« 「ラシャーヌ!」での特筆すべきエピソード | トップページ | 初代そのまんまは結局何も変わらなかった? »

2009/07/16

もう少しでオールスター-各プロ野球球団について

いや、暑いですねぇ。もう関東地方は梅雨明けし、茨城県南地方も30度を越す日が続いてますが・・・・・・・・大リーグでもオバマ大統領が始球式に参加したオールスターが開催されましたが、NPBももう少しですね。そこでまた、各球団について思った事を・・・・・・

・巨人

今年の巨人は一言で言えば、「負けない強さ」があると言っていいでしょう。チーム状態は良いとは言い難いですが、要所の試合はちゃんとものにしています。例えば、先週の甲子園での対阪神戦では2勝1分と阪神の自力優勝を消滅させてしまいました。ヤクルトとの2連戦もちゃんと1勝1敗で乗り切ったし、苦手な広島との対戦成績も5分に戻しました。

しかし、昨日の試合では・・・・・・高橋尚だけでなく、野間口貴彦もゲームを壊してしまいました。防御率は一気に5点台・・・・・・・短いイニングでの中継ぎのほうが向いているんじゃないかと思いましたが・・・・・・・彼が本当に大成する日はやってくるのでしょうか?イ・スンヨプも2軍落ちとなってしまいましたが、巨人移籍2年目から尻すぼみに成績が低下しても、首にはならないのはやはりこのチームの伝統である「放出した選手などがよそのチームで活躍されることに対する警戒感」による所が大きいのでしょう。V9時代前半の5番打者集めもまさにそれが大きな原因の一つでしたしね。

・ヤクルト

青木が絶不調ですが、チームは好調です。このチームも、旧近鉄・オリックス同様「外国人」頼りなのが伝統ですが、今年は過去の優勝した年に比べそれだけじゃないというか、しっかりとしたスモールベースボールが出来てきていると思います。しかし、巨人だけでなく、横浜にまで大きく負け越しているのには「?」な感じですが・・・・・・・

・中日

3位ながら、勝率は5割6分を超えていて、川上・ウッズが抜けた穴を感じさせない安定した地力があります。特にリーグ戦再開後の広島とのゲーム6戦全勝なのは大きいです。50年代以上の戦力的に安定した黄金期を継続していると言っていいでしょう。

・広島

交流戦中の8連勝?8年ぶりらしかったけど、「どうせこの勢いは線香花火みたいなもの。梅雨が明けて本格的な夏が来たらまた失速する。」と思っていました。果たして、ロッテに2-22で大敗してから徐々におかしくなり、現在また借金は6まで増えました。

とにかく打線が打てなさ過ぎです。外国人は3人ともダメだし、栗原は得点圏打率が低い、赤松は逆にかなり高いけど、本塁打が5本では相手投手に与える恐怖感が半減してしまうのは否めません。嶋も・・・・・・・・結局吉岡等同様一発屋で終わってしまうのだろうか?特にリーグ再開後の中日戦全敗は痛いです。新球場効果もあって、ファン投票では5人選ばれたけど、球場やユニフォームを変えて勝てるのなら苦労はしないのです。もう暗黒期に突入して10年以上経ちますが、このチームに本当の「春」はやってくるのか・・・・・

・阪神

あわてて獲得したブラゼルは好調です。先発投手もゲームは概ね作っています。それなのに広島よりも下と、とにかく今年の阪神はチグハグさが目立ちます。本当に1からチームを作り直す気でいないと、また暗黒期に逆戻りしてしまう気がします。

・横浜

やや持ち直してきたようですが、このチームはまず本塁打に得点を頼るのを改めた方がいいと思います。実際本塁打数はチームの消化試合数とそんな変わらないのに、得点数は広島についで少なく、以前最下位を低空飛行中なのです。村田は久々の生え抜き大砲(あまり好きではないが)ですが、彼が元気な内に横浜は優勝できるのでしょうか?日本一に輝いたのはもう11年も前なのです。

・ソフトバンク

交流戦前はぱっとしませんでしたが、交流戦で勢いをつけてから、首位を走っています。特にリリーフ陣が整備されたのが大きいと思います。問題は打線で、小久保・松中はもう30代後半だし、多村はスペランカー(苦笑)と・・・・・・・・蛇足以外の何物でないプレーオフで何度も涙を呑んできたソフトバンクですが、今年こそ日本シリーズに出場できるのでしょうか。

・日本ハム

中田翔は交流戦後、また2軍落ちとなってしまいました。打つ事にかけては確かにかなりの潜在能力を秘めているのだけど・・・・・・・イチローも3年目で周知の通り、大ブレイクしたけど、この中田も来年こそは?まだシーズンは終わっていないけど・・・・・・

