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2009/11/29

フォルテがライト博士を倒しに行く?-唯一評価できる「ロックマン2」の改造版

http://www.youtube.com/watch?v=m5oogRXz1SI&feature=rec-HM-fresh+div

シリーズ「自称」最高傑作「ロックマン2」の改造版は数多く、私も何作か見ましたが、その多くはやたら悪戯に難しかったり、「ロックマン」の世界観に合わないBGMが挿入(KOF96のゲーニッツテーマBGMが挿入された改造版も見られた)されていたりと、製作者の自己満足に終始した代物が殆どなのですが、ロックマンではなく、フォルテがプレイヤーキャラであるこの「Adventure of Bass II」、Smotileさんという人が2年前にアップした一連のプレイ動画ですが、特筆すべきは8ボスキャラのステージ構成で、オリジナルを参考に、変に奇を衒ったりしないで巧く作りこまれていたといった印象で、実際にプレイしてみたいなあと思います。ワイリーならぬライトステージ以降の更新が止まっているのは残念ですが。

フォルテが、実態は「ゲームジャンルにおける『行き過ぎた懐古主義』を蔓延させた問題作」であった「ロックマン9」で、設計図での姿しか見えなかったのは不自然であり、幾つも存在したEDの突っ込み所であるというのも何度も述べたとおりですが、彼をベタでも、スペシャルステージのボスとして登場させるべきだった以前に、1999年にPS復刻版を出そうとした時点で、特にステージ構成とかこの「Adventure of Bass II」のようなリメーク版を製作すべきだったと改めて思います。勿論グラフィックはこの改造版のようなFCグラではなく、「8」をベースとしたものにすべきだったのですが。そして、フォルテ自身も、「ロックマン7」でデビューしたときは、ロックマンとの笑えなさ過ぎるやり取りからも見える、ファンのレベル低下を促進した「ロールヒロイン化」が既に進みつつあった事もあって、その後の「ロックマン&フォルテ」等ではプレイヤーキャラとなるも、結局その存在は活かしきれなかった。

ここは、実際の「ロックマン7」や「ロックマン8」とはパラレルとして、PSリメーク版シリーズでは、「ロックマン5」か「ロックマン6」からもうフォルテを登場させるべきだったと思うのですが、現実は、この当時Xシリーズも、しばらく不作が続く事となり、DASHシリーズも、主人公のロックは、タツノコVSCAPCOMでも登場しましたが、赤字で続編願望が強いにもかかわらず、進展の兆しが見えない等シリーズを取り巻く状況は決して明るいものではなかった。「本家」シリーズは、本当はしだいに人気が低下していく中で、意欲的なリメーク版を製作し、「2」偏重ではない、別の方向性を示していかなければならなかったのですが、それを実行するにしても、当時の状況は悪かった。それこそ「ロックマン本家」シリーズの大きな悲劇の一つであり、こっちの方は最近リメーク版が登場した「エグゼ」シリーズのヒットをもってしても変わらず、2009年現在にいたるまでどんどん悪い方向に進んでいるのです。その挙句が「ロックマン9」の登場で、フォルテを活かしきれなかったと言ったけど、そういう意味ではあのEDでの、彼の不自然な描写も必然的であったかもしれません。

「ロックマン」改造版では、他には「MEGA MAN3ALPHA」、「MEGA MAN4GADGETMASTER」、「MEGA MAN6RE」(「ロックマン6史上最低の戦い」)等が高い評価に値すると思いますが、これらはいずれもyou tube等で見る事が出来ますが、オリジナルの良い点はそのままに、ステージや特殊武器等に改良を施していますが、もし本当にリメーク版が出るとすれば、具体的にどんなリメークが望ましいのか?既に「2」については、やや簡単ながら述べましたが、今後も不定期ながら触れていきたいと思っています。

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