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2010/02/13

もはや「ロールヒロイン化」ではなく、「ロールアイドル化極まれり」と評すべきなのか

http://www.gpara.com/article/cms_show.php?c_id=18732&c_num=14

カプコンは2010年2月12日(金)、同社が開発中のWii/PS3/Xbox 360向けソフト『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』の公式サイトにおいて、「ロールちゃんからのバレンタイン」の配信を2月26日(金)までの期間限定で開始した。

 『ロックマン10』は、同社の人気アクションゲーム『ロックマン』シリーズの最新作。
 本作では、現在Wii、プレイステーション3、Xbox 360でダウンロード販売が行われている『ロックマン9 野望の復活!!』と同様、シリーズ初期の頃を彷彿とさせる8bitテイストのグラフィックとサウンドによって製作。今回は主人公・ロックマンが、ロボットに感染するウィルス「ロボットエンザ」によって暴走したロボットたちと戦っていく。

 「ロールちゃんからのバレンタイン」は、『ロックマン』シリーズでお馴染みのキャラクタ「ロールちゃん」からのバレンタインプレゼントをイメージしたコンテンツ。同作の公式サイトにおいて、Twitter用の特製壁紙や、PC用のアイコン画像がダウンロード可能となっている。
 なお「ロールちゃんからのバレンタイン」は、モバイルサイト向けにも用意されており、こちらは携帯メール用の特製デコ素材がダウンロード可能だ。

まあ、時期的にちょうどバレンタインだし、これは本来普通に「一種のファンサービス」であると受け止めるべきなのだろうけど(苦笑)・・・・・・・・・

ところが、このシリーズの場合、「ロックマン」カテゴリを読まれている方にとっては、「またこいつの文句が始まったよ。」と思われるかもしれないけど、やっぱりおかしいんですよ。このシリーズは。

もう何度も何度も私的している通り、丁度FC時代が終焉して、SFCとしての「ロックマン7」が登場した1995年から「ロールヒロイン化」の基礎が作られ、翌1996年の「ロックマン8」では、アニメ風の衣装を与えられ、声優も小西寛子氏という当時人気若手が起用されて「ロールヒロイン化」が確立される事となった。その「8」の外伝版である「ロックマン&フォルテ」でも8衣装を引き続いて身に纏いながら、ロックマンのサポート役を務めた。しかし、完全の本家シリーズ自体はますます人気が低下するばかり。1999年に登場したPS復刻版でも、未だに「歪なる神聖視」がなされている「2」ではナビゲーター役を務め、「6」ではテーマ曲の「風よ伝えて」も聴く事が出来た。しかし、PS復刻版自体、「中身を無理やり豪華そうに見せて売りつけた代物」に過ぎず、カプコンにとっても、ファンにとっても得た物は殆ど無かった。

やっと2006年に「ロックマン&ロックマン」という、「1」のリメイク版が登場して少しはシリーズが前進したかと思えば、ダウンロードコスチュームという愚の骨頂な代物が登場した始末。(呆)そうかと思えば、声優は既に引退された小西寛子氏のような人気声優ではなく、演技も平均レベル以下だった(彼女もやはり早い引退を余儀なくされた)のだけど、そんなエネルギーがあるのなら、宣伝等に力を入れれば良かったのにそうしなかったから、商業的売り上げは振るわず、続編も視野に入れていた稲船敬二氏の青写真は破られる事となった。まあ、内容的にも正直「?」な点は目立ちましたが。ガッツマンとオイルマンが特に普通にプレイして普通にキツカッタ事とかもう少し何とかしてほしかった。

それでも、純粋なリスペクトを持つのなら問題はないのだけど、実際は「思い出は億千万」や「エアーマンが倒せない」等の、「2」を中心とした「初期シリーズへの、自分達が酔っていた様な過剰な懐古主義」(ゴム氏にしても、ヒャダイン氏にしてもまさに「掲斧入淵」と評するに相応しい。えっ、どういう意味だって?才能を発揮する場所が間違っていると言う意味ですよ)が功を奏して、ついに2008年9月に「ロックマン9」が登場した。FCグラフィックだから、ロールも衣装は「7」以前のシンプルなワンピースに戻ったかと思えば、何故かロールの顔の形をしたアイテムがあって、それを購入した状態でクリアすれば、スタッフロールでのジュエルマンとの1コマで、ファンの人達にまたまた媚びた様な「8」衣装が拝めてしまう。相変わらず力の入れ所がずれ過ぎというか、ワイリーに嵌められて死にそうになったロックマンの命よりもロールの衣装の方が大事なんですか?カプコンさんにとっては。(苦笑)ただ、こういうのも一部いるようだけど、ミョーな妄想に血道をあげるファンを喜ばせるだけじゃないですか。

