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2014/07/17

ベネッセ個人情報流出事件もアグリフーズ農薬混入事件と同じようなものなのか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140717-00000569-san-bus_all

ベネッセ情報流出 顧客への補償、200億円かけ受講費減額など検討

産経新聞 7月17日(木)18時22分配信    

 ベネッセホールディングス(HD)は17日夕、不正競争防止法違反の疑いで、業務委託先企業に派遣されていたシステムエンジニアの男(39)が警視庁に逮捕されたことを受けて、顧客情報漏洩問題に関する経緯や対策を発表した。

 これまで実施しないとしてきた顧客への補償については方針を転換。200億円を原資として、おわびの品や受講費の減額なども検討するとしている。

 また今後のこの問題についての顧客対応については、専門組織「お客様本部(仮称)」を設置する予定。

 ベネッセHDの原田泳幸会長兼社長は同日午後6時から東京都内のホテルで緊急会見を開き、改めて顧客情報漏洩について謝罪。「極めて慎重に取り扱うべきお子様の情報を預かる会社として、世界トップレベルのセキュリティーを確立していく」と話した。

 ベネッセHDの今期(2015年3月期)連結決算で最終利益は216億円の見通しとなっているが、補償はこれに相当する規模となる。今回の問題による会員減少なども想定され、業績へのダメージは必至だ。

 

http://route-125.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-6929.html

(関連エントリー「アグリフーズ農薬混入事件の背景にあるもの」)


何でも、残念ながらクロはクロでもマックロクロスケ(そう言えば、「となりのトトロ」も地上波放送されていたが。また)だった小保方晴子氏も早大は学位取り消ししない意向なようですが、まあそんな事したら、「じゃあそんな嘘つき人間に学位与えてしまったおたくらの責任はどうなの?」に余計なってしまいますからね。学位を保持したからといって、一度失った信用を取り戻せるわけでは決してないですが、インパール作戦で河辺正三牟田口廉也がお互いかばい合うために独断で退却した中将師団長・佐藤幸徳を精神病扱いにしたのと本質的には同じです。これではどんなに「太平洋戦争はアジア解放のための聖戦」とドヤ顔で叫んでも(そう思いたくなる気持ちは理解はできる。欧米の方がアジアや中東、アフリカ等でもっと大迷惑かけてきたんじゃないの?で、イラクやウクライナ問題等でその偽善性を改めて浮き彫りにした格好となっているのだし)余計虚しさしか残りませんが、70年前からこういう硬直した官僚的思考等日本社会の悪弊は変わっていないわけですよね。

今回のベネッセ個人情報流出事件で、ベネッセが業務委託先企業を批判したり、そうかと思えば、よく物差しで測ったとも思えないのに200億の補償と言い出したりしたのもまた然りですよね。確かにその会社も責任がないとは言えず、この派遣社員・松崎正臣のやってしまった事も「ごめんなさい」で許される事ではないです。しかし、偏見はいかんというのは頭では分かってはいますが、派遣社員が犯人であるというのは、事件発覚のニュースを聞いてすぐ予想した通りでしたね。

ベネッセももう今冬の社員ボーナスとか役員報酬とかはカットだろうなあですが、今の政府もですね。皮肉にも、総理と同じ「アベさん」が犯人だったアグリフーズの事件もそうで、今日夜のNHKニュースでは某ゲーム制作会社(部長さんがインタビューに応じていたが、それにしてはこの松崎と同世代な、30代後半ぐらいで若い人だったのが印象的だった)での事例等情報漏えいを防ぐ為の対策とか紹介されてましたが、派遣社員等非正規雇用のシステムに大きくメスを入れ、改善しない限りこのような事件は必ずまた起こります。アメリカでの事例を知れば知るほど、「ホントに日本に合うの?このシステムって。」ですが、ホワイトカラーエグゼンプションよりもずっとずっと重要でしょう。(私の職場ではその対象者なんて1人もいませんが)まあ1社の企業に勤務した期間が私の半分しかなくて、「政治に口出ししすぎじゃない?」な経団連の言いなりに半ばなっている安部総理には馬の耳に念仏かもしれませんが・・・・・・・・・・・・

昨今改めて思った事は、月並みながらも「やっぱ既存政党の枠組みではもう日本は悪くなる事はあっても、良くなる事はないだろう」であり、滋賀県知事選挙ですっかりダメダメな筈の民主が擁立した候補に敗北したのもそうした「数の暴力」(私の知るあるサイトでもそのように指摘された方がいて、確かにその通りだと思う)に対する反感故(?)だったのでしょうが、集団的自衛権も、確かにそれ自体は必要だと思います。グレーゾーンにおける自衛隊出動手続きの迅速化等部分的には評価できる点もあります。アメリカの言いなりには絶対ならない!!という強い自信があるのなら行使できるようにして全く構いませんが・・・・・・・・・内閣官房での一問一答も、「とにかく俺たちは間違っていないのだから、さっさと納得しろ」と言わんばかりのニュアンスな気もしますが、憲法解釈の拡大等正面切って国民に向かい合おうとする姿勢が伝わらないのが根本的な、大きな不安です。確かに実際中国は驚異だけど、大企業・金持ち優遇政策等アベノミクスの実態がいい加減見え始めてきた事もあって余計国民の不満を反らす為に必要以上に必死なのが分かりやすいです。勿論左翼の人達みたいに「戦争する国にするつもりなんだ!!」とかまで短絡的に捉えるつもりもないですが、そういう風に外に目を向けさせて、注意を反らさせる内に自分達のやりたい事を好き放題にやるのは昔からの政治家達のオーソドックスな手法で、国民が自国の国力を過大評価するようにもなり、そうした手法で暴走していったのが戦前・戦中の日本の姿だからです。だから集団的自衛権の憲法解釈変更は非常に危険な賭けで、ベネッセからは話が脱線してしまいましたが、この情報流出事件も「現在の自公政権に対する強い警鐘そのもの」であり、政策論議等には良く優先順位というものを決め、無闇矢鱈に大臣のポストを増やす事もしてはいけないという事ですね。

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