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2010/01/17

マーク・マグワイアの薬物使用告白にあたって

今週12日、既に現役時代の薬物使用についてはクロと見られていましたが、マーク・マグワイア元選手、ついにそれを告白したようです。古巣・セントルイスカーディナルスへの打撃コーチ復帰への避けては通れない関門故の告白だったようですが・・・・・・・・

wikipediaでは、「ドーピングが大きな問題になる前は、資格初年の2007年に野球殿堂入りする事が確実視されていた。」というような記述があり、確かに彼以外の、生涯本塁打500本以上を打った資格選手は皆殿堂入りしているようだけど、私は薬物を使用していなかったとしても、彼が資格初年度に殿堂入りするのは時期早々だったと思います。

何故かと言うと、彼がオークランドアスレチックスでレギュラーとなったのは1987年でしたが、89~91年は打率2割3分台以下の低打率で、脂の乗っている時期だったはずな1993・94年はシーズンの大半を欠場、95年も、それを引きずっていたのか100試合出場がやっとでした。翌年の1996年からは、98年のあのサミー・ソーサとの本塁打争いを含む、4年連続50本塁打・110打点以上をマークしました。この時期が彼の全盛期だったと言えますが、最後の2000・2001年はまた怪我に泣きました。2000年はまだ打率も3割をキープしていましたが、2001年はもう1割台で、本塁打は30本近くは打っていましたが、もうボロボロでした。生涯本塁打583本は確かにすごいですが、生涯打率は.263、生涯安打は、MLBでは3000本安打クラブが存在しますが、彼は1626本で2000本にすら到達できませんでした。一流に近い準一流な成績にとどまったのです。

打率は.262の「ミスターオクトーバー」レジー・ジャクソン(アスレチックスの先輩でもあり、出戻りの1987年のみ共にプレーしていた)には僅かながら勝っていますが、実働年数ではジャクソンの方が長いし、成績も、晩年の1981年以降は低打率に悩むシーズンも目立ちましたが、概ねコンスタントに成績を残しています。全盛期が違う選手同士を比較する事は、過去にも何度も言ったようにナンセンスですが、もし比較できるとすれば、マグワイア>ジャクソンは有り得ないと思います。

マグワイアは、日本でいえば田淵幸一に似ていると思います。それぞれアスレチックス・阪神という名門球団に入団、打撃では高い本塁打率をマークするも怪我に泣かされる事が多い等・・・・・・・・・田淵も、1983年はやはり近鉄戦での不運な死球で両リーグでの本塁打王どころか規定打席にすら達しなかったのにも関わらず正力松太郎賞を受賞した等過大か過小評価かといえば、過大評価されている選手だと思います。マグワイアも薬物使用がばれなければやはり過大評価されている選手になっていたでしょう。繰り返し言うように今年から古巣の打撃コーチとして選手を指導する事になりましたが、カーディナルス自体2006年に24年ぶりの世界一となってからはややパッとしません。マグワイアはそんな古巣に恩返しする事が出来るのでしょうかね。

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