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2011/04/20

「ゼロの焦点」昭和36年版の方は良作だった

先日酷評した、故・松本清張氏原作の「ゼロの焦点」平成21年版ですが、原作に忠実らしい(?)昭和36年版の方も見てみました。

同版を見たので、話の流れをつかむのは容易でしたが、テンポが良く、俳優陣の演技も安定していましたね。主役の久我美子氏は、芯の強さと、お公家様の家柄らしい気品のよさを兼ね備えていたし、犯人の佐知子役・高千穂ひづる氏も、過去への恐怖から殺人に走った狂気等をよく表現されていました。鵜原兄役の故・西村晃氏も、殺される直前の佐知子とのやり取りは見ものだった。

2時間ドラマで御なじみの、断崖でのシーンも、実はこの昭和36年版がはしりだったらしいけど、そうした好演もあって、主人公と佐知子の独白は適度な緊迫感があって、まさにクライマックスに相応しい盛り上げを見せていました。室田夫も、平成21年版に比べずっと妻に対する愛情が描かれていたのが印象的でしたが、最後は死ななかったですね。やはり。

結局主要登場人物の多くが死んでしまう、あまり救い等が感じられない結末だったけど、その原因を作った鵜原憲一はつくづく罪な男だったと言うか・・・・・・・・・原作小説版もアマゾンで購入したばかりですが、平成21年版より断然面白かったですね。同じ原作でもこうも違うのは・・・・・・・・犬童一心氏の作品は「ジョゼと虎と魚たち」は面白かったのだけど、この平成21年版と「タッチ」は・・・・・・・・・・「タッチ」と言えば、また野球を題材とする新連載漫画が連載されるらしいあだち充氏、どうも自分が築いた地位に胡坐をかいている様にしか見えないだけど。

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