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2015/06/20

ジョジョスターダストエジプト編最終話「遥かなる旅路 さらば友よ」感想、そして総括-怒れ!!承太郎!!倒せ!!宿敵を!!第三部堂々の完!!

http://jojo-animation.com/contents/story/48.html

さあもう佳境も良い所だったジョジョ三部TVアニメ版エジプト編、今月いっぱいまで放送かと思いきや、昨日でもう最終話となってしまいました。

何とかDIOの脳天にスタープラチナの一撃をブチ込んだ承太郎先輩、悪あがきな鬼ごっこも制して再びオラオラをブチ込んで、先輩こそチェックメイトとしたと思いきや!!さらなる悪夢が承太郎先輩を襲いました!!吹っ飛ばされた所がジョセフが倒れていた所でついにその血を吸ってしまったのです!!肉体が祖父のジョナサンのもので、そう言えば小説版でも「祖父も『ワシの肉体を奪っている奴を倒せ!!』と言っているのじゃ。」というような事を言ってましたが、まことに血の宿命というのは重い鎖の様なものなのか。そんな絶望的な状況の中でもジョセフの魂は孫に精一杯の忠告をします。しかし、ハイになっているDIOはますます調子づいてしぼりかすながらもさらにジョセフの血を吸った!!

これには一見クールな承太郎先輩ももう怒りを隠せません!!CDブック版ではもっと侮辱・罵倒されていたのですが、最終ラウンドの開始です。当然DIOはまたザ・ワールドを発動!!その時の止まった世界の中でもわずかな時間ながら動けるので拳のぶつかり合いでDIOにちょっと一矢報いたと思いきや!!ジョセフの血を吸ってパワーアップしたザ・ワールドの時間停止時間はさらに伸びていたのです。動けなくなっても即攻撃せず、「最高にハイってやつだ!!」等ますますノリノリ!!そして無駄無駄無駄の応酬!!さらに最後のトドメです!!再び時を止めてどっかに行ったと思いきや、ロードローラー(何故OVA版ではタンクローリーだったのかww)を持ち出してきやがった!!もう完膚なきまでにぶっ潰す気満々!!オラオラも功を奏さず、カイロの地面に埋められた(おっと、これはCDブック版だったなww)!!ついにジョースターの血統は根絶やしにされ、DIO様が世界を支配する日が来たかと思いきやです。身体が動けなくなってしまった!!

そこに現れたのは承太郎先輩!!最高のパワーとスピードを持つスタープラチナはついに時の止まった世界に入門しただけでなく、時を止められる様になったのです!!足を攻撃されて満足に立つ事も出来ず、ついに決着かと思いきや。承太郎先輩は高祖父・ジョナサンの紳士的メンタリティ(悪く言えばスピードワゴンが評した様に甘ちゃん)も受け継いでいたという事だったのでしょう。満足に立てないままのDIOに止めを刺す事を良しとせず、足が治った瞬間の攻撃を予告します。しかし、今までもDIOは勝つ為なら何でもやってきた。だからこそ今日までジョースター一族の宿敵・巨悪として立ちはだかってきたのですが、この期に及んでも血の目つぶし!!そこにザ・ワールドのキックとスタープラチナのパンチがぶつかり合う!!勝敗は・・・・・・・目が見えないながらも渾身の「オラっ!!」を叩き込んだ承太郎先輩だった!!「バカなっ!!このDIOがっ!!このDIOがっっっっっ!!」

ついに因縁の直接対決は決着し、ザ・ワールドは完全敗北、DIOも死亡したのですが、肉体は日の光を浴びるまではまだ生きています。それを利用して承太郎先輩はジョセフの身体に血を送った。実際こんな事有りうるのか?で、生き返った直後なのにあたかもDIOが復活するふりをした茶目っ気を見せる等ジョセフっててこういう所も若い頃から変わってないですな。DIOは真に巨悪で、彼を倒したからと言っても失ったものが戻ってくるわけではありません。しかし、彼らの尊い犠牲があったからこそ、エリナがリサリサも救いながらジョナサンに代わってジョージ2世を育て、ジョセフが片手も失いながらも柱の男達に勝利し、さらに承太郎先輩がDIOを倒し、母(と年下の叔父)を救ったのもまた事実です。「花京院、イギー、アヴドゥル。終わったよ・・・・・」OVA版では故・大塚周夫氏ボイスのジョセフだったのが、このTVアニメ版では承太郎先輩でしたが、また違った感慨とかがありましたね・・・・・・

そして生き残ったジョセフ・承太郎先輩・ポルナレフの三人、お互い憎まれ口を叩きながら別れたのですが、共にDIOという巨悪を倒すために闘ったこの50日間で築いた絆とかも再確認させられたかのようでした。そして、日本行きの飛行機の中で承太郎先輩が目にしたのは、イギーも助っ人に加わった直後の集合写真でした・・・・・・・・


