田代まさしの心情は理解できるのだけど・・・・・・
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/01/15/0003738819.shtml
田代まさし被告、トホホな言い訳
覚せい剤取締法違反の罪などに問われているタレント・田代まさし(本名・政)被告(54)の第2回公判が14日、横浜地裁で開かれ、被告人質問を受けた田代被告は、「シャネルズの30周年記念イベントに参加できずショックだった。つらさから逃れたいと思った」と、再び薬物に手を染めた動機を語った。昨年2月のイベントに出演できず、その1カ月後の3月に初対面の男から大麻を手渡され、薬物使用に走ったと説明した。
◇ ◇
芸能界復帰への一筋の光明が途切れたとき、田代被告のさらなる転落が始まった。「(所属していた音楽グループ)シャネルズのデビュー30周年イベントに出演依頼が来ていたのに、レコード会社に出演を拒否された。すごく落ち込んで、悩みから逃れたいと思い使用してしまった」。田代被告は同じ釜の飯を食ったシャネルズへの参加を拒まれ、薬物へと逃避した。
田代被告は昨年2月24日に東京・NHKホールで行われたシャネルズのリーダーで歌手の鈴木雅之のデビュー30周年記念コンサート会場を訪れた。ステージには、シャネルズのメンバーが上がり、過去のヒット曲を披露するなど、“同窓会”のような構成。しかし、田代被告はステージには上がれず、覚せい剤取締法違反などで服役し、08年6月に出所したことに対して「レコード会社から“犯罪者だから”と参加を断られた」と振り返り、無念さをにじませた。
その後は「何のために仕事をしているんだろう」と自暴自棄になり、イベント直後の昨年3月に出演したローライダーカーショーで知り合った男に大麻を手渡され、さらなる転落が始まった。大麻からコカイン、覚せい剤へとエスカレート。薬物使用へのためらいもあったが「(ファンの)みんなを苦しめるよりも、つらさが勝ってしまった」と振り返り、後悔を口にしていた。
確かに、薬物に手を出す事は褒められたことではないです。しかし、この記事を描いた記者には、「『トホホな言い訳』と言うけど、じゃああなたが田代氏と同じ立場に立たされたらどう思うか?それをもう少し想像してごらんなさいよ。」と突っ込まずにはいられないけど、その心情は理解はできます。
転落への道を辿るまでほぼずっと芸能界で仕事をしてきて、今更別の仕事をするのも難しい。裁判官から「芸能界に向いていなかったのでは?」と突っ込まれても、過去の栄光はどうしても懐かしい。しかし、悪く言えば自業自得ではあるけど、そうした輝かしかった日々での存在自体すら否定されてしまった。既に田代氏は今年で55歳。もう人生の3分の2以上は終わっています。仕事云々ではなく、自分の人生そのものは何だったんだろうと深い絶望感にさい悩まされたのは想像に難く無いでしょう。
このブログでは、過去ログ(「芸能・アイドル」カテゴリから参照下さい)で「自分の生き様」を説いた事を突っ込んだ事もあったけど、そうした絶望感等からまた薬物に走ってしまった田代氏の「心の弱さ」は、他人事ではないというか、笑う事は出来ないでしょう。いくら日本の芸能界が薬物に甘いといっても、これでますます存在を抹消されるでしょうが、田代氏には田代氏なりに辛い所も多々あるでしょうが、罪を償ってほしいものですね。
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