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2016/08/08

イチローついにMLB3000本安打達成、そしてA-RODは・・・・・・・

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6210310

イチローが涙 祝福してくれたチームメイトに感謝「あんなに喜んでくれて…」

デイリースポーツ 8月8日(月)10時6分配信    

 「ロッキーズ7-10マーリンズ」(7日、デンバー)

 マーリンズのイチロー外野手(42)がロッキーズ戦でメジャー史上30人目の通算3000安打を達成した。大台まで1本としていたイチローは「6番・中堅」で8試合ぶりに先発で出場し、七回の第4打席で右越え三塁打。メジャー16年目、通算2452試合目でアジア出身選手では初となる偉業を成し遂げた。

【写真】イチロー122年ぶり偉業も「42歳とかほっとけや、やかましいわ!」

 敵地ファンはイチローをスタンディグオベーションで祝福。さらに、マーリンズの三塁側ベンチからは仲間たちが走り寄り、祝福のハグ。イチローは感激の表情を見せた後、ヘルメットを取って球場全体を見渡しながら感謝の意を表した。イチローも感極まったのか、サングラスの奥には涙が光っていた。

 会見したイチローは「達成した瞬間、あんなにチームメイトが喜んでくれて…」と仲間に感謝。「僕が何かすることによって、僕以外の人が喜んでくれることが、今の僕にとって何より大切なことだと再確認した」と語った。

http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=1101&position=OF


ついにですね。まずはあえてネガティブな話からしますが、イチローは「NPB時代は間違いなく『天才』、MLB時代は『過大評価だけど、その点を差し引いてもレジェンド』」なのが自分の基本的な認識です。

何故過大評価なのかと言うと、主に以下の点が根拠です。

10年連続シーズン200本安打は、四死球での出塁も犠牲にした極端な打数の多さによる所も大きい。極端な話、2002年と2009年以外は打率2割台でも達成できた。戦後の主なヒットメーカーであるロッド・カルー、ウェイド・ボッグス、トニー・グウィンらと比べて全盛期は1年あたり80~120打数も多い。

②2004年にシーズン安打記録を破られたジョージ・シスターもそうだったけど、NPB時代と比べると打率に比して出塁率が伸びず、2015年シーズン終了時点で0.042しか差がなく、生涯打率.237だったアダム・ダンとかよりも低い。

③しかし、その打率も5000打数以上到達以降、ピークの2009年の.3328と比べ、2015年シーズン終了時で.3135だから0.0193も通算打率が落ちており、これはおそらく山内一弘みたいに異なるリーグに移籍して低打率に苦しむようになったアルバート・プホルスの次に激しい落ち込み。(しかし、これについてはNPBでも長嶋茂雄みたいに早くから超一流レベルの活躍をしてきた人はどうしても高い通算打率を維持しづらいし、イチローは既に40歳を超えている事も考慮しなければいけない)

④上記HPに色々載っているけど、主なセイバーメトリクスではBABIPやBsR等一部を除いて、能力的に平均か平均よりやや上な程度の指標が多い。特にwOBAは3000本安打クラブの中ではワーストクラス。


主にこの点で、他にも長打や打点の少なさ、そして内野安打の多さも特にアンチの人達から指摘されていて、打点の少なさがオジー・スミス(彼はルイス・アパリシオ等共々守備だけでも殿堂入りできる実力がありましたが)だったのは正直「そんな少ないの?」で、今シーズンも多いとは言えませんが、それはちょっと批判には当たらないと思います。内野安打については、タイ・カッブの某名言も知らないのかなあでもあり、確かにランナーが2塁にいる時なんかホームに帰れない可能性があるから、そういう意味ではやりづらいだろうし、デレク・ジーターとか他の主な名選手達と比べてもMLBでも内野安打の割合は多いですが、出塁できれば取りあえずは良いじゃんでしょう。

