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2012年11月

2012/11/25

セルゲイ・ショイグ新国防相の手腕はいかに

http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh121122.htm

露国防相更迭/軍改革につながるかは不透明

 ロシア国防省をめぐる巨額詐欺事件が大きな話題となっている折りから、プーチン大統領はこのほど「公正な事件捜査に不可欠な条件を作る」目的で、セルジュコフ国防相を更迭した。後任には、世論調査で大統領、首相に次いで信任度の高いショイグ氏(モスクワ州知事・元非常事態相)が任命された。

 

軍上層部内の権力闘争か

 スキャンダルは国防省直轄の防衛関連持ち株企業「オボロンセルビス(防衛サービス)」社の関係者が同省の資産を不正に売却するなどして約30億ルーブル(約75億6000万円)の損害を与えたというもの。だが「有能な国防相だった」(メドベージェフ首相)セルジュコフ氏の更迭に関しては、詐欺事件との関連というよりも、軍上層部内の権力闘争と結び付いているとの見方が強まっている。

 セルジュコフ氏はプーチン政権2期目の2007年2月、文民国防相として財務省連邦税務庁長官から抜擢された。

 プーチン大統領が彼に期待したのは、ロシア軍の近代化、それに伴う再編(スリム化)であり、軍内部の腐敗・汚職の根絶であった。

 セルジュコフ氏はそのために軍組織改革に大ナタを振るった。軍人の待遇改善にも力を入れたが、その一方、08年以来約4万人の将校を解任したり早期退職に追い込み、4年前に1107人だった現役の将軍や提督を610人にほぼ半減させた。部隊の数も大幅に削減した。

 こうした荒療治によって国防省・軍内部にセルジュコフ氏に対する不満が渦巻いたとしても不思議ではない。

 また、セルジュコフ氏は国内の軍需産業からの装備・兵器の調達を、旧式で時代遅れとの理由で極力控えて、フランスやイタリアなど外国からの輸入に力点を置いた。その結果、軍産複合体からも反発を買っていた。これとの関連でロゴジン軍需産業担当副首相との関係が悪化したといわれた。

 プーチン大統領は、20年までの軍近代化のため20兆ルーブル(約50兆円)の予算を計上するとの計画を発表している。この巨額の予算の分捕り合戦が軍関係者の間で既に始まり、これが国防相の交代を促した要因の一つとの見方も出ている。

 また、セルジュコフ氏がプーチン大統領の盟友であるズプコフ元首相(政府系「ガスプロム」会長)の女婿で、同氏とユリア夫人との仲が悪くなっていたことも、国防相更迭の背景にあるのではないかとみられている。夫婦関係が冷えきった上に、セルジュコフ氏は元部下の若い女性を愛人にしていたという。彼女は今回の詐欺事件の中心人物として家宅捜索を受けた。

 

問われる新国防相の手腕

 国防相更迭後、プーチン大統領はマカロフ参謀総長も解任し、後任にゲラシモフ中央軍管区司令官を充てた。国防次官の大幅な交代人事もあって、ロシアの国防省幹部は総入れ替えとなった。軍改革を進める姿勢を示した形だ。

 しかし、思い切った改革には強い抵抗が予想され、今回の人事が奏功するかは不透明だ。ショイグ新国防相の行政手腕が問われる。

ロシア連邦軍の将官の人数はwiki英語版にも載っているけど、総人員では下回っているのに2008年時点で1100人強って、900人弱程度の米軍(但し、沿岸警備隊は含まず)より多かったなんてちょっと意外?まあ、KGBとかの準軍事組織も軍人扱い(プーチンも予備役大佐で、大尉だったカダフィとは違って、本当に大佐)ですけどね。(ちなみに自衛隊は2010年時点で約260人)

新国防相、セルゲイ・ショイグの他にも、ロシア現役の上級大将は副国防相、連邦保安庁長官、国内軍総司令官等全部で7人いるらしく、新参謀総長、ワレリー・ゲラシモフはまだ大将のままなようですが、その大将だって参謀総長、空軍以外の各軍総司令官(4人。現空軍総司令官は中将)、東部及び西部軍管区司令官、あと海軍総参謀長兼総司令官代理(この人はもう定年の60歳を過ぎているが、特例により延長となっている)と少なくとも8人はいるようだけど、もうそんなにいない感じですね。

