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2016/05/29

MLBの歴代ワイルドカードチームについて

MLB歴代ワイルドカードチームの1位チームまたはリーグ最高勝率チームとのゲーム差

(それぞれ左、右に表記)※2012年より同チームは2チームとなる。※赤字表記はワールドシリーズに進出した年)

アメリカンリーグ


1995 -7、-21

96 -4、-11

97 ‐2、‐2

98 ‐22、-22

99 ‐4、‐4

00 -0.5、‐4

01 ‐14、‐14

02 ‐4、‐4

03 ‐6、‐6

04 ‐3、‐3

05 0、‐4

06 ‐1、‐2

07 ‐2、‐2

08 ‐2、‐5

09 ‐8、‐8

10 ‐1、‐1

11 ‐6、‐6

12 ‐2・‐1、‐2・‐2

13 ‐1・-5.5、‐5・-5.5

14 ‐1・‐10、‐9・‐10

15 ‐2・‐6、‐8・‐9



ナショナルリーグ


1995 ‐1、‐13

96 ‐1、‐6

97 ‐9、‐9

98 ‐12.5、‐16

99 ‐6.5、‐6.5

00 ‐1、‐3

01 0、0

02 ‐2.5、‐6

03 ‐10、‐10

04 ‐13、‐13

05  ‐11、‐11

06 0、‐9

07 ‐0.5、‐0.5

08 ‐7.5、‐7.5

09 ‐3、‐3

10 ‐6、‐6

11 ‐6、-12

12 ‐4・‐9、‐4・‐10

13 ‐3・‐7、‐3・‐7

14 ‐2・‐6、‐8・‐8

15 ‐2・‐3、‐2・‐3


アメリカンリーグ(以降アと略称)はワールドシリーズにワイルドカードシリーズは4回、ナショナルリーグ(以降ナと略称)は8回進出していて、特に2002年と2014年はワイルドカードシリーズ同士の組み合わせとなりましたが、アは5年に1回、ナは5年に2回の割合での出場です。

ゲーム差はアは同地区の1位とは21年25チームの平均で約4.6差、リーグ最高勝率のチームとは6.8差、ナはそれぞれ約5.1差、7.1差です。しかし、地区ごとにレベルが違い、ア東・ナ東は高いですが、ア中・ナ西は勝率5割少しでも地区優勝したチームの例が出たほどですので、当然ワイルドカードでも他地区の優勝チームより勝率が高いチームの例は全然珍しくありません。

平均勝率はアは21年25チームで1954勝1429敗の勝率.578で、ナは1915勝1471敗の勝率.566です。アは1998年と2001年は地区優勝チームにかなりのゲーム差をつけられましたが、これはそれぞれ伊良部元選手、佐々木元選手&イチロー選手がいたヤンキースとマリナーズがペナントレースで記録的な快進撃を終始続けたが故です。ちなみにNPBで、MLBが地区制を始めた1969年以降で2位チームが勝率.570以上になったのは共に11回に過ぎません。ほぼ4年に1回です。ワイルドカードの最低勝率チームはアはナから移籍してきた(この移籍により両リーグ球団数が奇数となってしまったので、毎週交流戦が組まれる日程となってしまった)2015年のアストロズの.531(非地区優勝チームの最高勝率では同年のヤンキースの.537)で、ナは1995年のロッキーズの.535です。2シーズン制で前期優勝しながらも総合では2位だった1975年の阪急や非リーグ優勝チームながらもCS制度で日本シリーズに出場した2010年のロッテ(ただし、ソフトバンクとのゲーム差は2.5)や2014年の阪神よりは高く、1973年の南海や1982年の西武とも勝率はさほど違いはありません。

そしてワイルドカードでワールドシリーズに出場したチームにもう1度注目すれば、アは延べ4チーム381勝267敗の勝率.588で、地区優勝したチームとのゲーム差は約2.3、リーグ最高勝率チームとのそれは約4.5、ナは延べ8チーム729勝567敗の勝率.563で、それぞれのゲーム差は5.8、7.4です。両リーグ合わせれば1110勝834敗の勝率.571です。NPBで総合非1位ながらもこの勝率を上回った日本シリーズ出場チームは9チーム中1979年の近鉄と2005年のロッテだけです。しかし、勝率は延べ9チームで660勝526敗の勝率.576とMLB歴代ワイルドカードチーム以上なのは意外ですね。(ただし、前述の2チームがかなり平均勝率を上げてもいる)

何故こういうのを調べたのかと言うと、プレーオフの必要性は否定せず、寧ろ肯定的ながらもやはり理論上例えば過去では1978年の日本ハム(勝率.466)や1992年のオリックス(勝率.488)、1993年の巨人(勝率.492)、1997年の広島(勝率.489)、CS制度採用以降は2005年の西武・横浜、2009年のヤクルト、2013年の広島、2015年の阪神みたいに負け越しチームでも日本一になる可能性が理論上あるからで、毎年プレーオフがやりたいのなら、やはりあと4球団は増やす必要があると思うのですが、それはちょっと非現実的だろうし、12球団のままでいくならです。

今現在、ペナントレース1位チームは無条件で韓国シリーズに行ける、2015年より1リーグ10球団制になって、5位チームが4位チームとのワイルドカードプレーオフから4位1勝アドバンテージの2戦2勝制に挑戦でき、その勝者が3位チームとの準プレーオフ。その勝者が2位チームとのプレーオフ(これらは5戦3勝制)を戦い、そのプレーオフの勝者が1位チームと韓国シリーズで戦える韓国のプロ野球制度も参考に、NPBの場合はどういうプレーオフ改善案が良いか考えている所です。それは詳しくはまた日を改めて・・・・・ですが、こうしたMLBワイルドカードの例を見れば、無条件で2位以下チームにプレーオフに参加させるのではなく、日本シリーズももうセ・パ代表同士の対決に拘らず、もう1位チームの内勝率の高いチームは無条件で日本シリーズに出場させ、それ以外のチームはどちらかの1位チームと5ゲーム差以内のチームのみプレーオフ出場権を与える。条件を満たしていない場合ははく奪し、プレーオフは行わず、そのままセパ両リーグ1位同士の日本シリーズだけ行う。そうした改革が必要だと思います。

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