そしてイチローが評価されなければいけない根本的な本質は、彼の挑戦直後から他の有識者達からも指摘されていたけど、それまで薬物を使用してまでも本塁打等大打ちにこだわっていた「ベースボール」のMLBに、走塁も含めた小技も積極的に駆使したスモールベースボールである「野球」を改めて売り出し、そういうのも大事なんだよと大きく周知させ、MLBの歴史に大きな1ページを開いた事です。単に日本人選手は一流投手だけでなく、一流野手もMLBでも通用するんだという事を証明したとかの次元の話ではないのです。悪く言えば、安打数と打率(と盗塁数もか)が良くも悪くも目立ってしまう様なスタイルへの転換を余儀なくされてしまったのかもしれませんが、やはり本塁打へのこだわり等葛藤もありながらもチームプレーの為に中距離打者へと転換していった松井秀喜ぐらいでしょう。挑戦した日本人野手で彼と成績が比較出来る人って。

そういうシーズン連続200本安打とか彼がMLBで打ち立てた記録は表面上ほどの価値があるのかマスコミ報道とかに惑わされず、客観的に注視しなけれないけないとも思われますが・・・・・・・日米通算も、あくまでそれは参考記録であって、NPBかMLBまたはKBO、メキシカンリーグ等一方の国のリーグで達成したような扱いにも賛同はしかねますが、今まで第一線で活躍し続けてきた証左にはなる。たとえイチローの日米通算安打がマイナーでの数字も足したピート・ローズの通算安打記録にはまだ及ばない、世界記録ではないにしても。これは黒田博樹の日米通算200勝(正直彼もここまでやるとは思っていませんでした。110~120勝、防御率は3.80~4.00程度のキャリアで終わるだろうと思っていました。もし私がドラえもんにタイムマシンで15年前、2001年の日本に連れてってもらって、15年前の私に「松坂大輔は結局けがに苦しんで、ダイエーからソフトバンクに変わったホークスでも全く活躍できてないけど、黒田は日米通算ながらも200勝したんだよ。」と言っても、前者はともかく、後者は絶対すぐには信じてもらえなかっただろうであります)も同じですが、たとえ上記①から④がホントに事実だとしても、27歳でMLB挑戦して、MLBだけで3000本安打を達成した事も事実なのだからやはり彼はレジェンドです。長々と述べましたが、おめでとうございます!!

一方で、この様なアナウンスも・・・・・・・・

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010625871000.html

ヤンキース アレックス・ロドリゲスが現役引退を発表

8月8日 1時53分

大リーグ史上4位の696本のホームランを打っているヤンキースの強打者、アレックス・ロドリゲス選手が、今月12日の試合を最後に現役を引退することを発表しました。

これは7日、ロドリゲス選手が本拠地ニューヨークのヤンキースタジアムでの記者会見で明らかにしました。
この中で、ロドリゲス選手は、今月3日に球団のスタインブレナー・オーナーから12日に本拠地で行われるレイズ戦を最後に選手契約を解除したうえで来年末まで若手の指導に当たる球団の特別アドバイザーへの就任を要請され、これを受け入れたことを明らかにしました。
ロドリゲス選手は「大好きな野球とヤンキースに別れを告げなければいけないつらい日だ。まだチームの勝利に貢献できると思うが、球団の決定に納得している。大リーグで22年間もプレーできるとは思わなかったし、家族やチームメート、ファンに感謝している」と時折、目頭を押さえながら話しました。
41歳のロドリゲス選手は1994年にマリナーズでデビューし、レンジャーズを経て2004年にヤンキースに移籍しました。パワーと技術を兼ね備えた強打者で、これまでに史上4位の通算696本のホームランと現役選手の中では最多の通算3114本のヒットを記録していますが、2013年に禁止薬物を使用したとして大リーグ機構から2014年シーズンの全162試合とプレーオフの出場停止処分を科され、昨シーズン復帰していました。

そのイチローやジーター、プホルス、それにジム・トーミ等は将来の野球殿堂入りはまず確実でしょう。このA-RODも数字だけ見れば・・・・・・なのですが・・・・・・バリー・ボンズやロジャー・クレメンス等がかなり黒に近いグレなのに対して、彼の場合はマニー・ラミレス共々明らかに黒なので殿堂入いの可能性は低いかもしれません。2004年にヤンキースに入団して、ワールドシリーズ(世界一)進出がたったの1回だったのもちょっと計算合わなかったよねですが、殿堂入りの是非はまず置いといて、A-RODにもこれからはフロントまたはコーチとしてマリナーズやヤンキース、引いてはMLBに恩返しして(しかし、セーフコではブーイングを受けていたという)いただきたいものです。お疲れ様でしたですね。

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