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2009/06/25

ポリゴン?原点回帰?「餓狼伝説 WILD AMBITION」

既に、ゲームシステムの複雑化などそのジレンマが問題(現在もカプコンは特に勘違いしているようだけど、それは解決されてはいない。)となり始めていた対戦2D格闘ゲーム、カプコンも「ストリートファイターEX」シリーズ(但し実際の製作は、元カプコン社員が立ち上げた会社であるアリカ)や「私立ジャスティス学園」シリーズ等3D(ポリゴン)参戦したシリーズが見られましたが、既に拡大経営などが裏目に出ていて行き詰まり、「餓狼伝説」シリーズ自体も、リアルバウト(以下RBと表記。)の焼き直しを重ねながら結局期待されたほどの人気は得られずとやはり行き詰っていました。そんな中サムライスピリッツシリーズ等同様ポリゴン(ハイパーネオジオ64)進出する事となったのですが・・・・・・・・

そのシリーズは「餓狼伝説 WILD AMBITION」と言いましたが、時系列的には、「リアルバウト餓狼伝説2」の続編ではなく、初代の3D風リメイク版でした。

ゲームの面では、パワー&スタン双方のゲージだったヒートゲージの発想はそれなりだったと思います。ですが、コンビネーションアタックの方は既に「RBSP DOMINATED MIND」や「RB2」で完成されていて、半ばいじり様がなかったのですが、画一的で面白みがありませんでした。これもこうした所謂「対戦2D格闘ゲームのジレンマ」と言えたのですが・・・・・・・

でもそれ以上に「?」と思ったのが、登場キャラでした。

本来続編の「餓狼2」や「餓狼3」から登場したはずのキャラまでいるのには違和感ありました。「それ言ったら、ヒロインがいなくなっちゃうじゃん。」と思うかもしれないけど、それならばのちのKOFシリーズのエリザベート・ブラントルシュとかみたいに創造すれば良かっただけのことです。しかし、新キャラも坂田冬次、仙堂つぐみ共に他のアニメやマンガでも見たようなキャラだったというか、今一つだったのを見ると、それは酷な要求だったのかもしれません。前者は声優の菅原正志氏はいい味出していたけど・・・・・・・

隠し・家庭用追加キャラは、ギースが隠しコマンドでスーツ姿で戦えるのはいいとして、シャンフェイはいい加減持ち上げすぎでしたね。(苦笑)「RB餓狼2」の過去ログでも触れたけど、声優の金月真美氏も、「ときめきメモリアル」シリーズとかで有名ですが、同世代の女性声優、例えば林原めぐみ、三石琴乃、横山智佐、水谷優子、平松晶子、久川綾、吉田小南美各氏等他そうそうたる他面々に比べ、演技力がそんな優れているとは思えないと言うか、同シリーズが人気あった頃から「過大評価されてんじゃないのか?」と正直思ってましたね。いや、別に目の仇にしているわけじゃないけど・・・・・・・

ダックは、近年は共にスペシャルで復活したタン(これも声優は全くのミスキャストだが。)共々KOFでも登場していて、1敵キャラでは優遇されているほうだけど、デフォルトで登場させるべきだったと思うし、2代目MRカラテとなったリョウ・サカザキも、円熟味を増したというか、その点では興味深いのだけど、既にスペシャルでゲスト出演していたから全く新鮮味にかけましたね。

結局はポリゴンというグラフィック・演出の面でも、原点回帰というストーリー・キャラの面でも失敗作となってしまった本作でありました。そしてSNKという蝋燭の灯火が消えようとしていた時に、ついに正統続編である餓狼MOWが登場したのだけど、これも私から見れば、カプコンでは「ストリートファイターZERO3」や「ロックマン9」などがそうだった様に「全く悪い意味で異質な代物」に過ぎなかったのです。詳しくはまた次回・・・・・・・・

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