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2015/02/08

スイス軍の将官の人数

http://www.vtg.admin.ch/internet/vtg/de/home/schweizerarmee/organisation.html

ドイツ語版wikiにも載っているようですが、上記HPはスイス軍の公式HPです。

スイスは内陸国である為海軍は存在せず、陸軍と空軍のみ存在しますが、国軍参謀本部、国軍合同本部(?)、陸軍司令部、空軍司令部、国軍高度専門訓練司令部(?)、国軍後勤司令部、戦闘支援司令部(?)の大きな6本柱があるようです。

将官階級は他の国のように中将とか少将とかではなく、軍団長・師団長・旅団長と職位呼称が使用されているようです。かってのソ連軍(1940年以前、正確には赤軍)やオーストリア連邦軍と同じという事ですね。そしてその将官の人数ですが、数え間違えていなければ軍団長(中将相当)が3人、師団長(少将相当)が13人、旅団長(准将相当)が31人いるようです。将官の人数は計47人です。(もっと正確には、建前上はそれぞれ軍団長たる大佐、師団長なる大佐、旅団長なる大佐だが、事実上の中将~准将相当の将官階級となっている)軍団長は国軍参謀総長・陸軍司令官・空軍司令官の3人ですが、国軍参謀総長は2004年に創設された、新しい制服組の最高職なようで、現任のアンドレ・ブラットマンでまだ3代目なようです。ブラットマン軍団長は45歳で旅団長、52歳で師団長となったのですが、翌年の2009年に早くも53歳で現職に就任、それに伴って階級も軍団長となりましたが、早い出世です。米軍でも平時で45歳で将官になった人はごく稀でしょう。また陸軍司令官は国軍副参謀総長も兼任しているようです。各組織を見ると、陸軍司令部は副司令官は師団長、参謀長が旅団長、そして4つ存在する軍管区司令官が師団長、旅団長がそのまま旅団長なようですが、軍管区は師団相当かと思いきや、軍団長たる陸軍司令官の直属下にあり、その所属部隊も4つか5つの大隊と決められた地域を管轄する責任がありますが、規模は旅団と比べて大きいわけでもないようです。対してその旅団は師団長たる陸軍副司令官の直属下で配下には7~9個の大隊を従えているようですが、系統が異なるようですね。主要各国軍の旅団長の階級は、①将官准将型(フランス・イタリア・スペイン・オランダ・ギリシア・トルコ他)②佐官准将型(イギリス及びイギリス連邦各国)③将官准将または大佐型(ドイツ他)④大佐型(アメリカ・ソ連およびロシア連邦・中国・カナダ・スウェーデン・フィンランド・ヨルダン他※カナダ軍は1968年以前はイギリス軍同様准将及び海軍代将は最上級の佐官扱いだった)⑤少将または大佐型(アルゼンチン・ペルー等)⑥少将型(日本の旧帝国陸軍及び陸上自衛隊・旧帝国ロシア・旧ドイツ帝国・ポルトガル・ブラジル・中華民国)の6パターンあると思われますが、スイス軍の場合は①に該当するようです。空軍は軍団長の司令官、師団長の副司令官、旅団長の参謀長以外は3つ存在する航空団(?)司令官がいずれも旅団長の計6人と少ないですね。

スイス軍も我が国の自衛隊同様4つ星将軍の階級が無い(自衛隊の場合は事実上統合・陸上・海上・航空それぞれの幕僚長が大将相当の待遇・階級章となってはいるが)のかと思いきや、そんな事は無く、「General」という階級が存在するようです。将軍と訳して良いのでしょうが、アメリカ軍等の元帥同様戦時に限定した階級で、この階級を授与された人は2015年現在4人しかいません。最後に授与された人はアンリ・ギザン将軍です。第二次世界大戦という非常事態に、国軍の最高責任者として対応したギザン将軍、ここで深くその生涯について突っ込んだりはしませんが、現在も国民的英雄として尊敬されているギザン将軍には、フィンランドのカール・マンネルヘイム元帥共々現在の日本も見習うべき所はいくつかあるかもしれないですね。戦争は勿論しない方が良いと言うのは言うまでもないですが、いざという時に備えるのは必要ですからね。イスラム国による日本人拘束・殺害事件を自分達にとって都合良い追い風にもして、中東にも変に首突っ込みたくてしょうがないフシもあるようですが・・・・・・・祖父がアメリカのお情けでA級戦犯指定を免れた(実は対米自立派だったのではな説もあるらしいですが)あの人を始めとする誰かさん達は。過去ログで勝手に紹介させていただいた某ブログで書かれていた事も100パー本当なのかなあですが・・・・・・・まあ話はちょっとそれましたが、永世中立と言っても、それを保ち続けるにはそれ相応の努力もしているだなあという事も改めて認識させられた次第でもあります。

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