« 「第四次ダイナマイト打線」の阪神、5年ぶりの日本シリーズ進出はならず | トップページ | 次期五代目皇帝の朝鮮戦争発言と中国最大の誤算 »

2010/10/19

ソフトバンク、「鬼門プレーオフ」を克服できず

http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20101019-OHT1T00163.htm

ミラクル・ロッテが日本シリーズへ!ソフトを投打に圧倒

 ◆パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ第6戦(6試合制) ソフトバンク0─7ロッテ(19日・福岡ヤフードーム) ロッテが成瀬の好投と好機での集中打でソフトバンクに完封勝ちし、1勝3敗からの3連勝でファイナルステージを突破。史上初めて、レギュラーシーズン3位チームが日本シリーズに駒を進めた。

 ロッテは5回、2死から里崎、西岡の連打と四球で満塁。ここで井口がソフトバンク先発・杉内から死球を受け、押し出しで先制。サブローも2―3から四球を選んで連続押し出しで2点目。さらには今江が中前にしぶとくはじき返して2者生還、一挙4点を先行した。

 8回にもソフトバンク4番手のファルケンボーグを攻め、1死二塁から金泰均が右越えの適時二塁打、さらに大松が右翼ポール際へ2ラン本塁打を運んでダメ押し。

 先発の成瀬も第1ステージの西武戦から2試合連続で中4日の登板ながら、精密なコントロールで内外角にボールを散らして相手打線に的を絞らせず、113球、散発4安打で完封。最後の打者・小久保の打球をつかんだ西岡がグラウンドにつっぷしてうれし涙にくれる幕切れとなった。最優秀選手(MVP)には第1戦1失点完投、この日と合わせて2勝を挙げた成瀬が選ばれた。

 ソフトバンクは最終戦も打線の不振が目立ち、孤軍奮闘した杉内も踏ん張りきれず4回2/3でKOされた。力尽きた杉内は降板後ベンチで号泣。リーグ優勝で1勝のアドバンテージを得ながら07年以降計6度のプレーオフ、CS出場でまたも敗退し、悲願のシリーズ進出は今季もならなかった。

 ロッテ・西村監督「1年目で胴上げは最高の気分。リーグ戦終盤から、負けたら終わりの戦いが続いていた。本当に精神力の強い選手。みんなで一つになって戦った一年の結果だと思う」

 ソフトバンク・秋山監督「(最終戦から)長くあいて調整がうまくいかなかったところが一番かもしれない。それ以上に向こうの投手が良かったのもある。短期間決戦で力を出せなかった」

ソフトバンクにとって、プレーオフはつくづく鬼門なのか、初めて2シーズン制として導入された、南海時代の1973年には、総合勝率3位ながらも、「死んだふり」優勝(これこそが、現在に至るまで続いている対野村克也過大評価・歪なる神聖視の根本的要因となっている。実質優勝させたのはヤクルトだけ)した過去があるだけに、今年も日本シリーズ出場を逃したのはより皮肉に感じられます。

しかし、プレーオフへの批判をするのは容易ですが、冷静に考えれば今年の優勝は、実質リーグ3連覇した2003~2005年とは違い、他5球団のだらしなさに助けられた面が大きかったのもまた事実だったと思います。(これは中日にも言える)

西武はかっての投手王国はどこへやら。21世紀以降は打高投低な傾向が強く、90年代以前ほどの常勝軍団ではなくなってしまい、野球を知らない関係者の某失言もあって失速、ロッテも得失点差がリーグ最大ながら最下位の楽天に負け越し、最後の最後でやっとAクラス入り。日本ハムも去年日本シリーズでのダルビッシュの酷使も響いた形となってしまい、楽天はフロントの迷走もあって最下位に逆戻り。金子・木佐貫がエースとして活躍し、T-岡田が本塁打王となったオリックスがそこそこ頑張った程度でした。

ソフトバンク自身は、悪く言えば小久保や松中の衰えが目立ってきて、ぺタジーニも結局期待されたほどの働きは出来なかった。投手陣も、和田と杉内は確かにペナントレースでは終始安定してローテーションを守ったけど、彼ら以外の投手がこの2人が作った貯金18(チーム全体では13)を維持しきれず、リーグ最多登板であった摂津等リリーフ陣に負担をかける事となってしまった。そしてプレーオフでは第6戦スタメン野手の平均年齢は30.7歳とやや高めだったけど、彼らがこの2人を援護しきれず、特に杉内は0勝2敗では・・・・・・・・・現在のプレーオフ制度に反対という考えは変わりませんが、勝てなかったのも無理なかったかもしれません。

ソフトバンクは、南海~ダイエー時代の、実質1967~99年の実に33年も「本当の意味での優勝」から遠ざかっていましたが、歴史は繰り返すと言うか、次の日本シリーズ出場は、2036年あるいは、死んだふり優勝した1973年から26年遠ざかっていたとすれば、2029年頃となってしまうのでしょうかね。その時はもう私なんぞはいい歳したオッサンとなっていますが、ダイエー時代末期以降、戦力を活かしきれていない現状を見ると、冗談抜きでそうなりそうな気がします。

|

« 「第四次ダイナマイト打線」の阪神、5年ぶりの日本シリーズ進出はならず | トップページ | 次期五代目皇帝の朝鮮戦争発言と中国最大の誤算 »

NPB」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1159637/37308848

この記事へのトラックバック一覧です: ソフトバンク、「鬼門プレーオフ」を克服できず:

» 藤井氏が打撃コーチに=プロ野球・ソフトバンク [サッカーはエンターテインメントだ! ]
ソフトバンクは30日、来季コーチングスタッフを発表した。1軍打撃コーチに元オリックスの藤井康雄氏(48)が就任。2軍は小川一夫スカウト部長(56)が監督になり、バッテリーコーチとして元巨人の山倉和博氏(55)が加わった。新設する3軍は球団OBの小川史氏(50)が監督。主な陣容は次の通り。... [続きを読む]

受信: 2010/10/31 11時16分

» お父さん土鍋がかわいい「ソフトバンク」CM [J-CM Lab]
お父さん土鍋がかわいい「ソフトバンク」CM [続きを読む]

受信: 2010/10/31 13時44分

« 「第四次ダイナマイト打線」の阪神、5年ぶりの日本シリーズ進出はならず | トップページ | 次期五代目皇帝の朝鮮戦争発言と中国最大の誤算 »