以上は、今までも何度も指摘してきた「ロールヒロイン化」の歴史で、彼女がしゃしゃり出てくるようになってからこのシリーズはおかしくなっていて、それは2010年現在も決して終わってなんかいないのだけど、こういうファンに媚び媚びな企画をどうせやるぐらいなら、中途半端なFCグラフィックでのワンピース姿なんかじゃなくて、ロールだけ「8」や「フォルテ」のような、アニメーションイラストでの「8」衣装姿での壁紙をファンの皆さんにプレゼントすれば良いのにと正直思うよ。ヒロインの可愛さもアピールするのも駄目だとは言わない。しかし、このシリーズの場合はそういう見せ所を間違えていると言うか、ズレているんですよ。他にもっと大事な点まで何だか後回しみたいにして。

グラフィックとロックマンの性能等は原点回帰されても、何故かこの「ロールヒロイン化」は原点回帰されておらず、もう少なくとも「8」から14年以上迷走が続いている「ロックマン」本家シリーズですが、もうここまで来ると、「ロールヒロイン化」というより、悪い意味で昇華された「ロールアイドル化」なのだろうね。

カプコンもどうしてそこまで過去の成功に固執するのか理解できないと言うか、却ってそういうの自分達の首も絞めるだけなのに、このような企画ではしゃいでいるようでは今度の「ロックマン10」も、「ゲームの出来自体は悪くはないが、それ以前の面でズレているミョーな代物」に間違いなくなるだろうね。まあ、前作の「ロックマン9」も、この「ロールアイドル化」や、「6」のそれが全然マトモに見えてしまうあの「突っ込み所だらけなED」を抜きにしても、ロックマンからチャージショットやスライディングを奪った時点で既にアウトなのだけどね。いくらゲームの出来が良くても。(ブルースモードはそうした廃止に対する「小賢しい誤魔化し」以外の何物でもないのである。本当ならとっくにプレイヤーキャラ化したっておかしくなかったのだから。)

だってそれは、2D「スーパーマリオ」シリーズでも、確かに完全飛行アイテム等は廃止された。ヨッシーもwiiでの最新作では登場はしたけど、次ステージへの乗り越しは出来なくなった。しかし2D「スーパーマリオ」シリーズの場合は新アクションを設けたり等のバランスを取っている事もあって理不尽さとかは感じない。wiiでの「4人同時プレイ」等過去シリーズを意識した演出等も見られながら、新世代ゲーム機における「新しい方向性」を示している。しかし、「ロックマン」の場合は、そもそも稲船敬二氏自身が「『2』の完成度があまりに高かったから、その後のシリーズをどう作るか悩んだ。」などと言う事自体、「制作責任者としてどーよ?」と突っ込まずにはいられないのですが、FCグラフィックにせよ、ロックマンの性能制限にせよ、結局は「柔軟性を欠いた行き過ぎた『懐古主義者』への媚び」じゃないですか。「ロックマン9」でもアイテムショップ等で初心者救済が図られていて、さらに今度の「10」では「イージーモード」が設けられたけど、アイテムショップは、ロール「8」衣装を拝むための代物も何故かあったし、「小賢しい誤魔化し」なブルースモードも印象を悪くしている。だから私は、「NEWスーパーマリオブラザーズwii」についても、つい先日触れたばかりですが、2D「スーパーマリオ」シリーズは高く評価しても、特に近年の「ロックマン」本家シリーズに対してはマトモな評価は決してしないのです。「『ロールアイドル化』の更なる進行」も相まってね。マリオと並ぶ代表的なアクションゲームシリーズのはずなのに、これではあまりに悲しいよ。

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