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2016/02/20

勝手に続・主要打者通算打率推移

http://ifs.nog.cc/gararoom.hp.infoseek.co.jp/tsuusandaritsu.html

このページには、2006年NPBシーズン終了時点の主な打者の通算打率の推移(4000打数到達以降は黒の太字で表記)が載っていて、このHPはここ最近更新されていないようですが、私も興味をもって、このページの続きを勝手に書いてみる事にしました。(年、年齢、所属、打数―安打、打率、通算打数―安打、通算打率の順に表記)


前田智徳(2007年以降)

2007 36 広島 414-118 .285 6653-2024 .3042

2008 37 広島 174-47   .270 6827-2071 .3034

2010 39 広島 77-17     .221 6904-2088 .3024

2011 40 広島 44-11  .250  6948-2099 .3021

2012 41 広島 49-16    .327  6997-2115 .3023

2013 42 広島 11-4      .364  7008-2119 .3024


前田智は20代での数度の足の故障がなければ、1回か2回は主要打撃3部門いずれかのタイトルを取れたのでは(1998年はもう少しで首位打者になれそうだったが)で、そうした故障もありながらも2000本安打はクリアしました。クリア以降は燃え尽きてしまったのか出番は大きく減少しましたが、3割は維持して、若松(勉)同様晩年は寧ろ若干ながらも打率をあげていましたね。

鈴木尚典(2007年以降)

2007 35 横浜 237-55 .232 4753-1444 .3038

2008 36 横浜 45‐12 .267 4798-1456 .3035


その前田とは対照的に(?)、首位打者のタイトルを争った事もあった鈴木尚典は30代以降の衰えが激しく、チームもそれと連動する様に1950年代に匹敵する暗黒期に突入してしまいましたが、3割は維持しながらも寂しい晩年だったかもしれません。

松井稼頭央(2011年以降)

2011 36 楽天 538-160 .260 5176-1593 .3078

2012 37 楽天 402-107 .266 5578-1700 .3048

2013 38 楽天 448-111 .248 6026-1811 .3005

2014 39 楽天 444-129 .291 6470-1940 .2998

2015 40 楽天 445-114 .256 6915-2034 .2941


松井稼頭央は4000打数に到達した2002年には通算打率.3096まで上げて、NPBでは7年もブランクがありながらも2000本安打を達成したのは流石で、西武・楽天両チームで日本一に貢献(MLB時代はロッキーズの初のワールドシリーズ進出にも貢献)もしましたが、ミスター(長島茂雄)なみに衰えが激しく、2014年にはついに3割を切ってしまいました。この年は打率低下にいくらかは歯止めもかかったと思いきや・・・・・・

谷佳知(2007年以降)

2007 34 巨人 541-172 .318 5245-1578 .3009

2008 35 巨人 349-103 .295 5594-1681 .3005

2009 36 巨人 287-95  .331 5881-1776 .3020

2010 37 巨人 176-42  .239 6057-1818 .3001

2011 38 巨人 135-37  .274 6192-1855 .2996

2012 39 巨人 229-59  .258 6421-1914 .2981

2013 40 巨人 28-7     .250 6449-1921 2979

2014 41 オリックス 16-2 .125 6465-1923 .2974

2015 42 オリックス 27-5 .185 6492-1928 .2970


巨人移籍時点で3割打者の仲間入りもつかの間、僅かに割ってしまっていた谷佳知は広岡達朗に「あいつは活躍できない」と酷評されて却って奮起したのか、直ぐに3割に復帰し、2009年には最高の.3020に到達、右肩上がりの王・谷沢パターンになるかと思いきや、外野ポジション争い等の事情もあって徐々に出場機会そのものも減少、2011年には再び3割を割って、以降復帰できず、2000本安打にも惜しくも・・・・・・でしたが、まあ巨人では日本一2度も経験できたし、「我が現役生活に一片の悔いなし!!」だったのかもしれないですね。

小笠原道大(2007年以降)

2007 34 巨人 566-177 .313 4741-1512 .3189

2008 35 巨人 520-161 .310 5261-1673 .3180

2009 36 巨人 514-159 .309 5775-1832 .3172

2010 37 巨人 510-157 .308 6285-1989 .3165

2011 38 巨人 281-68  .242 6566-2057 .3133

2012 39 巨人 92‐14 .152    6658-2071 .3111

2013 40 巨人 36-9 .250     6694-2080 .3107

2014 41 中日 83-25 .301   6777-2105 .3106

2015 42 中日 51-15 .294   6828-2120 .3105


その谷と同じ年に巨人に移籍した小笠原道大は、在籍年数も同じならば、後半の衰えがやや激しかったのも同じでした。前田智同様2000本安打を達成して燃え尽き症候群に陥ってしまったのかもしれず、複数回の優勝に貢献した先輩大物外様だった張本や落合同様最後は他球団で現役を終えて、一時リー兄に肉薄した通算打率も歴代9位となりましたが、90年代以降登場した選手としては内川聖一に次ぐ高さです。

松中信彦(2007年以降)