第一次プーチン政権以前は参謀総長及び各軍総司令官は上級大将以上、軍管区司令官が大将(元帥・上級大将の例もあり)、艦隊司令官が大将または中将、軍司令官が中将、師団長が少将が原則充てられたようで、ゲラシモフ新参謀総長は在任中に上級大将に昇進する可能性もあるけど、もう今後は各軍総司令官が大将、軍管区司令官及び艦隊司令官(カスピ小艦隊以外)が中将、軍司令官が少将、師団長が大佐の指定職になっていくのでしょう。(但し、陸軍は基本的に軍の下はもういきなり旅団で、師団が存在するのは海軍と戦略ロケット軍と空挺軍のみ。)

帝政時代に遡ると、特に第一次世界大戦時は第二次世界大戦時の旧帝国陸軍に似てましたが、最上級佐官扱いだった准将が19世紀に入るまでに廃止されたから旅団長が少将でしたが、師団長と軍団長は中将、それと軍司令官と戦線司令官(戦線はさらに軍が複数集まった編成)も兵科大将の例もあったけど、大戦後期は中将の例も珍しくない等中将ポストが結構多かったんですね。オーストリア=ハンガリー帝国軍みたいにさらに上級大将でも新設すればよかったろうにと言うか、実際ソ連時代に入って1940年にあのゲオルギー・ジューコフが上級大将1号となった(後にソ連邦元帥。まあ1940年以前は将官なら呼称が一等軍司令官、二等軍司令官、軍団長、師団長、旅団長と言い換えられたのに過ぎなかったのだから、この一等軍司令官が上級大将に相当すると考える事もできる。この一等軍司令官にまでなった人は9人しかおらず、しかもあのスターリンの赤軍大粛清もあって、天寿を全うできたのは直前に病死したセルゲイ・カーメネフと後のソ連邦元帥、ボリス・シャポシニコフ、セミョーン・チモシェンコの3人だけだった)けど、確かにただでさえ(制度的繋がりはないとは言え)そんな帝政時代からどんどん階級デフレ化しているのに、ポスト自体を減らされるだけでなく指定階級まで下げられる等したら面白くはないでしょうね。いくらどんどん軍事的脅威を増している中国に対抗するつもりであっても。

このショイグその人も、エリツィン政権時代から長く非常事態相を務めるようになるまでは建築畑で活躍してきたエンジニアで純粋な職業軍人ではないんですね。人気はあるようですが、まあそれで政治ができれば苦労はしないし、前任者のセルジュコフも何だか抵抗勢力にポストを追われた感の方が強いようですが、さあ果たして彼は・・・・・・

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2012/11/24

「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の感想

http://34.gaga.ne.jp/

折角の3連休ですが、これといったブログネタがないので、先日日曜洋画劇場で放送されていた、「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の感想を述べてみたいと思います。また厳しい感想になりますが、予め了承ください。

と言うのも、何だか古典的なイメージがある、三銃士の世界に大勢の敵との、砲撃等も使用した戦闘シーンやトラップに守られたお宝等の現代風アクションテイストを中途半端に盛り込んだ感じでした。確かに監督なりに盛り上げようと頑張っていたのはわかるけど、そうした中途半端ゆえに最後まで違和感が拭えず、「伝説よりも、ハデにいこうぜ。」のキャッチコピーが虚しく響いただけでした。

この時点で既に及第点があげられなかったけど、ダルタニャンも生意気な青二才な感じで成長や、他の仲間たちとの掘り下げとか不十分で共感度ゼロに近かったし、ミレディーも退場があっけなさ過ぎた故に最後の動向は予想は容易だった。ロシュフォールも必要以上にカッコつけていた感じで正直鼻につきましたね。脚本もやや装っていた風で駄目だったのもそれを助長していたけど、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」もそうしたキャラにせよ、脚本にせよ、ストーリーにせよ深みがなかったから全く伝わらず、ワクワク感とかとは無縁だったのです。

