ついに「ドラゴンボールエボリューション」を見たが・・・・・・・
今夏にはいよいよるろうに剣心実写版が上映されますが、ネットでも色々話題を呼んだ「ドラゴンボールエボリューション」、地上波放送されていたのを見たので、感想を述べてみます。
さすがハリウッド制作だけあって、バトルを繰り広げた舞台や、かめはめ波等の必殺技等SFX技術のクオリティは高いものはあり、一定の迫力感や緊迫感はありました。
しかし、「新しいファンの為に作った」なんて開き直りしていた時点で、制作陣は原作に対する理解や愛情が全く無いんだなという事が良く分かったけど、悟空、普通の高校生だったのはまだしも、チチの誕生日パーティーでごじゃっぺな兄ちゃん達をやっつけてクズと罵るなんて何気に鬼でしたね。(苦笑)授業中にチチに見とれた、お花畑満開なシーンもあまりにも分かり易くて失笑させられた。そのチチも、正直あまり可愛くなかったけど、ラブシーンもベタすぎて臭かったのにはこれまた失笑させられた。
亀千人も、原作同様助平な面も見られた反面、師匠らしい存在感は発揮できていたけど、武闘家じゃなければ普通のオッサンだったじゃん。(苦笑)チョウ・ユンファ氏の演技自体は勿論良かったけど、悟飯祖父さんの師匠には見えなかったと言うか。(苦笑)ブルマもいかにもハリウッドのアクション映画に登場しような、男勝りなキャラにされていたけど、やはり「これは私のイメージじゃないっっっっっっ!!!」だった(苦笑)し、何で銃撃シーンもあったんですか。ヤムチャもヘタレ盗賊だったけど、武術の能力を少しは発揮させても良かったんじゃない?
敵はピッコロで、造形そのものは別人ばかりな面々の中では比較的原作に近かったと思うけど、彼とのラストバトルでついにかめはめ波を決めたと思ったら・・・・・・
サイコクラッシャーキタァァァァーーーーーー(゚∀゚)ーーーーーーーーーーーwwwwwww!!!!
でしたねwwww。いつから貴様は強力若本になったんだwwwww。そう言えば、もう既にあのR藤本という芸人のレビューをニコニコ動画で見たから既にこの伝説的なシーンwwwwも知ってはいたけど、何度見ても爆笑ものwwwwでしたね。
そして、目出度く亀仙人が生き返って、悟空とチチも修行に励んでいたかと思えば、ピッコロは実は生きていて続編を匂わせる結末だったけど、やっぱ作るつもりらしいのね。
私の知るあるサイトでもやっぱ評判悪いけど、まさにGT共々「やってくれましたね。スタッフの皆さん」だったと言うか、色々悪い意味でぶっ飛んでいたトンデモ実写版でしたね。これでは、原作者に「原作とは別物の作品として見て下さい。」と言われてしまうのも無理は有りません。どうせ実写化するのなら、ドラゴンボールは海外では特にフランスで大人気(逆にドラえもんは有害図書指定を受けていて、それも知らないであの実写CMにジャン・レノ氏を起用したトヨタ広報の無知ぶりには失笑させられたけど)らしく、野沢雅子氏も現地の放送局に招かれた事もあっらしいけど、フランス人に製作させた方がまだマトモな作りになっていた気がしますね。まあネタとしては笑えたけど、マトモな評価はちょっと無理です。
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