« 中国に対してはそれぐらいの事は言っても良いとは思うけど | トップページ | 元軍事委員会副主席の完全失脚と2015年上将(大将)昇進式 »

2015/08/01

国家安全局の局長交代等最近の台湾軍事情報

http://www.cna.com.tw/news/firstnews/201507215014-1.aspx

國安局長李翔宙請辭獲准 楊國強接任                         

                字級:                                          

 

                發稿時間:2015/07/21 20:05                 最新更新:2015/07/21 20:12            

國家安全局長李翔宙(右)因個人健康因素請辭獲准,遺缺由備役中將楊國強接任。(中央社檔案照片)

(中央社記者劉麗榮台北21日電)國家安全會議今天表示,國家安全局長李翔宙由於個人健康因素,日前已向馬總統請辭。馬總統幾經考慮後,勉予同意,並循例聘為總統府國策顧問,其遺缺將由備役中將楊國強接任。

    國安會表示,新任國安局局長楊國強為陸軍官校61年班、三軍大學戰爭學院78年班,美國陸軍戰爭學院1995年班、美國哈佛大學KSG學院「政府高階官員管理班」2004年進修。曾任陸軍裝訓部指揮官兼裝校校長、陸軍官校校長、國安局駐美特派員(兩度)、國安局副局長。相關資歷豐富,相信應能勝任新職。1040721

遅くとも2002年頃には二級上将(大将。単に上将でも差し支えないか)の定年は64歳となったのですが、副参謀総長、陸軍司令、国防副部長(国防次官に相当)を歴任し、国家安全局局長に就任していたのですが、李翔宙上将は1952年生まれで明日が誕生日。つまりは来年まで在任できたのですが、定年まで1年残して退任、総統府国策顧問に転じました。台湾軍(中華民国国軍)の陸軍高級将領は3個存在する軍正副指揮官(中国語以外のwikiでは軍団だと誤解されているが、中国語の軍団・軍は日本語では軍・軍団に相当し、逆となるので注意が必要である。ただし、第6軍団・8軍団・10軍団はそれぞれ総兵力5万・4万・3万と「日本語での」軍団程度の規模である)、陸軍副司令(定員2名)、陸軍司令、国防部副部長等を歴任するのが昇進パターンな様ですが、これで現役上将は国防部副部長・参謀総長・副参謀総長兼任執行官・陸海空各司令・国防大学校長の7人となりました。陸軍司令の後に国防大学校長に就任した例も見られた様ですが、後任の楊國強は予備役中将。局長は文官の場合もありますが、基本上将指定職で副局長や特派員は中将、処長は日本語の部長に相当する様ですが、少将と将領の中でもエリートが就くポストです。しかし、楊新局長の様に既に予備役になっている人が局長に就くケースもあり、2013年までは一級上将が充てられた参謀総長よりもさらに上位である国防部部長もそうですが、だからといって予備役・退役になっている人に今更それ相応の階級を授与する事はしない様ですね。どうやら。大将昇進と同時に予備役となる等実質名誉昇級な例も珍しくなく、しかし、昇給条件(中将服役年数6年)を満たしてなくても、東条英機が総理大臣になった時は流石に大将に引き上げた、勝かっての帝国陸海軍には考えられない事かもしれないですね。しかし、それならそれで別にどの国も同じようにしなければいけないルールなんてないけど、(二級)上将も★★★★、中将は★★★、少将は★★にして、さらに★の准将も設ければ良かったのにです。(なお、李上将の詳しい事情については、興味ある人はさらい調べてみてください)

この李上将が陸軍司令だった時も、第6軍団542装甲旅で洪仲丘下士(伍長)虐待死事件が起こりましたが、この542装甲旅は2010年3月にも少校(少佐)の菅長(大隊長、大抵は中佐に相当する中校が充てられる)が、深夜に及ぶ酒宴で羽目を外した挙句女性の排長(小隊長)にセクハラしてしまった不祥事が発生しています。この時の旅長(旅団長)少将とかも責任を取らされて退役となってしまったのですが、他にも航空特戦指揮部601旅でジャネット・リーという女性タレントを無断で招いてしまったり、旅団級である東引地域指揮部の前指揮官楊嘉智少将がやはり酒に酔って女性士官に手を出してしまったり、国防大学の軍官でもあった269旅の連長(中隊長)少校もやはり酒に呑まれてコンビニエンスを荒らしてしまったりと最近の台湾陸軍はどうも不祥事が目立つようです。司令の邱國正上将は「何で俺が在任している時に限って・・・・・・」とか思っているかもしれませんね。米軍なんてもっとエグくて、自分のポケットマネーじゃなかったのに勝手に私用に金を使い込んで中将に降格の上退役となった元アフリカ軍司令官(黒人である)もいれば、性的暴行を働いて准将から中佐に2階級降格された上で退役させられてしまった人もいましたが、一人一人しっかり気を引き締めて、2017年に退任すると思われる邱司令(1953年生まれ)が胸を張って後任者(国防大学校長の鄭徳美上将あたりが有力か。鄭上将は1956年頃の生まれなので、2017年時点でもまだ定年まで3年は残っている)にバトンタッチ出来る様にしてほしいものというものでしょうね。

|

« 中国に対してはそれぐらいの事は言っても良いとは思うけど | トップページ | 元軍事委員会副主席の完全失脚と2015年上将(大将)昇進式 »

軍事」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1159637/60988066

この記事へのトラックバック一覧です: 国家安全局の局長交代等最近の台湾軍事情報:

« 中国に対してはそれぐらいの事は言っても良いとは思うけど | トップページ | 元軍事委員会副主席の完全失脚と2015年上将(大将)昇進式 »