俳優・吹き替え声優陣も確かに名前だけ見れば豪華だったけど、キャラのイメージとかよく考えていなかった起用も目立ちましたね。ダルタニャン役の俳優は主人公らしいオーラが感じられなかったし、監督の嫁つながりでミレディー役に起用されたミラ・ジョヴォヴィッチ氏も現代からタイムスリップしてきた感じで、悪女な雰囲気は確かに出ていたけど、気品さとかが無かった。リシュリューも、声優の千葉繁氏の声質だと何だかミョーに小賢しく、実際よりも小物に映ってしまう。老獪さとかが全く感じられなかったですね。DVD版での小川真司氏や、もう20年以上前に放送されていたけど、NHKアニメ版の田中信夫氏の方がイメージ通りだったでしょう。アトス声優の藤真秀氏は、深みのあるシリアスな演技(もっとも、彼にしても前述の脚本等の所為でそれが活かしきれていたとは言い難かったが)が光ったし、ルイ13世声優の松野太紀氏も憎めない快演を披露されて、良い味出していたとは思いますが・・・・・・

結局の所、三銃士元々の世界観に、様々な原子を良く考えないで結合・化学反応させて失敗した悪い例となってしまったと言えます。私にとっては。豪華なのは見かけだけで蓋を開ければ粗が目立つお粗末な作りでした。所詮この監督には畑違いな題材だったのでしょう。バイオハザードⅡ等良作と言えた作品も皆無ではありませんが、これは元々の原作に対する好悪を抜きにしても赤点以下の駄作です。

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2012/11/17

ドイツ連邦軍の階級と陸軍軍服その6

http://www.deutschesheer.de/portal/a/heer/!ut/p/c4/04_SB8K8xLLM9MSSzPy8xBz9CP3I5EyrpHK9jNTUIr3MvOICvbLMkkT9gmxHRQDTMYPD/

アクセス数それなりに良いみたいなので、その6ですが、ドイツ連邦軍陸軍総監、今年の9月に交代したみたいですね。

連邦軍では連邦軍総監が大将、陸海空、そして救護業務と戦力基盤軍各総監が中将の指定職のようですが、特に陸軍総監と空軍総監は中将の中でも既に他の中将指定職を務めた先任中将が任命される傾向で、少将からいきなり就任した人はあまりいないと言うのは過去ログでも言った通りです。そう言う意味では、第2代陸軍総監のアルフレート・ツェルベルは師団長からの大抜擢だったけど、これも創立間も無く、しかも初代陸軍総監のハンス・レッティガーが急死してしまって、他の中将ポストについていた人達も退役間近という事情があったので、今後は流石にこのような例は起こらないでしょう。

実際、陸軍総監は最近は少将(陸軍幕僚長)からの就任が2人続きましたが、今回就任したブルーノ・カスドルフは2010年に既に中将として陸軍副総監となっていたので、久々の中将ポストからの就任となりました。(中将昇進は2009年)

上記HPはドイツ連邦陸軍HPでの、カスドルフ中将紹介ページ(ドイツ語)ですが、中佐として第324装甲擲弾兵大隊長等、大佐として第12装甲旅団長等、准将として陸軍指揮司令部幕僚長等、少将として第14装甲擲弾兵師団長等を順調に歴任して今回の就任に至ったわけですね。しかし、どうやらドイツ連邦軍は2009年頃に大将以外の将官の定年は62歳まで延長された(大将は64歳)らしいので、今年60歳のカスドルフ中将は2年後の2014年までの在職となるでしょう。

一方で、前任のヴェルナー・フリエルス中将は、NATOの欧州連合軍最高司令部の参謀長に、マンフレート・ランジ大将の後任として就任したらしく、どうやらまだ大将にはなっていないようですが、旧ソ連・ロシアや中国でも、就任してすぐにではなく、1年後あたりでその職に相応する階級に昇進する事ってよくあるらしいので、いずれは大将になるでしょう。1954年生まれのフリエルス中将は2016年に定年を迎える予定なので、もしかしたらさらに最高副総司令官への昇進もありえるかもしれません。

そう言えば、前述HPでのカスドルフ中将の画像を見ると、どうも連邦陸軍軍服の上衣は濃い灰色と比較的薄い灰色の2種類が使用されているようですが、どのように使い分けているのでしょうかね。また時間があったらちょっと調べてみたいかも?

