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2015/08/22

イチローは確かに凄いけど、日米通算はあくまで「参考記録」

http://thepage.jp/detail/20150812-00000001-wordleafs

イチロー、球聖超えでマ軍残留どころか争奪戦へ

2015.08.20 14:42

 

 

 

 

 
                
 
                

 マーリンズのイチロー外野手(41)が、“球聖”タイ・カッブの持つ通算4191安打の記録を日米通算で超えて、アメリカでも大きな話題となっているが、その市場価値も急上昇中だ。19日のブリュワーズ戦では5年ぶりとなる1試合4安打。メジャー通算3000本安打達成へ着実に安打数を積み上げている。日米通算では、ピート・ローズが持つ歴代最多の4256安打も残り60本を切った。

 実は先日、メジャーのスカウト3人にイチローについての話を聞く機会があった。2人は俗に言う「先乗りスコアラー」で、1人は国際スカウトだ。それは、トレード期限2日前のこと。そのうちの1人は、イチローともう1人の獲得調査に来ていて、イチローが交換要員の1人に上がっていたという情報を聞いて驚いた。交渉が、どの程度進んでいたか分からない。マーリンズは早々と残留を表明していたが、実は条件次第では、トレードが実現するという可能性もあったようだ。

 イチローの8月の打率は3割を超えたが、トータルでは、まだ.260で、誰もが納得のいくものではないが、その評価はまったく下がっていない。3人のスカウトのイチロー評を聞くと、1人のスカウトは、「まだまだ十分やれる」と話した。

「昨日、打撃練習を見ていたんだが、ライトの二階席まで軽々と運んでいた。それはもちろん打撃練習に過ぎないが、試合ではレフト線にクリーンヒットを放った。バットコントロールは相変わらずだ」

 別のスカウトは守備の動きをこう指摘して評価した。                                                       

「守備の衰えも特に感じない。打球への第一歩。これが遅れるようだと、『もうそろそろかな』というところだが、ファーストステップにそれは見られない。肩の強さも相変わらず。最近、肩の弱い外野手が増え、強くても投げた球がどこへ行くか分からないといった選手も多いが、イチローの場合、肩の強さ、正確さは、今なお目を見張るものがある」

 では、今季で契約が切れるが、来季も・・・と言いかけると、3人が「本人がそれを望む限り、プレイするチームはある」と口を揃えた。

「レギュラーで獲得するところはないだろう。しかし、控えとしては十分だ」

 複数のチームが獲得に動く可能性が高いという。その理由のひとつにイチローが到達まで残り100本を切ったメジャー通算3000本という偉大なる記録の存在がある。

「3000本まで、あと何本だ?」と、さらに別のスカウト。あと100本を切ったことを伝えると、「なら、来年の終わりまでに達成できるのではないか。そういう状況ならなおさら、獲得したいというチームは増える」と話した。

 そのスカウトは、その理由をこう説明した。

「プロの世界はある意味、その選手がどれだけファンを球場に呼べるかだ。イチローという名前だけでも十分だが、3000本という記録が迫っているとしたら、多くのファンは、その瞬間を是が非でも見たいと考える。残り5本、3本、カウントダウンが始まれば、チケットは連日売り切れるだろう。完売した場合、ざっと1日の収入は、売店での売り上げも含めて250万ドル(約3億円)だ。それが少なくとも1週間は続く。それが敵地なら不運だが、イチローに200万ドル(約2億4000万円)の年俸を払っても、十分におつりが来る」

 プロスポーツは、あくまでもビジネス。メジャーは実力主義といわれているが、人気という面も見逃せない大事な要素。なるほど、そういう判断もあるということか。

 今季、イチローの存在感を知ったマーリンズが早くもチーム残留を検討しはじめているが、残留どころか、争奪戦のなる可能性も大。古巣のマリナーズも、その獲得に乗り出すであろう有力球団のひとつだろう。今オフの動向からも目が離せなくなった。
(文責・丹羽政善/米国在住スポーツライター)

最近聞いたのですが、OPSという選手の実力を示す指標ではイチローの様な単打が多い打者では不利という事もあってか?wOBAという指標が新たに注目されている様です。イチローの場合はこれまでのMLB通算で.332となります。

http://www.fangraphs.com/statss.aspx?playerid=1101&position=OF


一方で、MLB3000本安打達成まであと少しで、実際は超えてなどいないのですが、タイ・カッブ等その他3000本安打クラブの面々はどうでしょうか?これも調べてみました。



