« 百人一首の歌人達(14)-63番左京大夫道雅後編 | トップページ | ジョジョスターダストクルセイダース第20話「死神13その2」感想 »

2014/08/15

「アジア解放のための聖戦」とか正当化してないだけまだマシか

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014081501001797/1.htm

追悼式、首相式辞に危惧広がる

2014年8月15日(金)19時28分配信 共同通信

 

 

 

 安倍晋三首相が昨年に続き、全国戦没者追悼式の式辞でアジア諸国への加害責任に言及しなかった15日、遺族や識者から「アジアとの溝が深まる」と危惧する声が上がった。7月に集団的自衛権の行使容認を閣議決定した安倍首相が、例年の「不戦の誓い」との表現を使わなかったことへの不満も広がる。

 一方で「歴代首相がずっと謝罪してきたので、もう十分」と肯定的に受け止める遺族もいた。

 叔父を亡くし、日本武道館での追悼式に出席した秋田県横手市の無職酒井喜代三さん(74)は「アジアへの加害には触れなくちゃ駄目。集団的自衛権のこともあるし、危険に感じている」と語気を強めた。

今日は終戦から丁度69年目ですが、この記事ですね。「アジアへの加害には触れなくちゃ駄目」との意見にも、「そう思う心情も理解しなければいけないなあ。」で勿論強い反対とかはせず、まあもうヤフコメとかでも耳にタコができるほど聞いてますが、右翼や保守の人達宜しく、「アジア解放の為の聖戦で、欧米各国の搾取からの救世主だった!!」とかドヤ顔で正当化とかはしてなかった分(本心はどうであれ)まだ全然マシだし、マジレスとかもするつもりはないです。と言うか、長崎平和式典のスピーチでもコピペとか報道されてますが、これもデリケートな過去の悲劇だし、どうしても同じような、当たり障りのないスピーチになるのはしょうがないのでは?ですね。残念ながら今までの政局運営、特に内政面(菊池桃子氏の登用話も、もうとっくにエイプリルフールの時期過ぎてますぞ?)を見ると、私は安部総理を支持する気にはちょっとなれないですが、こちらは明らかに下らない揚げ足取りです。

靖国参拝自体についても、自分は積極的に賞賛も批判もするつもりはなく、確かによりによって日本の新聞社である「筈の」朝日新聞の某記者がそういう問題を大きくしてしまったのは笑えないブラックジョークですが、彼に悪い意味で感化されてしまった中国・韓国だけでなく、アメリカにとっても靖国参拝は戦勝国史観に対する挑戦行為と見做しているようだから、その善し悪し以前の、そうした現実に、参拝した後日本という国なりの信念(勿論それは、右翼・保守の人達みたいに、戦前・戦中の悪い点も全て良い風に見せようとして、日本国憲法が今まで果たしてきた歴史的役割も否定し、「早く自主憲法を制定しろ」とかドヤ顔で提案する事などでは全然ないのである)を改めて示したりとか、的確な対応ができるのなら別に閣僚皆毎月でも参拝したっていいんですよ。彼らの参拝是非よりも、一々そういうのを大げさにマスコミが報道している事に対して強い違和感を覚えますが、まあ安倍総理は、例え2018年までの長期政権となっても、任期中の靖国参拝はもう無理ゲーっぽいですが。

集団的自衛権の存在自体も、そうした日本という国の平和維持とは矛盾しないとも思います(積極的に、賛成するつもりもないけど)が、それを100%明確にはできないであろう憲法解釈変更による閣議決定は将来に大きな禍根を残す可能性だって有り得るし、それについての言及は最低限必要だったとも思いますが、改めて今後日本という国のあり方はどうあるべきなのか?戦争を知らない世代が増えているからこそ、体験世代の方々がまだお元気な内にその教訓等をもっと伝えていかなければいけないのではないか?月並みだけど、改めてそう強く思った今年の終戦の日でした。

|

« 百人一首の歌人達(14)-63番左京大夫道雅後編 | トップページ | ジョジョスターダストクルセイダース第20話「死神13その2」感想 »

国内・世界政治一般」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1159637/57091234

この記事へのトラックバック一覧です: 「アジア解放のための聖戦」とか正当化してないだけまだマシか:

« 百人一首の歌人達(14)-63番左京大夫道雅後編 | トップページ | ジョジョスターダストクルセイダース第20話「死神13その2」感想 »