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2012/11/11

張本勲にこそ喝を入れるべし?その2

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/11/11/kiji/K20121111004530650.html

張本勲氏 メジャー挑戦日本人選手に厳しい目「みじめに帰ってくるだけ」

 野球評論家の張本勲氏がメジャーに挑戦する日本人選手について厳しい言葉をぶつけた。

 11日、TBSの情報番組「サンデーモーニング」に、広島のスタジオから出演した張本氏は、日本ハム・田中賢介内野手らが海外FAでメジャーに挑むことに「夢もないし、行っていいことはない。お金も取れないんだから」と発言。日本人野手で短期間で帰国した選手の名前を挙げ、「みじめに帰ってくるだけだから」と突き放した。

[ 2012年11月11日 09:06 ]

確かに、近年日本人選手の評価が下がっているのは事実です。しかし・・・・・・・・・・・

偉大な実績の持ち主である事は否定しないけど、何でこの人いつもこんな偉そうなのだろうか?あんたがメジャーを嫌うのは勝手だけど、田中賢がメジャーに挑戦するのもまたご本人の自由だろうに。まあ彼をテレビに出演させるTBSもTBSで、偏見かもしれないけど、やはり在日は私達日本人とは思考回路とか違うんですよね。あんたにこそ「喝!」だよ。

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2012/11/10

YOU TUBEとネオジオ格ゲービデオの投稿動画

http://www.youtube.com/watch?v=b1CfGBWrijc

http://www.youtube.com/watch?v=tPos8speFEs&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=G2pmUxr_yBc&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=QFHht6FDQwo&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=yYy9ygSEmfs&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=dFM84RlNBdc&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=Hfr2LUqQOGI&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=r2srEpPh6Bk&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=d5mFYamLbDg&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=9pm1FOi6xFI&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=oaaftU63z_4&feature=relmfu

たまたま目にしましたが・・・・・・・上記動画はネオジオ対戦格闘ゲームシリーズの攻略ビデオ動画ですが、この内自分が見た事あったのは、「餓狼2」~「RB餓狼」と「真サム」の5作だけですね。龍虎1は玄田哲章氏がナレーションでしたが、登場キャラの中では、ジャックが最もイメージに合ってますかね。もし玄田氏がキャラの声優を担当するのなら。龍虎2は特に超反応なCPU戦の攻略が参考になるでしょう。KOF95は、ルガール、(大会の参加者達に対して)「歓迎するよ」って・・・・・ねえ。(苦笑)この当時の新居利光氏の演技はホント神レベルでした。特に勝利した時、胸を引っ掻くボイスが・・・・・・・うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!強力若本からまた引き継いだKOF2002UMでも、悪の風格は出てはいるけど、オリジナルゼロ共々劣化しているのは寂しい。KOFスカイステージでも・・・・・・・・・KOFシリーズは98以降は発売されなかったのは、キャラが多すぎた事と、当時既にSNKが末期的症状を呈していた事もあったのですかね。リメイクのUMも、単純にさらに完成度が高くなったとは必ずしも言い切れない所もありましたが・・・・・・・・

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2012/11/04

りそなホールディングスの中興の祖も

http://mainichi.jp/select/news/20121105k0000m020010000c.html

訃報:細谷英二さん死去67歳、りそなHD会長

毎日新聞 2012年11月04日 17時24分(最終更新 11月04日 20時46分)

 多額の公的資金が投入され、実質国有化されたりそなホールディングス(HD)の経営再建を指揮してきた細谷英二(ほそや・えいじ)会長が4日、病気のため自宅で死去した。67歳だった。葬儀は近親者で営む。同社主催の「お別れの会」(仮称)を近く開く予定。

 68年に東大法学部を卒業後、旧日本国有鉄道に入社。87年の分割・民営化後、JR東日本で副社長などを歴任した。03年6月、巨額の不良債権を抱えて実質国有化が決まったりそなHDの会長に就き「鉄道マンから銀行マン」という異例の転身が注目された。

