百田尚樹の「土井たか子=売国奴」認定は間違いではないけれど
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141009-00000602-san-pol
社民党、百田氏にNHK経営委辞任を要求 土井氏を「売国奴」とつぶやく
産経新聞 10月9日(木)22時55分配信
確かに、日本の悪い所は、出来ないなら出来ないで何もしなければ良いのにですが、姿形は正真正銘の日本人なのにその国益を損ねる事ばかりしている人が目立ち、近隣諸国との関係とか却ってこじらせている事ですね。
既に「過去の人」となっていた感がしないでもなかった土井たか子氏もです。亡くなって間もない人の事をあまりアレコレ言いたくはないですが、政治家とかは「人は死んだらもう神様仏様。生前の悪行も問わない。」とかの日本人的美徳はあまり当てはめてはいけないのかもしれない。何故なら国の方向性とかを決定づける等する、国や国民に対する重大な責任があるからです。やっぱり自国や自国民を貶めるような事をすれば未来永劫非難される覚悟も受けなければいけないのはある種の「宿命」なのでしょう。流石に中国の秦檜とか、韓国の李完用とかみたいな例は「やり過ぎ」ですが。(と言うか、これらの国の場合はこういう人達の方が実は自分の国の事を思っていたりする)
そういう意味では、「何も今すぐ言わなくても・・・・・」とか「ツイッターとか軽いのじゃなくてもっと公の場でどうせ・・・・・」な気もしないでもないけど、ナウルやバヌアツをディスった等の発言とは違い、今回は発言自体は的はずれではないと思います。横田滋さん・早紀江さん夫妻等実際の拉致被害者家族の方々も、勿論口にこそは出さないでしょうが、社民党及び土井氏をもっと口汚い言葉で罵ってやりたい気分なのかもしれない。今回の百田発言は、亡くなった人がかっては55年体制時最大野党の重鎮だっただけに余計拉致被害者家族の心情も代弁したつもりでもあったに過ぎなかったという事だったのでしょう。
だから、まあ閣僚たちの靖国参拝ニュース等と同じですよ。「よくぞやってくれた!!」とまで賞賛するほどではないにせよ、批判すべき事でもないとも思いますが、私が心配なのは、この今回の「百田発言」も「追い風」として、今後の日本人が太平洋戦争とか過去も全て美化して、一億総白痴化ならぬ一億総右翼化への道にひた走ってしまうのではないかという事です。ますます。こんな事言うと、「それは違う。今まで左に偏っていたのが漸く中道に戻ってきただけ」と思う人もいるかもしれず、特に所謂ネット右翼の方から見れば私も立派な左翼に見えるかもしれませんが、日本人も案外慢心する所も(勿論私自身も当てはまらないとは思ってませんよ)あって、百田氏もちょっとそういう例かなあですが、まあ来年の向井理氏主演である永遠の0実写ドラマ版も色々な意味で楽しみです。そういう不安も抱えながらも。
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