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2012/09/16

大日本帝国陸軍大将の人数

http://www2.wbs.ne.jp/~ms-db/other%20data/rikugun.htm

折角の三連休ですが、ブログネタがあまりないので・・・・・・・

上記HPは、旧帝国陸軍大将の一覧ですが、一体大将は何人いたのかちょっと興味を持ったので調べてみました。

ご存知の通り、階級としての元帥が存在したのは我が国では明治初期のごく短期間で、なった事がある人は西郷隆盛ただ一人です。西郷は陸軍大将第一号でもありましたが、何だか格下げされてしまったみたいというか?1898年には山県有朋らが元帥となりましたが、これはフランス同様(フランス元帥及びフランス提督。ただし、フランス提督は150年近く授与例がない)階級とは別の称号でした。元帥陸軍大将も含めると、日露戦争以前は大体2人~5人程度だったようですが、日露戦争が勃発した1904年には元帥陸軍大将(山県有朋と大山巌)2人も含めると一気に14人まで倍増しました。1905年には16人、1906年18人。その後はしばらく12~17人程度で推移していましたが、第一次世界大戦が終わった1918年には19人、1921年にはついに20人となりました。その後は細部までは調べていませんでしたが、終戦時は元帥陸軍大将4人も含めると26人いました。最後の海軍大将とは、井上成美の事ですが、最後の陸軍大将は牛島満、ただし生前授与された人では木村兵太郎が最後でした。(※なお、この数字には、大将昇進と同時に予備役編入となった人・前述の牛島のように死後昇進した人・東条英機のように総理大臣まで登ったが、辞任していた人は含めていません。)

日露戦争や第二次世界大戦で将官の人数が増えるのは分かるけど、米陸軍は、独立以来長く少将が実質最高階級で、第二次世界大戦末期(1944年末時点)でも、大将は10人(さらにこの上の、イギリス陸軍に合わせて制定された陸軍元帥にはマーシャル・アイゼンハワー・マッカーサーの3人がいたけど。中将も40人程度で現在と同じかやや少ない程度)程度だったので多く感じられますが、総兵力は600万人程度だったので異常に多いとも言い切れないかもしれません。実際前述の、※で但し書きした人を含んでも、中将から大将になれた人は9人に1人程度だったのです。まあこれは、師団長も中将、軍司令官も中将、方面軍司令官も、終戦時は12人が大将でしたが、中将の例も珍しくない等中将ポストがやけに多かった事もあるのですが・・・・・・

NATOの階級符号では元帥がOF-10、大将がOF-9、中将がOF-8、少将がOF-7、准将がOF-6(ただし、フランス海軍は准将がない代わりに中将が上級と普通の中将の2段階あるし、スペイン海軍もwikiでは普通に「元帥格大将、大将(Almirante General)、中将、少将、准将」と表記されているけど、国防及び海軍参謀総長に充てられるAlmirante Generalは上級大将と訳した方がしっくりくる。そうすると、スペイン軍は英米系とロシア・旧ドイツ系階級システムが並存している珍しいケースとなる。)だけど、これを帝国陸軍に当てはめると、元帥陸軍大将と陸軍大将はそのままOF-10、OF-9に当てはめて差し支えないだろうけど、陸軍中将がOF-7&OF-8で英米系の少将・中将いずれにも相当し、陸軍少将はOF-6で英米系の准将に相当すると見ていいのではと思います。

だから、第一次世界大戦時のオーストラリア=ハンガリー帝国軍は実際大将と元帥の間に上級大将を設けたらしく、イタリア軍もまた、第一次世界大戦後に准将が設けられたらしいけど、帝国陸軍も上級中将とか新たに設ければよかったんですよね。こうした階級インフレは、制度上断絶しているはずの陸上自衛隊にも何故か継承されていて、旅団長と師団長、特に陸上自衛隊の師団は他の主要国軍の旅団にちょっと毛が生えた程度なのに1ランク高い(ただ米陸軍は旅団長は基本大佐だし、ドイツ連邦陸軍も、着任時は大佐で在任中に准将に昇進する例も珍しくないだけに厳密にはそれ以上かもしれない。)状態ですが、結局准将新設の話はどうなったんですかね?陸上総隊の話も、何でも今の陸上幕僚長が消極的で自然消滅しかかっているようですが・・・・・・・

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