「一騎当千 XTREME XECUTOR」も放送終了したが・・・・・・・・・
古代中国を代表とする古典の一つである「三国志」、当然日本でも題材とした作品は星の数ほどありますが、その中でも悪い意味で異質なのは、「一騎当千」シリーズでしょう。
そのTVアニメ版第4シリーズである、「XTREME XECUTOR」も最近放送終了しましたが、確かにアニメーション技術は相変わらず高いものがありました。元々原作者の画力は高いだけに、女の子キャラは綺麗に描かれていて、彼女らの動きも躍動感がありました。呂蒙役の甲斐田裕子氏等、声優陣の演技も特に不満等はなかったです。しかし、褒められるのはそうした点だけだったのもまた相変わらずでしたね。
本シリーズでは、馬超が新キャラとして登場し、孟獲等原作には登場しない、アニメオリジナルキャラの登場も見られましたが、「仲間達との絆」とか、「闘士としての誇り」とか非常にくどいのが鼻につきましたな。勿論パンチラ等のエロは相変わらずで、温泉での某ショットも見られたから説得力は皆無でしたが。
そもそも、現代日本での殺し合いに何で三国志という題材が使われなければいけないの?というか、2000年近く経った現在もなお世界中の人達を魅了しつづけている三国志や、その英雄達に対する冒涜に他ならないのだけど、そうした冒涜云々を抜きにしても、悪役連中も、小賢しい策を弄する3流以下な面々ばかりだったし、全くつまらない第4シリーズでしたね。残念ながら、やはり評価するに値したのかも甚だ疑問でありましたが、塩崎雄二氏にもいい加減最低限評価に値する作品を描いてほしいものです。かってゾイドシリーズのコミカライズ等を手がけられていたときのように。
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