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2009/12/13

藤子不二雄Aの夢魔子と彼女に出会った男達

http://www.youtube.com/watch?v=vqsDFQIvdvI

藤子不二雄A氏の代表作「笑ゥせぇるすまん」については、先日某エピソードについてのべたばかりだけど、実はほぼ同時期に喪黒の女版というべき「夢魔子」という作品も僅か3話限りですが、アニメ化されていて、現在はyou tubeで見る事も出来ます。

この夢魔子役を演じたのはお嬢様役を演じさせれば天下一品な川村万梨阿氏でしたが、彼女の標的にされた男達はいずれも家族の無理解に悩まされた人ばかりでした。

「夢」はお客が某会社にコネ入社するも、仕事に身が入らなかった所を夢魔子に出会って、「珈琲作り」という特技を活かして、そこからでも上司や同僚に一員として認められてくると思いきや、過保護な母親にはそうした特技は理解されず、結局引き篭もりになってしまうオチの話です。このお客は普通のサラリーマンよりも、喫茶店の店員の方がずっと向いていたと思いますが、母親に余計な事を言わなければ良かったのにね。(言わなくても、いずれ知られてしまう可能性もあったけど)まあ、せいぜいこの母親は自分の教育の悪さを一生悔やめば良いんじゃないですか。

「脱皮」は絵を描く事が得意な男子高校生が、偶然夢魔子に出会った事で彼女に惚れてしまったのですが、画家になる事を反対している父親によって別れさせられ、父親は絵を焼く息子の姿を見て、「普通のサラリーマン」になってくれるとほっとしたと思ったら、その少年が父親そっくりの容貌に「脱皮」(劣化?)してしまったオチの話です。この父親は、3話の家族の中ではマトモな方というか、才能が認められるかどうか分からない仕事に就くよりも、普通の安定した仕事に就いてほしいという親心は理解は出来ます。ただ、息子が夢魔子と出会ってしまったのが彼にとっては不運だったというか、息子からすればその出会いがなかったら、反対を押し切って何とか画家になれたのかもしれない?

「変身」は会社ではバリバリの社会人ラグビー選手として、家では主夫としての、2つの「顔」を持つも、そのギャップに耐えられず、身も心も女になってしまったお客の話ですが、このお客の妻は夫が仕事が終わってまっすぐ家に帰ってからは家事に勤しんでいるというのに、自分は夜遅くまで酒を飲んでいたりと「女房失格」の良い見本でした。つい最近も、20~30代で「子供を作る必要がない」と答えた人が全体の4割も占めたと言うニュースが報道されたのは記憶に新しく、「笑ゥせぇるすまん」にも妻が夫を尻に敷いてて、息子もバカ息子なお客の話とか何話も見られたけど、結婚なんかしてもお互い価値観の乖離などで相容れられないようならば不幸なのだし、そんな深刻に考えなくても良いんじゃないですか。ましてや今の政権が政権だし。(苦笑)

この「夢魔子」は原作自体僅か5ヶ月しか連載されなかったそうですが、「現代の家庭生活」を風刺した作品であると言えますね。藤子不二雄A氏も、現在連載中の「まんが道」の続編の後はこの「夢魔子」の続編で行けば面白いのではないかと思いますが。まだまだお元気なようだし。

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