もう1話ぐらいあるのかなあと思いきやでしたが・・・・・・福圓美里氏と石塚運昇氏も共に確か京都にイベントに行かれていたらしいですが、小野D氏と子安武人氏もこの最終話の先行上映会に行かれたとか。承太郎先輩はやはり私的にはOVA版での小杉十郎太氏が最もイメージ通りかなあですが、その熱演も最終話に相応しいパフォーマンスでした。

ここでこのエジプト編総括ですが、まずしょっぱなのイギー合流からしてですね・・・・・・前述の集合写真は、後の五部でのジョルノを調査させた、四部との繋ぎ役でもあった広瀬康一との、あの電話でのやり取りシーンとしっかり繋がっていた「補完」だったのです。五部と言えばですね・・・・・・上陸後最初の敵がンドゥールだったのは変わらずでしたが、黄金の旋風でもミスタを演じられた事があったあの伊藤健太郎氏を起用!!早くも無印(第一期)並みのクオリティに仕上がる高い可能性が感じられたのです。

音楽面では、あの「ジョジョ その血の定め」以上の神曲だった「STAND PROUD」等にはもう少し及ばずと思いきや!!オインゴ&ボインゴ兄弟、ホルホース&ボインゴが登場した話では特別曲に差し替えられ、さらに後述する小野D承太郎先輩VS子安DIOの宿命の直接対決に差し掛かった時も、ザ・ワールドが時を止める場面を再現!!オラオラと無駄無駄の突きの速さ比べを魅せる等、ジョースターの血統だけでなく、音楽も「全く侮れない」という事でもあったのです!!

アヌビス神の話の時も、ほぼ丁度ゲストのノリスケさんもとい松本保典氏の誕生日でその一人演技はある意味「ノリノリ」でした。前述の福圓・石塚両氏がイベントに行かれたのもこの時期だった様で、原作を知らない石塚氏は展開を楽しみにしながら演じられた様ですが、ジョセフがアヴドゥル共々マライアに襲われたのも、あの平将門の息の根を止めた矢等共々「とんだバレンタインプレゼント」というものでした。(将門の場合は旧暦ですが)偶然とは言え!!声優と言えば、このバステト女神の話は、高垣彩陽氏がゲストキャストでしたが、他にはあの上院議員役のチョー氏(まあOVA版での故・滝口順平氏の方がイメージ通りだったとも思いますが)とか1・2部同様確かに音響監督繋がりからかトランスフォーマーシリーズにも出演経験のある面々(高垣氏の場合はOVAのGOで、チョー氏は実写映画版のシモンズ役等)が引き続き見られたのも特徴的だったでしょう。この話ではまた、アヴドゥルが助かる為に結果的におこした列車の線路事故を見た、その実写映画版のサムでもあったポルナレフが「あんな事する奴は報いが下る。」なんて嘯いていたけど、その報いが下るべき奴にお前は何度も助けられたんじゃないか!!(笑)ポルポルくんって、エラクナイねえ~

エラクナイねえ~と言えば、その次のアレッシー戦では戦いに巻き込まれてしまったルクソール市民の美人な姉さんにも、釘宮ボイスの家出少女同様名前が与えられました。モニカ・ベルッチ氏主演だった某映画のヒロインと同じマレーナという名前だったのですが、そのセンスの良さ、そして海外映画での吹き替え出演も多い甲斐田裕子氏の起用にも「エライねぇー」でした。

マレーナとも別れたと思いきや、次はギレン総帥もといダービー兄の登場で、彼にとっては「あえて言おう!!如何様もしない弱いギャンブラーなどカスであると!!」だったでしょうが、OVA版での故・内海賢二氏の相手の心を突き刺すような鋭さとはまた違う、とぼけながらも相手を翻弄する様な掴み所の無さもまた弟よりキャラが立っていて、敵ながらもギャンブラーとしての誇りがぶれなかったのは変わりありませんでした。

そのOVA版でのコーラン問題もあってか、端折られるのかと思いきや、ホルホース&DIOのあのシーンも勿論完全再現!!その気になればいくら準備不足でもホルホースを始末する事等朝飯前だったでしょう。そのカリスマ性で忠誠心皆無だった彼をも屈服させたのは流石だったでしょうか。結局ボインゴと組んでも、インドでのアヴドゥルと似た様な重傷を負い、彼共々仲良く入院する羽目になってしまったのは皮肉でしたが、「強い奴には利害の為につく事はあっても魂までは完全に売らない。」「女はブスだろうが美人だろうが尊敬する。嘘はついても暴力は振るわない。」等彼なりの美学・信念もほぼ一貫して描かれていました。

