アニメ映画「ハッピーフィート」も今更ながらの感想
http://wwws.warnerbros.co.jp/happyfeet2/index.html
今日も折角の休日ですが、これといったブログネタが無いので、今更ですが、正月に放送されていたアニメ映画「ハッピーフィート」について感想を述べてみたいと思います。
つい先日地上波放送されていた「アバター」もそうでしたが、CGアニメーション技術については文句なしでした。途中天敵の他生物に追われたシーンもありましたが、キャラクターの動作は躍動感が良く伝わりました。
しかし、褒められたのはその点だけでした。主人公のマンブルが音痴ゆえに周囲から阻害されていたのはいかにも村社会的でリアリティはありましたが、ミュージカルがいかんせんややくどくて、テンポが悪かった。終盤水族館に来て、また帝国に戻ったと思ったらタップダンス踊っていたけど、これもくどかったし、地球環境問題と絡めたのもご都合主義で、そうしたテーマに対する説得力も皆無でしたね。帝国の長老も別に主人公の言動を理解しろなんて言わないけど、変にうっとおしいキャラだった。
キャラと言えばその声優陣も、プロの方々は全く問題ありませんでしたが、芸能人枠はダメでしたね。手越祐也くんはあまり棒読みにならないようにするのが精一杯な印象で、感情移入させられるほどのレベルではなかったし、ブレイク前のこども店長も凡庸でした。しかし、こども店長は後の「おまえうまそうだな」では結構頑張っていただけに、本作での出演には得たものもあったとも言えたのだろうけど。
まあ要するに「ごくありふれた映像先行の消化不良映画」だったという事でしょう。変に説教臭い所はそんななく、続編も製作されたらしいけど、高い点はつけられません。
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