秘密が隠されていそうだぞ?でもありましたが、精神的ストレスで疲れて寝付いたと思ったら、長髪イケメンの20代後半と思われる男が突如侵入してきた!!彼の名は八木山夜露という、何とも風流な(?)名前で年齢は28歳、職業は建築家の事ですが、8部の露伴的ポジションなキャラなのかな?アーティストとして独特の美学を持っていて、じょうすけの名の付くキャラとは相性が悪い(実際、定助の記憶が戻ると都合が悪い旨の発言をしていた)と実際露伴と似ている点もあるのですが、その反面住所を明かさなかったり、一番大切なのは彼とは真逆な社会的名声であると明言したりと異なっている点も見られました。

いずれにせよ、どうやら遠距離型でパワーはあまり強くないとかとも分析されていましたが、ついに康穂はスタンド能力を発現した様だし、敵とだけではなく、良好だとは言い難かった家庭環境に身を置いていた自分との「壁(某国某大統領も本気で隣国との国境に作るつもりらしいが)を破る為の戦い」が始まった様です。さあこの大勝負の決着やいかに?

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