 就任直後から、「銀行を普通の会社にする」ための意識改革を進め、大手銀で初めて頭取の呼称を社長に転換。それまで午後3時が当たり前だった窓口業務の終了時間を5時までに延長するなど、顧客サービスの充実に努めた。03年9月のピーク時に3兆1280億円あった公的資金の残高は現在、約8700億円に減っている。

 公的資金の完済に一定のめどをつけたため、12年4月に代表権を返上、経営の一線からは退いていた。【竹地広憲】

この人元々国鉄出身で、必ずしも順風満帆な経歴ではなかったらしいけど、67歳では早かったですよね。あの強力若本等と同い年(学年は若本の方が1つ下のようだけど)じゃなかったですか。病院ではなく、自宅で最期を迎えられたのは幸せだったと言うべきか・・・・・・・・・・・・・・・・「塞翁が馬」とも言いますが・・・・・・・・・ともかくご冥福お祈りいたします。

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日本は決して大東亜戦争の戦勝国などではない

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121104/plc12110409220002-n1.htm

中)在留邦人救えない国… 世界常識通じぬ「平和ボケ」

2012.11.4 09:19 (1/4ページ)憲法・法律

 

インドネシアで発生した暴動で、邦人退避に備え、シンガポールに向かう航空自衛隊のC130輸送機。実際には退避活動を行うことはなかった=平成10年5月、愛知県・小牧基地

 

 「小日本(シャオリーベン)(日本人の蔑称)を殺し尽くせ」「東京を血で洗え」

 沖縄県・尖閣諸島の国有化を機に中国全土に広がった9月の反日デモ。過激なプラカードの言葉にあおられるかのように一部が暴徒化し、日系のデパートや自動車販売店を襲撃、上海では邦人に負傷者も出た。

 「実際に『殺せ』といわれる恐怖感は、現地にいる者にしか分からない」

 中国での勤務経験が長い大手商社幹部はこう漏らす。中国各地に事務所を置くこの商社は、国有化と同時に暴動発生を予想。出張自粛や公共交通機関の利用中止を指示する一方、安全情報の収集に追われた。

 中国では2005(平成17)年4月にも、小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝を理由にデモが起きた。だが、商社幹部は「散発的に日本料理店が襲われた当時と異なり、今回は大手企業が組織的に標的となった。さらにエスカレートする危険性を感じた」と話す。

 同社には、暴動やテロを想定した危機管理マニュアルがある。ただ、その中に、日本政府に支援を求める手続きはないという。「政府は頼りない。できるところまでは自分でやる」

 わが国の自衛隊は昭和29年の発足以降、海外で紛争や事件に巻き込まれた邦人の退避や救出に従事したことがない。「海外派兵」を禁じる憲法9条の解釈で、「他国の領域内にある日本人の生命、身体、財産は(中略)、武力行使等の手段によって保護をはかることは憲法上許されない」(昭和48年9月19日、吉国一郎内閣法制局長官答弁)ためだ。その影響で、武力行使に至らないケースについても法整備が遅れてきた。

 

 日本政府による在外邦人保護の法整備の歴史は、事件が発生した後に最小限の法改正を行う「泥縄式」の漸進主義に他ならない。

  平成19年6月、青森県・深浦港沖で、漂流する木造の小舟が発見された。乗っていた脱北者の家族4人は北朝鮮北東部の清津から「生活が苦しくて逃げてきた」と証言。これを機に、政府内で北朝鮮崩壊に備えるシナリオが検討された。

 

 当時の政府高官は「ソウルを中心に韓国に長期滞在する邦人を日本に退避させる手順を確認した」と話す。外務省の統計によると、韓国在留邦人は当時約2万3千人。ソウルでは、携帯電話などを通じてソウル五輪のメーンスタジアム「蚕室総合運動場」に集合し金浦空港か在韓米軍水原空軍基地に大使館手配のバスで移動、政府専用機や民航チャーター機で脱出する方法が検討された。