ピート・ローズ 0.354

タイ・カッブ 0.405

ハンク・アーロン 0.403

スタン・ミュージアル 0.435

トリス・スピーカー 0.436

デレク・ジーター 0.360

ホーナス・ワグナー 0.408

カール・ヤストレムスキー 0.375

ポール・モリタ― 0.361

エディ・コリンズ 0.409

ウィリー・メイズ 0.409

エディ・マレー 0.365

ナップ・ラジョイ 0.401

カル・リプケンジュニア 0.346

ジョージ・ブレット 0.374

ポール・ウェイナー 0.403

ロビン・ヨーント 0.343

トニー・グウィン 0.370

デーブ・ウィンフィールド 0.364

クレイグ・ビジオ 0.352

リッキー・ヘンダーソン 0.372

ロッド・カルー 0.369

アレックス・ロドリゲス(現役) 0.399

ルー・ブロック 0.336

ラファエル・パルメイロ 0.386

キャップ・アンソン 0.393

ウェイド・ボッグス 0.381

アル・ケーライン 0.378

ロベルト・クレメンテ 0.365


以上ですが、wOBA=(0.72×(四球-故意四球)+0.75×死球+0.90×単打+0.92×失策出塁+1.24×二塁打+1.56×三塁打+1.95×本塁打)÷(打席-(故意四球+犠打+犠飛)) の計算で求められるらしく、0.330以上で平均、0.350以上でまあまあ優秀、0.370以上で一流、0.390以上で超一流との事らしいですが、0.390以上が29人中「11人もいる!!」です。

中でもスピーカーと彼に惜しくももう少し及ばなかった「ザ・マン」ことミュージアルの凄さが際立っています。「50センチ先だろうが、50メートル先だろうが同じヒットとして扱われるのが野球の素晴らしい所である。」との名言も残したカッブもちゃんと超一流の基準はクリアしています。リプケンジュニアヨーント、それにカブス最悪の失敗トレードの例に出される事もあるブロックが思ったよりも低かったかなあです。ブロックとは僅差で、出塁率等では上回っている。打率と出塁率(0.293→0.343.イチローは2014年シーズン終了時点で0.317→0.360)の差もそれほどは違わないですが、3000本安打クラブの面々はwOBAにおいても全員イチローを上回っているという事ですね。

何だかこれを見たら余計虚しくなってくるなあと言うか。良く他のブログとかでも引き合いに出される人達(イ・スンヨプやフリオ・フランコ等)と違うのは、イチローは日米両国とも記録的な成績を打ち立て、当然タイトルも何度も獲得しており、さらに公式リーグ記録じゃないけど、WBCでもしっかり国の勝利に貢献している。2014年シーズン終了時点でのMLBでの2844本はNPB9年間での1278本という安打等を積み重ねたからこそ成し遂げられた実績です。考えればまた、彼がMLBに挑戦した当時、投手は何人かそこそこ活躍していたけど、野手は殆ど前例がなかった。そこにイチローは打率4割には失敗して、チームもオリックスとしては初のBクラスに沈みながらも、堂々と挑戦し、見事結果を残しただけでなく、薬物に手を出してまでもパンパン飛び交っていたホームランベースボールからカッブが全盛期だった頃のスモールベースボールへの回帰等への流れに確かな道筋をつけ、MLBに新たな1ページを開いたわけです。この指標で3000本安打クラブ面々と比較しても、私の「イチロー=何十年に1人の選手」という認識は変わりません。

しかし、それも改めて確認した上で言いますが・・・・・・・・アメリカの人達がスタンディングオベーションしてまでも彼の活躍に敬意を表したのも、それ自体は別に勝手です。どうも本来NPBとは関係ない、金田正一が自分が仕切りたい為に川上哲治や杉下茂等大正生まれの人は資格対象から除外もした(後に山内一弘が自分よりも年上だと知って狼狽したと言う)名球会でそういうのも認めてしまったのも悪い意味で助長してしまったのですが、日米通算はあくまで「最初から同一国のリーグでプレイしていれば、まあこれぐらいの成績になっていたかもしれないなあ。」とほんの余談で触れる程度の参考記録で、全く無意味・無価値とまでは言わないけど、マスコミやファンがドヤ顔で自慢するほどの価値があるわけではありません。


http://matomelotte.com/archives/44946832.html
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1522050.html

前述した通り、イチローは日米両国とも記録的成績を残したと言って、単純に同列で語れるわけでもないのですが、異なる国のリーグの成績を合算して、それがさぞかし一方の国のリーグで積み上げた記録の様に語るのなら、前述のイは韓日通算でNPBでの本塁打記録では歴代4位で、張本・山本浩・落合・長嶋らよりも既に多くの本塁打を打っているし、オ・スンファンだってセーブ数は歴代2位で彼よりセーブ数を稼いでいるのは岩瀬仁紀だけ。大魔神(佐々木。MLBも含めれば381となるが)も高津も小林雅英も、広末涼子の中学時代のあの同級生も既に「超えている」事になります。それは1年だけダイエーでプレイした事もあるリッチ・ゴセージだってそうです。(「日米通算」で318となる)日刊スポーツはオのこの「快挙」もちゃんと韓日通算として報じた様ですが、イチローの日米通算を誇るのなら、どんなに嫌いでしょうがない反日国の選手だろうが、彼らの「快挙」も認めなければいけません。でも、実際は概して都合の良い時しかこういう通算記録とか言わないじゃないですか。何故か日本人って。繰り返し言う様にイチローは確かに凄い。レジェンドではある。私のそうした認識は中にはゴキローとか汚い罵倒もしているアンチの人とは違う所です。しかし、日米通算はそんな彼の客観的な評価を妨げるだけの「呪文」です。「MLBでの」3000本安打達成ももうすぐでしょうが、これを区切りにもう一度イチローを、「日本人だから」とかとは関係なしに冷静な評価等を行う事も何よりも大事かと強く思います。

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