谷繁も中村ノリに続いて2000本安打達成したけど
http://news.nifty.com/cs/sports/baseballdetail/nikkansp-20130506-05060151/1.htm
【中日】谷繁2000安打達成!
2013年5月6日(月)20時27分配信 日刊スポーツ
<ヤクルト-中日>◇6日◇神宮
中日谷繁元信捕手(42)が通算2000安打を達成した。
4回の左翼線二塁打に続き6回にはヤクルト押本から右前安打を放ち、プロ野球史上44人目の快挙を達成した。
捕手では野村克也(2901安打)古田敦也(2097)に次ぐ3人目。今季はDeNAアレックス・ラミレス外野手(38)に次ぎ2人目。中日在籍選手では高木守道(78年4月5日)谷沢健一(85年10月23日)立浪和義(03年7月5日)に次ぐ4人目。
88年ドラフト1位で大洋(現DeNA)に入団。初出場は89年4月11日広島戦の代打で、川口和久から左前打のプロ初安打を放った。プロ25年目は史上最遅、42歳での到達は昨年、41歳5カ月で到達したヤクルト宮本慎也を抜いて最年長記録となった。
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/meikyu/1349960319/
2012年シーズン終了時点での生涯打率を見ると、達成者では最下位みたいだけど、この「1番しょぼい2000本安打達成者」という、所謂「クソスレ」で今後田中幸雄や宮本慎也等共々槍玉に挙げられ続けるのだろうか・・・・・・・・・前にも言ったように、烏合の衆的にそういう不毛な議論をしている連中の方が何百倍も何千倍もしょぼいのですがね。でも、このクソスレで書き込んでいる人の多くはそんなの全く自覚してないようですもんね。
ただ、打者と投手で難易度が違っちゃっている現状は何とかしなければいけないですよね。打者はレギュラーに定着するのが遅かったり、この谷繁みたいになかなか打撃に力を入れられないポジションを守っていても選手寿命が延びたから何とか挽回できるようになったけど、投手は分業制が進んでいるからシーズンの勝ち星がなかなか伸びない。
現役で一番200勝に近いのは西口文也の182勝で、最近も2011年に11勝したけど、もう今年で41歳だし厳しいですかね・・・・・・・高卒で入団していても、当時黄金期だった西武投手陣では工藤公康やナベキュウ(渡辺久信)等のローテ陣に割って入るのは容易ではなかったとも思われますが・・・・・・セパ両リーグで日本一に貢献した石井一久も、メジャー6年間の勝ち星(39勝)を含めれば同じ182勝ですが、彼も今シーズンは西口同様まだ1軍登板すらありません。松坂大輔は日米合わせて、まだ28歳だった2008年の時点で141勝まで行ったけど、怪我等でその後4年間で17勝しか上乗せできないでいます。ハマの番長こと三浦大輔は西口・石井以上に難しそうだし、今後可能性がありそうなのは、最初の5年間は隔年の活躍も、32歳(2012年時点)で115勝の杉内俊哉、日米合わせて26歳(2012年)で109勝のダルビッシュ有、あとは内海哲也、涌井秀章、成瀬善久、そしてマー君(田中将大)ぐらいでしょうか。でも彼らも、ダルビッシュ以外は30代後半までフル登板できないとかなり厳しそうなペースです。まあ名球会がいつまで存続するかはわからないけど、下手すれば彼らが引退した頃には投手出身の会員は数人程度しかいなくなってしまうんじゃないだろうか?
それはともかく、正直2013年時点でまだ谷繁選手が現役だとは思っていなかったけど、長期離脱も無く、長くレギュラーとして多数のエース投手とバッテリーを組み、横浜・中日両球団で合わせて5回のリーグ優勝、2回の日本一に貢献したのだから生涯打率が低くても誇るべき快挙です。中日の大先輩だった木俣達彦も、今の時代だったら達成できていたかもしれなかった(実際晩年にはDHとしてパ・リーグに移籍する話もあった)ですが、谷繁選手、達成おめでとうございます。今シーズンの中日は苦しい戦いを強いられているようですが、まだまだあなたの力が必要だとも思います。
| 固定リンク
「NPB」カテゴリの記事
- そりゃ当確じゃないかも(2018.01.02)
- 上原浩治はたとえ名球会に入れなくても「あっぱれ!」である(2017.12.24)
- 史上「最悪な下剋上」を許した広島と先発投手カルテットに見え隠れしていた不安(2017.10.26)
- 3本柱だけなら優勝してもおかしくなかった2017年の巨人(2017.10.08)
- 回り道しても、もう一度男を上げてほしい(2017.09.17)
最近のコメント