政府は1991(平成3)年の湾岸戦争で邦人退避を直接支援できなかった教訓から自衛隊法を順次、改正。「安全が確保されている場合」に限るとの条件で、邦人の「輸送」手段を政府専用機、輸送機と拡大していった。平成11年の改正では護衛艦も追加し、空港・港湾など出迎え地点での邦人保護のため限定的な武器使用も認めた。

 だが、19年の検討では、退避人数の多さから「搭乗数の少ない輸送機派遣は現実的でない」と判断。政治的メッセージの強さもあり、「自衛隊が出る必要はない」との意見が大勢を占めた。元高官は「議論は実現可能性に集中し、憲法上の問題にはたどり着かなかった」と振り返る。

 

 「海外での武力の行使」を禁じる憲法への配慮から、自衛隊による邦人保護に慎重な政府の姿勢を表す好例といえる。だが、各国では在外の自国民救出に軍隊を用いるのが一般的だ。時には相手国の同意を得なかったり、武器を使用したりすることもある。

 

 米国は1980(昭和55)年、イラン革命での米大使館人質事件で軍を投入。イスラエルは76(同51)年、ハイジャック機がウガンダのエンテベ空港に着陸した際、ウガンダ政府の同意を得ずに特殊部隊を送り込み、空港を武力で制圧して人質を救出した。

現状を各国なみに近づける努力がないわけではない。自民党は政権交代後の平成22年6月、「安全確保」条件を削除するなどした自衛隊法の改正案を国会に提出した。空港・港湾などの出迎え地点まで自衛隊の部隊が邦人を「警護」することを可能にし、警護に必要な武器の使用も認める内容だ。成立すれば、他国領内でより積極的に自衛隊が活動できるようになる。

 議論の過程では「この法案では北朝鮮に拉致された日本人を救出できない」とのより強硬な措置を求める意見も出た。だが、当時の法案作成担当者は「緊急時に国民を見捨てるのかという問いと、憲法上の制約を比較考量したギリギリの判断だった」と話す。その法案でさえ与党・民主党が応じず、現在まで一度も審議されていない。

 

 尖閣国有化後の反日デモで情報収集に追われた商社幹部は「海外で邦人が生死の分かれ目に直面するときに憲法問題で自衛隊を出せる、出せないと議論しているのは平和ボケとしか言いようがない」と断じる。この幹部は、自衛隊による積極的な邦人救出を求めた上で、こうも語る。「日本が今後、価値観の多様な世界市場で生き残るためには、非常時に国の保護が得られるかどうかが決定的な違いを生むだろう」

 まあこの商社幹部の弁は正論だし、アメリカやイスラエルの対応こそが普通の国の対応ですよね。それなのに我が国は・・・・・・・・

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1080205885

この知恵袋でのベストアンサーを出した人はまさに的を得ていると言え、何でも「東南アジアの欧米諸国からの解放を達成したという点では長期的には日本は戦勝国だった。」と言う、偏狭な自慰史観丸出しな詭弁も出ていて、確かに個人としてそういう理想に燃えていたり、現在の東南アジア各国の教科書でも日本の占領に対して概ね好意的な記述がなされているのも無視はしません。

しかし、そのように長期的な面から捉えるのなら我が国はどうなのか?この記事でも批判的に書かれているけど、そういう正当化理論を述べる人達には、「軍部の暴走等反省すべき点は反省しよう。」という姿勢は全く感じられないし、伊丹万作の「戦争責任者の問題」もおそらく理解できないだろう。何より彼らが正当化している旧日本軍の戦争行為などの反動で、戦後67年も経って、このように近隣諸国との軋轢も顕著になってきても適切な対応が取れないでいるではないですか。そういう意味でも、勿論戦った相手のアメリカやイギリス、オランダも単純な正義の国ではなく、オランダは特に女王は現在もインドネシア統治を全く悪ぶれないで正当化していますが、そうした長期的な面から見ても、間違いなく日本は敗戦国だったのです。そして、今こそそうした敗戦国としての呪縛から解放されなければいけない時なのです。