ここまでイギーは、元々ジョースター一行に協力する気なんてサラサラ無かったので、やる気ナッシングだったのですが、アヌビスやトト&クヌム等結果的には彼がいないと危なかった話も目立ちました。そしてDIOの館の前の最後の関門だったペットショップを倒したのも彼だったのですが、倒しても力尽きたかと思いきや、飼い犬を殺された少年に助けられたのは「良い事も悪い事もすれば必ず自分に跳ね返ってくる。」という事だったのでしょう。

館を前にして、戦線復帰した花京院も含め改めて「それぞれの思い」も補完して描き、あの前述の神曲「STAND PROUD」も挿入曲として流す等もまことに心憎すぎる演出でした。中ボスであったダービー弟・ヴァニラアイス戦もそれぞれ原作でも一巻分割かれただけにやはりしっかり再現!!前者も、承太郎先輩が制帽を取っただけでジョセフがその意図を理解したのも「血の繋がりは何物よりも強いんだ!!」という事だったのでしょうが、後者ではアヴドゥル・イギーの最期も原作通りでしたが、ポルナレフの数多い名言の一つ「今の俺には泣いている暇なんて・・・・・」も重く悲しいものでしたが、彼らの魂としばしの対面が出来たのはこの時点ではせめてもの救いだったでしょうか。

ローゼスに世話焼かせたこともありながらも物事の本質を見抜く鋭さと身内を信じる芯の強さも見られたスージーQの姿も見られながら、いよいよまずポルナレフがDIOと対峙する事となっていったのですが、この時点ではまだその能力が明かされてなかったスタンド能力の恐ろしさもまさに身の毛がよだつ思い!!実は「あの時」も銃を撃たせられていたヌケサクも上院議員も良い様に使い捨てられながら、一行はジョセフ&花京院、承太郎先輩&ポルナレフの二手に分かれたのですが、花京院をも悲劇の死に追いやったそのザ・ワールドの能力を、石塚氏のような原作は知らない人にもギリギリまでネタバレしなかった配慮(時を止めて花京院を攻撃したシーンはその後の吹っ飛んだシーンの後に挿入)も特筆されるべきでした。この花京院死亡のシーンではOVA版の様なオリジナルのやり取り(「花京院・・・・名は典明だったな。年はいくつだ?」)が見られなかった反面、ジョセフの「エリナおばあちゃんの為にもその肉体を返してもらう!!」なオリジナルの台詞が見られた等「ジョースター一族VSDIOの因縁の対決」という図式を一層強調させていました。

結局カーズも地球から追放した歴戦の勇士ジョセフも敗れ、ついに、ついに・・・・・・だったのですが・・・・・・流石にタンクローリーでは無くて、ロードローラーとなっていたのも原作通り。小野・子安両氏の熱演やOP時の特別映像は前述した通りで、無印最終話の様な比較的長いオリジナルエピソードこそ見られませんでしたが、承太郎先輩からの花京院・イギー・アヴドゥルへの、彼なりの優しさもにじみ出てきたような呼びかけ、そしてあの集合写真を飛行機の中で見つめたシーン等原作以上に一行の「深い絆」もしっかり描いて締めたのです。

思えば、既に2回もOVA化されていたし、金田一少年の事件簿が本当にTVアニメ化してしまった時も驚きましたが、このジョジョⅢ部も、まさかTVアニメ化されるなんて思ってもいませんでした。ファーストガンダムや三国志とかみたいに劇場版三部作として、それぞれ四部のジョセフ・五部のポルナレフ・六部の承太郎先輩からの回想という形でOVA化されなかった話を中心に描いてほしいなあと思っていました。だから本当に実現してしまったのは「まさか・・・・・」で正直不安も皆無ではありませんでした。まあ総合で見れば、音楽面はやはり無印には・・・・・でしたが、今までも有名アニメ作品や有名特撮番組で数々の実績を築かれた脚本担当の小林靖子氏等「原作の世界観を良く理解されている方が製作するとこうなるな『良い見本』」に見事なっています。少なくとも今までのこのジョジョTVアニメ版は。

出来れば、小説版の話もOVA化なりしてほしいなあとも思いますが、ジョジョは勿論三部だけじゃないです。まあ自分は八部のジョジョリオンはまだ第一巻を読んだ程度で、これもいつか語れる日が来れば・・・・・で、スタンドバトルが複雑化しているなどの弊害もありますが、四部以降の部もまたそれぞれ違った魅力があります。一時松潤が主演だと言われていた実写版共々今後の四部以降のTVアニメ化もどうかな?ですが、その日を首を長くして待っています。取りあえずですが、主演の小野D氏をはじめとしたキャストやスタッフのみなさん、お疲れ様でした。皆プレッシャーにも負けないでホント良く頑張った!!感動した!!第三部完!!

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