2013-14冬は北海道・九州北部以外の地域で平年を下回った冬だった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%92%E5%86%AC
さて、2014年ももう6分の1が終わりました。3・6・9・12各月の14日頃には、気象庁からそれぞれ冬・春・夏・秋の天候のまとめが発表されますが、それに先立って、wikiに書いてある気象官署ごとの平年差を調べてみました。
北日本 0.2℃
東日本 -0.2℃
西日本 -0.1℃
沖縄・奄美 -0.3℃
以上のとおりで、北暖西冷型の冬だった事がわかります。北日本は3年ぶりに平年を上回り、東日本は3年連続、西日本は4年連続で平年を下回りました。そして昨年は並冬寄りの暖冬だった沖縄・奄美は一転して4年ぶりに平年を下回りました。しかし、全部で17地点しかないので、これだけではちょっとデータが少ないです。そこでもっと細かく、各地域ごと、地方気象区がある地点での平年差を調べてみました。(ただし、100%正確ではないかもしれないという事は予め断っておきます。)
沖縄 -0.4℃
奄美 -0.2℃
九州南部 -0.2℃
九州北部 0℃(※山口県も含みます。)
四国 -0.2℃
中国 -0.1℃
近畿 -0.2℃
北陸 -0.2℃
東海 -0.1℃
関東甲信 -0.3℃
東北 -0.2℃
北海道 0.5℃
でした。3ヶ月ごとの階級区分に当てはめてみると・・・・・・
沖縄・・・・寒冬
奄美・・・・並冬寄りの寒冬
九州南部・・・・寒冬寄りの並冬
九州北部・・・・並冬
四国・・・・並冬寄りの寒冬
中国・・・・寒冬寄りの並冬
近畿・・・・寒冬
北陸・・・・並冬寄りの寒冬
東海・・・・寒冬寄りの並冬
関東甲信・・・・並冬寄りの寒冬
東北・・・・寒冬寄りの並冬
北海道・・・・並冬寄りの暖冬
でした。2011-12冬、2012-13冬みたいに顕著ではありませんでしたが、やはり1981-2010の新平年値および新階級区分に当てはめれば、この2013-14冬も北海道・九州北部以外は平年よりも若干寒い冬となり、気象庁の長期予報もほぼ当たった結果となりました。地球温暖化と言われてますが、確かに暖冬傾向は弱まってきていますね。
2月最後の日は、4月中旬並みの陽気で、外で作業する分には悪くはなかったのですが、今日はその日と比べると日中の気温が10度前後も下がって寒い日でした。たまたまついにというか、あの東京チカラめしのチーズ焼き牛丼を千葉の野田山崎店で、テイクアウトで買ったので、その感想はまた別途述べたいですが、ひな祭りの明日また雪が降る可能性が出てきて、3月は、特に関東甲信は2002年に匹敵する異常高温(ただし、北日本は4年連続の寒冬で地域差は大きかった。全国での暖春は2009年が最後)だった去年とは一変、特に前半は気温が低めの日が続くようです。もしかしたら桜の開花も遅めになるかもしれません。
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