それなのに、また新シリーズが始まるようですが、ヘタリアなんかが受けているのもやはり日本が平和ボケしている、全く悪い意味での証拠なんですよね。そんなイタリアとかフランスとか他国軍の弱さをネタにして笑える立場なのか?戦後の私ら日本人って。日本軍の特攻だって、また別の性質な意味でヘタレだったとも思われ、小林よしのりのゴーマニズム宣言もそうだけど、なまじ「漫画」という、分かり易い情報伝達形式だけにタチが悪いんですよね。抱かなくてもいい、変な偏見を煽ったという点でこの作者の責任は非常に重いです。おそらく彼には現在の日本を取り巻く状況を理解する能力も意思もないと思われますが、この中国での反日暴動も今後絶対教訓としなければいけないでしょう。

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2012/11/03

新テニスの王子様第90話-「どこまでも非情な『狂気の処刑人』柳田國男!!そして友情の芽生え!!」

スクエア12月号の表紙を飾ったのは越前王子様やバルログ・アトーベ様ら主要(狂人wwww)5人衆!!皆おしゃれな格好で決めていて、もうカッコよすぎるwwwww!!!またまたしびれるっ!!あこがれるっ!!

肝心の本編はというと、フーセンガム&キテレツのダブルスコンビは反撃に出てきましたが、一郎はあくまで冷静。6割リミッター解除を実行しようとしていましたが、追い詰められている國男を見て、「それでもやばいかなあ。」と思った模様。

國男は國男でとうとう本気でブチ切れて、本性を表したwwww!!処刑必殺技を次々と繰り出してきたけど、ラケットがフーセンガムくんに直撃してしまった!!流石にこれは故意ではなかったようですが、一郎にはそんな素振りは見せません。片方の視界が遮られてしまい、ワンダーキャッスルも効果を発揮しきれなくなってしまいましたが、ここでキテレツが國男の八番目の必殺技を・・・・・・・・

必殺技名が全て明らかになったけど、最初と最後あたりはいかにも痛そう。ここで越前リョーガがバトルの場を離れようとして、國母和宏wwwwに注意されたけど、そんなの意に介しません。王子様wwwwも対抗しようとしたけど、晴信皇帝陛下は何やら察した模様ですね。

リョーガに呆れられるのも無理はなく、もう國男が一方的にキテレツをなぶっている展開。キテレツも老人虐待した前科があるけど、そんな悪行もこの國男の前では半ば霞んでしまう感じですねえ。止めを刺そうとしたら、一郎が突如前に立ちはだかり、それに計画通り呼応したかのようにフーセンガムが打球を打ち返し、國男の膝に直撃した!!そう。フーセンガムくんもこの一郎と取引していたのです!!ここで國男は戦闘不能となりましたが、野球のイチローだけでなく、このテニスの一郎もやっぱ強い。バトルは一郎・國男ダブルスコンビに軍配が上がりました。頼通wwwwのおっさんやモヒカン男爵wwwwwも余裕な表情を浮かべていましたが、本当に神の子・信繁wwwwの手術の件の約束守るんだろうなあ。一郎は。

いやあ、バトルの裏で少しずつ明かされた、一郎とフーセンガム・キテレツの交渉等まさに仁義なき騙し合いでしたね。國男がホントいい面の皮だったと言うか。そう言えば、YOU TUBEで、去年9月に公開された某劇場版を見たけど、彼ら高校生と比べると、キースらゲストキャラの連中は狂いっぷりが中途半端で何とも物足りない作りでした。王子様やバルログ・アトーベ様、そしてキテレツのあのピンチに馬とともに颯爽と登場した天才くん等主要登場人物の面々には相変わらず爆笑ものでしたけどね。

しかし、原作本編は絶好調ですね。勿論スポーツ漫画としては全く最低wwwwwですが。そうだよ。その調子ですよ。我らがギャグの伝道師・許斐剛大先生!!早くネスカフェのCMに出演する夢を叶えないとね!!まず。大先生が産みだした愛すべきテニス星人達やファンの皆さん(私も全く別の意味wwwwwでその一人だが)の為にも!!2012年中の話もあと1話だけど、爆笑で締めくくって2013年を迎えよう!!YES!!WE CAN!!wwwwww

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