2007 34 ソフトバンク 440-117 .266 4286-1312 .3061

2008 35 ソフトバンク 538-156 .290 4824-1468 .3043

2009 36 ソフトバンク 448-125 .279 5272-1593 .3022

2010 37 ソフトバンク 238-56  .235 5510-1649 .2993

2011 38 ソフトバンク 266-82  .308 5776-1731 .2997

2012 39 ソフトバンク 136-30  ,221 5912-1761 .2979

2013 40 ソフトバンク 10-2  .200 5922-1763 .2977

2014 41 ソフトバンク 27-3 .111 5949-1766 .2969

2015 42 ソフトバンク 15-1 .067 5964-1767 .2963

1973年生まれが続きますが、某巨大掲示板でも「落合博満とどっちが上か?」なスレまで立てられ、不毛な議論がされていた松中信彦は3年連続シーズン120打点と全盛期は確かに凄まじい打棒を見せていましたが、身体の故障もあって全盛期は長くはありませんでした。2009年まではまだしもでしたが、それ以降は・・・・・・・


【参考記録】イチロー(2007年以降)

2007 34 マリナーズ 678-238 .351 8393-2870 .3420

2008 35 マリナーズ 686-213 .310 9079-3083 .3396

2009 36 マリナーズ 639-225 .352 9718-3308 .3404

2010 37 マリナーズ 680-214 .315 10387-3522 .3391

2011 38 マリナーズ 677-184 .272 11064-3736 .3377

2012 39 マリナーズ→ヤンキース 629-178 .283 11693-3914 .3347

2013 40 ヤンキース 520-136 .262 12213-4050 .3316

2014 41 ヤンキース 359-102 .284 12572-4152 .3303

2015 42 マーリンズ 398-91 .229 12970-4243 .3271

※MLB時代限定(通算3000打席に達したシーズン以降、通算打数-安打、通算打率を太字表記にしています)

2001 28 マリナーズ 692-242 .350 692-242 .3500

2002 29 マリナーズ 647-208 .321 1339-450 .3361

2003 30 マリナーズ 679-212 .312 2018-662 .3280

2004 31 マリナーズ 704-262 .372 2722-924 .3395

2005 32 マリナーズ 679-206 .303 3401-1130 .3323

2006 33 マリナーズ 695-224 .322 4096-1354 .3306

2007 34 マリナーズ 678-238 .351 4774-1592 .3335

2008 35 マリナーズ 686-213 .310 5460-1805 .3306

2009 36 マリナーズ 639-225 .352 6099-2030 .3328

2010 37 マリナーズ 680-214 .315 6779-2244 .3310

2011 38 マリナーズ 677-184 .272 7456-2428 .3256

2012 39 マリナーズ→ヤンキース 629-178 .283 8085-2606 .3223

2013 40 ヤンキース 520-136 .262 8605-2742 .3187

2014 41 ヤンキース 359-102 .284 8964-2844 .3173

2015 42 マーリンズ 398-91 .229 9362-2935 .3135


イチローはあくまで参考程度にしかならず、それをもってタイ・カッブやピート・ローズ等、キャリアの最初から最後までMLBでプレーしていた面々と比較するのは無意味な見解は変わりありませんが、日米通算とMLB単独両方の推移を載せました。NPBでは4000打数には381打数不足ながらも、RCWINでは4000打席以上が対象の通算で21位(概算値扱いな1954年以前からプレーしていた川上哲治と山内一弘を入れれば23位)で、実働9年で20位台にランクしている事からもNPB時代の彼はホントに凄かった事が改めてうかがえます。MLBでは・・・・・・・・

http://www.kernelsupport.co.jp/atonan/mlb/tdaritu.htm

ピークが2007年の.3335で、MLB通算打率ランキングトップ20に比較的近い位置にありましたが、これは3000打席以上で、5000打数以上(上のHPでのランキングの基準)ではおそらくトップ20に入るか入らないかの順位だったと思います。この年は前年まで3年連続地区最下位だったチームもプレーオフ争いをしていたのですが、四死球をあまり選ばない、安打狙いに特化した打撃スタイル故にタイプは違えど、余計衰えの激しさが目立つ長島パターンとなっています。あるイチローアンチな人のブログでは、2008年当時(その後2010年までの10年連続シーズン200本安打の記録を残す)の事ですが、1983~89年にかけて7年連続シーズン200本安打をマークしたウェイド・ボッグスと比較して、「シングルヒットしか打てない1番打者の200本安打等皆勤賞に過ぎない。」とまで酷評されていた。流石にそれは言い過ぎだとも思いますが、確かにスラッガータイプではない(1987年には24本塁打を記録していますが)ボッグスと比べても、内容が劣っていたのは否めないでしょう。他のある記事では、前述した打撃スタイル故にメジャーでも成功したのも事実だとも書かれていて、私はそれも否定はしませんが、一方で衰えが隠せなくなった時にカバーできる強みに欠けているのもまた事実だとも思います。現在はトップ50にすら入っていないと思われ、それでもファイアーセールによる戦力低下等の苦い思い出やジャパンマネー狙いもあって、実態以上の高契約を勝ち取る事には成功しました。MLBでも通算打率3割維持は確実でしょうが、さらに新たな伝説を築けるのか?それとも・・・・・・・・


内川とか、冒頭のHPでは4000打数未到達もあって載っていない打者についても書きたかったけど、長くなったので一旦ここで区切ります。次回はいつの更新になるかは分からないけど・・・・・・・・

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