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2016/05/15

メキシカンリーグとキューバリーグについてその1

最近、NPBのプレーオフはどの様に改善されるべきか?を考える参考として、世界の野球リーグにも興味を持っているのですが、ちょっと調べて特に印象に残ったのがメキシカンリーグとキューバ野球リーグですね。(メキシカンリーグは、特に一昔前まではチームによって試合数が若干異なっていた事に注意されたい)

まずは前者ですが、メキシカンリーグは1955年に6球団20回総当たりの120試合制となり、1963年には7球団22回総当たりの132試合制、1964年にはNPBのセリーグ・パリーグ同様、8球団20回総当たりの140試合制となった様です。その後1966年には2シーズン制となった様です。

しかし、1年で取りあえず(詳細は後述)廃止され、この時点で8球団存在したのですが、1967年には20回総当たりの140試合制、1969年には1956年のパリーグ同様22回総当たりの154試合制となったのですが、この年が最も試合数が多かったシーズンだった様です。

MLBで東西2地区制が前年導入されたのにインスパイアされたのか、1970年には南北2リーグの10球団制となり、1971年には12球団、1972年には14球団と続けて球団数が増えました。くしくもNPBは巨人が連続日本一を続けていた一方、黒い霧事件で揺れていた時です。

メキシカンリーグの改革はさらに進み、この年はパリーグも2シーズン制を導入しましたが、メキシカンリーグはリーグをさらにそれぞれ2つずつの地区に分け、異なる地区同士の1・2位のたすき掛けプレーオフが開催され、その勝者同士でリーグ優勝を決める様になった様です。1979年には両リーグ20球団、15回総当たり135試合制となり、1980年は、まず100試合程度の予選リーグ戦を行い、基準がわからなかったけど、北部リーグは西地区の1~3位チームと東地区の2位チーム、南部リーグは西地区の1・3位チームの計6チームが40試合弱の決勝リーグ戦を戦った様です。勝率は予選リーグ戦で.525のサルティーヨ・サルペメーカズがリーグ優勝した様ですが、決勝リーグでの28勝11敗の貯金17を上乗せしても22で、南部リーグ東地区1位のプエブラ・パロッツの38には及ばなかったのですが、下位チームへの救済措置とかだったのでしょうか?1952年のパリーグに似ているかと思いきや。

翌1981年には16球団に減らされ、各リーグ18回総当たりの126試合制になりました。そして1983年には地区制が廃止され、17回総当たりの119試合な予選リーグを戦った後、上位4チームが18試合の決勝リーグを戦ったと今度は1952年のパリーグに似たルールとなりました。しかし、やはり下位チームの切り捨てな批判があったのか、1984年からはプレーオフが復活し、上位4チームのトーナメント形式となりました。しかし、北部リーグ3位で勝率.509のシウダド・ホアレスと南部リーグ4位で勝率.560のレオネスデユカタンのリーグ優勝決定戦となり、後者が優勝と、いきなりそのルールの不備さを疑う様な結果となってしまったと言えたかもしれません。

1986年には130試合制、1987年には14球団、18回総当たりの126試合制となりましたが、プレーオフに出られたチーム数は変わらなかったので8/14と、6/12なNPB(2007年以降)よりも緩いです。しかもアドバンテージとかも無いのですが、翌1988年まで4年連続地域リーグ最高勝率チームがリーグ優勝しています。1991年には16球団に戻り、以降現在までこの球団数で定着しているのですが、この年北部リーグ1位のモンテレイサルタンズがリーグ優勝決定戦に勝ち、3年ぶりに地域リーグ1位チームがリーグ優勝しました。1992年もそうで、1993年には2シーズン制が復活しました。しかし、各地域リーグ通年成績上位4チームがプレーオフに進めるのは変わりなく、最高勝率チームは勝率.633のメキシコシティレッドデビルズでしたが、リーグ優勝したのは同じ南部リーグでも3位で勝率.528のタバスコ・キャトルメンでした。1994年には勝ち点制が採用され、通年成績で各地域リーグ勝ち点上位4チームが進出できるようになりました。

さらに1996年には北部6球団・中部・南部各5球団の3地域リーグ制となり、勝ち点は3~8から5~8となり、下位チームでもプレーオフに進出しやすくする様な配慮がなされましたが、パリーグの2地区制以上に緩かったですね。これも。実際勝率では南部リーグ2位.500より低かった.473だったのに勝ち点はわずかに上回っていたカンペチェ・タイガースも負け越しながらプレーオフに進んでしまいました。流石にプレーオフ第1ステージで早々と敗戦したようですが、2005年の西武とかよりも低い勝率です。

2002年には南部・北部の2地域リーグ制に戻り、勝ち点制度も廃止、2004年には2シーズン制も廃止となりましたが、2006年には2シーズン制が復活、勝ち点制度も2007年に復活しました。そして2011年にはまた1シーズン制に戻り、2013年には各地域リーグ上位3チームはそのままプレーオフに進み、4位・5位チームは残りの1枠をそれぞれ争うルールとなりましたが、4チーム中3チームが負け越しチームでした。

結構試合方式が変わっているメキシカンリーグ、以降大きなルール変更はないまま現在に至っている様で、試合数もここ20年間は110試合前後とNPBより少ないですが、CS制度以上に下位チームに有利なプレーオフ制度なのはそれ自体採用されてからほぼ変わらないですね。しかも、NPBもまあそういう点でも問題ないとは言えないけど、メキシカンリーグはチーム毎の戦力差も大きく、勝率6割台後半のチームが出るのも珍しくなく、比較的近年でも7割台のチームの例もあるようです。NPBではこういうチームは確か1955年の巨人・南海が最後で、ドラフト制採用後の最高勝率チームは1983年の西武だったかな?ちょっとNPBのプレーオフ改善案への参考にはならなかったかなあでしたが、メキシカンリーグだけで長くなったので、キューバ野球リーグについてはまた日を改めて。

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