・西武

何とか貯金は作れてきたようだけど、伊原時代以降の西武の強さは隔年で、今年は案の定というか、安定した強さを感じません。おかわりが王の55本を破るかの勢いで本塁打を量産しているようですが、打線はともかくとして、投手陣は先発は駒不足だし、リリーフ陣も頼りないです。まあ、去年だってドラフト制導入後に限定しても、歴代優勝チームの中では下から数えた方が早い勝率でしたしね。何とかAクラスは維持するでしょうが、プレーオフは・・・・・・・・

・楽天

広島同様現在の位置に落ち着いているのはまさに「想定の範囲内」と言った所でしょう。中村・リック・セギノールのトリオが揃って働かないのが大きく計算を狂わせています。山崎武司もチームの本塁打王ですが、もう41歳で得点圏打率は高くなく、当然打点も多くなく、70そこそこペースです。野村再生工場とはよく言うけど、野手陣は全体的に若さを感じず、これがシーズン開幕前から私が思っていた不安要素でしたが、それが的中してしまっているともいえます。

投手陣も、田中は頑張ってますが、岩隈は案の定去年ほどの勢いがなく、長谷部も伸び悩み、ラズナーも期待通りの成績を残せていません。福盛が復帰したようだけど・・・・・・・・

野村監督、確かに広岡達朗などみたいに頭ごなしに否定するつもりもないですが、ここ10年以上、シダックス時代の一時を除けば名将としてはさびしい成績しか残せていないのが現状です。戦力があるから云々は言いたくないけど、フロントだって決してバックアップに不熱心なわけではないのです。もう4年目です。いい加減言い訳はできないと思いますが、現実はほぼ広岡達朗が指摘した通りの状態となっています。猿以下のマスゴミ及び彼らに洗脳された情報弱者によって過大評価されている野村監督ですが、今年もBクラスならもう名将の名は返上したほうがいいです。少なくともそれはハッキリ言えます。

・ロッテ

その広岡と確執を起こしたバレンタインを呼び戻しても、西武同様強さは隔年なこのチーム、投打ともに才能あふれる選手がそろっていて、決してほかのチームに戦力が劣っているとは思えません。アメリカ帰りの井口も獲得しました。しかし、現実は5位に低迷しています。

これも後で詳しく言及されてほしいとも思うのだけど、故・永田雅一が昭和35年の日本シリーズ采配をめぐって西本幸雄と対立・解任して以来、「才能あふれる選手が何人もいるが、それがチームとしての総合力になかなか結び付かない。」というのがオリオンズ・マリーンズの「負の伝統」となっているのです。そしてそれはバレンタインを呼び戻しても克服できたわけではありません。平成17年だってインチキプレーオフのおかげで日本シリーズに出れたのですが、私がもしロッテのファンならペナントレース2位で日本一になれても嬉しくありません。そういう意味では、永田雅一という人は確かにパリーグ・オリオンズに深い愛情を持ってはいたのですが、それがしだいに悪い風に表れてしまったのです。あの「世紀のトレード」で小山を入団させても、しばらくBクラスに低迷したし、やっと8年ぶりにAクラス入りしたと思ったら、追放した西本監督2度目の胴上げを選手達が見せつけられる羽目になった。その2年後の昭和45年は西本率いる阪急の4連覇を阻止したけど、結局球団を手放す羽目になってしまい、さびしい晩年を送る事となってしまったのです。現在も川上哲治共々球界の長老格としてなお強い影響力を保持している西本とは対称的でした。

永田に深入りしてしまったけど、ポストバレンタインの方向性は・・・・・・・

・オリックス

これもやはり詳しく言及させていただきたいですが、同じ「バファローズ」でも近鉄と今のオリックスは「似て非なるもの」です。しかし、「諸刃の剣」な伝統である「外国人打者」頼みは今のオリックスにも受け継がれています。今やホークスではなく、オリックスの方が「パリーグの巨人(かっての)」とも言えますが、阪神同様フロントが根本的に変わらなければ、来年以降も低迷は続くと思います。少なくとも監督としては「?」な中村某が居座り続けているようでは・・・・・・・・・

以上ですが、後半戦はどのようなドラマは待ち受けているのでしょうか?今年こそ巨人は7年ぶりの日本一に輝くのか?それともソフトバンクか日本ハムが・・・・・・・

|

« 「ラシャーヌ!」での特筆すべきエピソード | トップページ | 初代そのまんまは結局何も変わらなかった? »

NPB」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1159637/30561042

この記事へのトラックバック一覧です: もう少しでオールスター-各プロ野球球団について:

« 「ラシャーヌ!」での特筆すべきエピソード | トップページ | 初代そのまんまは結局何も変わらなかった? »