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2009/11/07

テガミバチでの、邪推せずにはいられない作中の描写

今秋からも、アニメ化されている作品は多いですが、その中の一作に「テガミバチ」という作品があります。これは仮想世界での「ココロ」を届ける郵便配達を題材にしたハイ・ファンタジーものらしいですが、確かに光る点はあります。主人公・ラグは一見やや頼りないですが、やるべきところではやる(仕事上変装した事もあったけど、あまり違和感がなかった)、まじめでいい奴だし、憧れの存在であったが、記憶を失い、敵味方に分かれてしまっていたゴーシュとの葛藤等バックホーンも良く掘り下げられている。その敵組織「リバース」等世界観や設定等も良く作りこまれているし、「一種の芸術」と言うべき作画力も非常に高いものがあります。

しかし、そのリバースに所属していたゴーシュの拘束等がきっかけで、乗り込んできた政府連中により、館長は左遷、主人公も左遷させられてコールドレターを処理する事となったのですが、石の椅子職人・ラノワという男に会い、彼の依頼通り元恋人に手紙を返送しようとするも、彼女は信じられないほどメタボに・・・・・・・・・

非常に醜い容姿に変わり果てたと思ったら、実は彼女の義母がなり済ましていたのです。というのも、彼女も下品な関西弁(大阪弁?)が特徴的でしたが、息子も息子で、この元恋人に対する愛情等は全くなく、愛人達を常に侍らせて傍若無人な言動を繰り返していたのです。そしてついにふとしたはずみで妻を・・・・・・・・・・・・結婚はこの元恋人の実家からの融資狙いにすぎなかった。そう言えば、某お笑い芸人と離婚してまだ日の浅い某有名女優が、某吉本有名芸人共々声優挑戦した某アニメに出てきた悪役親子も・・・・・・でしたが、まさに「親が親なら子も子」を地で行ってましたな。

結局融資は止められて、使用人達にも給料が払えなくなり、主人公らに直接懲らしめられた(生ぬるいレベルだったが)息子共々無一文に転落、このバカ息子のせいで死んだかに思われた元恋人も、実はメイドだった女の子が良い子で、遠い所に匿ってもらっていて、主人公の粋な計らいで「感動の再会」を遂げたけど、素直に「めでたしめでたし」と喜ぶ気にはなれない。

この醜い容姿の義母、ワンピースとかでも出てきそうなキャラでしたが、何で仮想世界で関西弁?で喋っているキャラがいるんだよ。(苦笑)まあ某ゲーム会社の格ゲーキャラみたいに訛りとか表現したつもりだったのでしょうが、なんか「関西人=下品で金に汚い」という作者の偏見が嫌というほど伝わってきたのだけど、作者の浅田弘幸とやらは、修学旅行かなんかで現地人に何か嫌なことでもされた思い出でもあるのですかな?そう邪推したくなりますが、感動の見せ方等非常にあざとかったです。これはちょっと印象悪い点ですね。

確かに前述通り良い点も多々あるし、全体的にはレベルの低い作品ではないと思うけど、主人公以外のキャラも、相棒のニッチは、酌量すべき事情もあるけど、悪く言えば頭の悪いガキ(彼女がらみでの、笑いを取ろうとしたシーンも見られるが、全然笑えない)、ゴーシュの相棒だったロダはただの冷徹な、つまらない女、館長らの左遷を通告した政府の連中も上っ面なカッコ付けオッサンとずれている面々も目立つし、設定も悪く言えば、説明が多いというかそれ先行な面があるのも否めない。全体的にレベルが高かったとは言い難かった旧月刊少年ジャンプの中ではかなり人気があるようだけど、正直あまり好きではないです。

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