台湾軍(二級)上将が8人に
http://www.storm.mg/article/123334
http://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/1750738
まあ今更な感もありますが、台湾(中華民国)国防部は国防部長(国防大臣)に近い上級幹部に文官の軍政副部長と二級上将(大将)の軍備副部長、そして中将(かっては二級上将指定職だった)の常務次長2名がいる様ですが、今年5月より現役の海軍二級上将な李喜明が就任し、制服組にも充てられる様になった様ですね。
好事魔多しとはこの事なのか、台湾海峡で今月初めに誤射事件が起きてしまったらしいですが、これで国家安全局局長(二級上将相当職だが、現任者は中将で退役していた)と総統府戦略顧問を含まない現役上将は8人になりました。李登輝政権時より将官の人数を698→292人まで減らしてしまったらしいですが、軍部の不満もあるだろうし、民進党への政権交代でさらに増してきているであろう中国の脅威への対応とかの他にもそういうのも宥める意味合いもあるのか。
中将は中国語版wikiによれば憲兵司令を含んで35人まで減ったらしいけど、将官数が292人よりももっと減っているかもしれない。しかし、以前度々見ていた台湾将軍のサイトもパスワード制になってしまって見れないからそこまではちょっと分からないですね。副参謀総長(執行官兼任以外の2名)は二級上将、参謀次長や各軍軍官学校校長とかは中将のままでも良かっただろうと言うか、必要以上にポストを降格しすぎな気もしないでもないけど、前回政権握った時に一時検討されていたらしい、上将の一・二級分離廃止及び准将の新設話もまた浮上するのですかね?自衛隊でこんな将官削減なんかやったらまず発狂される事間違いなしでしょうが・・・・・・・・・
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